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2章
閑話 召喚学の授業
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今回はヴェル視点です。
____________________
アルベリヒ先生が教室に入ってすぐに
「よーし、今日の授業を始めるぞ。」
と、言いながら黒板に何かを書いていく。
昨日は魔法と剣術を両方ともやったから、どちらかの発展や応用だろう、と考えた。
ヴェルンハルトは賢いのである。
***
ヴェルンハルト王子は次席と言えど王国内で1番の倍率を誇る、ラミッシュ王国学園初等部の次席だ。
さらに、周囲の人達には『同学年に負けることのない天才』と呼ばれている。
現に同学年には負けていない。
そう、同学年には、だ。
ヴェルンハルトが次席と聞いて驚く人間が多かったのもまた事実だが、相手が悪かった。
その相手のブレイドは前世の記憶を持ったままこの世界へと転生し、首が据わった直後から図書館を漁っていたのだ。
いくら賢い10歳児とは言え勝てるはずもない。
それでも一般としては高い頭脳を持っているため、ブレイドと協力すれば恐ろしい2人組となるであろう。
***
そして黒板には召喚学の文字があった。
召喚学とは何のことだろうか?
「センセー、召喚学って何ッスかー?」
考えようとしたらグラネルトがアルベリヒ先生に質問をした。
どうでも良いのだが、彼の話し方は誰の影響なのだろうか?
目上の相手に対してあれは無いであろう。
「召喚学というのはな、自分の契約した獣である召喚獣について学ぶことだ。こういうのは実際に見た方が早いか…よし、俺の召喚獣を見せてやろう!」
アルベリヒ先生のご厚意で召喚獣を見せてくれるようだ。
確かに実際に見た方が分かりやすいな。
「【召喚】、ドドグ。」
ーポンッ
「キャンキャン!」
アルベリヒ先生に向かって鳴く犬。
「「「「「カワイイィィィ!!」」」」」
確かに。
女性陣の反応に思わず反応してしまった。
「クゥン?」
「クゥン、だって!」
丸い目で首を傾ける犬。可愛い。
「おい、お前達、席に戻りなさい。ドドグが困っているだろう。」
「「「「「「「「はーい。」」」」」」」」
みんなが席に戻って行く。
動いていなかったのは私とブレイドだけだったが、私ももう少し遅ければ席を立っていたかもしれない。
「こいつが俺の召喚獣のドドグだ。ドドグ、こいつらは俺の生徒達だ。」
「キャンキャン!」
「適正が無い者も安心しろ、大抵の魔法は魔法陣を使えば使用可能だ。しかし、時間が掛かる上に初級までしか存在していない。が、この魔法は初級だから使えるぞという訳で実技棟へ行くぞ。」
そう言うとドドグを連れて実技棟へと向かって行かれた。
実技棟の床には見慣れない模様が描かれた紙が広げられていた。
これが魔法陣と言うものなのであろう。
「まずは闇属性の適正が無い者からだ。魔法陣の前に立って詠唱を唱えるんだ。これが詠唱だ。召喚して、名前を付けたら契約は完了だ。」
アルベリヒ先生はそう言われながらケンプターに1枚の紙を渡した。
どのような詠唱なのだろうか。
「【 闇よ、従順なる下部を我が前に現せ、召喚 】!」
ーポンッ
現れたのはサルであった。そして、ケンキーと言う名前を授けていた。
そして、私以外の闇属性の適正を持たない者達の召喚が終わり私の番が回ってきた。
どのような召喚獣なのであろうか。私と共に歩んで行こう!
「【 闇よ、従順なる下部を我が前に現せ、召喚 】!」
ーボフンッ
「ガウガウ」
ト、トラ?
「嘘…だろ?確かに我が王家の紋章にトラは描かれているが…」
紋章に描かれている動物を従えても良いのだろうか?
「私の呼び声に応えてくれたのだ、ならば従えても良いであろう。よし、お前の名はタイガだ。」
ありがとう、私の呼び声に応えてくれて。
素晴らしい召喚獣と出会えたと言う思いに浸っていた━━━
「【 闇よ、従順なる 下部 を我が前に現せ、召喚 】!!」
ードッカァァァンッ
━━━あいつが天井を吹き飛ばすまでは。
「ルベライト。君の名前はルベライトだ。」
「クルルゥゥゥ!クルルルゥゥゥルルゥゥ!」
「あ、うん。発展の手伝いってことで君のことを貸してもらったんだ。」
「クルッ!クルルゥゥルルゥゥクルゥ!」
普通に話しているようだが言葉が分かるのか?
少しの間話していたかと思うと。
ボフンッ、と突然人型になった…の……だ………
意識が回復するとまず始めに小鳥と遊んでいるブレイドが目に入った。
おそらくあの小鳥が先ほどの召喚獣なのだろう。
これ以上考えると身体が持たないと思い考えを放棄することにした。
すると、全員、目が覚めたのでアルベリヒ先生が
「あー、この後は歴史の授業でもやろうかと考えていたが、召喚獣について詳しく授業をしていこうと思う。」
と言われた。
これは殆どブレイドのせいだろう。
「それではみんな、【召喚】と唱えて召喚獣を呼び出してくれ。あ、ヴィトゲンシュタインは窓の外に向かってやってくれ。教室まで壊されたら洒落にならない。」
確かにそうだが言い過ぎではないだろうか。
いや、大丈夫か。ブレイドだし。
その後、ブレイドとその召喚獣が何か話していたがそこは無視だ。
「まず、第1に召喚獣には属性があるということを教えておく。俺のドドグは土属性だ。という訳でお前達の召喚獣の属性を調べようと思う。調べ方は召喚獣に【汝の能力を示し給え】と言えば分かるぞ。」
アルベリヒ先生の解説が進む。
それを言えばタイガの属性にが分かるのだな。よし、
「【汝の能力を示し給え】」
ーバチバチッ
この時私は軽い気持ちで行ったことを後悔した。
体を電気が走ったような感覚がありとても痛かったと言うこともあるが1番の理由は…
ブレイドに笑われたと言うことだ!
しかし、おそらくこれは水と風の複合魔法であると思う。
やはりタイガは素晴らしい召喚獣であろう!
「みんな属性の確認が終わったようだが…召喚獣はある程度のレベルに達すると進化するということが確認されているため、進化したと感じたら再度属性の確認を行ってくれ。もし増えていたら複合魔法という2つ以上の魔法を組み合わせる魔法を使うことができる可能性があるからな。」
現時点で複合魔法を使えているタイガにも進化の可能性はあるのであろうか?
あるならばどのような姿にあるのだろうか?
_______________________
ありがとうございます。
初めての閑話でしたが、いかがでしたか?
ただ本編での出来事をヴェル視点で書いてみただけですのでよく分からないことになっているかと思います。
劇の練習は脚本が作り直しとなり全く進んでおりません。どうなるんだろう?
最後になりましたが、お気に入り登録が200件突破しました。
本作を楽しみにしてくださっている皆様本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
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アルベリヒ先生が教室に入ってすぐに
「よーし、今日の授業を始めるぞ。」
と、言いながら黒板に何かを書いていく。
昨日は魔法と剣術を両方ともやったから、どちらかの発展や応用だろう、と考えた。
ヴェルンハルトは賢いのである。
***
ヴェルンハルト王子は次席と言えど王国内で1番の倍率を誇る、ラミッシュ王国学園初等部の次席だ。
さらに、周囲の人達には『同学年に負けることのない天才』と呼ばれている。
現に同学年には負けていない。
そう、同学年には、だ。
ヴェルンハルトが次席と聞いて驚く人間が多かったのもまた事実だが、相手が悪かった。
その相手のブレイドは前世の記憶を持ったままこの世界へと転生し、首が据わった直後から図書館を漁っていたのだ。
いくら賢い10歳児とは言え勝てるはずもない。
それでも一般としては高い頭脳を持っているため、ブレイドと協力すれば恐ろしい2人組となるであろう。
***
そして黒板には召喚学の文字があった。
召喚学とは何のことだろうか?
「センセー、召喚学って何ッスかー?」
考えようとしたらグラネルトがアルベリヒ先生に質問をした。
どうでも良いのだが、彼の話し方は誰の影響なのだろうか?
目上の相手に対してあれは無いであろう。
「召喚学というのはな、自分の契約した獣である召喚獣について学ぶことだ。こういうのは実際に見た方が早いか…よし、俺の召喚獣を見せてやろう!」
アルベリヒ先生のご厚意で召喚獣を見せてくれるようだ。
確かに実際に見た方が分かりやすいな。
「【召喚】、ドドグ。」
ーポンッ
「キャンキャン!」
アルベリヒ先生に向かって鳴く犬。
「「「「「カワイイィィィ!!」」」」」
確かに。
女性陣の反応に思わず反応してしまった。
「クゥン?」
「クゥン、だって!」
丸い目で首を傾ける犬。可愛い。
「おい、お前達、席に戻りなさい。ドドグが困っているだろう。」
「「「「「「「「はーい。」」」」」」」」
みんなが席に戻って行く。
動いていなかったのは私とブレイドだけだったが、私ももう少し遅ければ席を立っていたかもしれない。
「こいつが俺の召喚獣のドドグだ。ドドグ、こいつらは俺の生徒達だ。」
「キャンキャン!」
「適正が無い者も安心しろ、大抵の魔法は魔法陣を使えば使用可能だ。しかし、時間が掛かる上に初級までしか存在していない。が、この魔法は初級だから使えるぞという訳で実技棟へ行くぞ。」
そう言うとドドグを連れて実技棟へと向かって行かれた。
実技棟の床には見慣れない模様が描かれた紙が広げられていた。
これが魔法陣と言うものなのであろう。
「まずは闇属性の適正が無い者からだ。魔法陣の前に立って詠唱を唱えるんだ。これが詠唱だ。召喚して、名前を付けたら契約は完了だ。」
アルベリヒ先生はそう言われながらケンプターに1枚の紙を渡した。
どのような詠唱なのだろうか。
「【 闇よ、従順なる下部を我が前に現せ、召喚 】!」
ーポンッ
現れたのはサルであった。そして、ケンキーと言う名前を授けていた。
そして、私以外の闇属性の適正を持たない者達の召喚が終わり私の番が回ってきた。
どのような召喚獣なのであろうか。私と共に歩んで行こう!
「【 闇よ、従順なる下部を我が前に現せ、召喚 】!」
ーボフンッ
「ガウガウ」
ト、トラ?
「嘘…だろ?確かに我が王家の紋章にトラは描かれているが…」
紋章に描かれている動物を従えても良いのだろうか?
「私の呼び声に応えてくれたのだ、ならば従えても良いであろう。よし、お前の名はタイガだ。」
ありがとう、私の呼び声に応えてくれて。
素晴らしい召喚獣と出会えたと言う思いに浸っていた━━━
「【 闇よ、従順なる 下部 を我が前に現せ、召喚 】!!」
ードッカァァァンッ
━━━あいつが天井を吹き飛ばすまでは。
「ルベライト。君の名前はルベライトだ。」
「クルルゥゥゥ!クルルルゥゥゥルルゥゥ!」
「あ、うん。発展の手伝いってことで君のことを貸してもらったんだ。」
「クルッ!クルルゥゥルルゥゥクルゥ!」
普通に話しているようだが言葉が分かるのか?
少しの間話していたかと思うと。
ボフンッ、と突然人型になった…の……だ………
意識が回復するとまず始めに小鳥と遊んでいるブレイドが目に入った。
おそらくあの小鳥が先ほどの召喚獣なのだろう。
これ以上考えると身体が持たないと思い考えを放棄することにした。
すると、全員、目が覚めたのでアルベリヒ先生が
「あー、この後は歴史の授業でもやろうかと考えていたが、召喚獣について詳しく授業をしていこうと思う。」
と言われた。
これは殆どブレイドのせいだろう。
「それではみんな、【召喚】と唱えて召喚獣を呼び出してくれ。あ、ヴィトゲンシュタインは窓の外に向かってやってくれ。教室まで壊されたら洒落にならない。」
確かにそうだが言い過ぎではないだろうか。
いや、大丈夫か。ブレイドだし。
その後、ブレイドとその召喚獣が何か話していたがそこは無視だ。
「まず、第1に召喚獣には属性があるということを教えておく。俺のドドグは土属性だ。という訳でお前達の召喚獣の属性を調べようと思う。調べ方は召喚獣に【汝の能力を示し給え】と言えば分かるぞ。」
アルベリヒ先生の解説が進む。
それを言えばタイガの属性にが分かるのだな。よし、
「【汝の能力を示し給え】」
ーバチバチッ
この時私は軽い気持ちで行ったことを後悔した。
体を電気が走ったような感覚がありとても痛かったと言うこともあるが1番の理由は…
ブレイドに笑われたと言うことだ!
しかし、おそらくこれは水と風の複合魔法であると思う。
やはりタイガは素晴らしい召喚獣であろう!
「みんな属性の確認が終わったようだが…召喚獣はある程度のレベルに達すると進化するということが確認されているため、進化したと感じたら再度属性の確認を行ってくれ。もし増えていたら複合魔法という2つ以上の魔法を組み合わせる魔法を使うことができる可能性があるからな。」
現時点で複合魔法を使えているタイガにも進化の可能性はあるのであろうか?
あるならばどのような姿にあるのだろうか?
_______________________
ありがとうございます。
初めての閑話でしたが、いかがでしたか?
ただ本編での出来事をヴェル視点で書いてみただけですのでよく分からないことになっているかと思います。
劇の練習は脚本が作り直しとなり全く進んでおりません。どうなるんだろう?
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