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3章91番目の世界
109話 決戦
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「弾幕を絶やすな!魔力が尽きる前に交代するんだ」
あれから敵が北から休むことなく襲ってきている、近接戦闘部隊の魔力砲と中距離・長距離部隊で迎撃して何とか凌いでいるが、新兵全員で対応しているからこれ以上敵が増えたら問題だ。
「な、何とかなりましたね教官」
「ああギリギリだった」
それから1時間して敵を殲滅出来た、分身からも来ていないと報告が来ている、だがこちらはすでに限界だ。
「ウインディまだ休んでいろ、魔力が回復しないぞ」
ウインディの機体は俺の近くで座っていたんだ、戦況を確認していたいって聞かない。
「ですが次に襲ってきたら問題でしょう」
「その為に休めと言ってるんだ、みんなも少し休め」
みんなもう限界だ、ここは男性陣に頑張ってもらう、彼らは建設の担当だが戦えないわけではないからな。
だがこれは最後の手段だ、これで持ちこたえられなければ撤退を考えないといけない。
「どうですかジュント殿」
男性と交代してから3時間敵の攻撃はない、分身であるケンジが俺の所に来たよ。
「解ってるだろケンジ、あれから3時間何も起きてないが、偵察部隊から大きな奴がこちらに向かってきていると報告があった」
「ですよね狙いはここでしょうね・・・どうするんですかあの大きさはあれを使うしか」
分身の言う通りだ、かなりの大きさだから特大の攻撃が必要になる、あの大型ライフル位な、だがあれを使うには精鋭チームが必要だ、もう少し休ませたら準備してもらう。
「もちろんそのつもりだ、幸い動きが遅いからな時間はあるだろう、もしだめでも俺が出る」
「分かりました、もし必要なら自分から説明しておきます」
分身と話をしてから1時間、いよいよ敵のお出ましだ、精鋭チームも休息を取れたので魔力も気力も十分だ。
「な、なんだよ!?あのでかい昆虫型は」
「プルネーラ、あれはカブトムシタイプだ」
ノシノシと進んできている、あれをどう対処するのかとみんな心配そうだ。
「それは見れば分かるよジュント、問題は大きさだろ!この街の半分くらいあるぞ」
確かにかなりの大きさだ、直径2キロはあるだろうな。
「だから君たちの出番だ、あのライフルを使うぞ!撃つのはアジー頼む」
「やったー!」
アジーは嬉しそうだな、だが問題は何発で倒せるかだ、こちらの魔力が尽きればもうどうしようもない。
「反動は気にするな、魔力を注ぐことだけに集中しろ」
こんなこともあろうかと大型ライフル用の土台を作って置いた、なので反動を気にする必要はない。
「良し溜まったな、俺の合図で撃て」
「前より全然楽だな、こんなに増えてたのかあたしたち」
「ほんとですわね、時間も短縮できていますわ、ジュントさんもしかして訓練きつくしてましたわね」
ネティーアが聞いてきたが当然だろう、なんの為に俺がここに来ていると思っている、それにカレンたちも増えたんだそれだけでもかなり楽になっているだろう。
「アジー良いぞ撃て!」
「はーい!いきまーす」
俺の合図でアジーが引き金を引いた、敵の3分の1が消し飛んだ。
「アジーもっとしっかり狙ってよ」
「狙ってるよ失礼だな、でもなんかおかしいんだ」
ナイチが怒って言ったんだがアジーがそう返していた、アジーはスキルでしっかりと的を狙う、それで少し外すとなると。
「やはり集合体か、俺は近接戦闘をするみんなは魔力が溜まり次第撃ちまくれ、ライフルが壊れても良いから出来る限りだ」
返事を聞かないまま俺は飛び立った、俺の予想はあの中核に本体がいるというものだ、俺がそいつを倒さないとあの集合体は倒せないだろう、幸い他の進軍部隊の所には出現していないから、こいつが親玉なんだろう。
「さて何処にいるのだろうな・・・魔技『ドラゴンウエーブ』」
遠距離系の魔技を撃って攻撃したが反応はない、その時大型ライフルの弾が来て集合体の奥が見れた。
「あそこか、これはきついな」
中心に丸い塊が見えた、魔力弾を上手く本体に当たらない様移動しているようだったな、これはタイミング良く攻撃しないとダメだ。
あれから敵が北から休むことなく襲ってきている、近接戦闘部隊の魔力砲と中距離・長距離部隊で迎撃して何とか凌いでいるが、新兵全員で対応しているからこれ以上敵が増えたら問題だ。
「な、何とかなりましたね教官」
「ああギリギリだった」
それから1時間して敵を殲滅出来た、分身からも来ていないと報告が来ている、だがこちらはすでに限界だ。
「ウインディまだ休んでいろ、魔力が回復しないぞ」
ウインディの機体は俺の近くで座っていたんだ、戦況を確認していたいって聞かない。
「ですが次に襲ってきたら問題でしょう」
「その為に休めと言ってるんだ、みんなも少し休め」
みんなもう限界だ、ここは男性陣に頑張ってもらう、彼らは建設の担当だが戦えないわけではないからな。
だがこれは最後の手段だ、これで持ちこたえられなければ撤退を考えないといけない。
「どうですかジュント殿」
男性と交代してから3時間敵の攻撃はない、分身であるケンジが俺の所に来たよ。
「解ってるだろケンジ、あれから3時間何も起きてないが、偵察部隊から大きな奴がこちらに向かってきていると報告があった」
「ですよね狙いはここでしょうね・・・どうするんですかあの大きさはあれを使うしか」
分身の言う通りだ、かなりの大きさだから特大の攻撃が必要になる、あの大型ライフル位な、だがあれを使うには精鋭チームが必要だ、もう少し休ませたら準備してもらう。
「もちろんそのつもりだ、幸い動きが遅いからな時間はあるだろう、もしだめでも俺が出る」
「分かりました、もし必要なら自分から説明しておきます」
分身と話をしてから1時間、いよいよ敵のお出ましだ、精鋭チームも休息を取れたので魔力も気力も十分だ。
「な、なんだよ!?あのでかい昆虫型は」
「プルネーラ、あれはカブトムシタイプだ」
ノシノシと進んできている、あれをどう対処するのかとみんな心配そうだ。
「それは見れば分かるよジュント、問題は大きさだろ!この街の半分くらいあるぞ」
確かにかなりの大きさだ、直径2キロはあるだろうな。
「だから君たちの出番だ、あのライフルを使うぞ!撃つのはアジー頼む」
「やったー!」
アジーは嬉しそうだな、だが問題は何発で倒せるかだ、こちらの魔力が尽きればもうどうしようもない。
「反動は気にするな、魔力を注ぐことだけに集中しろ」
こんなこともあろうかと大型ライフル用の土台を作って置いた、なので反動を気にする必要はない。
「良し溜まったな、俺の合図で撃て」
「前より全然楽だな、こんなに増えてたのかあたしたち」
「ほんとですわね、時間も短縮できていますわ、ジュントさんもしかして訓練きつくしてましたわね」
ネティーアが聞いてきたが当然だろう、なんの為に俺がここに来ていると思っている、それにカレンたちも増えたんだそれだけでもかなり楽になっているだろう。
「アジー良いぞ撃て!」
「はーい!いきまーす」
俺の合図でアジーが引き金を引いた、敵の3分の1が消し飛んだ。
「アジーもっとしっかり狙ってよ」
「狙ってるよ失礼だな、でもなんかおかしいんだ」
ナイチが怒って言ったんだがアジーがそう返していた、アジーはスキルでしっかりと的を狙う、それで少し外すとなると。
「やはり集合体か、俺は近接戦闘をするみんなは魔力が溜まり次第撃ちまくれ、ライフルが壊れても良いから出来る限りだ」
返事を聞かないまま俺は飛び立った、俺の予想はあの中核に本体がいるというものだ、俺がそいつを倒さないとあの集合体は倒せないだろう、幸い他の進軍部隊の所には出現していないから、こいつが親玉なんだろう。
「さて何処にいるのだろうな・・・魔技『ドラゴンウエーブ』」
遠距離系の魔技を撃って攻撃したが反応はない、その時大型ライフルの弾が来て集合体の奥が見れた。
「あそこか、これはきついな」
中心に丸い塊が見えた、魔力弾を上手く本体に当たらない様移動しているようだったな、これはタイミング良く攻撃しないとダメだ。
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