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1章 遭遇
26話 本格始動
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「実はねケイト、私たちはおふたりの方が心配なの」
「そうチュ、政府が出て来たチュから、もう黙ってられないチュ」
「それって、そこまでなの?」
「ケイト、あのお方が言っていた通りになってるのよ」
チュン子は、僕の服のポケットに飛んできて、口にビー玉をくわえて出してきました。
そのビー玉をテーブルに転がしたんだけど、僕たちはどういう事?っと、首を傾げてしまいました。
「これは、あのお方からの手紙なの、一度しか聞けないから良く聞いてね」
チュン子がそう言って、くちばしでビー玉をツンツンつつくと、ビー玉が光出して声が聞こえてきたんだ。
その声は、とても懐かしい声で、何だか涙が出そうになったね。
「ケイト、何を泣いてるチュ」
「懐かしいんだよチュー助、助けてもらった女神様だもん」
「それは良いから、録音なんだから良く聞いてケイト」
チュン子に叱られ、僕とチュー助は口を押えて聞く事に集中したよ。
父さんたちも椅子から少し前のめりで、興味津々だね。
「これをチュン子が使って聞いているって事は、私の予想通りになってるか、それに近い事が起きているって事で、そのまま話すわね」
「よ、予想って」
「まず最初に、その発端を作ったのは、多分私なので謝ります、ごめんなさい」
女神様が謝ってきて、父さんと母さんが「とんでもない」とか焦っていました。
そして、録音なので返事はされず、そのまま話が進んだんだ。
「良かれと思っていたけど、私が啓斗君に渡した物のせいで、変な事になっているの」
「そんな、女神様は悪くないですよ」
「ケイト、これは録音だし、気持ちは十分わかってくれているわよ」
「そいつらはきっと、啓斗君のスーツやマジックバトラーを調べようと乱暴を働くと思うの、その場合は最悪逃げる事を勧めるわ」
いきなり逃げを選択されて、僕はとてもビックリです。
マジックバトラーとかクラストマンのスーツは、絶対渡しちゃだめってチュー助たちにも言われてて、奪われたら大変だからと解釈したよ。
「チュッチュッチュ、ケイトちょっと勘違いチュ」
「え?」
「さっきも言ったチュが、作れないチュ」
先を聞くようにチュー助は言ってきて、僕はその先のお話を聞いて納得です。
動力は元より素材がこちらになく、とてもじゃないけど、重量が重くて作れないそうです。
「魔石やポーションもそうだけど、危険なら渡して良いわ、そっちでは作れないもの」
「そ、そうなのか」
「すごいお話ね」
「むしろね、皆さんの強みになるの、啓斗君にしか送れないからね」
僕ではなくチュー助たちが基準だったかか?っと、ツッコミは入れず、父さんと母さんの頷きに同意したんだ。
そして、国が強硬手段を取るかもと言われ、みんなで驚きの声を揃えたんだ。
「強すぎる力は相手にとって脅威でしかありません、出来るだけ自分たちも持っていたくなるもので、それを求めて戦争になるの」
「「「せ、戦争!?」」」
女神さまがそう言って、こちらの核爆弾の話をしてくれています。
あの爆弾は、使わない抑止力として色々な国で作ってますから、女神様の言いたい事は良く分かったよ。
「この録音は、そんな政府が接触してきた場合の為に録音しました、もし政府とかの言う通りにしたいのであれば、他の録音を聞いてください」
そうでないのならっと、女神様はこの先を聞くように言ってきて、僕は父さんと母さんに視線を向けます。
父さんと母さんは、僕の好きなようにして良いと頷いてくれたので、僕はこのまま聞く選択をしました。
「そうですか、やっぱり私の予想通り、ダメな方向に行ってるのね、分かりました」
女神様の声は、その先から怒っているように聞こえ、僕たちもそれに同調したよ。
ほんとにあの刑事たちは嫌な感じだったし、いつもニコニコの父さんや母さんもすごく怒っていた。
「じゃあ、まず皆さんの命の安全ですけど、この時点で私が守りますので安心してください」
「「「はい!?」」
「日本ですから、恐らくないとは思いますが、狙撃や毒殺と色々考えられるので、私がちゃんと守るわ」
そう言われ、父さんと母さんは当然だけど、女神様を知ってる僕でさえ訳が分かりません。
守ると言っても、こちらには来れないはずだし、チュー助とチュン子は戦いに向かないんだ。
「次に誘拐などの危険ですが、それも阻止させてもらいます」
「「「ゆ、誘拐!?」」」
とても物騒な話に、僕たちは聞くだけで頭がいっぱいで、後でチュー助とチュン子に聞こうと決めたよ。
阻止の方法は、こちらにいる部隊が担当するとか、僕の知らない事が多かったけど、もう聞く体勢だけの僕は頷くだけです。
「もちろん、こちらも守るだけでなく、ここからはそれなりの攻撃をするので安心してください」
「「こ、攻撃」」
「さすが女神様」
「楽しくなってきたチュ」
なんだかすごい事になってる気だするんだけど、父さんと母さんは顔が引きつり始めたよ。
それでも安心はしてて、僕はちょっとホッとしたんだ。
「全部こちらで対処しますから、皆さんの生活は変わらないと思ってください」
「そ、そうは言っても、なぁ」
「そうねあなた、きっとお仕事が」
「お仕事に支障が出るとか思ってると思いますが、皆さんの周りでは何も起きませんから、いつも通り過ごしてください」
そんなバカなっと、ふたりは録音に返事をしたけど、そこはチュー助とチュン子に聞くように言われたんだ。
どういった対策なのか後で聞くとして、女神様のメッセージは終わりを迎えそうで、そんな前置きがされたから注目したよ。
「最後ですけど、ストレスは絶対ため込まず、まずチュー助たちに言ってください、皆さんが苦しい思いをする必要なんてないんです」
最後のメッセージを聞いて、父さんたちと顔を見合っちゃったよ。
僕は父さんと母さんが心配で、今も二人は難しい顔をしてるんだよ。
「父さん母さん、僕は」
「ああそうでした、言い忘れた事があります」
僕たちは、勝手に話が終わりだと思っていたらまた声がしてきて、ビックリして椅子から落ちるとこでしたよ。
まだ何かあるのかと聞く体勢を作ると、僕の向こうでの頼りなさを言われたよ。
「め、女神様~」
「ふふふ、仕方ないわケイト、あなたはいつも泣いていたモノ」
「そうチュ、諦めるチュ」
「そうだけどさ、だからって言わなくても良いじゃん」
そんなツッコミも、喋っている女神様は止められず、僕の為に色々送っていると言ってくれたんだ。
送られて来る品は幸せになる為で、決して不幸になる為ではないと、女神様の心配が伝わって来て、父さんと母さんは頷いていたね。
「そちらには私本人は行けないけど、チュー助とチュン子の様に、守る為の者たちを送ってるから、絶対に守ります」
女神様の説明と決意を聞き、ビー玉は光を失いました。
今度こそ話は終わったと、僕たちはどっと疲れが出て来て、椅子にもたれ掛かったよ。
「これで録音は終わりよ、どうかしら皆さん?」
「ああ・・・俺たちを守ってくれると言うのは分かった、だがどういった方法を取ってるんだチュン子君」
「そうね、まずはそこを説明しないといけないわね」
チュン子がそう言って翼を広げ【全員集合!】っと、大きな声をあげると、部屋の至る所で【アイアイサー】っと声がして、部屋のあらゆる電化製品が動き出したんだ。
そして、指輪とかで攻撃を防いだりすると勘違いした僕は、女神様の本気を体験する事になったよ。
「そうチュ、政府が出て来たチュから、もう黙ってられないチュ」
「それって、そこまでなの?」
「ケイト、あのお方が言っていた通りになってるのよ」
チュン子は、僕の服のポケットに飛んできて、口にビー玉をくわえて出してきました。
そのビー玉をテーブルに転がしたんだけど、僕たちはどういう事?っと、首を傾げてしまいました。
「これは、あのお方からの手紙なの、一度しか聞けないから良く聞いてね」
チュン子がそう言って、くちばしでビー玉をツンツンつつくと、ビー玉が光出して声が聞こえてきたんだ。
その声は、とても懐かしい声で、何だか涙が出そうになったね。
「ケイト、何を泣いてるチュ」
「懐かしいんだよチュー助、助けてもらった女神様だもん」
「それは良いから、録音なんだから良く聞いてケイト」
チュン子に叱られ、僕とチュー助は口を押えて聞く事に集中したよ。
父さんたちも椅子から少し前のめりで、興味津々だね。
「これをチュン子が使って聞いているって事は、私の予想通りになってるか、それに近い事が起きているって事で、そのまま話すわね」
「よ、予想って」
「まず最初に、その発端を作ったのは、多分私なので謝ります、ごめんなさい」
女神様が謝ってきて、父さんと母さんが「とんでもない」とか焦っていました。
そして、録音なので返事はされず、そのまま話が進んだんだ。
「良かれと思っていたけど、私が啓斗君に渡した物のせいで、変な事になっているの」
「そんな、女神様は悪くないですよ」
「ケイト、これは録音だし、気持ちは十分わかってくれているわよ」
「そいつらはきっと、啓斗君のスーツやマジックバトラーを調べようと乱暴を働くと思うの、その場合は最悪逃げる事を勧めるわ」
いきなり逃げを選択されて、僕はとてもビックリです。
マジックバトラーとかクラストマンのスーツは、絶対渡しちゃだめってチュー助たちにも言われてて、奪われたら大変だからと解釈したよ。
「チュッチュッチュ、ケイトちょっと勘違いチュ」
「え?」
「さっきも言ったチュが、作れないチュ」
先を聞くようにチュー助は言ってきて、僕はその先のお話を聞いて納得です。
動力は元より素材がこちらになく、とてもじゃないけど、重量が重くて作れないそうです。
「魔石やポーションもそうだけど、危険なら渡して良いわ、そっちでは作れないもの」
「そ、そうなのか」
「すごいお話ね」
「むしろね、皆さんの強みになるの、啓斗君にしか送れないからね」
僕ではなくチュー助たちが基準だったかか?っと、ツッコミは入れず、父さんと母さんの頷きに同意したんだ。
そして、国が強硬手段を取るかもと言われ、みんなで驚きの声を揃えたんだ。
「強すぎる力は相手にとって脅威でしかありません、出来るだけ自分たちも持っていたくなるもので、それを求めて戦争になるの」
「「「せ、戦争!?」」」
女神さまがそう言って、こちらの核爆弾の話をしてくれています。
あの爆弾は、使わない抑止力として色々な国で作ってますから、女神様の言いたい事は良く分かったよ。
「この録音は、そんな政府が接触してきた場合の為に録音しました、もし政府とかの言う通りにしたいのであれば、他の録音を聞いてください」
そうでないのならっと、女神様はこの先を聞くように言ってきて、僕は父さんと母さんに視線を向けます。
父さんと母さんは、僕の好きなようにして良いと頷いてくれたので、僕はこのまま聞く選択をしました。
「そうですか、やっぱり私の予想通り、ダメな方向に行ってるのね、分かりました」
女神様の声は、その先から怒っているように聞こえ、僕たちもそれに同調したよ。
ほんとにあの刑事たちは嫌な感じだったし、いつもニコニコの父さんや母さんもすごく怒っていた。
「じゃあ、まず皆さんの命の安全ですけど、この時点で私が守りますので安心してください」
「「「はい!?」」
「日本ですから、恐らくないとは思いますが、狙撃や毒殺と色々考えられるので、私がちゃんと守るわ」
そう言われ、父さんと母さんは当然だけど、女神様を知ってる僕でさえ訳が分かりません。
守ると言っても、こちらには来れないはずだし、チュー助とチュン子は戦いに向かないんだ。
「次に誘拐などの危険ですが、それも阻止させてもらいます」
「「「ゆ、誘拐!?」」」
とても物騒な話に、僕たちは聞くだけで頭がいっぱいで、後でチュー助とチュン子に聞こうと決めたよ。
阻止の方法は、こちらにいる部隊が担当するとか、僕の知らない事が多かったけど、もう聞く体勢だけの僕は頷くだけです。
「もちろん、こちらも守るだけでなく、ここからはそれなりの攻撃をするので安心してください」
「「こ、攻撃」」
「さすが女神様」
「楽しくなってきたチュ」
なんだかすごい事になってる気だするんだけど、父さんと母さんは顔が引きつり始めたよ。
それでも安心はしてて、僕はちょっとホッとしたんだ。
「全部こちらで対処しますから、皆さんの生活は変わらないと思ってください」
「そ、そうは言っても、なぁ」
「そうねあなた、きっとお仕事が」
「お仕事に支障が出るとか思ってると思いますが、皆さんの周りでは何も起きませんから、いつも通り過ごしてください」
そんなバカなっと、ふたりは録音に返事をしたけど、そこはチュー助とチュン子に聞くように言われたんだ。
どういった対策なのか後で聞くとして、女神様のメッセージは終わりを迎えそうで、そんな前置きがされたから注目したよ。
「最後ですけど、ストレスは絶対ため込まず、まずチュー助たちに言ってください、皆さんが苦しい思いをする必要なんてないんです」
最後のメッセージを聞いて、父さんたちと顔を見合っちゃったよ。
僕は父さんと母さんが心配で、今も二人は難しい顔をしてるんだよ。
「父さん母さん、僕は」
「ああそうでした、言い忘れた事があります」
僕たちは、勝手に話が終わりだと思っていたらまた声がしてきて、ビックリして椅子から落ちるとこでしたよ。
まだ何かあるのかと聞く体勢を作ると、僕の向こうでの頼りなさを言われたよ。
「め、女神様~」
「ふふふ、仕方ないわケイト、あなたはいつも泣いていたモノ」
「そうチュ、諦めるチュ」
「そうだけどさ、だからって言わなくても良いじゃん」
そんなツッコミも、喋っている女神様は止められず、僕の為に色々送っていると言ってくれたんだ。
送られて来る品は幸せになる為で、決して不幸になる為ではないと、女神様の心配が伝わって来て、父さんと母さんは頷いていたね。
「そちらには私本人は行けないけど、チュー助とチュン子の様に、守る為の者たちを送ってるから、絶対に守ります」
女神様の説明と決意を聞き、ビー玉は光を失いました。
今度こそ話は終わったと、僕たちはどっと疲れが出て来て、椅子にもたれ掛かったよ。
「これで録音は終わりよ、どうかしら皆さん?」
「ああ・・・俺たちを守ってくれると言うのは分かった、だがどういった方法を取ってるんだチュン子君」
「そうね、まずはそこを説明しないといけないわね」
チュン子がそう言って翼を広げ【全員集合!】っと、大きな声をあげると、部屋の至る所で【アイアイサー】っと声がして、部屋のあらゆる電化製品が動き出したんだ。
そして、指輪とかで攻撃を防いだりすると勘違いした僕は、女神様の本気を体験する事になったよ。
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