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奇跡のサードステップ
48歩目 髪を切らないの?
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「まったく!いつになったら初見で僕を男だと分かってくれるんだよ、こんなに背が伸びたのにさ!」
僕はプンプン怒っています、それと言うのもデンタルサーノを出た後、西に向かって一つの街に到着したんだけど、冒険者ギルドに行ってモンスターを卸した時、僕を女性だと思って冒険者たちが言い寄ってきたんだ、その度にアマンダは笑っているし、イーシャが僕にくっ付いて来て男だと答えを伝えるんだよ、その男どもはそれが分かると嫌そうな顔をして去るけど、違う表情をする男もいて危ない感じだった、あの兵士みたいに言い寄って来ないよね。
「アユムは顔が綺麗だからな、いつも一緒にいるアタシだって寝起きはビビるぞ、あの色気のある笑顔はアタシには出せない」
アマンダが笑ってそんな事を言って横を歩きます、僕はツッコまずにはいられなくて言っちゃったよ。
「何だよアマンダ色気って、僕はそんなのを出した覚えないよ!普通に笑顔をしてるだけでしょ」
アマンダは「あれで普通だもんなぁ」って返して来たます、僕は怒りながら街を歩きますが周りの目が気になってきましたよ。
「だったらアユム、髪を切るのはどうなの?短くすれば少しは良くなるかもよ」
イーシャが腕を引っ張って言ってきました、僕はそれを聞いてすぐに断ります、この長い髪は母さんのスタイルをマネしているんだ、これをしてないと母さんを忘れそうなんだよ。
いえ、それは違うかな、これは父さんのせいです、ちょっと虐待を受けて長くしていないと夢に出てくるんですよ。
「な、何だか暗いなアユム、もしかしてその髪型に何かあるのか?」
僕の顔色を見てアマンダがすぐに察知しました、僕のトラウマですから二人には言えません、言ったら泣いちゃいそうですからね。
「何だよアユム、言えないのか?」
「そんなことは無いよ・・・でもね、前に髪を切った事があるんだけど、対応は変わらなかったんだよ」
小学生の時の話です、一度だけ短くしたことがあります、その時父さんにかなりひどい目に会いました、それを言わずに女の子だと思われるのは変わらなかったと話します、背も低かったので余計だったかもしれませんね。
「なるほどな、想像すると・・・まぁ変わらないかもな」
「そうかも、今ならむしろ・・・大人な感じになって需要が」
ふたりが想像して僕を見ます、僕はガッカリです、せっかく背が高くなって喜んでいたのに、もう泣きそうです。
「それだよアユム!その表情が女っぽいんだ」
アマンダに指を差され指摘をされました、僕の泣き顔が惹かれるって言われたんです、周りを見たら立ち止まって凝視している人と目が合いました、女性まで赤くなってる人がいましたよ。
「僕はただ泣きそうなだけだよアマンダ、余計泣きそうだよ!」
「まぁ顔が既に女だもんなアユムは・・・なんだかすまん」
アマンダは既に諦めている感じです、僕を撫でて謝ってきました、僕はそれでまた泣きそうです、それを見て遠くの女性から「キャー!」って声を貰いました。
「やっぱり髪型も重要よ、切った後でも変えて見ないの?」
イーシャがジッと僕を見てそんな提案をしてくれました、でも僕はそれを拒否しました、髪は切りません。
それをすると二人に気付かれます、ふたりとは一緒に寝る事が多いですからね、それでなくても最近変な夢を見るんです。
「まぁアユムが嫌なら仕方ないね、今も似合ってるし良いんじゃないかしら」
僕の腕にまとわりついてイーシャがウキウキとしています、そしてまた周りの人から声を貰いました、僕はやれやれって感じで歩きますよ。
「さて・・・今回はそれ以外平気そうだから、何か商売をしようか」
話を変える為に商売の事を二人に聞きました、ここでは行商の仕事は済ませています、しっかりとサツマイモなどは売り込み、ここでしか売っていないものも買い付けています。
「話を逸らしたな」
「逸らしたわね」
ふたりがジト目です、髪は切らないので仕方ないんですよ、それに森に囲まれたこの街テイルミートの特産品はハチミツです、それを有効に使った物を作りたいんですよ。
「それならアメはどうかしら?ハチミツのアメって美味しいわよ」
「イーシャ、そこにあるじゃないか同じ物を作っても仕方ないだろう、ここにないのが良いんだろ?」
アマンダの質問に頷いた僕は二人に耳打ちしました、ふたりは首を傾げていますよ。
「まぁここにはない初めての物だからね、でも美味しいんだよ」
二人の期待を膨らませて宿屋の厨房を借りて試作品を作ります、出来上がった商品は二人に最初に試食をしてもらいました。
「おいし~い!」
「これがホットケーキか」
「美味しいでしょ、これにはハチミツが絶対に必要なんだ、他にもチョコとか色々掛けるけど、僕はやっぱりハチミツだね」
ハチミツをたっぷりと掛け、ふたりが一口サイズに切って食べています、僕も一口貰い嬉し笑顔です。
「これなら確かに売れるでしょうね」
「そうでしょイーシャ、でも売る時はちょっと小さめにするよ、お皿は屋台では使えないからね、葉っぱに包んで売るんだ」
既に包む為の専用の葉っぱは買ってあります、串焼きとかにも使われている物です、そして屋台の申請も出来ているので明日から売り出せます。
「じゃあアタシたちは何をするんだ?・・・まさかとは思うけどよアユム、売り子をしろとか言わねぇよな?」
「何言ってるのアマンダ、料理が出来なくて二人とも綺麗なんだから、売り子を任せるに決まってるじゃん、きっと直ぐに行列が出来て大繁盛だよ、制服も用意してあるんだ」
僕はスカートの短いウエイトレスの服を出しました、イーシャは嬉しそうだけど、アマンダは嫌そうです。
「そんなヒラヒラしたのアタシは嫌だぞ!」
「そう言わないでよアマンダ、絶対に似合うって」
僕は似合うとか可愛いとかを連呼します、それでもイヤだって断ってきます、僕は何とか説得をしたいんですけど、そこでイーシャがまずい提案をしちゃったんだよ。
「それならさ、アユムも着なさいよ、3人で着ればアマンダも文句ないでしょ」
「「え!?」」
僕とアマンダは疑問の声を合わせましたよ、僕は嫌だよ。
「まさかアユム、自分が着るのが嫌な物をワタシたちに着せようとしてないわよねぇ?」
「い、いやいや違うよイーシャ!これは女性が着るから良いんだよ、僕は男だから着ないんだよ」
イーシャの顔がとても意地悪な表情をしています、これは僕が着ないと収まらない流れです、ここはアマンダに託すしかないと思い話を振ります。
「あああ、アマンダは嫌なんだよね?そう言ってたもんね?あまり無理強いはダメだから止めよう、無しにしようねアマンダ」
必死になってアマンダに賛成を貰おうとしました、でも既にイーシャと同じ顔をしているんです、だから余計必死になったんだけど、僕はしまったと思いました、アマンダは僕の困った顔がかなり好きです、答えは間違いなく決まった瞬間です。
「楽しみになって来たぜ、早く明日にならねぇかな」
「トホホ、まさか僕までウエイトレスの服を着ることになるとは・・・僕は男なのに」
僕はがっかりしながら試作のホットケーキを焼きます、僕は調理担当なので二人よりは見られません、それを考えたらアマンダの方が恥ずかしいはずだと思い直して僕は頑張りました。
そして僕は、その日の夜にあの夢を見ました、とてもつらい昔の夢です。
「お母さんどこに行くの?」
その夢では、母さんが何処かに行ってしまうんです、それを追いかけ止まってくれるように叫びます、でも母さんは振り向きもしないで歩いて行きます。
「行かないでよお母さん!お母さん!」
僕は叫び追いかけます、でも段々母さんは見えなくなり、僕は途中で転んでしまうんです、顔を上げると父さんがいて僕にある事を要求してきます、僕は嫌がり止める様に叫びますが父さんは止めてくれません、そして僕は目を覚ますんです。
「はぁっはぁっはぁっ・・・久しぶりに見たね、あの夢」
汗をびっしょり流し僕はとても嫌な気分です、悪夢と言うのは分かっています、でもそれのほとんどは現実にあった事なんです。
「お母さんはあれから見つからないし、父さんには二度と会いたくない、それなのにあんな夢を見るなんて・・・やっぱり未練があるのかな」
父さんにはほんとに会いたくないです、色々な虐待を受けていたからです、それのせいで髪を切るともう一つの悪夢を見ます、それだけは絶対に見たくないんですよ。
「そうだよ、その悪夢が出てきたら・・・僕は二人と一緒に旅は出来なくなる、だから見るわけには行かないよ」
大切なモノを失うのはもう嫌です、あれは父さんがしたことで今は居ないのだからそうはならない、でも心が拒絶します。
汗を流すためにシャワーを浴び、寝れそうもないのでホットケーキの準備を始めました。
僕はプンプン怒っています、それと言うのもデンタルサーノを出た後、西に向かって一つの街に到着したんだけど、冒険者ギルドに行ってモンスターを卸した時、僕を女性だと思って冒険者たちが言い寄ってきたんだ、その度にアマンダは笑っているし、イーシャが僕にくっ付いて来て男だと答えを伝えるんだよ、その男どもはそれが分かると嫌そうな顔をして去るけど、違う表情をする男もいて危ない感じだった、あの兵士みたいに言い寄って来ないよね。
「アユムは顔が綺麗だからな、いつも一緒にいるアタシだって寝起きはビビるぞ、あの色気のある笑顔はアタシには出せない」
アマンダが笑ってそんな事を言って横を歩きます、僕はツッコまずにはいられなくて言っちゃったよ。
「何だよアマンダ色気って、僕はそんなのを出した覚えないよ!普通に笑顔をしてるだけでしょ」
アマンダは「あれで普通だもんなぁ」って返して来たます、僕は怒りながら街を歩きますが周りの目が気になってきましたよ。
「だったらアユム、髪を切るのはどうなの?短くすれば少しは良くなるかもよ」
イーシャが腕を引っ張って言ってきました、僕はそれを聞いてすぐに断ります、この長い髪は母さんのスタイルをマネしているんだ、これをしてないと母さんを忘れそうなんだよ。
いえ、それは違うかな、これは父さんのせいです、ちょっと虐待を受けて長くしていないと夢に出てくるんですよ。
「な、何だか暗いなアユム、もしかしてその髪型に何かあるのか?」
僕の顔色を見てアマンダがすぐに察知しました、僕のトラウマですから二人には言えません、言ったら泣いちゃいそうですからね。
「何だよアユム、言えないのか?」
「そんなことは無いよ・・・でもね、前に髪を切った事があるんだけど、対応は変わらなかったんだよ」
小学生の時の話です、一度だけ短くしたことがあります、その時父さんにかなりひどい目に会いました、それを言わずに女の子だと思われるのは変わらなかったと話します、背も低かったので余計だったかもしれませんね。
「なるほどな、想像すると・・・まぁ変わらないかもな」
「そうかも、今ならむしろ・・・大人な感じになって需要が」
ふたりが想像して僕を見ます、僕はガッカリです、せっかく背が高くなって喜んでいたのに、もう泣きそうです。
「それだよアユム!その表情が女っぽいんだ」
アマンダに指を差され指摘をされました、僕の泣き顔が惹かれるって言われたんです、周りを見たら立ち止まって凝視している人と目が合いました、女性まで赤くなってる人がいましたよ。
「僕はただ泣きそうなだけだよアマンダ、余計泣きそうだよ!」
「まぁ顔が既に女だもんなアユムは・・・なんだかすまん」
アマンダは既に諦めている感じです、僕を撫でて謝ってきました、僕はそれでまた泣きそうです、それを見て遠くの女性から「キャー!」って声を貰いました。
「やっぱり髪型も重要よ、切った後でも変えて見ないの?」
イーシャがジッと僕を見てそんな提案をしてくれました、でも僕はそれを拒否しました、髪は切りません。
それをすると二人に気付かれます、ふたりとは一緒に寝る事が多いですからね、それでなくても最近変な夢を見るんです。
「まぁアユムが嫌なら仕方ないね、今も似合ってるし良いんじゃないかしら」
僕の腕にまとわりついてイーシャがウキウキとしています、そしてまた周りの人から声を貰いました、僕はやれやれって感じで歩きますよ。
「さて・・・今回はそれ以外平気そうだから、何か商売をしようか」
話を変える為に商売の事を二人に聞きました、ここでは行商の仕事は済ませています、しっかりとサツマイモなどは売り込み、ここでしか売っていないものも買い付けています。
「話を逸らしたな」
「逸らしたわね」
ふたりがジト目です、髪は切らないので仕方ないんですよ、それに森に囲まれたこの街テイルミートの特産品はハチミツです、それを有効に使った物を作りたいんですよ。
「それならアメはどうかしら?ハチミツのアメって美味しいわよ」
「イーシャ、そこにあるじゃないか同じ物を作っても仕方ないだろう、ここにないのが良いんだろ?」
アマンダの質問に頷いた僕は二人に耳打ちしました、ふたりは首を傾げていますよ。
「まぁここにはない初めての物だからね、でも美味しいんだよ」
二人の期待を膨らませて宿屋の厨房を借りて試作品を作ります、出来上がった商品は二人に最初に試食をしてもらいました。
「おいし~い!」
「これがホットケーキか」
「美味しいでしょ、これにはハチミツが絶対に必要なんだ、他にもチョコとか色々掛けるけど、僕はやっぱりハチミツだね」
ハチミツをたっぷりと掛け、ふたりが一口サイズに切って食べています、僕も一口貰い嬉し笑顔です。
「これなら確かに売れるでしょうね」
「そうでしょイーシャ、でも売る時はちょっと小さめにするよ、お皿は屋台では使えないからね、葉っぱに包んで売るんだ」
既に包む為の専用の葉っぱは買ってあります、串焼きとかにも使われている物です、そして屋台の申請も出来ているので明日から売り出せます。
「じゃあアタシたちは何をするんだ?・・・まさかとは思うけどよアユム、売り子をしろとか言わねぇよな?」
「何言ってるのアマンダ、料理が出来なくて二人とも綺麗なんだから、売り子を任せるに決まってるじゃん、きっと直ぐに行列が出来て大繁盛だよ、制服も用意してあるんだ」
僕はスカートの短いウエイトレスの服を出しました、イーシャは嬉しそうだけど、アマンダは嫌そうです。
「そんなヒラヒラしたのアタシは嫌だぞ!」
「そう言わないでよアマンダ、絶対に似合うって」
僕は似合うとか可愛いとかを連呼します、それでもイヤだって断ってきます、僕は何とか説得をしたいんですけど、そこでイーシャがまずい提案をしちゃったんだよ。
「それならさ、アユムも着なさいよ、3人で着ればアマンダも文句ないでしょ」
「「え!?」」
僕とアマンダは疑問の声を合わせましたよ、僕は嫌だよ。
「まさかアユム、自分が着るのが嫌な物をワタシたちに着せようとしてないわよねぇ?」
「い、いやいや違うよイーシャ!これは女性が着るから良いんだよ、僕は男だから着ないんだよ」
イーシャの顔がとても意地悪な表情をしています、これは僕が着ないと収まらない流れです、ここはアマンダに託すしかないと思い話を振ります。
「あああ、アマンダは嫌なんだよね?そう言ってたもんね?あまり無理強いはダメだから止めよう、無しにしようねアマンダ」
必死になってアマンダに賛成を貰おうとしました、でも既にイーシャと同じ顔をしているんです、だから余計必死になったんだけど、僕はしまったと思いました、アマンダは僕の困った顔がかなり好きです、答えは間違いなく決まった瞬間です。
「楽しみになって来たぜ、早く明日にならねぇかな」
「トホホ、まさか僕までウエイトレスの服を着ることになるとは・・・僕は男なのに」
僕はがっかりしながら試作のホットケーキを焼きます、僕は調理担当なので二人よりは見られません、それを考えたらアマンダの方が恥ずかしいはずだと思い直して僕は頑張りました。
そして僕は、その日の夜にあの夢を見ました、とてもつらい昔の夢です。
「お母さんどこに行くの?」
その夢では、母さんが何処かに行ってしまうんです、それを追いかけ止まってくれるように叫びます、でも母さんは振り向きもしないで歩いて行きます。
「行かないでよお母さん!お母さん!」
僕は叫び追いかけます、でも段々母さんは見えなくなり、僕は途中で転んでしまうんです、顔を上げると父さんがいて僕にある事を要求してきます、僕は嫌がり止める様に叫びますが父さんは止めてくれません、そして僕は目を覚ますんです。
「はぁっはぁっはぁっ・・・久しぶりに見たね、あの夢」
汗をびっしょり流し僕はとても嫌な気分です、悪夢と言うのは分かっています、でもそれのほとんどは現実にあった事なんです。
「お母さんはあれから見つからないし、父さんには二度と会いたくない、それなのにあんな夢を見るなんて・・・やっぱり未練があるのかな」
父さんにはほんとに会いたくないです、色々な虐待を受けていたからです、それのせいで髪を切るともう一つの悪夢を見ます、それだけは絶対に見たくないんですよ。
「そうだよ、その悪夢が出てきたら・・・僕は二人と一緒に旅は出来なくなる、だから見るわけには行かないよ」
大切なモノを失うのはもう嫌です、あれは父さんがしたことで今は居ないのだからそうはならない、でも心が拒絶します。
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