上 下
3 / 56
序章

異能授与

しおりを挟む
「いきなり言われてもなぁ、そういやお前らの世界って言語は何なんだ?」
「お主、神に対してお前とは失礼な…まぁ良かろう。言語は…エプララ語じゃ!」
(なんだそれ?日本語は通じるのか?)
「おぉそうじゃな、ならば【世界言語】をつけてやろう。これで読み書きも出来るじゃろう。」フラカンが心を読んでから異能をくれた。
(それは有難いな。)
「病気になりにくい体に、あと大怪我も負わないようにしてくれ。」
「【身体能力向上・各種免疫・耐性】もやろう。」
「魔神や魔族がいるってことは魔法はあるのか?」
「…あるが、使いたいのか?…それなら【魔力極限・具現化能力・知識理解力】をやる。」今度はタナトスからの異能だ。
(あとなにかあるか?言語・身体・魔法………あっ、前世の最期みたいにはなりたくない!」
「なるほどな、ということは【幸運】もつけておこうかのぉ。これでいいのか?」
(なんか頼みすぎてエグイことになってる気がするんだけど…)
(ま、何とかなるだろ。あぁ、OKだ。」


「じゃ、いってらしゃいませじゃな。」
「…俺らのせいですまない」
「もう良いよ。最後は俺が決めたんだしそれに、時々神託下してくらんだろ?」
「あぁそうじゃな、たまに下すとしよう」
「…俺も、下す。」
「後は、あの扉をくぐれば転生できるぞ」
「じゃあな」

ーそして俺はまた眩い光に包まれるのだった。

____________________________________

ありがとうございます。
誤字脱字などありましたらご指摘ください。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

蛮族の王子様 ~指先王子、女族長に婿入りする~

恋愛 / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:70

お笑い芸人

現代文学 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

魔術師の卵は憧れの騎士に告白したい

BL / 完結 24h.ポイント:355pt お気に入り:273

かつて最強と呼ばれた男は前世の知識と共にTSお嬢様を満喫するようで

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:69

魔導師の弟子

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:235pt お気に入り:3

処理中です...