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3章91番目の世界
95話 もしかして
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「遅いですわね」
「おねえさまを待たせるなんて、教育が必要です」
ニャートルがイライラしている、まぁ俺以外全員にも見られるがな。
「汽車が遅れてるんだしょうがないさ、これでも食べて時間を潰そう」
みんなに棒の飴を渡した、すっごく飴を見ているな。
「こ、これがジェミーの言っていた、噂のアメですか」
「んぅ~美味しい、ジェミーが言ってた通りね」
俺の知らないところで噂になってたのか?確かにこの飴はジェミーにしか出していないな。
「これはプリンに引けを取りませんわね」
「気に入ってもらえた様で何よりだ、っと汽車が来たな」
二本目を渡していると汽車の音がし始めた、やっとと思っているが時間は少し早いんだこれでもな。
「ジュント!会いたかったわ」
「カレン久しぶりだな」
汽車を降りるなりカレンが俺に抱き着いてきた、熱烈だな。
「うん会いたかったわ、さぁ行きましょ」
「その前にこれを何とかしてくれるか」
ネティーアたちが固まっていて、カレンと来た4人は知らん顔だ。
「あ、ああああなた、お放れなさい!」
「何よあなた別にいいでしょ、ねぇジュント」
ネティーアが復活して注意している、俺も困るな。
「カレン会えたのは嬉しいがほどほどで頼むよ」
「ちぇっ・・・まぁ良いわ、これからいくらでも出来るんだしね」
手を繋ぐだけになったがネティーアたちはまだ睨んでいるな、戦いがあるのにこれは困るな。
「それで君たちがアルソ研究所から来た」
「ソニンでーすよろしく」
「あ、あの僕はライオットです、そのよろしく」
気のない返事をするソニンとオドオドしているライオットだな。
「俺っちはガーゴンド研究所から来た整備員のローガンだ、ほらカミーラ」
「わってるよ!暑苦しいな、俺はカミーラだ、女みたいな名前だが男だからな!そこんとこ忘れるなよ」
整備員も暑苦しいがカミーラも少しその線があるんじゃないか?
「よろしく、俺はこれから行くココルト基地で指導官をしているジュントだ、これからよろしく」
俺の後でネティーアたちも自己紹介をして、他の隊のメンバーも言おうとしたんだが拒否られた。
「全くあの人たちの態度は何なんですか!」
「そう言うなニャートル、向こうで自己紹介をするのはほんとの事だ、さぁ行くぞ」
バミラとニャートルの運転で基地に戻ったんだが、同じ感じに雰囲気が悪くなった。
「さてこの雰囲気をどうするかな、大佐何か案はありませんか」
自己紹介を済ませ誰も話さないのでキョウコが困った顔をして俺に言ってきた。
「キョウコ、隊長はお前だろ何かないのか?」
俺がそう返すと今度はプルネーラが言ってきたよ、俺の時とあまり変わらないことをな。
「じゃあよ模擬戦しようぜ、カレンの強さは知ってるけど他の2人は男だ、話にならなそうじゃねぇか」
「な、なんだって!?それは俺に言ってるのか、あぁん!」
カミーラが挑発に乗った、やっぱりそっち系じゃないかカミーラ。
「いいねぇ、んでそっちのチビはどうなんだ?」
「む!?チビってもしかして俺様の事か?」
ソニンが起き上がって睨んでいるな、やる気がないだけなんだな、それに背の事を気にしていたようでかなり怒っている。
「ほう、態度はでかいじゃねぇか、だがな俺様なんて言うようじゃたかが知れてるんだよ、男だったらジュントみたくどっしり構えな」
プルネーラが俺の名前を出したからかソニンがこっちを睨んできた、俺を巻き込むなよ。
「その男みたくねぇ、ただ歳をとってるってだけじゃねぇか、もしかしてお前ブラコンか?」
「な!?なんだとコノヤロー!」
ソニンの挑発に今度はプルネーラが乗ってしまってジェミーが抑えている。
「それでどうしますのあなた達、戦うのかしら?」
少し落ち着いたところでネティーアが言ってきた、まぁソニンたちの顔を見るに聞く必要はなさそうだな。
「じゃあ模擬戦をすると言う事だな、それで3人は相手に誰を指名する」
キョウコが仕切り始めカミーラがプルネーラを指名しカレンはジェミー、そしてソニンは。
「俺様はお前だ」
「「「「「!?」」」」」
ソニンが指差した人物を見てみんなが驚いている、まぁ当然だな。
「俺でいいのか?」
「ああ、ここで一番強いんだろ?なら丁度いいぜ」
ソニンが俺を指名してきた、やれやれだ。
『なかなか根性ありますねこの子』
『そうだろうか?怖いもの知らずってだけだと思うぞ、俺の事を知ってるみんなの顔を見ろよナビ玉』
みんな可哀そうな者を見るような目でソニンを見ているよ、俺を見ている何人かはやってしまえって顔してるがな。
「じゃあ準備をして練習場に行くぞ、夕食は歓迎会だ怪我のないようにな」
キョウコがそう言ったが、さて俺が治さなくて済むだろうか。
「おねえさまを待たせるなんて、教育が必要です」
ニャートルがイライラしている、まぁ俺以外全員にも見られるがな。
「汽車が遅れてるんだしょうがないさ、これでも食べて時間を潰そう」
みんなに棒の飴を渡した、すっごく飴を見ているな。
「こ、これがジェミーの言っていた、噂のアメですか」
「んぅ~美味しい、ジェミーが言ってた通りね」
俺の知らないところで噂になってたのか?確かにこの飴はジェミーにしか出していないな。
「これはプリンに引けを取りませんわね」
「気に入ってもらえた様で何よりだ、っと汽車が来たな」
二本目を渡していると汽車の音がし始めた、やっとと思っているが時間は少し早いんだこれでもな。
「ジュント!会いたかったわ」
「カレン久しぶりだな」
汽車を降りるなりカレンが俺に抱き着いてきた、熱烈だな。
「うん会いたかったわ、さぁ行きましょ」
「その前にこれを何とかしてくれるか」
ネティーアたちが固まっていて、カレンと来た4人は知らん顔だ。
「あ、ああああなた、お放れなさい!」
「何よあなた別にいいでしょ、ねぇジュント」
ネティーアが復活して注意している、俺も困るな。
「カレン会えたのは嬉しいがほどほどで頼むよ」
「ちぇっ・・・まぁ良いわ、これからいくらでも出来るんだしね」
手を繋ぐだけになったがネティーアたちはまだ睨んでいるな、戦いがあるのにこれは困るな。
「それで君たちがアルソ研究所から来た」
「ソニンでーすよろしく」
「あ、あの僕はライオットです、そのよろしく」
気のない返事をするソニンとオドオドしているライオットだな。
「俺っちはガーゴンド研究所から来た整備員のローガンだ、ほらカミーラ」
「わってるよ!暑苦しいな、俺はカミーラだ、女みたいな名前だが男だからな!そこんとこ忘れるなよ」
整備員も暑苦しいがカミーラも少しその線があるんじゃないか?
「よろしく、俺はこれから行くココルト基地で指導官をしているジュントだ、これからよろしく」
俺の後でネティーアたちも自己紹介をして、他の隊のメンバーも言おうとしたんだが拒否られた。
「全くあの人たちの態度は何なんですか!」
「そう言うなニャートル、向こうで自己紹介をするのはほんとの事だ、さぁ行くぞ」
バミラとニャートルの運転で基地に戻ったんだが、同じ感じに雰囲気が悪くなった。
「さてこの雰囲気をどうするかな、大佐何か案はありませんか」
自己紹介を済ませ誰も話さないのでキョウコが困った顔をして俺に言ってきた。
「キョウコ、隊長はお前だろ何かないのか?」
俺がそう返すと今度はプルネーラが言ってきたよ、俺の時とあまり変わらないことをな。
「じゃあよ模擬戦しようぜ、カレンの強さは知ってるけど他の2人は男だ、話にならなそうじゃねぇか」
「な、なんだって!?それは俺に言ってるのか、あぁん!」
カミーラが挑発に乗った、やっぱりそっち系じゃないかカミーラ。
「いいねぇ、んでそっちのチビはどうなんだ?」
「む!?チビってもしかして俺様の事か?」
ソニンが起き上がって睨んでいるな、やる気がないだけなんだな、それに背の事を気にしていたようでかなり怒っている。
「ほう、態度はでかいじゃねぇか、だがな俺様なんて言うようじゃたかが知れてるんだよ、男だったらジュントみたくどっしり構えな」
プルネーラが俺の名前を出したからかソニンがこっちを睨んできた、俺を巻き込むなよ。
「その男みたくねぇ、ただ歳をとってるってだけじゃねぇか、もしかしてお前ブラコンか?」
「な!?なんだとコノヤロー!」
ソニンの挑発に今度はプルネーラが乗ってしまってジェミーが抑えている。
「それでどうしますのあなた達、戦うのかしら?」
少し落ち着いたところでネティーアが言ってきた、まぁソニンたちの顔を見るに聞く必要はなさそうだな。
「じゃあ模擬戦をすると言う事だな、それで3人は相手に誰を指名する」
キョウコが仕切り始めカミーラがプルネーラを指名しカレンはジェミー、そしてソニンは。
「俺様はお前だ」
「「「「「!?」」」」」
ソニンが指差した人物を見てみんなが驚いている、まぁ当然だな。
「俺でいいのか?」
「ああ、ここで一番強いんだろ?なら丁度いいぜ」
ソニンが俺を指名してきた、やれやれだ。
『なかなか根性ありますねこの子』
『そうだろうか?怖いもの知らずってだけだと思うぞ、俺の事を知ってるみんなの顔を見ろよナビ玉』
みんな可哀そうな者を見るような目でソニンを見ているよ、俺を見ている何人かはやってしまえって顔してるがな。
「じゃあ準備をして練習場に行くぞ、夕食は歓迎会だ怪我のないようにな」
キョウコがそう言ったが、さて俺が治さなくて済むだろうか。
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