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1章初めの世界
12話 真実を2
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土煙がすごいなそれに感染者が何人か扉に潰されている、あと10人ってとこか。
「ふむ、シェルターってことだから全力で殴ったが少し加減するべきだったな、みんな平気か?」
みんなの方を振り向いたら驚いて固まっていた、しょうがないので分身を突撃させて中の感染者を倒し始めたよ。
「な、なぁ純人、お前って何者なんだ」
「タツヤ?首相と会ったら言うつもりだったが、みんなの顔を見ると今の方が良いかな俺は他の世界から来た、この世界を救う為にだ」
そう言ったが誰も驚かなかった、さっきの事の方がとんでもなかったのか?
「驚かないんだな」
「そ、そりゃー驚いたけどよ、空は飛ぶしあの施設だろ、最後に今の扉だ、驚くことが多すぎて麻痺しちまったよ」
顔を引きつらせて笑っている、まぁそうかもな。
「じゃ、じゃあジュンちゃんはこれが起きることを知ってたの?」
「いや、何かが起きる事は知っていたが、いつ何が起きるかは知らなかったよカナ」
カナがそれを聞いて考え込んでいる、少し心配だな。
「それを政府とかに言おうとしなかったの純人君」
「玲奈、何も根拠が無いのに言ってもな、どうせ変人とか言われてお終いだろう、だからあらゆる状況に備えていた、みんなが暮らしてた施設がそうだな」
玲奈も考え込んでしまった、だがカナとは違い納得している感じだな、もっと時間があって俺に権力があれば出来たかもしれない、だがそう言った組織に入ると身動きが取れない場合もある。
両方から攻めるって手もあったと今思ったがもう間に合わないしな。
「そうだったんですね、じゃあ父さんとこれからは力を合わせてください、きっと復興も早いです」
嬉しそうに言うんだな十郎、信じてるんだな親父さんを。
「じゃあその父親に会うか、行くぞ」
「はい」
十郎だけが返事をしてみんなでシェルターの中に入った、少し暗いが灯りは最小限で点いている。
「父さんどこですか!!もう安全です父さん!」
十郎が大声を出しながら進んでいる、分岐が結構あるし部屋もかなりの数だ、この中のどこかにいるはずだが、分身の言っていた探査系のスキルが欲しいな。
俺は5感が優れているから分かるが、限界もあるからな。
「ほんとに来たのか十郎」
「父さん、それに冷泉さん」
十郎の父親と他に5人がフラフラしながら歩いてきた、歩けるぐらいの力は残っていたって感じだな。
「よかったわ十郎君、私の部下は無事かしら?」
「あの人達冷泉さんの部下だったんですか、あの人たちは」
十郎が暗くなっている、俺の分身も武器を持った人には会っていないからな、恐らく奴らになっているだろう、可能性としては他の避難区域にいるって事も考えられるが十郎を助けに来なかったことを考えるとな。
「そう・・・でも十郎君が無事でよかったわ」
「それより君が純人君かね、私が首相の鈴木一郎だ」
首相が握手を要望してきた、少しイラっとするな。
「それよりってなんだ!十郎はあんたを心配してここまで来たんだぞ、まずは十郎とハグでもしろ」
「おわ!?」
首相を押して十郎に突き付けた。
「まったく、自分の事も出来ないで民をどうにか出来るか、もっとしっかりしろよな」
「くくく、純人らしいな少し安心したぜ」
俺が怒っているとタツヤが笑って言ってきた、俺らしいってそんなことしたか?
「ふふ懐かしいね、あの時も達也君にああしたんだよね」
ああ、昔達也が迷子になった時のあれか。
「タツヤが素直じゃなかったのがいけないんだろ、嬉しいくせにさ」
「そうだったな、あれのおかげで俺、親父と話せるようになったんだ、純人には感謝してるよ」
照れ臭いな、タツヤも恥ずかしそうだが。
「でもそろそろまずいんじゃないの?」
「そうだな玲奈、首相そろそろ良いかな?話をしましょう」
ハグし合ってる十郎と首相にそう言った、向こうは恥ずかしそうだったな。
「ふむ、シェルターってことだから全力で殴ったが少し加減するべきだったな、みんな平気か?」
みんなの方を振り向いたら驚いて固まっていた、しょうがないので分身を突撃させて中の感染者を倒し始めたよ。
「な、なぁ純人、お前って何者なんだ」
「タツヤ?首相と会ったら言うつもりだったが、みんなの顔を見ると今の方が良いかな俺は他の世界から来た、この世界を救う為にだ」
そう言ったが誰も驚かなかった、さっきの事の方がとんでもなかったのか?
「驚かないんだな」
「そ、そりゃー驚いたけどよ、空は飛ぶしあの施設だろ、最後に今の扉だ、驚くことが多すぎて麻痺しちまったよ」
顔を引きつらせて笑っている、まぁそうかもな。
「じゃ、じゃあジュンちゃんはこれが起きることを知ってたの?」
「いや、何かが起きる事は知っていたが、いつ何が起きるかは知らなかったよカナ」
カナがそれを聞いて考え込んでいる、少し心配だな。
「それを政府とかに言おうとしなかったの純人君」
「玲奈、何も根拠が無いのに言ってもな、どうせ変人とか言われてお終いだろう、だからあらゆる状況に備えていた、みんなが暮らしてた施設がそうだな」
玲奈も考え込んでしまった、だがカナとは違い納得している感じだな、もっと時間があって俺に権力があれば出来たかもしれない、だがそう言った組織に入ると身動きが取れない場合もある。
両方から攻めるって手もあったと今思ったがもう間に合わないしな。
「そうだったんですね、じゃあ父さんとこれからは力を合わせてください、きっと復興も早いです」
嬉しそうに言うんだな十郎、信じてるんだな親父さんを。
「じゃあその父親に会うか、行くぞ」
「はい」
十郎だけが返事をしてみんなでシェルターの中に入った、少し暗いが灯りは最小限で点いている。
「父さんどこですか!!もう安全です父さん!」
十郎が大声を出しながら進んでいる、分岐が結構あるし部屋もかなりの数だ、この中のどこかにいるはずだが、分身の言っていた探査系のスキルが欲しいな。
俺は5感が優れているから分かるが、限界もあるからな。
「ほんとに来たのか十郎」
「父さん、それに冷泉さん」
十郎の父親と他に5人がフラフラしながら歩いてきた、歩けるぐらいの力は残っていたって感じだな。
「よかったわ十郎君、私の部下は無事かしら?」
「あの人達冷泉さんの部下だったんですか、あの人たちは」
十郎が暗くなっている、俺の分身も武器を持った人には会っていないからな、恐らく奴らになっているだろう、可能性としては他の避難区域にいるって事も考えられるが十郎を助けに来なかったことを考えるとな。
「そう・・・でも十郎君が無事でよかったわ」
「それより君が純人君かね、私が首相の鈴木一郎だ」
首相が握手を要望してきた、少しイラっとするな。
「それよりってなんだ!十郎はあんたを心配してここまで来たんだぞ、まずは十郎とハグでもしろ」
「おわ!?」
首相を押して十郎に突き付けた。
「まったく、自分の事も出来ないで民をどうにか出来るか、もっとしっかりしろよな」
「くくく、純人らしいな少し安心したぜ」
俺が怒っているとタツヤが笑って言ってきた、俺らしいってそんなことしたか?
「ふふ懐かしいね、あの時も達也君にああしたんだよね」
ああ、昔達也が迷子になった時のあれか。
「タツヤが素直じゃなかったのがいけないんだろ、嬉しいくせにさ」
「そうだったな、あれのおかげで俺、親父と話せるようになったんだ、純人には感謝してるよ」
照れ臭いな、タツヤも恥ずかしそうだが。
「でもそろそろまずいんじゃないの?」
「そうだな玲奈、首相そろそろ良いかな?話をしましょう」
ハグし合ってる十郎と首相にそう言った、向こうは恥ずかしそうだったな。
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