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最終章 平和に向かって
72話 神話を調べて
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「ここがそうっちゃよケンゴ」
歓迎会を済ませた俺たちは、数日平和に過ごした、空中都市の者たちは少しずつここに馴染んでいってくれている。そして俺は今、空中都市の書庫に来ている。
「ありがとうラツーミとても助かるよ・・・それで、魔法関係はどこら辺にあるかな」
俺は辺りを見回して質問した、大きな書庫なので本棚がかなりある、見た限りでは同じような本があるだけだから、何処に何があるのか分からない。
「魔法関係は・・・確か奥にあるとよ」
ラツーミがそう言って俺の手を引っ張ってくれた、書庫に案内してくれるだけでよかったのだが、どうやら一緒にいてくれるらしい、ちなみに亜生奈は来てくれなかった、メナーサたちと何やらしているらしい、内緒と言っていたからウォーターバレット関係でないのは確実だ、少し気になってはいる。そして忘れていたことを思い出した、チェミーシャが隠していることだ、パーティーの時に本人から言われ、前の異世界でも困ったことだ、獣人の繁殖期がそろそろらしいんだ。俺やハルサーマルがそう言った事で疲れ困っていたから、今言うかどうか迷っていたと言っていた、だがそれを聞いてパーティーの参加者を見たら、目が獲物を狩る目になっている者がチラホラいたんだ、かなり困っているよ。
「ここっちゃねケンゴ」
これからどうしようか考えていたら、目的の棚に着いたようだ、どれも同じに見えるよ。
「すまんなラツーミ、少し時間が掛かるからラツーミは帰って良いぞ」
ラツーミにそう言ったんだが、どうしてか俺の背中に抱き着いて離れない、獣の眼をした中の1人だからなラツーミは。
「よかとよケンゴ、ウチたちを救ってくれたっちゃから、ウチはお礼がしたいとよ」
「そう言ったのを期待したわけじゃないぞラツーミ、それに今こうして書庫の本を読んでる、これが俺にとって最大の報酬だ」
軽めに断りながら本をパラパラとめくり読んでいった、ラツーミの眼は見ないようにしてな。後ろを振り向かないで、ラツーミに答えているのではっきりとは分からないが、ラツーミは答えを聞いて抱きしめを強めてきたよ。
「ケンゴのそこが良いとよ、もうウチは、なにもかもあげたいっちゃ」
俺は端から本を読んでいるが、後ろがとても気になる。仕方ないから本を片手で持ちながらラツーミの頭を撫でてやったよ。
「女性がそんな事を言ってはいけないぞラツーミ、俺が何を言うか分からないんだからな」
そう言ったんだが、ラツーミの尻尾がチラッと見えた、嬉しそうに振られていたよ、これは分かってないな。
「もちろん分かっとうと、ウチは全部あげるとね」
「はぁ~俺は手を出すことはしないぞ、イサナミたちにも悪いからな」
俺の相手はイサナミたちが管理してくれている、言っては何だが相当大変らしい、歓迎会の時もグチを言われた、そして大変なんだから二人目とかチクチク言われている、ほんとそこら辺が無ければここは楽園なんだがな。
「じゃあその子たちに言っておけばいいとね、ウチも入れて貰うっちゃよ」
「はいはい、その時はよろしくな」
どうせイサナミたちが決めることだ、俺の体がもつようにしてくれればそれでいい、今はそれよりも魔法の類だ。
「ふむ・・・召喚の類は書かれていないが、この世界の神話を読む限り、4代精霊が主力みたいだな」
書物には代表的な属性火・水・土・風が記載されている、俺の使っている雷はない、だから海賊たちも驚いていたんだな。
「となると、俺がここに来たのは・・・やはりあれが原因かな」
何となくは分かっていたっと言うか、あれ以外思い当たらなかったというのが俺の見解だ。俺がここに来る前に4聖獣の力を使った、おまけに自分の魔力も上乗せしてしまったんだ、そして嵐の雷で更に上乗せだ、きっとそのせいで空間が歪みここに来てしまった、そう予測はしていた。
「大体は予測通りか・・・それにしても、まさか世界まで移動してしまうとはな」
前の異世界の時も4聖獣の力を使った時、力が何倍にも膨れ上がったことがあった、それがこんなことになるとは思わないよな。
「となるとだ、道具を向こうに送れることからも、生命を送る事が出来ないのは、ただ単に力が足りないのかもな」
今まで道具は日本に送っていた、だがどうしても命のある物は無理だったんだ、この仮説が正しとなると、送る為に使う魔力を増やせば、何とかなるかもしれない。俺は本を閉じ後ろで抱き着いているラツーミに言うことにした。
「ラツーミ、俺はちょっと用が出来た、書庫から出ようと思うんだが」
抱き着いたまま、俺の背中に顔をグリグリしてきている、まるで子供だな。
「ウチも行っていい?」
「問題はないが、街長の仕事はいいのか?確か移住の手続きとかが、たくさんあるとかイサナミが」
「それは後で良いっちゃ、今はケンゴといたいとね」
そう言って俺の首に腕を回し背中に飛び付いてきた、おんぶになってしまっているが、俺は手を貸さないぞ。
「本人が良いのならもう言わないが、後で仕事が大変になるぞ」
そう言って俺は、書庫を出て空を飛んだ、ラツーミが後ろで嬉しそうだな。
「すごいっちゃねケンゴ」
「俺はいつもの事だけどな、この後俺は釣りをするが、ラツーミもするか?」
「うん」
ラツーミが後ろで良い返事をしてきた、釣りの仲間が出来るのは嬉しい限りだ、最近は全然できなかったからな。
「さて、上手くいくだろうか」
「頑張るとよケンゴ」
俺の隣で普通に釣り竿を振っているラツーミの応援を貰った、釣れることは分かっていり、いままでは具現化に失敗しただけだからな。
「よし!来たぞ」
しばらくして俺の竿に引きが来た、そして釣りあげたら大きな機械が釣れた、予定通りだ。
「ケンゴ、これが欲しかったと?」
ラツーミが少し心配そうだ、機械の形が傘の着いた台って感じだから気持ちは分かる、だが俺の設計通りだぞ。
「そうだぞラツーミ、上の傘から魔力を降らせ下の台で転移する、うんうん設計通りだ」
傘と台を繋げている機械の場所にパネルがあり、そこに手を置き魔力を注ぐ、4聖獣と俺の魔力、それと地球で使った雷の力相当の量が必要になるだろう。
「そうなん?よかったちゃねケンゴ」
「ありがとラツーミ、使うのはもう少し後だから、普通に釣りを楽しもう」
そう言って俺は普通に釣り糸を垂らした、少し魔力が不足している感覚があったが、しばらくすれば収まる、それに実験もしないといけないからな。
「今日は釣れないな」
俺は寝転びながら呟いた、空を見てのんびりだ、そしてラツーミが俺の顔を覗き込んできたな。
「ケンゴは神じゃないっちゃよね?」
「う~ん、そうだなぁ普通の旅人だなぁ」
ウトウトしながら俺は質問に答えた、神の存在を俺はあまり信じていない、何故なら召喚の時も見てないし、4聖獣に聞いても会った事がないとか言ってきたんだ、つまりは崇められているだけって事だ。
「そうなんね・・・これからよろしくっちゃねケンゴ」
その声を俺はほとんど聞いてなかった、既に寝ていたからな。
「っと居眠りをしてしまったか、魔力も結構使ったし、疲れてたのか」
俺はしばらくして目を覚ました、空を見ると夕日が落ちる所だった。あくびをしようとして腕の重みを感じたので見たら、俺の隣でラツーミも寝ていた、一緒に寝ていたんだろう、俺が動いたからだろうか起きてしまった。
「おはよケンゴ」
「ラツーミおはよ、っといってももう夕方だ、戻って夕食にするか」
「うん」
釣竿をしまい、俺たちは住居地域に戻って夕食を取った、その後ラツーミは新しく執事になった猫又族の女性に叱られていたから、きっと今日は夜遅くなるだろうな。
「さて、俺も今日は遅くなるかもしれないな」
亜生奈がメナーサと眠るまで船の外でのんびりと待ち、俺は砂浜に転移道具を出した、まずは小さい者からだ。
「さてカエル君、申し訳ないが実験に協力してくれ」
「ゲコ?」
俺の手の平に緑のカエルがいる、もし失敗したらこのカエルの命はないだろう、すまんな。
「さて、必要魔力は」
台にカエルを置き、装置のスイッチを押した、すると転送場所が入力できるようになった、日本と入力したら必要魔力が出たよ。
「げっ!?カエルを送るだけで俺の魔力と同じかよ!」
画面を見て俺は叫んだ、4聖獣の力を使い更に色々重なってここに来たから、相当な魔力が必要と思ってはいた、だがまさかこんなにかかるとはな。
「改良は必要だな・・・まぁ良い、とりあえず使って見るとしよう」
魔力を流しカエルを送ってみた、烈男には既に連絡してあるから、ちゃんとカエルが送られれば成功となる、後は魔力量だ。
「はぁっはぁっはぁっ・・・さ、さすがに全魔力を使うと堪えるな、だが明日になれば分かるだろう、頼むぞ成功してくれ」
そう言って俺は、フラフラと船に戻って眠りについた、ウトウトしながら俺は考えていた、転移場所は入力出来た、場所は日本の俺の実家だな。これが成功しても問題はまだまだ山済みだろう、だが帰れるなら一度戻った方が良いと思っているんだ、テレビ電話で話せると言ってもやはり会って安心させたいからな。
歓迎会を済ませた俺たちは、数日平和に過ごした、空中都市の者たちは少しずつここに馴染んでいってくれている。そして俺は今、空中都市の書庫に来ている。
「ありがとうラツーミとても助かるよ・・・それで、魔法関係はどこら辺にあるかな」
俺は辺りを見回して質問した、大きな書庫なので本棚がかなりある、見た限りでは同じような本があるだけだから、何処に何があるのか分からない。
「魔法関係は・・・確か奥にあるとよ」
ラツーミがそう言って俺の手を引っ張ってくれた、書庫に案内してくれるだけでよかったのだが、どうやら一緒にいてくれるらしい、ちなみに亜生奈は来てくれなかった、メナーサたちと何やらしているらしい、内緒と言っていたからウォーターバレット関係でないのは確実だ、少し気になってはいる。そして忘れていたことを思い出した、チェミーシャが隠していることだ、パーティーの時に本人から言われ、前の異世界でも困ったことだ、獣人の繁殖期がそろそろらしいんだ。俺やハルサーマルがそう言った事で疲れ困っていたから、今言うかどうか迷っていたと言っていた、だがそれを聞いてパーティーの参加者を見たら、目が獲物を狩る目になっている者がチラホラいたんだ、かなり困っているよ。
「ここっちゃねケンゴ」
これからどうしようか考えていたら、目的の棚に着いたようだ、どれも同じに見えるよ。
「すまんなラツーミ、少し時間が掛かるからラツーミは帰って良いぞ」
ラツーミにそう言ったんだが、どうしてか俺の背中に抱き着いて離れない、獣の眼をした中の1人だからなラツーミは。
「よかとよケンゴ、ウチたちを救ってくれたっちゃから、ウチはお礼がしたいとよ」
「そう言ったのを期待したわけじゃないぞラツーミ、それに今こうして書庫の本を読んでる、これが俺にとって最大の報酬だ」
軽めに断りながら本をパラパラとめくり読んでいった、ラツーミの眼は見ないようにしてな。後ろを振り向かないで、ラツーミに答えているのではっきりとは分からないが、ラツーミは答えを聞いて抱きしめを強めてきたよ。
「ケンゴのそこが良いとよ、もうウチは、なにもかもあげたいっちゃ」
俺は端から本を読んでいるが、後ろがとても気になる。仕方ないから本を片手で持ちながらラツーミの頭を撫でてやったよ。
「女性がそんな事を言ってはいけないぞラツーミ、俺が何を言うか分からないんだからな」
そう言ったんだが、ラツーミの尻尾がチラッと見えた、嬉しそうに振られていたよ、これは分かってないな。
「もちろん分かっとうと、ウチは全部あげるとね」
「はぁ~俺は手を出すことはしないぞ、イサナミたちにも悪いからな」
俺の相手はイサナミたちが管理してくれている、言っては何だが相当大変らしい、歓迎会の時もグチを言われた、そして大変なんだから二人目とかチクチク言われている、ほんとそこら辺が無ければここは楽園なんだがな。
「じゃあその子たちに言っておけばいいとね、ウチも入れて貰うっちゃよ」
「はいはい、その時はよろしくな」
どうせイサナミたちが決めることだ、俺の体がもつようにしてくれればそれでいい、今はそれよりも魔法の類だ。
「ふむ・・・召喚の類は書かれていないが、この世界の神話を読む限り、4代精霊が主力みたいだな」
書物には代表的な属性火・水・土・風が記載されている、俺の使っている雷はない、だから海賊たちも驚いていたんだな。
「となると、俺がここに来たのは・・・やはりあれが原因かな」
何となくは分かっていたっと言うか、あれ以外思い当たらなかったというのが俺の見解だ。俺がここに来る前に4聖獣の力を使った、おまけに自分の魔力も上乗せしてしまったんだ、そして嵐の雷で更に上乗せだ、きっとそのせいで空間が歪みここに来てしまった、そう予測はしていた。
「大体は予測通りか・・・それにしても、まさか世界まで移動してしまうとはな」
前の異世界の時も4聖獣の力を使った時、力が何倍にも膨れ上がったことがあった、それがこんなことになるとは思わないよな。
「となるとだ、道具を向こうに送れることからも、生命を送る事が出来ないのは、ただ単に力が足りないのかもな」
今まで道具は日本に送っていた、だがどうしても命のある物は無理だったんだ、この仮説が正しとなると、送る為に使う魔力を増やせば、何とかなるかもしれない。俺は本を閉じ後ろで抱き着いているラツーミに言うことにした。
「ラツーミ、俺はちょっと用が出来た、書庫から出ようと思うんだが」
抱き着いたまま、俺の背中に顔をグリグリしてきている、まるで子供だな。
「ウチも行っていい?」
「問題はないが、街長の仕事はいいのか?確か移住の手続きとかが、たくさんあるとかイサナミが」
「それは後で良いっちゃ、今はケンゴといたいとね」
そう言って俺の首に腕を回し背中に飛び付いてきた、おんぶになってしまっているが、俺は手を貸さないぞ。
「本人が良いのならもう言わないが、後で仕事が大変になるぞ」
そう言って俺は、書庫を出て空を飛んだ、ラツーミが後ろで嬉しそうだな。
「すごいっちゃねケンゴ」
「俺はいつもの事だけどな、この後俺は釣りをするが、ラツーミもするか?」
「うん」
ラツーミが後ろで良い返事をしてきた、釣りの仲間が出来るのは嬉しい限りだ、最近は全然できなかったからな。
「さて、上手くいくだろうか」
「頑張るとよケンゴ」
俺の隣で普通に釣り竿を振っているラツーミの応援を貰った、釣れることは分かっていり、いままでは具現化に失敗しただけだからな。
「よし!来たぞ」
しばらくして俺の竿に引きが来た、そして釣りあげたら大きな機械が釣れた、予定通りだ。
「ケンゴ、これが欲しかったと?」
ラツーミが少し心配そうだ、機械の形が傘の着いた台って感じだから気持ちは分かる、だが俺の設計通りだぞ。
「そうだぞラツーミ、上の傘から魔力を降らせ下の台で転移する、うんうん設計通りだ」
傘と台を繋げている機械の場所にパネルがあり、そこに手を置き魔力を注ぐ、4聖獣と俺の魔力、それと地球で使った雷の力相当の量が必要になるだろう。
「そうなん?よかったちゃねケンゴ」
「ありがとラツーミ、使うのはもう少し後だから、普通に釣りを楽しもう」
そう言って俺は普通に釣り糸を垂らした、少し魔力が不足している感覚があったが、しばらくすれば収まる、それに実験もしないといけないからな。
「今日は釣れないな」
俺は寝転びながら呟いた、空を見てのんびりだ、そしてラツーミが俺の顔を覗き込んできたな。
「ケンゴは神じゃないっちゃよね?」
「う~ん、そうだなぁ普通の旅人だなぁ」
ウトウトしながら俺は質問に答えた、神の存在を俺はあまり信じていない、何故なら召喚の時も見てないし、4聖獣に聞いても会った事がないとか言ってきたんだ、つまりは崇められているだけって事だ。
「そうなんね・・・これからよろしくっちゃねケンゴ」
その声を俺はほとんど聞いてなかった、既に寝ていたからな。
「っと居眠りをしてしまったか、魔力も結構使ったし、疲れてたのか」
俺はしばらくして目を覚ました、空を見ると夕日が落ちる所だった。あくびをしようとして腕の重みを感じたので見たら、俺の隣でラツーミも寝ていた、一緒に寝ていたんだろう、俺が動いたからだろうか起きてしまった。
「おはよケンゴ」
「ラツーミおはよ、っといってももう夕方だ、戻って夕食にするか」
「うん」
釣竿をしまい、俺たちは住居地域に戻って夕食を取った、その後ラツーミは新しく執事になった猫又族の女性に叱られていたから、きっと今日は夜遅くなるだろうな。
「さて、俺も今日は遅くなるかもしれないな」
亜生奈がメナーサと眠るまで船の外でのんびりと待ち、俺は砂浜に転移道具を出した、まずは小さい者からだ。
「さてカエル君、申し訳ないが実験に協力してくれ」
「ゲコ?」
俺の手の平に緑のカエルがいる、もし失敗したらこのカエルの命はないだろう、すまんな。
「さて、必要魔力は」
台にカエルを置き、装置のスイッチを押した、すると転送場所が入力できるようになった、日本と入力したら必要魔力が出たよ。
「げっ!?カエルを送るだけで俺の魔力と同じかよ!」
画面を見て俺は叫んだ、4聖獣の力を使い更に色々重なってここに来たから、相当な魔力が必要と思ってはいた、だがまさかこんなにかかるとはな。
「改良は必要だな・・・まぁ良い、とりあえず使って見るとしよう」
魔力を流しカエルを送ってみた、烈男には既に連絡してあるから、ちゃんとカエルが送られれば成功となる、後は魔力量だ。
「はぁっはぁっはぁっ・・・さ、さすがに全魔力を使うと堪えるな、だが明日になれば分かるだろう、頼むぞ成功してくれ」
そう言って俺は、フラフラと船に戻って眠りについた、ウトウトしながら俺は考えていた、転移場所は入力出来た、場所は日本の俺の実家だな。これが成功しても問題はまだまだ山済みだろう、だが帰れるなら一度戻った方が良いと思っているんだ、テレビ電話で話せると言ってもやはり会って安心させたいからな。
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