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2章 宣伝
33話 助っ人
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「ぎゃあぁぁー!?」「ぐわあぁぁー!」
奴の部下たちの悲鳴が辺りから聞こえる様になってきた、我は頭しか動かせないからよく見えない、どうなっているんだと奴を見ると、奴もまた周りを見て唖然としているようだ、顔が青ざめているから予定とは違うのは分かったよ。
「何が起きている・・・な、何者だ貴様!」
「何者って言われてもにゃ~それはこっちのセルフにゃよ」
何とも間の抜けた声がした、その声の主はとても小さく獣の姿をしていた、奴を前に立ち手を腰に当てて見上げていた、その余裕の仕草を見て奴は怒りの表情を滲み出していた、我はその者の鎧を見て少し安心した。
「あれは我らが貰った鉱石と同じ輝きだ、装備している種族は・・・キャット族だったか?」
数日前に会った者たちだと、やっとよく見える様になってきた、小さく愛らしい姿をしているがその毛皮は素材として極上な品になると噂だ、たしかハイヒューマンが好んでいた為、森に進軍され全滅したという話だったんだ。
オオガラスの援軍が来てくれたかと期待を持ったよ、奴が体を倒しあの者を上から見下ろし始めた、あの者は上を向き睨んでいる、その顔は愛らしいと素直に思ったな。
「貴様!俺様を誰だと思っていやがる、俺様はな」
「お前が誰にゃのかなんて聞いてないにゃ、ウチたちはここの種族に用があるにゃ、邪魔するにゃらそこの奴らと一緒の結果が待ってるにゃよ」
キャット族はそれほど強くない、だが異様な力を感じる、あの鉱石を使った装備を着ているのも気になる、我らに用があるだけで奴の仲間を蹴散らしてもくれた、味方であるのは間違いない。
「ふ、ふざけたことをぬかすなチビ助!」
あいつが渾身の力で左手を振り下ろした、だがキャット族の者には当たらずいつの間にか我の隣に座っていた、我はどうなっていると目を疑ったよ。
「平気かにゃ?」
「あ、あなたは?」
「それは後で話すにゃ、それよりも状況を話すにゃ、機械族はお前にゃよな?」
キャット族の者がビンの蓋を開け、我にその中身を振りかけながらそんな事を聞いてきた、我の正体を見られてしまったとかなり焦った、奴みたいに我は食料として扱われるんじゃないかと不安になったのだ、しかし我の体から痛みと疲労が取れていき、やがて起き上がれるまでに回復したよ、どうやら瓶の中身はポーションだったようだ、我は起き上がり質問に答え奴のことを話した。
「ふむふむ、魔王様の直属部隊の隊長にゃ?」
「ああ、だが魔王様がこんなことをするはずはないんだ、報告に行こうにもあいつの仲間がずっと見張っていた、だから我たちは動けなかった」
魔王様は優しい方だ、補佐をしている方も優秀でこんなことを命令するはずはない、あいつが単独でやっていると断言できた、そう話すとキャット族の彼は分かってくれた、そして我は恐る恐る聞いてみた、我の姿を見ても不思議ではないかとな、彼はそれは関係ないと答えた、何でもシンジという彼のリーダーは我らの事を知っているそうだ、他の目的の為に我らを支援してくださっているらしい。
「だからあのような鉱石を我らに」
「そうにゃよ、だからあいつが邪魔にゃら倒しちゃうにゃよ」
「え!?」
我は驚き、軽く言ってくれるなと心の中で突っ込んだ、彼はにゃははと笑いあいつの前に無防備に向かった、あいつは苛立ちを闘気に乗せいつ爆発してもおかしくない状態だ。
「随分と舐めたことをしてくれたなチビ」
「チビチビうるさいにゃ、デカいだけのぼんくらに言われたくにゃいのにゃ、見た目で判断した時点でお前は弱いのにゃよ」
「言わせておけばこのチビ!闘技『狼双連撃斬』」
奴が我の時には見せなかった闘技を放った、すごい速さで左手の爪がキャット族の彼を襲った、我はそれを見て悟った、奴はまだまだ力を隠していたんだ、先の先を読み次の手を準備していた、我に勝てる道は元からなかったんだ。
「細切れになって消えて、ないだとっ!?」
奴の闘技が切れると驚きの隠せない言葉が発せられた、我もあの者の姿が見えなかった、だからそうなってしまったと不安だった、だが本当は奴よりも早く動いていたから見えなかっただけだったのだ、あの者は何事もなかったかのように顔を舐めてそこに立っている。
「にゃ~それで全力かにゃ?魔王様の将軍ってこれ位でなれるにゃね」
奴は信じられないと言った顔をしている、我も目を疑ったよ、今放たれた闘技は生半可な威力ではなかった、オーバーブーストを使った我でも苦戦しただろう。
いや、負け惜しみだ、まず対処は出来なかっただろう、彼は目にも止まらぬ連撃をまるで何も起きてなかったかの様に言っているんだ、顔を舐め終わると足を使って首をかき始めた、奴は驚きのあまり茫然としているよ。
「そ、そんな馬鹿な!?お前はキャット族だろう、それもノーマルクラスだ!オレ様は餓狼族のハイエンダであるビリムガロウウルフだぞ、最強クラスと言われたハイエンダなんだ、お前ごときに負けるはずがねぇ!」
あいつが自分のクラスを叫んでいる、魔王様の直属部隊を率いるにはそれ位は必要だ、ハイエンダになった者は最強と言われるほどの強さを誇る、だから魔王様の部隊を任され将軍になるんだ、だがキャット族の彼はそれを越えている、しかも次に発した言葉は我も奴も耳を疑うほどのものだったよ。
「ハイエンダが最強?にゃにを言ってるにゃ、その上はあるにゃよ、誰もなったことがにゃかっただけにゃ」
「「な!?」」
ほんとに耳を疑った、確かにその存在を聞いたことがある・・・いや知らない者はいないぞ、何せ神話の世界の話で皆が子供の頃憧れる者だ、誰もが聞く最強の物語なんだ。
「そそそ、そんな馬鹿な話があるか、おおお前がそうだっていうのか!」
「そうにゃね」
簡素にキャット族の者が答えた、奴は後ろに下がって焦っている、我も信じられなかった、彼からはそれほどの力を感じないし容姿が小さいのだ、我の感じるのは装備の輝きだけだ。
「うう、嘘を言うんじゃねぇ!何かカラクリがあるんだろう、そうだそうに決まってる」
「なんにゃ?もしかして闘気を感じにゃいから分からにゃいのにゃ?」
彼が座りながら首を傾げると、いきなりものすごい闘気を放ち始めた、奴は退避することも出来ずその場に腰を抜かして座り込んでしまったよ、我も離れていなければそうなっていただろう、今感じる力は装備の輝きを遥かに超えている。
「ひっ!?」
「分かったにゃろう、相手に力を見せるにゃんて三下のする事にゃ、それでも相手の力量を測れるのがレジェンドクラスにゃ」
レジェンドクラスはなろうとしてなれる物ではない、最初からなっている者だけしかいないのだ、物語では進化するのだが、それは物語上だと思っていた。
凄まじい闘気を消し、彼は誇らしげに立ち上がって胸を張っている、奴は既に戦意を無くしたようだ、我はその顔を見て心が晴れて来たよ。
「さて、こいつのトドメは君に託すにゃ」
彼が振り向き、腰の袋からカタナを出してきた、それは我でも持てるサイズですごく小さかった、だがすごい力を感じている、我が前回授かったササニシキ以上だ。
「こ、これを我に?」
「そうにゃ、それはシンジにゃんが作った神刀アメノムラクモにゃ、それで仇を取るにゃよ」
我はカタナを握り奴を見た、既に怯えきっていて逃げようと背中を見せている、腰が抜けていて思うように動けていない奴を見て、我は奴への恨みが込み上げてきた、我はカタナを振りかぶり叫んだ。
「母様の敵、死して償えっ!」
奴の心臓を抵抗なく貫いた、短い刀身だったので届かないと思っていたが我の闘気を吸い刀身が光ながら伸びたのだ、奴の胸から刀身が見えるほど伸びていたよ、やっと達成できたと我は心から喜んだ、そしてカタナを抜き天に向かって母様に伝えたよ、それを済ますと周りから勝どきが上がったんだ。
「気づかなかった、皆奴らを倒していたんだな」
皆が剣を空に掲げ喜んでいた、下には奴の部下が倒れている、そして初めて気づいたんだ、キャット族の者は我の横にいる彼だけではなく他にも3人いた、真っ白く太陽の光に照らされとても綺麗な毛の者と三色の毛をした者、そして白と黒が混ざった者たちだ、ふたりも相当の毛並みをしていて輝いていたな。
「さぁもう一度勝どきにゃ、リーダーが最後にゃんて変にゃよ」
「は、はい・・・おおぉぉー!」
深呼吸をして、我は勝どきを上げた、その時の気持ちはとても晴れやかだった、仇を打てたそれはとても誇らしいと感じたんだ。
奴の部下たちの悲鳴が辺りから聞こえる様になってきた、我は頭しか動かせないからよく見えない、どうなっているんだと奴を見ると、奴もまた周りを見て唖然としているようだ、顔が青ざめているから予定とは違うのは分かったよ。
「何が起きている・・・な、何者だ貴様!」
「何者って言われてもにゃ~それはこっちのセルフにゃよ」
何とも間の抜けた声がした、その声の主はとても小さく獣の姿をしていた、奴を前に立ち手を腰に当てて見上げていた、その余裕の仕草を見て奴は怒りの表情を滲み出していた、我はその者の鎧を見て少し安心した。
「あれは我らが貰った鉱石と同じ輝きだ、装備している種族は・・・キャット族だったか?」
数日前に会った者たちだと、やっとよく見える様になってきた、小さく愛らしい姿をしているがその毛皮は素材として極上な品になると噂だ、たしかハイヒューマンが好んでいた為、森に進軍され全滅したという話だったんだ。
オオガラスの援軍が来てくれたかと期待を持ったよ、奴が体を倒しあの者を上から見下ろし始めた、あの者は上を向き睨んでいる、その顔は愛らしいと素直に思ったな。
「貴様!俺様を誰だと思っていやがる、俺様はな」
「お前が誰にゃのかなんて聞いてないにゃ、ウチたちはここの種族に用があるにゃ、邪魔するにゃらそこの奴らと一緒の結果が待ってるにゃよ」
キャット族はそれほど強くない、だが異様な力を感じる、あの鉱石を使った装備を着ているのも気になる、我らに用があるだけで奴の仲間を蹴散らしてもくれた、味方であるのは間違いない。
「ふ、ふざけたことをぬかすなチビ助!」
あいつが渾身の力で左手を振り下ろした、だがキャット族の者には当たらずいつの間にか我の隣に座っていた、我はどうなっていると目を疑ったよ。
「平気かにゃ?」
「あ、あなたは?」
「それは後で話すにゃ、それよりも状況を話すにゃ、機械族はお前にゃよな?」
キャット族の者がビンの蓋を開け、我にその中身を振りかけながらそんな事を聞いてきた、我の正体を見られてしまったとかなり焦った、奴みたいに我は食料として扱われるんじゃないかと不安になったのだ、しかし我の体から痛みと疲労が取れていき、やがて起き上がれるまでに回復したよ、どうやら瓶の中身はポーションだったようだ、我は起き上がり質問に答え奴のことを話した。
「ふむふむ、魔王様の直属部隊の隊長にゃ?」
「ああ、だが魔王様がこんなことをするはずはないんだ、報告に行こうにもあいつの仲間がずっと見張っていた、だから我たちは動けなかった」
魔王様は優しい方だ、補佐をしている方も優秀でこんなことを命令するはずはない、あいつが単独でやっていると断言できた、そう話すとキャット族の彼は分かってくれた、そして我は恐る恐る聞いてみた、我の姿を見ても不思議ではないかとな、彼はそれは関係ないと答えた、何でもシンジという彼のリーダーは我らの事を知っているそうだ、他の目的の為に我らを支援してくださっているらしい。
「だからあのような鉱石を我らに」
「そうにゃよ、だからあいつが邪魔にゃら倒しちゃうにゃよ」
「え!?」
我は驚き、軽く言ってくれるなと心の中で突っ込んだ、彼はにゃははと笑いあいつの前に無防備に向かった、あいつは苛立ちを闘気に乗せいつ爆発してもおかしくない状態だ。
「随分と舐めたことをしてくれたなチビ」
「チビチビうるさいにゃ、デカいだけのぼんくらに言われたくにゃいのにゃ、見た目で判断した時点でお前は弱いのにゃよ」
「言わせておけばこのチビ!闘技『狼双連撃斬』」
奴が我の時には見せなかった闘技を放った、すごい速さで左手の爪がキャット族の彼を襲った、我はそれを見て悟った、奴はまだまだ力を隠していたんだ、先の先を読み次の手を準備していた、我に勝てる道は元からなかったんだ。
「細切れになって消えて、ないだとっ!?」
奴の闘技が切れると驚きの隠せない言葉が発せられた、我もあの者の姿が見えなかった、だからそうなってしまったと不安だった、だが本当は奴よりも早く動いていたから見えなかっただけだったのだ、あの者は何事もなかったかのように顔を舐めてそこに立っている。
「にゃ~それで全力かにゃ?魔王様の将軍ってこれ位でなれるにゃね」
奴は信じられないと言った顔をしている、我も目を疑ったよ、今放たれた闘技は生半可な威力ではなかった、オーバーブーストを使った我でも苦戦しただろう。
いや、負け惜しみだ、まず対処は出来なかっただろう、彼は目にも止まらぬ連撃をまるで何も起きてなかったかの様に言っているんだ、顔を舐め終わると足を使って首をかき始めた、奴は驚きのあまり茫然としているよ。
「そ、そんな馬鹿な!?お前はキャット族だろう、それもノーマルクラスだ!オレ様は餓狼族のハイエンダであるビリムガロウウルフだぞ、最強クラスと言われたハイエンダなんだ、お前ごときに負けるはずがねぇ!」
あいつが自分のクラスを叫んでいる、魔王様の直属部隊を率いるにはそれ位は必要だ、ハイエンダになった者は最強と言われるほどの強さを誇る、だから魔王様の部隊を任され将軍になるんだ、だがキャット族の彼はそれを越えている、しかも次に発した言葉は我も奴も耳を疑うほどのものだったよ。
「ハイエンダが最強?にゃにを言ってるにゃ、その上はあるにゃよ、誰もなったことがにゃかっただけにゃ」
「「な!?」」
ほんとに耳を疑った、確かにその存在を聞いたことがある・・・いや知らない者はいないぞ、何せ神話の世界の話で皆が子供の頃憧れる者だ、誰もが聞く最強の物語なんだ。
「そそそ、そんな馬鹿な話があるか、おおお前がそうだっていうのか!」
「そうにゃね」
簡素にキャット族の者が答えた、奴は後ろに下がって焦っている、我も信じられなかった、彼からはそれほどの力を感じないし容姿が小さいのだ、我の感じるのは装備の輝きだけだ。
「うう、嘘を言うんじゃねぇ!何かカラクリがあるんだろう、そうだそうに決まってる」
「なんにゃ?もしかして闘気を感じにゃいから分からにゃいのにゃ?」
彼が座りながら首を傾げると、いきなりものすごい闘気を放ち始めた、奴は退避することも出来ずその場に腰を抜かして座り込んでしまったよ、我も離れていなければそうなっていただろう、今感じる力は装備の輝きを遥かに超えている。
「ひっ!?」
「分かったにゃろう、相手に力を見せるにゃんて三下のする事にゃ、それでも相手の力量を測れるのがレジェンドクラスにゃ」
レジェンドクラスはなろうとしてなれる物ではない、最初からなっている者だけしかいないのだ、物語では進化するのだが、それは物語上だと思っていた。
凄まじい闘気を消し、彼は誇らしげに立ち上がって胸を張っている、奴は既に戦意を無くしたようだ、我はその顔を見て心が晴れて来たよ。
「さて、こいつのトドメは君に託すにゃ」
彼が振り向き、腰の袋からカタナを出してきた、それは我でも持てるサイズですごく小さかった、だがすごい力を感じている、我が前回授かったササニシキ以上だ。
「こ、これを我に?」
「そうにゃ、それはシンジにゃんが作った神刀アメノムラクモにゃ、それで仇を取るにゃよ」
我はカタナを握り奴を見た、既に怯えきっていて逃げようと背中を見せている、腰が抜けていて思うように動けていない奴を見て、我は奴への恨みが込み上げてきた、我はカタナを振りかぶり叫んだ。
「母様の敵、死して償えっ!」
奴の心臓を抵抗なく貫いた、短い刀身だったので届かないと思っていたが我の闘気を吸い刀身が光ながら伸びたのだ、奴の胸から刀身が見えるほど伸びていたよ、やっと達成できたと我は心から喜んだ、そしてカタナを抜き天に向かって母様に伝えたよ、それを済ますと周りから勝どきが上がったんだ。
「気づかなかった、皆奴らを倒していたんだな」
皆が剣を空に掲げ喜んでいた、下には奴の部下が倒れている、そして初めて気づいたんだ、キャット族の者は我の横にいる彼だけではなく他にも3人いた、真っ白く太陽の光に照らされとても綺麗な毛の者と三色の毛をした者、そして白と黒が混ざった者たちだ、ふたりも相当の毛並みをしていて輝いていたな。
「さぁもう一度勝どきにゃ、リーダーが最後にゃんて変にゃよ」
「は、はい・・・おおぉぉー!」
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