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ラーニング!!
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拠点へ戻ったユーリ達は、エリーゼが作った料理に舌鼓を打ちながら、話に花を咲かせていた。
「いや、ホント、俺はマジしんどかったんだからな!」
皆が、先ほどのアリアの拠点から帰る道中を振り返って、ユーリをからかう。
『くすぐりの刑』を受けて疲れきったユーリは、帰りの道中に遭遇したゾンビにも苦戦したのだ。
シャーによる『くすぐりの刑』は、昔からユーリがシャーをからかったり、遊びでズルをした時などに、執行されていた。
このゲーム内でも、2人で『次に来るゾンビが女性か男性か』等の賭けをしたり、民家で見つけたボードゲームやトランプなどで、たまに息抜きで遊んだ時、ユーリがズルをして、シャーが刑を執行していたのだ。
ハンプはそういう2人を見て覚えていたのだろう。
アリアの拠点では、シャーの刑執行に、ハンプとの連携が完璧だった。
「それにしても、アリアのスパイククラブは強力だったな」
「おー。ありゃ敵からしたら反則モンだぜ」
「話には聞いてたけど、本当に頼りになったわ」
「あたしの実力じゃないのが残念だけどね」
シャーは前日、助けて貰えた時。
ユーリは助けて貰って拠点に帰る時に、初めてスパイククラブを目にしていた。
が、NPC2人は今日が始めてその凄惨さを目の当たりにしたのだった。
「いや、レシピを見つけたのは幸運かもしれないが、それを扱うのも、敵の頭に的確に当てるのも、それなりに気遣う所があったり、練習とかしないと身に付かないものがあるだろう」
「ああ、あたしは小さい頃に剣術を習ってたんだ。剣道は竹刀だけど、剣術は真剣で居合切りや剣舞とか習うアレね。で、あたしは剣舞の方。剣術の基本は、心身を統一し、得物を身体の一部として捉えて扱う。だから、安全な扱い方とか自然に身に付いてるし、振る時も周りを意識して、振る軌道に障害が無いかとか気にしながら振ってるから、得物の扱いは慣れてるんだ」
「なんか格好いいな、それ!」
アリアの子供の頃の習い事を聞いて、テンションあげるユーリ。
「リアルで武器の扱いに秀でたプレイヤーに、さらに強い武器を持たせたら、それこそ鬼に金棒だな」
「ホントそれだよ!」
シャーも絶賛して、ユーリもさらに誉めちぎる。
そんな時。
「でもよ~。そもそもレシピって、なんなんだろーな?」
ハンプの唐突な疑問に、皆が「は?」と言わんばかりの呆気にとられた。
「いや、この世界じゃ、自由度高くプログラムされてるから、創作クラフトで何でも作れるだろ?なのに、わざわざレシピを必要とする意味がわかんねぇんだよな」
皆が話の意図を理解していないと感じたハンプは、自分の疑問の意図を詳しく伝えた。
大方、『もっとレア度の高い武器を創作で作って、皆で持った方が楽』とでも思ったのだろう。
すると、テンションあがったユーリが、胸を張って口を開く。
「ふっふん!俺が説明しよう!」
「おお!」
「ユーリ先生!」
シャーとエリーゼも、ユーリのノリに合わせて相の手を入れると、ユーリが説明を始めた。
「確かに、この世界ではリアルで作り方をしっていれば、後は材料や道具、設備があれば何でも作れる。でも、いくらリアルでもの作りのプロでも、この世界じゃあくまで素人知識でしかなく、この世界の専門知識を得る為にレシピを必要とするって設定なんだ。だから、リアル知識でも色々つくれるけど、武器みたいに品質度が設定されてるアイテムは、レシピ無しで作った場合、品質度は200が上限で、レシピを読んだ者のみ、レシピに書かれたアイテムは、上限品質が最大上限の600まで作れる様になる」
「ほぉ~」
「なるほどな。品質で区別化するという事か」
ハンプの相槌、シャーの納得の声を聞きながら、ユーリは尚も続けた。
「…で、例えばレア以上のレシピのアイテムは、レシピ無しで作ると必ず名前に【レプリカ】が付く。そんで、攻撃力的にも本物より弱く、概ね大分類で同種のアンコモン武器と同じくらいの攻撃力しか無い上に、品質上限200だから、201以上のアンコモン武器の方が強い事になる。だから、素材を無駄にしない事も考えると、レシピ無しのアイテムは、なるべく作らない方が、後々資材不足にならなくて済むかな」
「材料使って、大した威力も無ぇなら、材料が勿体ねーだけだな」
「確かに」
「材料は大切。うん」
野蛮な話にはついていけないエリーゼが、ハンプとシャーの後に無理に解ったフリをするが、解ってない事がバレない様に緊張する表情なども可愛らしい。
その後もユーリはレシピについて皆に一通り説明し、特にシャーとアリアはしっかり覚えようと、真剣に耳を傾けていた。
話の中で、特に注意点としてユーリが伝えたのは、まず、レシピを読むのは1冊につき1人しか見れないという事。
例え仲間でも、読めるのは1人までで、1人が読んだ時点でレシピは擦れて消失する。
つまり、複数の人に同じレシピを覚えさせたいなら、複数のレシピを見つけてくる必要があるのだ。
そして、2つ目は、レシピを読んだ者が死ぬと、別に読んだ人が居ない限り、新しくレシピを見つけて読むまで、そのレシピのアイテムが作れなくなることだった。
この2点は、重要だからとユーリが念を押した。
レシピを読むのは、NPCにもできる。
読めるのはあくまで『生存者』という括りだけだからだ。
つまり、NPCも一人の生存者とみなされ、プレイヤーでなくてもレシピを読める。
そして、NPCでも、レシピを読めば、その時点でレシピは無くなるのだ。
その代わり、NPCでもレシピをちゃんと覚えられるので、プレイヤーの依頼に忠実なNPCにクラフト系のレシピを全て読ませ、クラフト全てをそのNPCに頼む事によって、時間のかかるクラフトの手間が省けた分、プレイヤーは探索等に専念できるというのも、1つの考え方だ。
但し、ここでも先の注意事項には配慮が必要だった。
それは、NPCしか覚えてないレシピは、そのNPCが死ぬと作れなくなるという事。
例えばハンプに託したボーガンのレシピだ。
ユーリ達はボーガンのレシピを1つしか手に入れておらず、その1つをハンプに託した。
よって、新たにボーガンのレシピを手に入れて、他のメンバーに覚えさせない限り、ハンプが死ねばボーガンが作れなくなる。
だから、危険度が高い探索等にNPCを連れていくのは、クラフトの手間も含めて大きな痛手となるのだ。
考え方によっては、NPCは居れば得と言う意味ではプラスが無くなって、プラスマイナス0になっただけ、とも言えなくはない。
だが、クラフトの手間による拠点の発展進捗や武器消耗品の数の充実度等をふまえると、そのプラスは大きすぎて、1度NPCを仲間にしたプレイヤーは、NPC1人を失えば、かなり大きな負担となるのは間違いない。
逆を言えば、ゲーム中盤にはNPCを最低2人は仲間に入れておかないと、ホード対策も含めて生き残りは厳しくなるだろう。
そういう意味でも、ユーリ達はまだ序盤でハンプとエリーゼを仲間にしているから、外に出ていられるというものだ。
そして、話はボーガンとスパイククラブの作成の展望へと移る。
「まあ、俺達の分もアリアが作ってくれれば、そんなに大した問題じゃないよ」
「ユーリも頼りっきりで悪いが、俺からも頼む。俺達の分もスパイククラブを作ってくれないか」
「任せな。あたしも仲間なんだから、あたしにできる事なら何でもやるさ」
作れる人がレシピを見た者のみ、という所で、人数分のスパイククラブ作成をアリアに頼み、アリアは快諾してくれた。
そうして、アリアには再び夜の見張り当番から外れて貰い、エリーゼと同じく睡眠は自己責任に任せ、夜は人数分のスパイククラブの作成に取り掛かるのだった。
「いや、ホント、俺はマジしんどかったんだからな!」
皆が、先ほどのアリアの拠点から帰る道中を振り返って、ユーリをからかう。
『くすぐりの刑』を受けて疲れきったユーリは、帰りの道中に遭遇したゾンビにも苦戦したのだ。
シャーによる『くすぐりの刑』は、昔からユーリがシャーをからかったり、遊びでズルをした時などに、執行されていた。
このゲーム内でも、2人で『次に来るゾンビが女性か男性か』等の賭けをしたり、民家で見つけたボードゲームやトランプなどで、たまに息抜きで遊んだ時、ユーリがズルをして、シャーが刑を執行していたのだ。
ハンプはそういう2人を見て覚えていたのだろう。
アリアの拠点では、シャーの刑執行に、ハンプとの連携が完璧だった。
「それにしても、アリアのスパイククラブは強力だったな」
「おー。ありゃ敵からしたら反則モンだぜ」
「話には聞いてたけど、本当に頼りになったわ」
「あたしの実力じゃないのが残念だけどね」
シャーは前日、助けて貰えた時。
ユーリは助けて貰って拠点に帰る時に、初めてスパイククラブを目にしていた。
が、NPC2人は今日が始めてその凄惨さを目の当たりにしたのだった。
「いや、レシピを見つけたのは幸運かもしれないが、それを扱うのも、敵の頭に的確に当てるのも、それなりに気遣う所があったり、練習とかしないと身に付かないものがあるだろう」
「ああ、あたしは小さい頃に剣術を習ってたんだ。剣道は竹刀だけど、剣術は真剣で居合切りや剣舞とか習うアレね。で、あたしは剣舞の方。剣術の基本は、心身を統一し、得物を身体の一部として捉えて扱う。だから、安全な扱い方とか自然に身に付いてるし、振る時も周りを意識して、振る軌道に障害が無いかとか気にしながら振ってるから、得物の扱いは慣れてるんだ」
「なんか格好いいな、それ!」
アリアの子供の頃の習い事を聞いて、テンションあげるユーリ。
「リアルで武器の扱いに秀でたプレイヤーに、さらに強い武器を持たせたら、それこそ鬼に金棒だな」
「ホントそれだよ!」
シャーも絶賛して、ユーリもさらに誉めちぎる。
そんな時。
「でもよ~。そもそもレシピって、なんなんだろーな?」
ハンプの唐突な疑問に、皆が「は?」と言わんばかりの呆気にとられた。
「いや、この世界じゃ、自由度高くプログラムされてるから、創作クラフトで何でも作れるだろ?なのに、わざわざレシピを必要とする意味がわかんねぇんだよな」
皆が話の意図を理解していないと感じたハンプは、自分の疑問の意図を詳しく伝えた。
大方、『もっとレア度の高い武器を創作で作って、皆で持った方が楽』とでも思ったのだろう。
すると、テンションあがったユーリが、胸を張って口を開く。
「ふっふん!俺が説明しよう!」
「おお!」
「ユーリ先生!」
シャーとエリーゼも、ユーリのノリに合わせて相の手を入れると、ユーリが説明を始めた。
「確かに、この世界ではリアルで作り方をしっていれば、後は材料や道具、設備があれば何でも作れる。でも、いくらリアルでもの作りのプロでも、この世界じゃあくまで素人知識でしかなく、この世界の専門知識を得る為にレシピを必要とするって設定なんだ。だから、リアル知識でも色々つくれるけど、武器みたいに品質度が設定されてるアイテムは、レシピ無しで作った場合、品質度は200が上限で、レシピを読んだ者のみ、レシピに書かれたアイテムは、上限品質が最大上限の600まで作れる様になる」
「ほぉ~」
「なるほどな。品質で区別化するという事か」
ハンプの相槌、シャーの納得の声を聞きながら、ユーリは尚も続けた。
「…で、例えばレア以上のレシピのアイテムは、レシピ無しで作ると必ず名前に【レプリカ】が付く。そんで、攻撃力的にも本物より弱く、概ね大分類で同種のアンコモン武器と同じくらいの攻撃力しか無い上に、品質上限200だから、201以上のアンコモン武器の方が強い事になる。だから、素材を無駄にしない事も考えると、レシピ無しのアイテムは、なるべく作らない方が、後々資材不足にならなくて済むかな」
「材料使って、大した威力も無ぇなら、材料が勿体ねーだけだな」
「確かに」
「材料は大切。うん」
野蛮な話にはついていけないエリーゼが、ハンプとシャーの後に無理に解ったフリをするが、解ってない事がバレない様に緊張する表情なども可愛らしい。
その後もユーリはレシピについて皆に一通り説明し、特にシャーとアリアはしっかり覚えようと、真剣に耳を傾けていた。
話の中で、特に注意点としてユーリが伝えたのは、まず、レシピを読むのは1冊につき1人しか見れないという事。
例え仲間でも、読めるのは1人までで、1人が読んだ時点でレシピは擦れて消失する。
つまり、複数の人に同じレシピを覚えさせたいなら、複数のレシピを見つけてくる必要があるのだ。
そして、2つ目は、レシピを読んだ者が死ぬと、別に読んだ人が居ない限り、新しくレシピを見つけて読むまで、そのレシピのアイテムが作れなくなることだった。
この2点は、重要だからとユーリが念を押した。
レシピを読むのは、NPCにもできる。
読めるのはあくまで『生存者』という括りだけだからだ。
つまり、NPCも一人の生存者とみなされ、プレイヤーでなくてもレシピを読める。
そして、NPCでも、レシピを読めば、その時点でレシピは無くなるのだ。
その代わり、NPCでもレシピをちゃんと覚えられるので、プレイヤーの依頼に忠実なNPCにクラフト系のレシピを全て読ませ、クラフト全てをそのNPCに頼む事によって、時間のかかるクラフトの手間が省けた分、プレイヤーは探索等に専念できるというのも、1つの考え方だ。
但し、ここでも先の注意事項には配慮が必要だった。
それは、NPCしか覚えてないレシピは、そのNPCが死ぬと作れなくなるという事。
例えばハンプに託したボーガンのレシピだ。
ユーリ達はボーガンのレシピを1つしか手に入れておらず、その1つをハンプに託した。
よって、新たにボーガンのレシピを手に入れて、他のメンバーに覚えさせない限り、ハンプが死ねばボーガンが作れなくなる。
だから、危険度が高い探索等にNPCを連れていくのは、クラフトの手間も含めて大きな痛手となるのだ。
考え方によっては、NPCは居れば得と言う意味ではプラスが無くなって、プラスマイナス0になっただけ、とも言えなくはない。
だが、クラフトの手間による拠点の発展進捗や武器消耗品の数の充実度等をふまえると、そのプラスは大きすぎて、1度NPCを仲間にしたプレイヤーは、NPC1人を失えば、かなり大きな負担となるのは間違いない。
逆を言えば、ゲーム中盤にはNPCを最低2人は仲間に入れておかないと、ホード対策も含めて生き残りは厳しくなるだろう。
そういう意味でも、ユーリ達はまだ序盤でハンプとエリーゼを仲間にしているから、外に出ていられるというものだ。
そして、話はボーガンとスパイククラブの作成の展望へと移る。
「まあ、俺達の分もアリアが作ってくれれば、そんなに大した問題じゃないよ」
「ユーリも頼りっきりで悪いが、俺からも頼む。俺達の分もスパイククラブを作ってくれないか」
「任せな。あたしも仲間なんだから、あたしにできる事なら何でもやるさ」
作れる人がレシピを見た者のみ、という所で、人数分のスパイククラブ作成をアリアに頼み、アリアは快諾してくれた。
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