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3章91番目の世界
59話 切り札?
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部屋の前で二人が何やら睨み合っていた、いや良く見たらガジェトが神崎をだった。
「どうしたんだガジェトに神崎」
「あ!ジュントさん」
「ジュント来たか、この子が部屋に入ろうとしたから止めたんだ、お前の命令だって言ってたがジュントまさかとは思うが」
今度はガジェトが俺を睨んできた、神崎は下を向いて赤くなりはじめたな・・・そんなわけないだろう。
「ガジェトが考えてることはしないからな、明日からの訓練メニューを決めるのに、ちょっと聞きたいことがあるから来てもらったんだ」
「そ、そうか!?信じてたぞ私は・・・それでジュント、街の病院から連絡が来て、明後日の昼以降にお願いしますって言って来たそうだぞ」
顔を逸らして言われてもな、まあいいか。
「そうか、意外に早かったな、保護者も早く治したいんだな」
俺が一人で考えてるとガジェトがじっと見てきた、少しジト目かな。
「な、なにかなガジェト君」
「いや、ジュントはなんでもできるのに鈍感なんだなぁっと思っただけさ(あっちのほうは)」
顔を逸らした時何か言っていたが聞こえないからな。
「俺にも色々あるんだ、それでガジェトはそれを俺に伝えに来てくれたのか?」
「ああそれもあるが、料理と武器のお礼に来たんだ、料理美味かったぞ」
整備士の子たちがさっき来てたな、シチューが黒かったから失敗作を渡された、とか思ってそうだったから味見させたら嬉しそうな顔に変わったよ、そしてプリンは変な顔をしながら受け取っていたっけな。
「それは良かった、今後も作っていくがそっちでも作れる様に誰か覚えに来てもいいぞ、キョウコには言っておく」
そう言ったら驚いていた、驚くほどでもないと思うんだが、整備士がいてこその兵器だろうに。
「分かった、誰か決めておくよ、それとこれが本題だ!あの武器はすごいなジュント」
ガジェトが急に眼を輝かせて言ってきて説明しだした、まあ持ってきた武器は第6世代でも十分使えるように作ってるからな、それに秘密兵器もある。
「でもなぁーあれはいくら何でも使えないぞ」
「そりゃー今のあの子たちの実力じゃ無理さガジェト、あれは3部隊全員で使ってやっとってとこだな」
そう言ったら考え込んでしまった、ほんとに出来るか想像してるのだろう。
「た、確かに3部隊なら可能か?いやでも出力が(ぶつぶつ)」
その使えない兵器とは言うまでもなくその秘密兵器の事だ、ちょっと大型のライフルだな、それは第20世代の主力武器なんだが、第5世代でもあの人数でエネルギーを注いでやれば、数発は使えるはずなんだ。
エネルギーだけなら俺だけでいいんだが反動が第5世代では押さえられない、その為の大人数での使用だ。
「まあ訓練が順調に行ってからだな」
「そ、そうだな・・・それにしてもジュントはやっぱりすごいな!」
そう言いながらバシバシ俺の背中をたたいてきた、計算してギリギリ使えると思ったのだろうか?嬉しそうだな、だが。
「ああ、ありがと、ガジェトもよろしくな、それを使えるようになっても整備が不十分じゃ使えんからな」
「ああ任せておけ、いつでも使えるようにしておいてやるよ、使える時が来るのが楽しみだな、ハハハ」
笑いながら手を振って通路を歩いて行った。
「ほんとに頼むぞガジェト」
俺の訓練で彼女たちの能力は上がるだろう、だが兵器がちゃんと動かなければ戦えない、他のところでは俺が整備したこともあったがそこではあまりいい結果にはならなかった。
「あの、ジュントさん」
俺が小声でつぶやいていると神崎が声を掛けてきた。
「ああ、すまんな話し込んでしまって」
「い、いえとんでもありません」
何故だか神崎が緊張しているのが分かるほどカチカチだ、さっきの話を聞いて大変なことを聞いたと思っているのだろうか?
君もそれを使う側になるからな、訓練が大変だぞ。
「じゃあ中で話そう」
扉を開け先に部屋に入った、さて神崎の実力はどれほどだろうか。
「どうしたんだガジェトに神崎」
「あ!ジュントさん」
「ジュント来たか、この子が部屋に入ろうとしたから止めたんだ、お前の命令だって言ってたがジュントまさかとは思うが」
今度はガジェトが俺を睨んできた、神崎は下を向いて赤くなりはじめたな・・・そんなわけないだろう。
「ガジェトが考えてることはしないからな、明日からの訓練メニューを決めるのに、ちょっと聞きたいことがあるから来てもらったんだ」
「そ、そうか!?信じてたぞ私は・・・それでジュント、街の病院から連絡が来て、明後日の昼以降にお願いしますって言って来たそうだぞ」
顔を逸らして言われてもな、まあいいか。
「そうか、意外に早かったな、保護者も早く治したいんだな」
俺が一人で考えてるとガジェトがじっと見てきた、少しジト目かな。
「な、なにかなガジェト君」
「いや、ジュントはなんでもできるのに鈍感なんだなぁっと思っただけさ(あっちのほうは)」
顔を逸らした時何か言っていたが聞こえないからな。
「俺にも色々あるんだ、それでガジェトはそれを俺に伝えに来てくれたのか?」
「ああそれもあるが、料理と武器のお礼に来たんだ、料理美味かったぞ」
整備士の子たちがさっき来てたな、シチューが黒かったから失敗作を渡された、とか思ってそうだったから味見させたら嬉しそうな顔に変わったよ、そしてプリンは変な顔をしながら受け取っていたっけな。
「それは良かった、今後も作っていくがそっちでも作れる様に誰か覚えに来てもいいぞ、キョウコには言っておく」
そう言ったら驚いていた、驚くほどでもないと思うんだが、整備士がいてこその兵器だろうに。
「分かった、誰か決めておくよ、それとこれが本題だ!あの武器はすごいなジュント」
ガジェトが急に眼を輝かせて言ってきて説明しだした、まあ持ってきた武器は第6世代でも十分使えるように作ってるからな、それに秘密兵器もある。
「でもなぁーあれはいくら何でも使えないぞ」
「そりゃー今のあの子たちの実力じゃ無理さガジェト、あれは3部隊全員で使ってやっとってとこだな」
そう言ったら考え込んでしまった、ほんとに出来るか想像してるのだろう。
「た、確かに3部隊なら可能か?いやでも出力が(ぶつぶつ)」
その使えない兵器とは言うまでもなくその秘密兵器の事だ、ちょっと大型のライフルだな、それは第20世代の主力武器なんだが、第5世代でもあの人数でエネルギーを注いでやれば、数発は使えるはずなんだ。
エネルギーだけなら俺だけでいいんだが反動が第5世代では押さえられない、その為の大人数での使用だ。
「まあ訓練が順調に行ってからだな」
「そ、そうだな・・・それにしてもジュントはやっぱりすごいな!」
そう言いながらバシバシ俺の背中をたたいてきた、計算してギリギリ使えると思ったのだろうか?嬉しそうだな、だが。
「ああ、ありがと、ガジェトもよろしくな、それを使えるようになっても整備が不十分じゃ使えんからな」
「ああ任せておけ、いつでも使えるようにしておいてやるよ、使える時が来るのが楽しみだな、ハハハ」
笑いながら手を振って通路を歩いて行った。
「ほんとに頼むぞガジェト」
俺の訓練で彼女たちの能力は上がるだろう、だが兵器がちゃんと動かなければ戦えない、他のところでは俺が整備したこともあったがそこではあまりいい結果にはならなかった。
「あの、ジュントさん」
俺が小声でつぶやいていると神崎が声を掛けてきた。
「ああ、すまんな話し込んでしまって」
「い、いえとんでもありません」
何故だか神崎が緊張しているのが分かるほどカチカチだ、さっきの話を聞いて大変なことを聞いたと思っているのだろうか?
君もそれを使う側になるからな、訓練が大変だぞ。
「じゃあ中で話そう」
扉を開け先に部屋に入った、さて神崎の実力はどれほどだろうか。
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