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イベント!?
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外は、リアルではそうそうお目にかかれない程に、綺麗な星空が広がっていた。
星座に似たような星の並び方もチラホラ見えるが、記憶している限り少し違う。
それでも、リアルでは地表の明かりが星の光を相殺して、殆どの星が見えなくなるらしいが、この世界では地表の明かりが殆ど無いせいか、星の密度がかなり高かった。
アリアの拠点から荷物を持って帰り、夕食を済ませたシャーは、夜の早いうちは拠点材料のクラフトを手伝い、シャワーを浴びてベッドに着いた。
しかし、目を閉じて暫くしても、眠れずに居た。
アリアと出会ってから、考えさせられる事が増えたのだ。
正直、悩みに近い。
寝付けないシャーは、おもむろに体を起こし、テラスに出た。
手摺までゆっくりと歩くと、星空を見上げる。
「…寝れないのか?」
手摺に両肘を預けて凭れかかり、尚も星空を見詰めるシャーに、背後から声をかける人物が居た。
「ああ。ちょっとな」
後ろを振り返りながらそう応えると、そこにはアリアが立っていたのだった。
ルームウェアとして青のシャツとハーフパンツを着ていて、白銀の髪が青と月夜のコントラストに映える。
風に靡く白銀が、月の光に照らされてキラキラと優しい瞬きを散りばめた。
「考え事か…?」
「…まあ。そんな所だ」
アリアのアバターの美しさに、一瞬見惚れてしまうが、問いに応える義務感で自我を留めた。
アリアも手摺まで歩み寄り、シャーから1メートル程離れた手摺を触る。
木造の、何とも言えない優しい手触り。
「木造は暖かみがあって良いな」
「…そうだな」
取り留めの無い話を切り出したアリアだが、シャーはそんな言葉にも律儀に応えた。
「あたしは短大に行く為に実家を出て、一人暮らしを始めたのがコンクリートのマンションだった。短大時代もそうだが、卒業して就職した会社でも、人付き合いが苦手なあたしは、その石の無機質で冷たい部屋に、おかえりなさいの返事も無い寂しい部屋に、1人で帰っていた。そんな日々の中で、時々、ふと実家の暖かさを思い出すんだ。あたしが帰るまで、必ず起きておかえりを言ってくれる母。父も忙しくてあまり顔を会わせなかったけど、会えばちゃんと会話をしていた。中学、高校時代には非行に走ったあたしだったけど、当時のダチだと思っていたヤツらにも裏切られ、人を更に信じられなくなったあたしを、そっと見守ってくれていた両親の暖かさが、木造だった実家には確かに感じられたんだ。社会に出てからそれに気付いて、それからは、木造の家にはそういう暖かみの断片みたいなものを感じる気がするんだ」
何を言うのかと思えば、と思ったが、シャーはそれを飲み込んだ。
実際、外の気温は涼しいくらいだが、木の手摺は気温より温かく感じられて、本物の無垢の木造手摺そのものの様にさえ感じる。
こんな繊細な感覚をデータで再現するって、どんだけの情報量だよ。
と、本気でツッコミたくなった。
「人って、そうやって言葉が無くてもどこか繋がりを感じられたりもするけど、逆に、相反する考えを持って、片方が思ってもいない事を平気でやるヤツも居る。そう考えると、このデスゲームと化したあたし達が居る世界にも、プレイヤーの誰かがそういうヤツかもしれない…」
話の流れは自然だった。
しかし、終盤の話はシャーの悩みの的を得ていた。
「ハハハ。アリアはやはり凄いな。俺が考えてた事も全てお見通しか」
アリアの長い話も、ここに行き着く為の、優しい道標だった。
そう。
アリアもシャーと同じ事を懸念していたのだ。
別のゲーム機個体から転移させられた、自分以外のプレイヤーと、この世界で出会った頃から。
PvP。
則ち、プレイヤー同士の殺し合いを。
既にそれは起きているかもしれない。
この、命がリアルの命と同等になった世界で。
ゲームの内容からプレイ中に死ぬことさえあり得る世界で。
普通にプレイするだけで命の危険と隣り合わせのこの世界で。
その危険に紛れて人を殺す様な殺人鬼が、同じ世界に転移させられてるかもしれないのだ。
それは、オンラインイベントにもユーリと共に参加し、PvPを経験したシャーだからこそ、転移させられてエリーゼの説明を受けていた頃から薄々想像していた。
その想像が、アリアと出会った事で現実味を帯び、その不安を強く感じるのだった。
その後は2人とも黙ったまま、暫く月を眺めた。
それから2人は、無言のまま静かに、其々の部屋に戻って行った。
そうして、一晩が明ける。
『ピロピロリン―――』
朝、皆が朝食を取っている所で、プレイヤー3人の元にメールが届いた。
「なんだ?」
「何々?」
シャーとユーリが疑問を抱きながら、視界右下のメールボックスを開く。
視界には、視点を示す半透明の丸があり、それを各種アイコン等に重ねて瞬きする事で、そのアイコンのコンテンツを開く事ができる。
メールボックスを開くと、視界中央にボックスの中身が一覧表示され、過去に開いたメールは開封した封筒のマークが、未読のメールには未開封のマークが付いていた。
気付けば幾つも未読メールが来ていたが、殆どはこのゲームがデスゲとなった原因の1つである、関東大震災についての事後の進捗だった。
状況を知りたい人は具に自分から調べようとするだろう。
このゲームは、メールボックスの隣にグローバルシステムのアイコンがあり、それを開くとフレンド登録したプレイヤーとのチャットや通話、さらにはインターネット接続で検索エンジンにも接続でき、調べ物もできる。
さらには、ワールドネットプレイで外国のプレイヤーと遊ぶ時、料理する時等には、翻訳アプリや料理レシピアプリなど生活サポート的アプリを課金ダウンロードでき、必要な時に視界の指定した位置にタスクウインドウで開く事もできる。
拠点で時間をもて余したプレイヤーなどは、ネットでテレビを観る事も、時間/日の月額定額課金で可能だった。
そうして調べるくらいのプレイヤーなら、メールで来ている事にも気付き、自ら見ようとするであろう事と、ゲームの内容的に緊張する状況や、集中する状況で、それらを切らせる事になり得る事等から、地震情報は国家機関の方の処置で、着信音がミュートにされていた。
ユーリ達は、それらにざっと目を通し、自分達の関わる情報はあまり無さそうな事を確認して、詳細はまた夜にでも改めて見る事にした。
そして、わざわざ着信音を鳴らして届いた、最新のメールを開く。
すると。
「おお!全員参加可能の一斉イベントだ!」
真っ先に声をあげたのは、ユーリだった。
「ホード前に、仲間を集めてプレイヤー有利に進められる様に、計らった様なイベントだな」
シャーは少し離れた視点から、俯瞰した見方をする。
「政府の施策?」
アリアはさらに先に踏み込んでいたようだ。
「いや、違うだろうな。政府がこのゲームの危険性を理解していたら、もっと早く、もっと安全性を確保できる施策を投じているはずだ。よく、政治家は庶民と感覚がズレ過ぎているとか批判が絶えないが、ゲームの様に、明らかな結果が見え、数値化によって明確な欠点利点が判別でき、プログラムを弄れば幾らでも改変できるものなんて、政府が本気で取り掛かれば、プレイヤーが死なない様に設定する事ぐらい簡単なはずだからな。それをしないのだから、恐らくはこのゲームの危険性自体を把握してないくらい、ズレてると言うより、そもそもが未知なんじゃないかと思う。だから、多分これはデベロッパー側のプログラムに元々あった、ランダム式のイベントだろう」
シャーの持論は、正しいかどうかは不明だが、解らなくはない。
いずれにせよ、ここに来てのイベント発生に、ユーリ達は、大幅な人員確保を期待して、心を踊らせるのだった。
星座に似たような星の並び方もチラホラ見えるが、記憶している限り少し違う。
それでも、リアルでは地表の明かりが星の光を相殺して、殆どの星が見えなくなるらしいが、この世界では地表の明かりが殆ど無いせいか、星の密度がかなり高かった。
アリアの拠点から荷物を持って帰り、夕食を済ませたシャーは、夜の早いうちは拠点材料のクラフトを手伝い、シャワーを浴びてベッドに着いた。
しかし、目を閉じて暫くしても、眠れずに居た。
アリアと出会ってから、考えさせられる事が増えたのだ。
正直、悩みに近い。
寝付けないシャーは、おもむろに体を起こし、テラスに出た。
手摺までゆっくりと歩くと、星空を見上げる。
「…寝れないのか?」
手摺に両肘を預けて凭れかかり、尚も星空を見詰めるシャーに、背後から声をかける人物が居た。
「ああ。ちょっとな」
後ろを振り返りながらそう応えると、そこにはアリアが立っていたのだった。
ルームウェアとして青のシャツとハーフパンツを着ていて、白銀の髪が青と月夜のコントラストに映える。
風に靡く白銀が、月の光に照らされてキラキラと優しい瞬きを散りばめた。
「考え事か…?」
「…まあ。そんな所だ」
アリアのアバターの美しさに、一瞬見惚れてしまうが、問いに応える義務感で自我を留めた。
アリアも手摺まで歩み寄り、シャーから1メートル程離れた手摺を触る。
木造の、何とも言えない優しい手触り。
「木造は暖かみがあって良いな」
「…そうだな」
取り留めの無い話を切り出したアリアだが、シャーはそんな言葉にも律儀に応えた。
「あたしは短大に行く為に実家を出て、一人暮らしを始めたのがコンクリートのマンションだった。短大時代もそうだが、卒業して就職した会社でも、人付き合いが苦手なあたしは、その石の無機質で冷たい部屋に、おかえりなさいの返事も無い寂しい部屋に、1人で帰っていた。そんな日々の中で、時々、ふと実家の暖かさを思い出すんだ。あたしが帰るまで、必ず起きておかえりを言ってくれる母。父も忙しくてあまり顔を会わせなかったけど、会えばちゃんと会話をしていた。中学、高校時代には非行に走ったあたしだったけど、当時のダチだと思っていたヤツらにも裏切られ、人を更に信じられなくなったあたしを、そっと見守ってくれていた両親の暖かさが、木造だった実家には確かに感じられたんだ。社会に出てからそれに気付いて、それからは、木造の家にはそういう暖かみの断片みたいなものを感じる気がするんだ」
何を言うのかと思えば、と思ったが、シャーはそれを飲み込んだ。
実際、外の気温は涼しいくらいだが、木の手摺は気温より温かく感じられて、本物の無垢の木造手摺そのものの様にさえ感じる。
こんな繊細な感覚をデータで再現するって、どんだけの情報量だよ。
と、本気でツッコミたくなった。
「人って、そうやって言葉が無くてもどこか繋がりを感じられたりもするけど、逆に、相反する考えを持って、片方が思ってもいない事を平気でやるヤツも居る。そう考えると、このデスゲームと化したあたし達が居る世界にも、プレイヤーの誰かがそういうヤツかもしれない…」
話の流れは自然だった。
しかし、終盤の話はシャーの悩みの的を得ていた。
「ハハハ。アリアはやはり凄いな。俺が考えてた事も全てお見通しか」
アリアの長い話も、ここに行き着く為の、優しい道標だった。
そう。
アリアもシャーと同じ事を懸念していたのだ。
別のゲーム機個体から転移させられた、自分以外のプレイヤーと、この世界で出会った頃から。
PvP。
則ち、プレイヤー同士の殺し合いを。
既にそれは起きているかもしれない。
この、命がリアルの命と同等になった世界で。
ゲームの内容からプレイ中に死ぬことさえあり得る世界で。
普通にプレイするだけで命の危険と隣り合わせのこの世界で。
その危険に紛れて人を殺す様な殺人鬼が、同じ世界に転移させられてるかもしれないのだ。
それは、オンラインイベントにもユーリと共に参加し、PvPを経験したシャーだからこそ、転移させられてエリーゼの説明を受けていた頃から薄々想像していた。
その想像が、アリアと出会った事で現実味を帯び、その不安を強く感じるのだった。
その後は2人とも黙ったまま、暫く月を眺めた。
それから2人は、無言のまま静かに、其々の部屋に戻って行った。
そうして、一晩が明ける。
『ピロピロリン―――』
朝、皆が朝食を取っている所で、プレイヤー3人の元にメールが届いた。
「なんだ?」
「何々?」
シャーとユーリが疑問を抱きながら、視界右下のメールボックスを開く。
視界には、視点を示す半透明の丸があり、それを各種アイコン等に重ねて瞬きする事で、そのアイコンのコンテンツを開く事ができる。
メールボックスを開くと、視界中央にボックスの中身が一覧表示され、過去に開いたメールは開封した封筒のマークが、未読のメールには未開封のマークが付いていた。
気付けば幾つも未読メールが来ていたが、殆どはこのゲームがデスゲとなった原因の1つである、関東大震災についての事後の進捗だった。
状況を知りたい人は具に自分から調べようとするだろう。
このゲームは、メールボックスの隣にグローバルシステムのアイコンがあり、それを開くとフレンド登録したプレイヤーとのチャットや通話、さらにはインターネット接続で検索エンジンにも接続でき、調べ物もできる。
さらには、ワールドネットプレイで外国のプレイヤーと遊ぶ時、料理する時等には、翻訳アプリや料理レシピアプリなど生活サポート的アプリを課金ダウンロードでき、必要な時に視界の指定した位置にタスクウインドウで開く事もできる。
拠点で時間をもて余したプレイヤーなどは、ネットでテレビを観る事も、時間/日の月額定額課金で可能だった。
そうして調べるくらいのプレイヤーなら、メールで来ている事にも気付き、自ら見ようとするであろう事と、ゲームの内容的に緊張する状況や、集中する状況で、それらを切らせる事になり得る事等から、地震情報は国家機関の方の処置で、着信音がミュートにされていた。
ユーリ達は、それらにざっと目を通し、自分達の関わる情報はあまり無さそうな事を確認して、詳細はまた夜にでも改めて見る事にした。
そして、わざわざ着信音を鳴らして届いた、最新のメールを開く。
すると。
「おお!全員参加可能の一斉イベントだ!」
真っ先に声をあげたのは、ユーリだった。
「ホード前に、仲間を集めてプレイヤー有利に進められる様に、計らった様なイベントだな」
シャーは少し離れた視点から、俯瞰した見方をする。
「政府の施策?」
アリアはさらに先に踏み込んでいたようだ。
「いや、違うだろうな。政府がこのゲームの危険性を理解していたら、もっと早く、もっと安全性を確保できる施策を投じているはずだ。よく、政治家は庶民と感覚がズレ過ぎているとか批判が絶えないが、ゲームの様に、明らかな結果が見え、数値化によって明確な欠点利点が判別でき、プログラムを弄れば幾らでも改変できるものなんて、政府が本気で取り掛かれば、プレイヤーが死なない様に設定する事ぐらい簡単なはずだからな。それをしないのだから、恐らくはこのゲームの危険性自体を把握してないくらい、ズレてると言うより、そもそもが未知なんじゃないかと思う。だから、多分これはデベロッパー側のプログラムに元々あった、ランダム式のイベントだろう」
シャーの持論は、正しいかどうかは不明だが、解らなくはない。
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