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4章 繁盛
67話 補給路断絶
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「あ、あいつら許せないポン」
「ポイポイ落ち着くポコ、今出てはダメポコ」
木の穴に隠れているワシたちの前には、ヒューマンの軍がいるポコ、魔族の大陸に向かって進軍してるポコ、ワシたちは補給を運ぶ部隊の偵察が目的ポコ。
「でも村長、あいつら許せないポン!」
ポイポイを落ち着かせワシも深呼吸ポコ、ヒューマンの軍は獣人族や精霊族を奴隷に使い荷物を運ばせてるポコ、それもムチで打ったり扱いが悪いポコ、ポイポイもワシも怒ってるんだポコ。
「こんな時スライム鍛冶屋殿ならどうするポコ・・・助けるポコ」
「村長!」
スライム鍛冶屋殿ならば助けるポコ、そしてあんな事をする奴らを許さないポコ、同じ痛みを味わってもらうポコ。
「でも村長、どうやって助けるポン?補給部隊を遅らせるのがオイたちの役目ポン」
「ポイポイ、要はそれに使う罠を変えれば良いんだポコ」
ポイポイに耳打ちして作戦を知らせたポコ、ポイポイはニヤ付いてワシたちの部隊が隠れている場所に走ったポコよ。
ワシは補給部隊を見張り、怒りを抑えたポコ、そしてその夜に実行ポコ。
「お前たち、逃げるポコ」
野営地に四つん這いで近づいたポコ、スライム鍛冶屋殿の訓練でやっておいて良かったポコ、確かほふく前進とか言ってたポコ、ワシたちにとって4足歩行は全速力を出す時だから、ゆっくり進むのは変な感じがするポコ、でも誰にも気づかれないで近づけたポコ。
「村長、反応がないポン」
「聞こえないポコかね、返事をするポコ」
地面に寝てる獣人たちに声を掛けたら反応がないポコ、横に四つん這いなってるポイポイたちも不思議そうポコ、ワシはどうしたのかと顔を除いたポコ、疲れて眠ってるだけみたいポコ」
「起きれないほど疲れてるポコ」
「村長、どうしますポン?」
作戦では自力で歩いてもらう予定だったポコ、これは変更が必要ポコ、ワシはポイポイたちに言って2人一組になって獣人たちを運んだポコ。
場所はワシたちの砦、大樹の中ポコ。
「うぅ~・・・ここは?」
ベッドの上で一人の獣人が目を覚ましたポコ、容姿からしてマルミミ族ポコ、ワシたちの耳に似てるポコね、尻尾は彼女の方が大きいポコ。
起き上がったので全員で振り向いてしまい、彼女は怯えているポコ。
「目が覚めたポコね、ワシたちは魔族ポコ、でも敵じゃないポコよ」
暖炉の火で焼いた肉串を差し出して安心させたポコ、彼女は怯えていたポコが目線はワシの手元から離れなかったポコ、自己紹介をしつつ食べて良いと伝え、彼女は恐る恐る口に入れたポコ、一口食べて凄い速さに変わったポコね。
「そう慌てなくても良いポコよイレーサ、ワシは村長のアラトンだポコ、あの部隊を襲う者ポコ」
暖炉で温めていたスープをお椀に入れ、ワシはイレーサに渡したポコ、襲う者と宣言したのに怖がってないポコ。
「ワシたちはもう行かなければいけないポコ、イレーサたちはここでゆっくりしているポコ」
「あ、あのっ」
これからあいつらにお仕置きポコ、そう思ってコタツに入って寛いでいるポイポイたちを起こしたポコ、みんなが渋々立ち上がるとイレーサに止められたポコ、ワシたちはまた同時に振り返って首を傾げたポコよ。
「どうしたポコ?トイレはそっちの扉ポコ、お風呂もその先にあるポコ」
「いえそうではなく・・・アタシたちはこれからどうなるのですか?」
耳を倒して心配そうポコ、ワシたちは助ける事にしたポコ、それはこの後も続くポコ、故郷に帰しても良いし残っても良いポコ、それを伝えるとイレーサは下を向いて考えてる様ポコ。
「ゆっくり決めればいいポコ、ワシたちはその間にあいつらにお仕置きをしてくるポコ」
準備を済ませたワシたちは部屋を飛び出したポコ、敵部隊の場所には全速力で10分ポコ、木の上からスリングという道具を使い狙いを定め攻撃が始まったポコ。
ワシたちの打ち込んだ物は触手スライムポコ、地面に根を張りムチの様に触手を伸ばして周りの者に攻撃するポコ。
「ノーマルクラスだからダメージはそれほどでもないポコ」
「でもあれは痛いポン」
木の上で逃げるヒューマンたちを見てるポコ、尻を打たれて飛び上がってる者や、武器を持っていた手を叩かれ拾おうとして顔に一発を貰いノックアウトした者、逃げた先に触手が設置され、倒れる事も出来ないで打たれ続ける者と沢山いたポコ、ワシたちはそれを見て笑ったポコ。
「ダメージは5くらいポン?」
「そうポコ、でもあれはそれ以上に痛いポコ」
【バシン】とか【バチン】と森に響いてるポコ、木の上でそれを観察したポコよ、相手も襲撃なのは分かってるポコ、でもワシたちの目標が野営地の適当な場所だから見つけられないポコ、直線的な弓と違いスリングショットの様に弧を描いて飛んで来る攻撃は予測出来ないものポコ。
ワシは計算された作戦に感心したポコ。
「敵を倒さず嫌がらせをする、撤退はさせられないポコが動きは悪く出来るポコ」
悲鳴とムチの音が響き夜が明けたポコ、触手スライムを何とか倒したヒューマンたちは疲れ切ってるポコ、野営の片づけを始めた奴らはイレーサたちがいないのに気付いてないポコ、そしてそのまま進軍したポコ、ワシたちは次の作戦に移ったポコ。
「もう少しポン・・・今だポン!」
馬車がある位置を踏むとそれは発動したポコ、木の枝がムチの様に馬車を襲い壊して行くポコ、夜の襲撃もあったからか直ぐに武器で防ぎ始めてポコ、でもそれは序章ポコ、次は木をしならせた罠が発動したポコ。
「馬車はこれで使えなくなったポン」
「そうポコね、じゃあ次を打ち込むポコ『ライトボール』」
ワシは信号弾代わりの魔法の玉を空に撃ちだしたポコ、それは遠くに準備してある投石機を打ち込む合図ポコ、玉は岩ではなく触手スライムポコ、それも大型のビッグ触手スライムポコね。
「夜の悪夢が再来したポコ」
「あれは逃げるポン」
とても大きな触手スライムが道を塞いだポコ、ヒューマンたちは木よりも高いスライムを見て逃げ出してるポコ、ポイポイたちはそれを見て笑ってるポコね。
「これでこの先にあるワシたちの村には来ないポコ、ご苦労だったポコ」
ポイポイたちを労いワシたちは勝利を収めたポコ、ヒューマンたちが置いていった物資はもちろん回収したポコ、これはイレーサたちにあげても良いポコね。
「ポイポイ落ち着くポコ、今出てはダメポコ」
木の穴に隠れているワシたちの前には、ヒューマンの軍がいるポコ、魔族の大陸に向かって進軍してるポコ、ワシたちは補給を運ぶ部隊の偵察が目的ポコ。
「でも村長、あいつら許せないポン!」
ポイポイを落ち着かせワシも深呼吸ポコ、ヒューマンの軍は獣人族や精霊族を奴隷に使い荷物を運ばせてるポコ、それもムチで打ったり扱いが悪いポコ、ポイポイもワシも怒ってるんだポコ。
「こんな時スライム鍛冶屋殿ならどうするポコ・・・助けるポコ」
「村長!」
スライム鍛冶屋殿ならば助けるポコ、そしてあんな事をする奴らを許さないポコ、同じ痛みを味わってもらうポコ。
「でも村長、どうやって助けるポン?補給部隊を遅らせるのがオイたちの役目ポン」
「ポイポイ、要はそれに使う罠を変えれば良いんだポコ」
ポイポイに耳打ちして作戦を知らせたポコ、ポイポイはニヤ付いてワシたちの部隊が隠れている場所に走ったポコよ。
ワシは補給部隊を見張り、怒りを抑えたポコ、そしてその夜に実行ポコ。
「お前たち、逃げるポコ」
野営地に四つん這いで近づいたポコ、スライム鍛冶屋殿の訓練でやっておいて良かったポコ、確かほふく前進とか言ってたポコ、ワシたちにとって4足歩行は全速力を出す時だから、ゆっくり進むのは変な感じがするポコ、でも誰にも気づかれないで近づけたポコ。
「村長、反応がないポン」
「聞こえないポコかね、返事をするポコ」
地面に寝てる獣人たちに声を掛けたら反応がないポコ、横に四つん這いなってるポイポイたちも不思議そうポコ、ワシはどうしたのかと顔を除いたポコ、疲れて眠ってるだけみたいポコ」
「起きれないほど疲れてるポコ」
「村長、どうしますポン?」
作戦では自力で歩いてもらう予定だったポコ、これは変更が必要ポコ、ワシはポイポイたちに言って2人一組になって獣人たちを運んだポコ。
場所はワシたちの砦、大樹の中ポコ。
「うぅ~・・・ここは?」
ベッドの上で一人の獣人が目を覚ましたポコ、容姿からしてマルミミ族ポコ、ワシたちの耳に似てるポコね、尻尾は彼女の方が大きいポコ。
起き上がったので全員で振り向いてしまい、彼女は怯えているポコ。
「目が覚めたポコね、ワシたちは魔族ポコ、でも敵じゃないポコよ」
暖炉の火で焼いた肉串を差し出して安心させたポコ、彼女は怯えていたポコが目線はワシの手元から離れなかったポコ、自己紹介をしつつ食べて良いと伝え、彼女は恐る恐る口に入れたポコ、一口食べて凄い速さに変わったポコね。
「そう慌てなくても良いポコよイレーサ、ワシは村長のアラトンだポコ、あの部隊を襲う者ポコ」
暖炉で温めていたスープをお椀に入れ、ワシはイレーサに渡したポコ、襲う者と宣言したのに怖がってないポコ。
「ワシたちはもう行かなければいけないポコ、イレーサたちはここでゆっくりしているポコ」
「あ、あのっ」
これからあいつらにお仕置きポコ、そう思ってコタツに入って寛いでいるポイポイたちを起こしたポコ、みんなが渋々立ち上がるとイレーサに止められたポコ、ワシたちはまた同時に振り返って首を傾げたポコよ。
「どうしたポコ?トイレはそっちの扉ポコ、お風呂もその先にあるポコ」
「いえそうではなく・・・アタシたちはこれからどうなるのですか?」
耳を倒して心配そうポコ、ワシたちは助ける事にしたポコ、それはこの後も続くポコ、故郷に帰しても良いし残っても良いポコ、それを伝えるとイレーサは下を向いて考えてる様ポコ。
「ゆっくり決めればいいポコ、ワシたちはその間にあいつらにお仕置きをしてくるポコ」
準備を済ませたワシたちは部屋を飛び出したポコ、敵部隊の場所には全速力で10分ポコ、木の上からスリングという道具を使い狙いを定め攻撃が始まったポコ。
ワシたちの打ち込んだ物は触手スライムポコ、地面に根を張りムチの様に触手を伸ばして周りの者に攻撃するポコ。
「ノーマルクラスだからダメージはそれほどでもないポコ」
「でもあれは痛いポン」
木の上で逃げるヒューマンたちを見てるポコ、尻を打たれて飛び上がってる者や、武器を持っていた手を叩かれ拾おうとして顔に一発を貰いノックアウトした者、逃げた先に触手が設置され、倒れる事も出来ないで打たれ続ける者と沢山いたポコ、ワシたちはそれを見て笑ったポコ。
「ダメージは5くらいポン?」
「そうポコ、でもあれはそれ以上に痛いポコ」
【バシン】とか【バチン】と森に響いてるポコ、木の上でそれを観察したポコよ、相手も襲撃なのは分かってるポコ、でもワシたちの目標が野営地の適当な場所だから見つけられないポコ、直線的な弓と違いスリングショットの様に弧を描いて飛んで来る攻撃は予測出来ないものポコ。
ワシは計算された作戦に感心したポコ。
「敵を倒さず嫌がらせをする、撤退はさせられないポコが動きは悪く出来るポコ」
悲鳴とムチの音が響き夜が明けたポコ、触手スライムを何とか倒したヒューマンたちは疲れ切ってるポコ、野営の片づけを始めた奴らはイレーサたちがいないのに気付いてないポコ、そしてそのまま進軍したポコ、ワシたちは次の作戦に移ったポコ。
「もう少しポン・・・今だポン!」
馬車がある位置を踏むとそれは発動したポコ、木の枝がムチの様に馬車を襲い壊して行くポコ、夜の襲撃もあったからか直ぐに武器で防ぎ始めてポコ、でもそれは序章ポコ、次は木をしならせた罠が発動したポコ。
「馬車はこれで使えなくなったポン」
「そうポコね、じゃあ次を打ち込むポコ『ライトボール』」
ワシは信号弾代わりの魔法の玉を空に撃ちだしたポコ、それは遠くに準備してある投石機を打ち込む合図ポコ、玉は岩ではなく触手スライムポコ、それも大型のビッグ触手スライムポコね。
「夜の悪夢が再来したポコ」
「あれは逃げるポン」
とても大きな触手スライムが道を塞いだポコ、ヒューマンたちは木よりも高いスライムを見て逃げ出してるポコ、ポイポイたちはそれを見て笑ってるポコね。
「これでこの先にあるワシたちの村には来ないポコ、ご苦労だったポコ」
ポイポイたちを労いワシたちは勝利を収めたポコ、ヒューマンたちが置いていった物資はもちろん回収したポコ、これはイレーサたちにあげても良いポコね。
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