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2章 宣伝
27話 僕の事情
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「きさま!?魔王様になんて物を食べさせた!スライムの核と言えば悪魔の実と言われ、毒物の中でも強力な物ではないか」
護衛の人が僕に切りかかります、僕は剣をいなして護衛の人を一回転させます、剣は僕が奪いました。
「こ、この!」
「落ち着かぬかアディーノス!オレのスキル『鑑定』で安全と出たであろう、城でも食したのだ毒ならばすでに死んでおるであろう」
秘書さんが立ち上がってまた襲ってきそうな護衛の男性を止めてくれました、僕はほっとしたけど秘書さんに説明を求められたんです、ここでしてきたスライムの核の事を簡単に話し、秘書さんが頷いて分かってくれたよ、魔王様は核が食材になる事だけ分かったみたいです。
「なるほどのう、スライムにそのような使い方があったとは、じゃから食材が栄養満点なんじゃな」
栄養自体を普通の食材と同じです、ダンジョンから集めた魔素が関係しているかもとか、合体して核の大きさや種類が変わって食材になるなどの説明をしたんですけど、魔王様には難しかったみたいです、新鮮な食材はおいしいと魔王様は言っているだけです、秘書さんたちは分かってる風なので、それでいいかと話を先に進めます。
「僕のダンジョンには敵がいなかったのも良かったんです、どんどん進化させて食材が沢山採れました、それを使い料理屋を始めたので外にも振る舞ってます」
ヒューマンのおじいさんたちが行ってる実験はまだ話しません、下手をしたら襲われちゃうからです、森林外の村と名前の付けられたその村は順調に稼働しています、そろそろ実験結果が送られてくるので期待してるんだ、ジャガイモや麦など、種としてそのまま植えれば育つ物からスタートさせ、ダンジョンと成長度合いが違うのが分かっています。
「そなた変わってるのじゃ、普通ダンジョンと言えば、強いモンスターを量産して戦力にするものじゃ・・・まさかこのような使い方があるとは思わなかったのじゃよ、やはりそなたがほしいのじゃ」
魔王様がまた目を潤ませ始めました、しかも今回は上目遣いでお願いのポーズを取ってきたんだ、身長が大体同じだから顔が近くてドキッとしました、魔王様は子供ですけどとても綺麗だと思ったんだ、でも僕はこの顔を知っているので直ぐに我に返る事が出来たんだよ。
あの顔は、僕が世間を上手く立ち回る時にする顔と同じです、小さくて誰もが子供だと言って接してくるのを利用する顔です、有効に使おうって何かを企んでいる笑顔なんだよ、この子はほんとに子供らしいから相当頭が良い子だよ、それを使って僕を料理人にしたいんだ。
そこで僕はもう一度さっきの言葉を言います、今度は僕も何かを企んでる顔をしてね。
「お願いされても困りますよ魔王様、僕はここから出たら死んでしまうんです、僕が死んだらここがなくなっちゃう、そうしたら外のみんながまた飢えてしまうんですよ」
魔王様の目をしっかりと見て言いました、あの悪魔の野望を打ちのめしたいのもあります、でも一番はミャオサーたちの生活が心配です、もちろんミントもそれに入るよ、僕はここでの生活がすごく楽しいんだ。
そんな顔をしてもダメだよと、僕は無言の笑顔をします、魔王様はいくら断っても恐らく強引に来ます、この子は今までもそうしてきたんだ、そう言った人には悟ってもらうのが一番です。
このまま強引に来ても損をするだけだよってね、それで分かる人ならこの後も協力をしても損害は少ないです、でもそれが分からず、強引に来る場合は力で分かってもらうしかありません、魔王様はそれが分かっているのか潤んだ目をピタッと止めて真剣な顔をし始めましたよ。
「ちっ同族じゃったか」
「強引に来てもダメです、ここは話し合いましょう」
魔王様はやはり頭が良いです、僕の様によく考えて行動しています、もしかしたら若い魔王様という立場を上手く使っていたのかもですね。
「お主は力では来ないのじゃな」
「憎しみは憎しみを生みますよ魔王様、みんなが楽しく暮らせる場所を作りましょう、僕はここから離れられないけど協力は出来るはずです」
あの悪魔の野望は阻止します、でもそれで憎しみが増えてしまうのは避けたいです、だから幸福になる様に食材を広めようとしてるんだ、外では育ちにくいからね。
「そのために余たちに食料を配り懐柔しようとしたのか?」
「懐柔って程ではないです、外のミャオサーたちがご挨拶した方が良いと教えてくれたので配ったんです、出来れば直に行きたいんですけど、僕は動けませんからね」
最初の話に戻ってご挨拶だったと告げます、出来ることなら仲良くしたいとも伝えました、魔王様たちは悩んでいます、裏があるとか色々考えてるのかもです。
包み隠さずにすべて話せばいいのかもですが、僕には助けた人たちを守る義務があるので今はまだ話せません、今できる事は協力関係を築く事だと思い協力できないか説得します、もちろん食料などの提供は要望通りすると誓いました、敵ではない事と上下関係を明確にしたんです。
「ふむ、何かを隠している事を素直に言うか・・・内容がちと気になるのじゃが、うわべだけの者よりはマシじゃな、それに余はそう言った考えの者は嫌いではないのじゃ、その話乗ってやるのじゃ」
「ありがとうございます魔王様」
魔王様が手を差し出してきたので、僕は握手をしてお礼の言葉を伝えたんだ、だけど魔王様はちょっと膨れ顔だね。
「余の名はユニーシャじゃ、協力関係になったのじゃこれからはそう呼ぶのじゃぞシンジ」
僕はいいのかな?って秘書さんたち見ます、みんな仕方ないって顔していました、魔王様が決めた事だから反論できないんでしょう、魔王様は腕を組んで僕が名前を呼ぶのを待ってます、仕方ないので僕は呼ぶことにしたよ。
「わかりましたユニーシャ、僕もシンジと呼んでくださいね」
「当然じゃなシンジ・・・早速じゃがシンジ、ちとお願いを聞いてくれるかの?」
ユニーシャがもじもじとして何かをお願いしようとしています、僕がユニーシャの性格を知った上でその反応だから、きっとこの仕草は本心なんです、先ほど出来るだけと誓ったばかりなので断れません。
僕はやられたかもと思いながらも協力すると了承したんです、ユニーシャは裏表のない笑顔を見せてくれてお願いを話して来たけど、ダンジョンの見学と言う僕が予想してなかったお願いでしたよ。
護衛の人が僕に切りかかります、僕は剣をいなして護衛の人を一回転させます、剣は僕が奪いました。
「こ、この!」
「落ち着かぬかアディーノス!オレのスキル『鑑定』で安全と出たであろう、城でも食したのだ毒ならばすでに死んでおるであろう」
秘書さんが立ち上がってまた襲ってきそうな護衛の男性を止めてくれました、僕はほっとしたけど秘書さんに説明を求められたんです、ここでしてきたスライムの核の事を簡単に話し、秘書さんが頷いて分かってくれたよ、魔王様は核が食材になる事だけ分かったみたいです。
「なるほどのう、スライムにそのような使い方があったとは、じゃから食材が栄養満点なんじゃな」
栄養自体を普通の食材と同じです、ダンジョンから集めた魔素が関係しているかもとか、合体して核の大きさや種類が変わって食材になるなどの説明をしたんですけど、魔王様には難しかったみたいです、新鮮な食材はおいしいと魔王様は言っているだけです、秘書さんたちは分かってる風なので、それでいいかと話を先に進めます。
「僕のダンジョンには敵がいなかったのも良かったんです、どんどん進化させて食材が沢山採れました、それを使い料理屋を始めたので外にも振る舞ってます」
ヒューマンのおじいさんたちが行ってる実験はまだ話しません、下手をしたら襲われちゃうからです、森林外の村と名前の付けられたその村は順調に稼働しています、そろそろ実験結果が送られてくるので期待してるんだ、ジャガイモや麦など、種としてそのまま植えれば育つ物からスタートさせ、ダンジョンと成長度合いが違うのが分かっています。
「そなた変わってるのじゃ、普通ダンジョンと言えば、強いモンスターを量産して戦力にするものじゃ・・・まさかこのような使い方があるとは思わなかったのじゃよ、やはりそなたがほしいのじゃ」
魔王様がまた目を潤ませ始めました、しかも今回は上目遣いでお願いのポーズを取ってきたんだ、身長が大体同じだから顔が近くてドキッとしました、魔王様は子供ですけどとても綺麗だと思ったんだ、でも僕はこの顔を知っているので直ぐに我に返る事が出来たんだよ。
あの顔は、僕が世間を上手く立ち回る時にする顔と同じです、小さくて誰もが子供だと言って接してくるのを利用する顔です、有効に使おうって何かを企んでいる笑顔なんだよ、この子はほんとに子供らしいから相当頭が良い子だよ、それを使って僕を料理人にしたいんだ。
そこで僕はもう一度さっきの言葉を言います、今度は僕も何かを企んでる顔をしてね。
「お願いされても困りますよ魔王様、僕はここから出たら死んでしまうんです、僕が死んだらここがなくなっちゃう、そうしたら外のみんながまた飢えてしまうんですよ」
魔王様の目をしっかりと見て言いました、あの悪魔の野望を打ちのめしたいのもあります、でも一番はミャオサーたちの生活が心配です、もちろんミントもそれに入るよ、僕はここでの生活がすごく楽しいんだ。
そんな顔をしてもダメだよと、僕は無言の笑顔をします、魔王様はいくら断っても恐らく強引に来ます、この子は今までもそうしてきたんだ、そう言った人には悟ってもらうのが一番です。
このまま強引に来ても損をするだけだよってね、それで分かる人ならこの後も協力をしても損害は少ないです、でもそれが分からず、強引に来る場合は力で分かってもらうしかありません、魔王様はそれが分かっているのか潤んだ目をピタッと止めて真剣な顔をし始めましたよ。
「ちっ同族じゃったか」
「強引に来てもダメです、ここは話し合いましょう」
魔王様はやはり頭が良いです、僕の様によく考えて行動しています、もしかしたら若い魔王様という立場を上手く使っていたのかもですね。
「お主は力では来ないのじゃな」
「憎しみは憎しみを生みますよ魔王様、みんなが楽しく暮らせる場所を作りましょう、僕はここから離れられないけど協力は出来るはずです」
あの悪魔の野望は阻止します、でもそれで憎しみが増えてしまうのは避けたいです、だから幸福になる様に食材を広めようとしてるんだ、外では育ちにくいからね。
「そのために余たちに食料を配り懐柔しようとしたのか?」
「懐柔って程ではないです、外のミャオサーたちがご挨拶した方が良いと教えてくれたので配ったんです、出来れば直に行きたいんですけど、僕は動けませんからね」
最初の話に戻ってご挨拶だったと告げます、出来ることなら仲良くしたいとも伝えました、魔王様たちは悩んでいます、裏があるとか色々考えてるのかもです。
包み隠さずにすべて話せばいいのかもですが、僕には助けた人たちを守る義務があるので今はまだ話せません、今できる事は協力関係を築く事だと思い協力できないか説得します、もちろん食料などの提供は要望通りすると誓いました、敵ではない事と上下関係を明確にしたんです。
「ふむ、何かを隠している事を素直に言うか・・・内容がちと気になるのじゃが、うわべだけの者よりはマシじゃな、それに余はそう言った考えの者は嫌いではないのじゃ、その話乗ってやるのじゃ」
「ありがとうございます魔王様」
魔王様が手を差し出してきたので、僕は握手をしてお礼の言葉を伝えたんだ、だけど魔王様はちょっと膨れ顔だね。
「余の名はユニーシャじゃ、協力関係になったのじゃこれからはそう呼ぶのじゃぞシンジ」
僕はいいのかな?って秘書さんたち見ます、みんな仕方ないって顔していました、魔王様が決めた事だから反論できないんでしょう、魔王様は腕を組んで僕が名前を呼ぶのを待ってます、仕方ないので僕は呼ぶことにしたよ。
「わかりましたユニーシャ、僕もシンジと呼んでくださいね」
「当然じゃなシンジ・・・早速じゃがシンジ、ちとお願いを聞いてくれるかの?」
ユニーシャがもじもじとして何かをお願いしようとしています、僕がユニーシャの性格を知った上でその反応だから、きっとこの仕草は本心なんです、先ほど出来るだけと誓ったばかりなので断れません。
僕はやられたかもと思いながらも協力すると了承したんです、ユニーシャは裏表のない笑顔を見せてくれてお願いを話して来たけど、ダンジョンの見学と言う僕が予想してなかったお願いでしたよ。
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