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3章91番目の世界
71話 驚き
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俺が教育を始めて5日ブラックボックス襲撃まで後3日に迫ってきた。
「みんな随分第一世代に慣れてきたな」
「そりゃそうだぜ、あれだけ散々走らされれば、なぁジェミー」
「そ、そうですよジュントさん、いい加減他にもさせてください」
他の子も何か言っているが一斉に言ってきているから良く解らん。
「基礎は大事だろう、だがそろそろ次のステップに行くか」
「ほんとですの!やりましたわ、第一世代で飛んだり魔技を使うだけなのは苦痛でしたわ」
何人かはホッとしているようだが、ちょっと違うのだよ君たち。
「ホッとしているところ悪いが、隊ごとのメニューはやってもらうぞ、朝一はそれをやり次が変わるだけだ」
「なんだよー!結局やるのかよ」
「お姉さま~」
ジェミーがプルネーラに抱きつきに行った、かなり嬉しいそうだったな。
「だが次はお前たちには嬉しいはずだ、第5世代に乗って二人一組になって演習をしてもらう」
「やったー演習だぁー!演習演習ー」
演習と聞いてアジーが喜んでいる、一対一でやるのに嬉しいのだろうか?狙撃手だろ君。
「よしみんな分かったな、では朝のランニングをするぞ」
キョウコの言葉で会議が終わり、外に置いてある機体に乗ってランニングが始まった、俺は走らずガジェトたちの治療をしている。
「ジュントすまんな、ランニングに参加できなくしてしまって」
「いやいいさ、次の演習に参加したらどうしてもガジェトたちに魔法を掛けてやれないからな」
そう言ったら整備員の他の子たちが潤んだ目で見てきた、身体のケアをしてくれる人なんていないからな。
「みんな隊の仲間なんだ、助け合わないとな」
そう言って他の子にも掛けて行き、ランニングを終わらせたみんながそれぞれ待機していた。
「5分休憩したな、では降りて第5世代に乗ってくれ、言っておくがまだ動かすなよ、いいな!」
俺は念を押した、今の感覚で動かすと大変なことになる。
「わかってるよジュント、会議の時に散々言ってただろ」
「でもなんであんな焦ってるのかな?」
「早く演習したいなぁー」
ヒソヒソ話をしているがみんな動かそうとしていない、良かった。
「みんな乗ったな、ここで注意してくれ、今から飛行するが第1世代に乗っていた時の四分の一の魔力を注いで動かせ、いいな40パーセントだぞ」
「四分の一って、そりゃー動かないだろ」
「そうですわよジュントさん」
みんな同じ意見のようで誰も動かそうとしない。
「まあやってみれば分かる、ほんとはもっと少なくていいんだが最初はそれ位で驚いてもうぞ」
「まあそう言うなら試してみるけど、ねえお姉様」
「はぁ~わかったよ、よっおわあぁぁー!?」
凄い早さでプルネーラの機体が飛んで行った、まぁあんなもんだろう、後は上空で処理してくれ、自分で。
「うそ⁉︎」
「お、お姉さまー!」
「次々行けよー、空で待機して会議で決めたメンバーと演習だぞー」
次々飛んで行くんだが、みんなすごい速さで飛んで行っている。
「相変わらず荒っぽいですねジュントの訓練は」
失礼な、ちゃんと安全を考えてギリギリで教育をしているぞ。
「俺なりに優しく指導してるんだがな、行くぞキョウコ」
「はいジュント」
俺たちも空に飛びみんなと合流した。
「ヒュー凄いぜ!こんなに軽くなってるとはなー」
「ほんとですねお姉様、装備をあまり付けていませんけど、これなら隊長と同じ動きができそうです」
「ほんとですわ、第一世代の教育がこの成果なのか、ジュントさんの教育が特別なのでしょうか?」
みんな驚きと喜びで楽しそうだ、まあまだ触り程度なんだがな、これから一人一人調整をしてより強くなってもらう。
そしてその何人かに第6世代を操縦してもらうつもりだ、まあ全員でもいいがな。
「それでは演習を始めるぞ」
「「「「はい!」」」」
「みんな随分第一世代に慣れてきたな」
「そりゃそうだぜ、あれだけ散々走らされれば、なぁジェミー」
「そ、そうですよジュントさん、いい加減他にもさせてください」
他の子も何か言っているが一斉に言ってきているから良く解らん。
「基礎は大事だろう、だがそろそろ次のステップに行くか」
「ほんとですの!やりましたわ、第一世代で飛んだり魔技を使うだけなのは苦痛でしたわ」
何人かはホッとしているようだが、ちょっと違うのだよ君たち。
「ホッとしているところ悪いが、隊ごとのメニューはやってもらうぞ、朝一はそれをやり次が変わるだけだ」
「なんだよー!結局やるのかよ」
「お姉さま~」
ジェミーがプルネーラに抱きつきに行った、かなり嬉しいそうだったな。
「だが次はお前たちには嬉しいはずだ、第5世代に乗って二人一組になって演習をしてもらう」
「やったー演習だぁー!演習演習ー」
演習と聞いてアジーが喜んでいる、一対一でやるのに嬉しいのだろうか?狙撃手だろ君。
「よしみんな分かったな、では朝のランニングをするぞ」
キョウコの言葉で会議が終わり、外に置いてある機体に乗ってランニングが始まった、俺は走らずガジェトたちの治療をしている。
「ジュントすまんな、ランニングに参加できなくしてしまって」
「いやいいさ、次の演習に参加したらどうしてもガジェトたちに魔法を掛けてやれないからな」
そう言ったら整備員の他の子たちが潤んだ目で見てきた、身体のケアをしてくれる人なんていないからな。
「みんな隊の仲間なんだ、助け合わないとな」
そう言って他の子にも掛けて行き、ランニングを終わらせたみんながそれぞれ待機していた。
「5分休憩したな、では降りて第5世代に乗ってくれ、言っておくがまだ動かすなよ、いいな!」
俺は念を押した、今の感覚で動かすと大変なことになる。
「わかってるよジュント、会議の時に散々言ってただろ」
「でもなんであんな焦ってるのかな?」
「早く演習したいなぁー」
ヒソヒソ話をしているがみんな動かそうとしていない、良かった。
「みんな乗ったな、ここで注意してくれ、今から飛行するが第1世代に乗っていた時の四分の一の魔力を注いで動かせ、いいな40パーセントだぞ」
「四分の一って、そりゃー動かないだろ」
「そうですわよジュントさん」
みんな同じ意見のようで誰も動かそうとしない。
「まあやってみれば分かる、ほんとはもっと少なくていいんだが最初はそれ位で驚いてもうぞ」
「まあそう言うなら試してみるけど、ねえお姉様」
「はぁ~わかったよ、よっおわあぁぁー!?」
凄い早さでプルネーラの機体が飛んで行った、まぁあんなもんだろう、後は上空で処理してくれ、自分で。
「うそ⁉︎」
「お、お姉さまー!」
「次々行けよー、空で待機して会議で決めたメンバーと演習だぞー」
次々飛んで行くんだが、みんなすごい速さで飛んで行っている。
「相変わらず荒っぽいですねジュントの訓練は」
失礼な、ちゃんと安全を考えてギリギリで教育をしているぞ。
「俺なりに優しく指導してるんだがな、行くぞキョウコ」
「はいジュント」
俺たちも空に飛びみんなと合流した。
「ヒュー凄いぜ!こんなに軽くなってるとはなー」
「ほんとですねお姉様、装備をあまり付けていませんけど、これなら隊長と同じ動きができそうです」
「ほんとですわ、第一世代の教育がこの成果なのか、ジュントさんの教育が特別なのでしょうか?」
みんな驚きと喜びで楽しそうだ、まあまだ触り程度なんだがな、これから一人一人調整をしてより強くなってもらう。
そしてその何人かに第6世代を操縦してもらうつもりだ、まあ全員でもいいがな。
「それでは演習を始めるぞ」
「「「「はい!」」」」
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