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3章 変動
86話 次の手
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「では、皆さんに収納ポシェットを配ります」
「「「やったー!」」」
あの一件の責任を取り、僕の休みはデートに費やして、やっと休日に島の基地に集まる事が出来ました。
あの話し合いから1ヶ月が経過し、デートが終わって別れる時にキスを求められる土日が終わったんだ。
「アンジーにユキミキは嬉しそうだけど、説明するので座ってくださいね」
「「「はーい」」」
興奮している3人に注意をして、僕は座ってくれるのを待ってから使い方の説明に入りました。
収納ポシェットは、手を入れるだけで使えるんだけど、今回ちょっとした発見があったので、この説明会を開く事になったんだよ。
「50種類を99個入れることが出来て、大きさの上限はありません」
「上限がないの?」
「そうだよムツ、どんなものでもその数を入れる事ができて、それをみんなには二つ渡します」
「「「「「2つ?」」」」」
配る前の実験の時、ルナと発見をしました。
ポシェットを着けたままで変身すると、元の服と一緒に消えてしまい、変身を解いても服は元に戻るのにポシェットは無くなっていたんだ。
「それってどういうことですの?」
「これはねマリア、魔法少女が吸収したと考えてる」
「その証拠にな、俺が魔法少女に変身すると、ポケットに収納ポシェットのアイテムが入っていたんだ」
「そ、それはすごいですわ」
そう、クジラ戦までにこれが発見できたのは喜ばしい事で、間違いなく戦力になるとみんなに渡す事にしました。
でも、そのせいでみんなが無理をしない様にしてほしいので、次のお話に入ります。
「注意事項もあるからちょっと聞いてね」
「注意って、普通に魔法少女になれば良いんでしょ?」
「そうでもないんだよムツ、実はね、ポシェットを魔法少女が吸収した後、次に同じことをすると魔法少女のポケットが上書きされちゃうみたいなんだ」
「「「「「え!?」」」」」
ルナが頷きみんなが驚いてくる衝撃の事実で、最初にポシェットに入っていた物が消えちゃうんだ。
新しく吸収した物が上書きされ、勿体ないという声が上がったね。
「だからね、変身する時は、もう一つのポシェットは外すようにね」
「そう言う事ね、分かったわ」
「幸い、ルナとの実験ではポーション1つだけが消えたけど、次はそうもいかないからね」
そう、2つ渡すポシェットには、それぞれ違う品を入れます。
魔法少女のポシェットには、回復系と強化アイテムを入れ、普通の時のポシェットには食料などの生活製品を入れるんだ。
「事前に注意点が見つかったのは良かったんだ、最小の損害だったよ」
「そうだな、あの時は焦ったぜ」
「そうだねルナ、だからみんなも注意して使ってください」
みんなは真剣に頷いてくれて、早速ポシェットを魔法少女に吸収してもらい、収納を使えるようになりました。
後は、大量に届いてるポーション関係を入れてもらう作業を、ただひたすらに行ってもらいます。
「うぅ~50個って多すぎます、アンジー飽きてきた」
「ほんと、これはめんどくさいわね」
「ん」
「同感」
みんな凄くげんなりしてるけど、そればかりは仕方ないと僕は応援だけします。
99個じゃないだけマシではあるけど、戦闘がどれだけ長引くか分からないし、まだこの先があるんだよ。
「「「「「終わった~」」」」」
「では、薬関係の次は」
「「「「「まだあるの」」」」」
当然でございますっと、僕は指を鳴らしてロボットメイドさんたちを呼びます。
実は、こっちの方が本命で、クジラ戦ではテストのようなものなんだ。
「まだ本当の戦いは続くんだから、これで底上げをします」
「底上げって」
「これって、ポッ〇ー?」
ルナとセイヤが不思議そうだけど、気持ちは分かるけれど、女神様の趣味なので諦めてもらいます。
でも、これを貰って説明を読んだ時、さすがっと思ったんだよ。
「中身もそのまんまね、これを入れるってことは非常食?」
「いやいや違うんだよムツ」
「甘い物」
「大切」
「今食べちゃダメだからねユキミキ」
みんなにツッコミを入れて、説明よりも食べて試した方が早いと、開けてしまった1個を皆に勧め、ぱくりとみんなが素直に食べました。
でも何も起きないから不思議そうにして来て、訓練をしないとダメなほどの効果がある事を知らせた。
「これは食べるとね、30分間能力が爆上がりするから、歩く時は気を付けて」
「うひゃっ」
お約束的な事を、歩いただけのムツがしてしまい、見事に足元を破壊して転びました。
それを見て、みんなが動こうとしないけど、そうもいかないが訓練だから仕方ないんだよ。
「普通のそれは、攻撃力だから歩く時はいつもより力を抜いてね」
「抜くって、普通に歩いてたぞムツは」
「うんそうだねルナ、更にこっちのは」
「先に進めないでよケイト」
セイヤが嫌がるけど、時間もないので粒粒が付いたのは防御だよっと、物理と魔力それぞれが上がる事を伝えます。
そしてイチゴ味はスピードで、チョコ増量タイプが基本魔力アップです。
「他にもあるんだけど、慣れるのが大変だろうから、今回はこの4つを使います」
「今回はって、ケイト様これはどれほどに上がりますの?」
「それはねマリア、20万上がります」
「「「「「げっ!?」」」」」
皆が驚いた顔で、開けられたポッ〇ーをジッと見てきて、そんなに上がるのっと顔に出ていたよ。
興味本位なのか、雪と美樹が次のポッ〇ーに手を伸ばすけど、ルナが止めに入って力が強かったのかテーブルを破壊しました。
「この状態で運動をしてもらいますから、気を付けてくださいね」
「先に言ってあげてよケイト」
「セイヤ、これは慣れるしかないんだ、頑張って」
皆を応援したけど、20万と言う数値がどれほどなのかと、マリアがそろぉ~っと手をあげて質問して来て、僕はそれに応えます。
変身後のセイヤよりも強くなっていると聞き、嘘でしょっと固まったよ。
「へ、変身してないですのよ?」
「これはね、変身後との誤差が無くなったら出そうと思っていたんだけど、クジラが大量に来ると分かったからね」
「じゃ、じゃあ変身後って」
「うん、その倍になるね」
それだけの効果があり、変身後に食べても効果は抜群です。
これは、対フィーネ戦の初期装備で奥の手はまだ他にあり、クジラを倒したという菜々美の夢は、恐らくこれを使ったんだと僕は予想しています。
「ぶっつけ本番でも良かったけど、人数が減りそうで同じ未来になるとは限らないからね」
「心配なんだねケイト」
「そうだよセイヤ、だから何でもやっておきたいんだ」
仲間に出来なかったのは、ほんとにまずい気がしてて、僕のせいかもしれないと責任を感じてるんだ。
セイヤはそれを聞いてゆっくり歩きだし、マリアとアンジーもそれに続いてくれた。
みんながんばれっと、僕は体育館の端っこに移動して応援を始めました。
「「「やったー!」」」
あの一件の責任を取り、僕の休みはデートに費やして、やっと休日に島の基地に集まる事が出来ました。
あの話し合いから1ヶ月が経過し、デートが終わって別れる時にキスを求められる土日が終わったんだ。
「アンジーにユキミキは嬉しそうだけど、説明するので座ってくださいね」
「「「はーい」」」
興奮している3人に注意をして、僕は座ってくれるのを待ってから使い方の説明に入りました。
収納ポシェットは、手を入れるだけで使えるんだけど、今回ちょっとした発見があったので、この説明会を開く事になったんだよ。
「50種類を99個入れることが出来て、大きさの上限はありません」
「上限がないの?」
「そうだよムツ、どんなものでもその数を入れる事ができて、それをみんなには二つ渡します」
「「「「「2つ?」」」」」
配る前の実験の時、ルナと発見をしました。
ポシェットを着けたままで変身すると、元の服と一緒に消えてしまい、変身を解いても服は元に戻るのにポシェットは無くなっていたんだ。
「それってどういうことですの?」
「これはねマリア、魔法少女が吸収したと考えてる」
「その証拠にな、俺が魔法少女に変身すると、ポケットに収納ポシェットのアイテムが入っていたんだ」
「そ、それはすごいですわ」
そう、クジラ戦までにこれが発見できたのは喜ばしい事で、間違いなく戦力になるとみんなに渡す事にしました。
でも、そのせいでみんなが無理をしない様にしてほしいので、次のお話に入ります。
「注意事項もあるからちょっと聞いてね」
「注意って、普通に魔法少女になれば良いんでしょ?」
「そうでもないんだよムツ、実はね、ポシェットを魔法少女が吸収した後、次に同じことをすると魔法少女のポケットが上書きされちゃうみたいなんだ」
「「「「「え!?」」」」」
ルナが頷きみんなが驚いてくる衝撃の事実で、最初にポシェットに入っていた物が消えちゃうんだ。
新しく吸収した物が上書きされ、勿体ないという声が上がったね。
「だからね、変身する時は、もう一つのポシェットは外すようにね」
「そう言う事ね、分かったわ」
「幸い、ルナとの実験ではポーション1つだけが消えたけど、次はそうもいかないからね」
そう、2つ渡すポシェットには、それぞれ違う品を入れます。
魔法少女のポシェットには、回復系と強化アイテムを入れ、普通の時のポシェットには食料などの生活製品を入れるんだ。
「事前に注意点が見つかったのは良かったんだ、最小の損害だったよ」
「そうだな、あの時は焦ったぜ」
「そうだねルナ、だからみんなも注意して使ってください」
みんなは真剣に頷いてくれて、早速ポシェットを魔法少女に吸収してもらい、収納を使えるようになりました。
後は、大量に届いてるポーション関係を入れてもらう作業を、ただひたすらに行ってもらいます。
「うぅ~50個って多すぎます、アンジー飽きてきた」
「ほんと、これはめんどくさいわね」
「ん」
「同感」
みんな凄くげんなりしてるけど、そればかりは仕方ないと僕は応援だけします。
99個じゃないだけマシではあるけど、戦闘がどれだけ長引くか分からないし、まだこの先があるんだよ。
「「「「「終わった~」」」」」
「では、薬関係の次は」
「「「「「まだあるの」」」」」
当然でございますっと、僕は指を鳴らしてロボットメイドさんたちを呼びます。
実は、こっちの方が本命で、クジラ戦ではテストのようなものなんだ。
「まだ本当の戦いは続くんだから、これで底上げをします」
「底上げって」
「これって、ポッ〇ー?」
ルナとセイヤが不思議そうだけど、気持ちは分かるけれど、女神様の趣味なので諦めてもらいます。
でも、これを貰って説明を読んだ時、さすがっと思ったんだよ。
「中身もそのまんまね、これを入れるってことは非常食?」
「いやいや違うんだよムツ」
「甘い物」
「大切」
「今食べちゃダメだからねユキミキ」
みんなにツッコミを入れて、説明よりも食べて試した方が早いと、開けてしまった1個を皆に勧め、ぱくりとみんなが素直に食べました。
でも何も起きないから不思議そうにして来て、訓練をしないとダメなほどの効果がある事を知らせた。
「これは食べるとね、30分間能力が爆上がりするから、歩く時は気を付けて」
「うひゃっ」
お約束的な事を、歩いただけのムツがしてしまい、見事に足元を破壊して転びました。
それを見て、みんなが動こうとしないけど、そうもいかないが訓練だから仕方ないんだよ。
「普通のそれは、攻撃力だから歩く時はいつもより力を抜いてね」
「抜くって、普通に歩いてたぞムツは」
「うんそうだねルナ、更にこっちのは」
「先に進めないでよケイト」
セイヤが嫌がるけど、時間もないので粒粒が付いたのは防御だよっと、物理と魔力それぞれが上がる事を伝えます。
そしてイチゴ味はスピードで、チョコ増量タイプが基本魔力アップです。
「他にもあるんだけど、慣れるのが大変だろうから、今回はこの4つを使います」
「今回はって、ケイト様これはどれほどに上がりますの?」
「それはねマリア、20万上がります」
「「「「「げっ!?」」」」」
皆が驚いた顔で、開けられたポッ〇ーをジッと見てきて、そんなに上がるのっと顔に出ていたよ。
興味本位なのか、雪と美樹が次のポッ〇ーに手を伸ばすけど、ルナが止めに入って力が強かったのかテーブルを破壊しました。
「この状態で運動をしてもらいますから、気を付けてくださいね」
「先に言ってあげてよケイト」
「セイヤ、これは慣れるしかないんだ、頑張って」
皆を応援したけど、20万と言う数値がどれほどなのかと、マリアがそろぉ~っと手をあげて質問して来て、僕はそれに応えます。
変身後のセイヤよりも強くなっていると聞き、嘘でしょっと固まったよ。
「へ、変身してないですのよ?」
「これはね、変身後との誤差が無くなったら出そうと思っていたんだけど、クジラが大量に来ると分かったからね」
「じゃ、じゃあ変身後って」
「うん、その倍になるね」
それだけの効果があり、変身後に食べても効果は抜群です。
これは、対フィーネ戦の初期装備で奥の手はまだ他にあり、クジラを倒したという菜々美の夢は、恐らくこれを使ったんだと僕は予想しています。
「ぶっつけ本番でも良かったけど、人数が減りそうで同じ未来になるとは限らないからね」
「心配なんだねケイト」
「そうだよセイヤ、だから何でもやっておきたいんだ」
仲間に出来なかったのは、ほんとにまずい気がしてて、僕のせいかもしれないと責任を感じてるんだ。
セイヤはそれを聞いてゆっくり歩きだし、マリアとアンジーもそれに続いてくれた。
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