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3章91番目の世界
90話 模擬戦
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「これは・・・仮想模擬戦闘が出来る機械か」
箱の中に入って操縦出来る物があった、こういったのもあったのか。
「どうですかお客様やってみますか?今対戦相手を探していたところなんです」
俺を見てそう言ってきた、男の俺に言ってきていると言う事は負けても良いから戦ってくれと言ってるんだろうな、観戦画面を見ると待っている機体が見える、相当強いのだろう相手がいなくなるほど、あれと戦うのか?
「ジュントがやらないならあたしがやっていいか?」
「「「「お姉様頑張って」」」」
ジェミーたちがすぐに応援し始めた、やるのは別にかまわないんだ、だがあれは本物の機体と少し違う。
「おっしゃー燃えてきたぜ!」
「あ!?言いそびれた、まぁ負けるのも経験か」
「ちょ、ちょっとジュントさん!?聞き捨てなりませんね、精鋭の部隊リーダーを任されているお姉さまが負けるはずないです」
ジェミーたちが俺を睨んできた、普通の機体で戦ったらそうだろう、だが待機中の相手の動きを画面で見ているが、あれはあの機械に慣れた者の動きだ。
「まあ見ていれば分かるさ」
俺の一言を聞いて睨みながら画面を見始めた、だが結果は俺の予想通りだ。
「う、うそ!?どうしてお姉様が」
「く、くそー!動きが鈍いんだよこの機械、全然動かねぇ」
プルネーラが箱から出てきて叫んでいるよ、そうなんだかなり動きが制限されている、だから今の最新技術に慣れたプルネーラではあの相手には勝てないと思った、恐らく機体で言ったら第2世代と言ったとこかな。
「くくく、あんたたち何処の基地の人か知らないけど、そんな腕で良く精鋭とか言ってるわね」
プルネーラを宥めていると対戦相手が箱から出てきた、どうやらどこかの部隊の子の様だ、俺が知らないって事は最前線ではないな。
「な、何だとお前!ほんとの機体ならお前何かに負けねぇぞあたしは」
「あらあら負け惜しみね、あれだけボコボコにしたのに教えてる人が悪いのかしら?」
俺を見ながら言ってきた、随分な自信だな。
「確かに俺が教えている、だが彼女たちはしっかりやっているぞ、今回の結果もしっかり話し合って今後の訓練に生かす」
俺が笑いながらそう言ったらプルネーラたちは少し引いていた、訓練が大変になるからな。
「そんな子たちがいくら頑張っても無駄だと思うけど、まぁ良いわ、どうせ私が戦場に出れば終わることよ」
「随分な自信だな、そんなことでは戦場で死ぬぞ」
「な!?」
俺は忠告として言った、こういった子は大抵突出する、そうして初戦で生きて帰ってこないか運が良くて重傷だ、俺は何度も見てきた。
「戦場と模擬戦はちがう、何なら俺が少し指導してやろうか?」
俺はあの箱を親指で差して言って見た、相手はかなり怒り出したぞ。
「上等じゃない!あなたみたいな男、コテンパンにしてやるわ」
直ぐに箱に入って行った、ほんとに戦場に行ったら心配だな。
「ジュント良いのか?さっき困ってたろ」
「プルネーラ、別に困っていたわねじゃないんだ、一人で戦う事は戦場ではない、だからこの箱で戦う意味がないと思ってただけだ」
俺が一人で戦っても世界が救えない、それはずっと感じている悩みだ、だからその世界の人をサポートすると決めたんだよ。
「訓練でもジュントさんは言ってますよね、チームワークで戦えって、じゃあどうして」
「そうだな、プルネーラが侮辱されたからだな」
「「「「「え!?」」」」」
プルネーラの頭を撫でてそう言ったがどうして驚く、さっきの戦いを見れば分かるだろう。
「プルネーラは俺の指導でしっかりと戦っている、さっきもジェミーたちがいれば援護をしただろうし、しっかり戦えたはずだ、それが分かってない子供に侮辱されたら怒るだろう」
そう言いながら俺は箱に入った、さて説教と行くか。
『珍しいですね主、どうしてそんなに怒ってるんですか?』
「そうだな、頑張ってる者を侮辱されたからだな、才能に溺れる者はああいった奴もいる、それが俺は許せない」
なんの努力もしないで上がって行く者はなりやすい、そうでない者もいるがな。
「なに一人で喋ってるの、行くわよ!」
ナビ玉と話していると相手の子がマシンガンで撃ってきた、俺は躱さずブレードで薙ぎ払った。
「な!?」
「どうだ?俺の実力が分かったら本気で来い手加減は要らんぞ」
そう言いながら俺はブレード以外の武器を捨てた、挑発としてこれでいいだろう、もし乗ってこなければブレードも捨てるかな。
「良い度胸じゃない、その挑発のってあげるわ、はぁっ!」
相手も武器をブレードだけにして突っ込んできた、なかなかに早いな。
「良い動きだが太刀筋が甘いな、ほらっそこだ!」
「きゃっ」
3連続の攻撃を俺は受けその後指摘として反撃したんだが、可愛い声で俺のブレードを受けたな。
「そんなに驚くことか?まだまだ行くぞ、そら!」
「な、何でそんなに早く動けるのよ」
俺の連続攻撃を何とか受けながら言ってきた、まだ分からないようだ、となるとこの子はもしかして。
「ひょっとして君はスキルで動きを良くしてるな」
「な!?」
俺がそう言ったらいきなり距離を取った、図星かな。
「どうして分かったの」
「機体の性能を限界まで引き出すスキル所持者はな、大抵それ以上の動きをする者と会うと君の様な反応をするんだ」
そう言ったら黙ってしまった、悔しいのだろうな。
「どうした降参しないのか?」
「降参ですって!?そんな事」
「なら俺が戦場の怖さを教えてやる魔技『マジックレイン』」
そう言って俺はライフルを上に向け魔技を使った、この魔技はライフルの魔力弾を雨の様に撃つんだ。
「くっこんな物躱せば!?」
「それはさせないぞ魔技『ラッシュブレード』」
箱の中に入って操縦出来る物があった、こういったのもあったのか。
「どうですかお客様やってみますか?今対戦相手を探していたところなんです」
俺を見てそう言ってきた、男の俺に言ってきていると言う事は負けても良いから戦ってくれと言ってるんだろうな、観戦画面を見ると待っている機体が見える、相当強いのだろう相手がいなくなるほど、あれと戦うのか?
「ジュントがやらないならあたしがやっていいか?」
「「「「お姉様頑張って」」」」
ジェミーたちがすぐに応援し始めた、やるのは別にかまわないんだ、だがあれは本物の機体と少し違う。
「おっしゃー燃えてきたぜ!」
「あ!?言いそびれた、まぁ負けるのも経験か」
「ちょ、ちょっとジュントさん!?聞き捨てなりませんね、精鋭の部隊リーダーを任されているお姉さまが負けるはずないです」
ジェミーたちが俺を睨んできた、普通の機体で戦ったらそうだろう、だが待機中の相手の動きを画面で見ているが、あれはあの機械に慣れた者の動きだ。
「まあ見ていれば分かるさ」
俺の一言を聞いて睨みながら画面を見始めた、だが結果は俺の予想通りだ。
「う、うそ!?どうしてお姉様が」
「く、くそー!動きが鈍いんだよこの機械、全然動かねぇ」
プルネーラが箱から出てきて叫んでいるよ、そうなんだかなり動きが制限されている、だから今の最新技術に慣れたプルネーラではあの相手には勝てないと思った、恐らく機体で言ったら第2世代と言ったとこかな。
「くくく、あんたたち何処の基地の人か知らないけど、そんな腕で良く精鋭とか言ってるわね」
プルネーラを宥めていると対戦相手が箱から出てきた、どうやらどこかの部隊の子の様だ、俺が知らないって事は最前線ではないな。
「な、何だとお前!ほんとの機体ならお前何かに負けねぇぞあたしは」
「あらあら負け惜しみね、あれだけボコボコにしたのに教えてる人が悪いのかしら?」
俺を見ながら言ってきた、随分な自信だな。
「確かに俺が教えている、だが彼女たちはしっかりやっているぞ、今回の結果もしっかり話し合って今後の訓練に生かす」
俺が笑いながらそう言ったらプルネーラたちは少し引いていた、訓練が大変になるからな。
「そんな子たちがいくら頑張っても無駄だと思うけど、まぁ良いわ、どうせ私が戦場に出れば終わることよ」
「随分な自信だな、そんなことでは戦場で死ぬぞ」
「な!?」
俺は忠告として言った、こういった子は大抵突出する、そうして初戦で生きて帰ってこないか運が良くて重傷だ、俺は何度も見てきた。
「戦場と模擬戦はちがう、何なら俺が少し指導してやろうか?」
俺はあの箱を親指で差して言って見た、相手はかなり怒り出したぞ。
「上等じゃない!あなたみたいな男、コテンパンにしてやるわ」
直ぐに箱に入って行った、ほんとに戦場に行ったら心配だな。
「ジュント良いのか?さっき困ってたろ」
「プルネーラ、別に困っていたわねじゃないんだ、一人で戦う事は戦場ではない、だからこの箱で戦う意味がないと思ってただけだ」
俺が一人で戦っても世界が救えない、それはずっと感じている悩みだ、だからその世界の人をサポートすると決めたんだよ。
「訓練でもジュントさんは言ってますよね、チームワークで戦えって、じゃあどうして」
「そうだな、プルネーラが侮辱されたからだな」
「「「「「え!?」」」」」
プルネーラの頭を撫でてそう言ったがどうして驚く、さっきの戦いを見れば分かるだろう。
「プルネーラは俺の指導でしっかりと戦っている、さっきもジェミーたちがいれば援護をしただろうし、しっかり戦えたはずだ、それが分かってない子供に侮辱されたら怒るだろう」
そう言いながら俺は箱に入った、さて説教と行くか。
『珍しいですね主、どうしてそんなに怒ってるんですか?』
「そうだな、頑張ってる者を侮辱されたからだな、才能に溺れる者はああいった奴もいる、それが俺は許せない」
なんの努力もしないで上がって行く者はなりやすい、そうでない者もいるがな。
「なに一人で喋ってるの、行くわよ!」
ナビ玉と話していると相手の子がマシンガンで撃ってきた、俺は躱さずブレードで薙ぎ払った。
「な!?」
「どうだ?俺の実力が分かったら本気で来い手加減は要らんぞ」
そう言いながら俺はブレード以外の武器を捨てた、挑発としてこれでいいだろう、もし乗ってこなければブレードも捨てるかな。
「良い度胸じゃない、その挑発のってあげるわ、はぁっ!」
相手も武器をブレードだけにして突っ込んできた、なかなかに早いな。
「良い動きだが太刀筋が甘いな、ほらっそこだ!」
「きゃっ」
3連続の攻撃を俺は受けその後指摘として反撃したんだが、可愛い声で俺のブレードを受けたな。
「そんなに驚くことか?まだまだ行くぞ、そら!」
「な、何でそんなに早く動けるのよ」
俺の連続攻撃を何とか受けながら言ってきた、まだ分からないようだ、となるとこの子はもしかして。
「ひょっとして君はスキルで動きを良くしてるな」
「な!?」
俺がそう言ったらいきなり距離を取った、図星かな。
「どうして分かったの」
「機体の性能を限界まで引き出すスキル所持者はな、大抵それ以上の動きをする者と会うと君の様な反応をするんだ」
そう言ったら黙ってしまった、悔しいのだろうな。
「どうした降参しないのか?」
「降参ですって!?そんな事」
「なら俺が戦場の怖さを教えてやる魔技『マジックレイン』」
そう言って俺はライフルを上に向け魔技を使った、この魔技はライフルの魔力弾を雨の様に撃つんだ。
「くっこんな物躱せば!?」
「それはさせないぞ魔技『ラッシュブレード』」
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