君と僕の出会いと終わり

…ばいばい、いろんな私

また、お姉ちゃんないてた
赤ちゃんもなんとなくかなしそうだった
会いたかったな赤ちゃん
だから、私またお姉ちゃんに会いに行ったの
でも、会えなかった
私が車が危ないって知らなかったから
私は小さい私のまま
大きな車にあたっちゃったの
お姉ちゃんいたい、いたいよ……
お姉ちゃん会いたいよ……お姉ちゃん

私はまた目を閉じた
でも、今度は開けれなかった
開けようとしたけど開かなかった

私はもっともっと小さい時に
お腹の中でまた目を閉じた

次の私は遠くにいた
知らない場所でみたことない建物がいっぱいだった
早く、早く、お姉ちゃんに会いたいよ……
からから、黄色い砂漠の中で
喉がかわいて
私はまた目を閉じた