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3章91番目の世界
107話 迎撃
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「中距離部隊はまだよ!今は長距離班に任せなさい」
私はウインディ・モエラ、ジュント教官から近接戦闘部隊を任された者です。
今私たちは精鋭チームが残した敵部隊の殲滅をしています、ここで敵を留め街に戻らせないことが私たちの役目です。
「リーダー敵が下がりつつあります」
「分かったわエンティ、私たちの出番よ!他の者は撃つのを止めて回り込みなさい、行くわよ!」
ジュント教官の作戦では敵が後ろを見せたら近接戦闘部隊の私たちが突撃し、敵をかく乱、その間に他の部隊が敵の退路を断ちます、そしてまた遠くからの攻撃をして殲滅です。
「はあぁー魔技『パワーブレード』」
「リーダー援護します」
私たちは2人で組んで戦っています、前はそう言った事はしていなかったのですがジュント教官の指示です、おかげで魔技を使った直後の隙を突かれないんです。
「これで終わりね」
「ええ・・・でもほんとに教官はすごいですね、私たち新兵でもこれだけの戦果ですよ、私故郷に帰ったら自慢しちゃいます」
私のパートナーが嬉しそうね、まぁ私も嬉しいわ。
「ほんとね、でも私たちの仕事はここからよ」
拠点を築くまでの防衛が私たちの本当の仕事です、今戦った敵だって精鋭チームが少し倒してくれたから1時間で殲滅出来ました、もしあれが全部来ていたらこちらも被害を受けていたでしょう。
「はいわかっていますよ、無事任務を成功させて教官のご褒美を貰わないといけませんからね」
「ふふふ、ほんとにね」
私たちは進軍を開始しました、早く済ませてご褒美が欲しいわね、そして私が16歳の成人の時には教官と。
《召喚された敵の殲滅に向かったネティーア隊》
「うそ!?お姉様10機いますよ、どうしますか」
バミラが言ってきましたわ、そんな事見えてますわよ。
「シールドを最大にして突撃しますわよ!」
ジュントさんの言う通りでしたわね、シールドを全員が持っていなければ危ない所でしたわ。
「このシールドすごいですねお姉様」
「そうねニャートル、ですがあの背中の旧型昆虫が気になりますわ、皆慎重に1機ずつ倒しますわよ」
「「「「はいお姉様」」」」
わたくしはあれを見てビームを放った直後に飛んで来るとばかり思っていましたわ、ですがそれをしてきません他の意図があるのですわね。
「やったー命中ぅー!」
「よくやりましたわアジー魔技『バーストブレード』」
アジーの狙撃を起点にわたくしたちは3機を倒しましたわ、この新しい武器のおかげでとても楽ですわね。
「お姉様変です!敵のエネルギーが予想よりも早く集まっています」
「ほんとなのナイチ・・・一度終結しますわよ!」
ジュントさんの作戦の中に敵のエネルギーが集まりだしたら防御を固めるとあったのですわ、ですがそれは10分と言う時間が掛かる物、ですが今は5分から6分しか経っていませんわ、どういうことでしょう?
「ほ、ほんとに撃ってきたよ、お姉様」
「アジー喋っていないでシールドに魔力を流しなさい!これは急いだほうがよさそうですわね」
シールドはあと1回展開するのが限界ですわ、そうなったらあのビームを防ぐ手立てが無くなります。
「ですがどうしてこんなに早く、まさかあの背中に乗ってる旧式が!?」
「恐らくそうですわバミラ、急ぎますわよ」
わたくしたちは急いで敵を攻撃しましたわ、ですがさっきも3機倒すのが精いっぱいですのよ、これは最後の攻撃は受けるしかありませんわね。
「お姉様最後のシールドが切れます」
「落ち着きなさいアジー、次で全て倒しますわよ、皆魔技を全力で放ちなさい」
わたくしたちの遠距離魔技で敵を攻撃しましたわ、第6世代の5機の魔技です当たりさえすれば倒せるはずですわ。
「やりましたねお姉様」
「油断はダメですよバミラ、確認をしてくださいナイチ」
土煙で見えないですが、ナイチの索敵で分かるはずですわ。
「ダメですお姉様!?最後の1機残ってます、来ます!」
「くっみんなわたくしの後ろに来なさい!魔技『マジックバリア』」
わたくしはみんなの前に出て魔技の防御フィールドを張りましたわ、あのシールドよりは弱いですが直撃するよりはマシなはずですわ。
「な、なんて威力ですの」
ビームが飛んできてわたくしのバリアにヒビが入っています、これはもちませんわね。
「各自散開して敵を討ちなさい」
「ですがお姉様が」
「わたしくは平気です、見なさい敵を!こんなにも早く撃てたのはあのせいですわ、急ぎなさい!」
敵は生き残りの旧式を背中に乗せより早く撃ってきましたわ、この後どれくらいで次弾が来るか分からない以上、今攻撃しないと危険ですのよ。
「も、もうもちません、行きなさい!」
わたくしの指示の後、みんなが飛び立ったのが見えましたわ。
「わたくしは戦線離脱ですわね、悔しいですわ・・・でも作戦は成功しますわよね」
呟いて衝撃が来るのを待っていましたが、一向に来ませんでしたわ。
「お姉様平気ですか?」
「ニャートル?・・・どうしてシールドを出せますの!?」
わたくしたちはもう魔力が残っていませんわ、バミラたちを見ても魔技を使わずブレードで普通に攻撃しているのですわ、それなのに大量に使うシールドを張るなんて。
「それが・・・ジュントさんがもしもの時の為って言ってエネルギーパットを1つくれたんです」
ニャートルの背中にあの装甲板がありましたわ、気付きませんでしたわね、それにジュントさん。
「あの方はどこまですごいのでしょうね」
「ほんとですよ、帰ったらお礼をしないとですねお姉様」
ほんとにね、あの人は夜のお相手に誘うと嫌がりますから、食事の時にご奉仕してあげるのがいいかしらね。
「そうですわねニャートル、じゃあそのお方の所に行きましょう」
ニャートルの頷きを見て、わたくしたちは本隊のいるマトックスに向かって飛びましたわ、魔力が残っていないのでゆっくりです、ほんとは合流したら一緒に戦いたかったですが、この状態では無理ですわね。
私はウインディ・モエラ、ジュント教官から近接戦闘部隊を任された者です。
今私たちは精鋭チームが残した敵部隊の殲滅をしています、ここで敵を留め街に戻らせないことが私たちの役目です。
「リーダー敵が下がりつつあります」
「分かったわエンティ、私たちの出番よ!他の者は撃つのを止めて回り込みなさい、行くわよ!」
ジュント教官の作戦では敵が後ろを見せたら近接戦闘部隊の私たちが突撃し、敵をかく乱、その間に他の部隊が敵の退路を断ちます、そしてまた遠くからの攻撃をして殲滅です。
「はあぁー魔技『パワーブレード』」
「リーダー援護します」
私たちは2人で組んで戦っています、前はそう言った事はしていなかったのですがジュント教官の指示です、おかげで魔技を使った直後の隙を突かれないんです。
「これで終わりね」
「ええ・・・でもほんとに教官はすごいですね、私たち新兵でもこれだけの戦果ですよ、私故郷に帰ったら自慢しちゃいます」
私のパートナーが嬉しそうね、まぁ私も嬉しいわ。
「ほんとね、でも私たちの仕事はここからよ」
拠点を築くまでの防衛が私たちの本当の仕事です、今戦った敵だって精鋭チームが少し倒してくれたから1時間で殲滅出来ました、もしあれが全部来ていたらこちらも被害を受けていたでしょう。
「はいわかっていますよ、無事任務を成功させて教官のご褒美を貰わないといけませんからね」
「ふふふ、ほんとにね」
私たちは進軍を開始しました、早く済ませてご褒美が欲しいわね、そして私が16歳の成人の時には教官と。
《召喚された敵の殲滅に向かったネティーア隊》
「うそ!?お姉様10機いますよ、どうしますか」
バミラが言ってきましたわ、そんな事見えてますわよ。
「シールドを最大にして突撃しますわよ!」
ジュントさんの言う通りでしたわね、シールドを全員が持っていなければ危ない所でしたわ。
「このシールドすごいですねお姉様」
「そうねニャートル、ですがあの背中の旧型昆虫が気になりますわ、皆慎重に1機ずつ倒しますわよ」
「「「「はいお姉様」」」」
わたくしはあれを見てビームを放った直後に飛んで来るとばかり思っていましたわ、ですがそれをしてきません他の意図があるのですわね。
「やったー命中ぅー!」
「よくやりましたわアジー魔技『バーストブレード』」
アジーの狙撃を起点にわたくしたちは3機を倒しましたわ、この新しい武器のおかげでとても楽ですわね。
「お姉様変です!敵のエネルギーが予想よりも早く集まっています」
「ほんとなのナイチ・・・一度終結しますわよ!」
ジュントさんの作戦の中に敵のエネルギーが集まりだしたら防御を固めるとあったのですわ、ですがそれは10分と言う時間が掛かる物、ですが今は5分から6分しか経っていませんわ、どういうことでしょう?
「ほ、ほんとに撃ってきたよ、お姉様」
「アジー喋っていないでシールドに魔力を流しなさい!これは急いだほうがよさそうですわね」
シールドはあと1回展開するのが限界ですわ、そうなったらあのビームを防ぐ手立てが無くなります。
「ですがどうしてこんなに早く、まさかあの背中に乗ってる旧式が!?」
「恐らくそうですわバミラ、急ぎますわよ」
わたくしたちは急いで敵を攻撃しましたわ、ですがさっきも3機倒すのが精いっぱいですのよ、これは最後の攻撃は受けるしかありませんわね。
「お姉様最後のシールドが切れます」
「落ち着きなさいアジー、次で全て倒しますわよ、皆魔技を全力で放ちなさい」
わたくしたちの遠距離魔技で敵を攻撃しましたわ、第6世代の5機の魔技です当たりさえすれば倒せるはずですわ。
「やりましたねお姉様」
「油断はダメですよバミラ、確認をしてくださいナイチ」
土煙で見えないですが、ナイチの索敵で分かるはずですわ。
「ダメですお姉様!?最後の1機残ってます、来ます!」
「くっみんなわたくしの後ろに来なさい!魔技『マジックバリア』」
わたくしはみんなの前に出て魔技の防御フィールドを張りましたわ、あのシールドよりは弱いですが直撃するよりはマシなはずですわ。
「な、なんて威力ですの」
ビームが飛んできてわたくしのバリアにヒビが入っています、これはもちませんわね。
「各自散開して敵を討ちなさい」
「ですがお姉様が」
「わたしくは平気です、見なさい敵を!こんなにも早く撃てたのはあのせいですわ、急ぎなさい!」
敵は生き残りの旧式を背中に乗せより早く撃ってきましたわ、この後どれくらいで次弾が来るか分からない以上、今攻撃しないと危険ですのよ。
「も、もうもちません、行きなさい!」
わたくしの指示の後、みんなが飛び立ったのが見えましたわ。
「わたくしは戦線離脱ですわね、悔しいですわ・・・でも作戦は成功しますわよね」
呟いて衝撃が来るのを待っていましたが、一向に来ませんでしたわ。
「お姉様平気ですか?」
「ニャートル?・・・どうしてシールドを出せますの!?」
わたくしたちはもう魔力が残っていませんわ、バミラたちを見ても魔技を使わずブレードで普通に攻撃しているのですわ、それなのに大量に使うシールドを張るなんて。
「それが・・・ジュントさんがもしもの時の為って言ってエネルギーパットを1つくれたんです」
ニャートルの背中にあの装甲板がありましたわ、気付きませんでしたわね、それにジュントさん。
「あの方はどこまですごいのでしょうね」
「ほんとですよ、帰ったらお礼をしないとですねお姉様」
ほんとにね、あの人は夜のお相手に誘うと嫌がりますから、食事の時にご奉仕してあげるのがいいかしらね。
「そうですわねニャートル、じゃあそのお方の所に行きましょう」
ニャートルの頷きを見て、わたくしたちは本隊のいるマトックスに向かって飛びましたわ、魔力が残っていないのでゆっくりです、ほんとは合流したら一緒に戦いたかったですが、この状態では無理ですわね。
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