君と僕の出会いと終わり

柊紫苑

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こんにちわ、もしかして……?

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お姉ちゃんと私は話さなくなってしまった
もとから、話せてはないのだけれど
それでも、昔はお姉ちゃん毎日いっぱい話してくれたのに
私は、お姉ちゃんの顔を見なくなった
お姉ちゃんが帰ってくるとお母さんの後ろに隠れたり
お兄ちゃんがいる時はお兄ちゃんにべったり引っ付いたりした

そんなある日……
ゆなは、さなみたいだね
ってお兄ちゃんが言ったの
私びっくりしてお兄ちゃんの顔じーってみちゃった
お姉ちゃんは気づいてくれなかったでもお兄ちゃんが気づいてくれた
寝てた私が急にこっちを見たもんだからお兄ちゃんもびっくりしてた
…………さな?
お兄ちゃんは確かめるように、私の最初の名前を言った
にゃーーー!
私は思っきり返事をした
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