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ボタモチ!?
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3日目の朝を迎えた。
外は快晴の様で、薄暗い窓から煌々とした朝日が部屋の片隅に降り注ぐ。
何やら1階でエリーゼとハンプの話し声が聞こえる。
その声に不思議な安心感を覚えながら、目を覚ました。
「早くアイツら起きてこねぇかな」
微かに聞き取れたハンプの声。
どうやら、ユーリ達を待ってる様だ。
隣で寝ていたシャーを起こし、急ぎ気味に階段を降りた。
「おう、ユーリ!死ににいく覚悟はできたか?」
人間らしい思考を得ても、ハンプの頭の中は洋画のマフィアか何かを思わせる。
「ハハッ。死ににいくつもりは無いよ」
苦笑いで応えるが、実はユーリもこういうやり取りが嫌いではない。
「シャーはまだ?」
「んー、もうすぐ降りてくると思う」
「そう。シャーが降りてきたら、ご飯の前にハンプから話があるらしいわよ?」
「え?そうなん?」
エリーゼの言葉に、何か含みを感じてハンプに問い掛ける。
「あー。まあ楽しみにしてろや」
ハンプが座る尻の下に、何やら見え隠れしているものがあるが、ここは突っ込まない方が良いだろうか。
そんな思案を巡らせていると、最後の一人が漸く階段を降りてきた。
「…ん?皆、何かあったのか?メシ食うなら地下のダイニングだろ?こんな迎撃フロアで何してるんだ?」
1番遅く来て、開口一番にこの言い方。
だが、本人は悪気は無い。
「んだと?こっちは良い知らせを用意して、お前を待ってやったんだぜ?」
ハンプも、シャーに悪気が無いのは解っていながら、ちょっとイラッとしたから、ワザと角が立ちそうな返答をした。
「そうか。待たせてすまないな」
そしてさらに、シャーはそういうトゲのある言葉が全く通用せず、普通の会話として応答する、少し感覚がずれたヤツだった。
「ま、いーわ!んじゃ、4人揃った所で、皆に見せたいものがある!」
ハンプも肝の小さいヤツじゃないから、シャーが普通に返したらハンプも小さいことを気にせず、無かった事にして流す。
そんな感じで、変な形と変な形が不思議としっかり噛み合っていた。
「でな?俺が朝まで見張りをしてた時、色んな国の軍服を組み合わせて着てた、ちょっと洒落たサバゲオタクみてーなゾンビが来たんだ…」
何時もより少し声のトーンを落として、珍しく真面目な顔で語るハンプ。
「やだ、なんか怖い話?」
エリーゼがその雰囲気に、怪談かと思って両肩を抱く。
「ちげーよ!」
「オーケー、続きを」
ハンプを制して、シャーが先を促す。
「あー。そんでな?そいつのベストにコイツが入ってたんだよ!」
そう言って、尻の下からとポケットから、本と玉入りマガジンを3つ取り出した。
「うお!マジ!?」
それらを見て真っ先に反応したのはユーリだった。
「マジだぜ!?マガジン1つで弾が15発入ってるから、3つで45発!それに、この本!薄くて半分に降り曲がってるが、コイツぁサバイバルブックで、特集がクロスボウのレシピだ!」
「なに!?じゃあとうとうクロスボウが皆の基本装備にできるな!?」
レシピにはシャーも乗りに乗った。
「ああ!これで、ウッドボウともオサラバだ!基本装備が底上げできる!」
シャーは興奮冷めやらず、次から次へと語り続けた。
「銃火器は強力だが、玉に希少な火薬を使うから、量産があまりできない。だが、弓矢やボウガンの矢なら、鳥の羽根も、木材も、石もそこらで山程手に入るから、大量生産が可能だ!これでエリーゼにもウッドボウより強力で、狙いを定めやすい武器を装備させてやれる!」
「そしたら私、探索とかの手伝いもできる?」
「ああ!しかも、いきなり主力投入だ!」
「命中率とかは普通に個人の感覚だから、弓の様に突っ張る腕で狙いを定めるより、銃みたいに構えて狙う方が手ブレは少ないだろうからな!」
「撃った後の反動に備える力の入れ方だけでいいから、扱い易いと思うよ!」
後半はユーリとシャーの勢いに、ハンプが若干の気後れをしたが、皆が喜ぶ顔を見て、笑みを溢した。
「ま、そーゆーこった!んで、クロスボウのクラフトについてだが、当面は俺が皆の分を作ってやる!今のところ、この中では俺が一番、狩猟武器のクラフトスキルが高いから、品質もお前らが作るより高いはずだからな」
「ああ!クラフト系はハンプに頼む!よろしくな!」
「頼んだ!」
「お願いね!」
「任せろ!」
そうして話がまとまり、棚からぼた餅的に思いがけない幸運が、早朝未明にもたらされていたのだった。
朝食を終えた4人は、ハンプにクロスボウのレシピを託し、ユーリとシャーの2人で、雪山へ冷蔵庫の雪集めをメインに狩りや探索に向かっていた。
「雪山は、切り株の中とか、木のうろとかに、生存してた人が持ちきれなくなったアイテムを隠してたりするって理由設定で、アイテムが入ってる事があるから、よく見て行こうな」
「ユーリ。そんなに俺をデビュー扱いしないでくれ」
「ゴメンゴメン。そういえば、前にも教えたっけ」
「教えても貰ったが、自分でそれなりに調べたりもしてるからな。それより、山男のゾンビについては、まだ戦わない方が良さそうか?」
「1匹に2人がかりで挑むなら、挟んで弓で交互に攻撃していけば、矢じりも鉄にした今なら倒せると思うぜ。前に遭遇した時は石矢で、しかもハンティングスキルもレベル低かったから、ダメージ低く過ぎて、何事も無かった様に突っ込んで来られたからな。逃げながら戦うと、そのうち別の個体とエンカウントするから、まともに戦えなくなって逃げてたけど、今ならダメージも与えられて、攻撃すればヨロめいたり、攻撃された方に標的を変えたりして、近寄らせない様に倒す事ができるはずだ」
「なるほどな。…しかし、相変わらず吹雪で視界が悪い」
「視界が悪いと言えば、雪山では崖に気を付けろよ?」
「またか。それも前に来た時に聞いたぞ。視界の悪さで足下の崖を見落としやすいって話だろ?」
「そ、そうそう。ま、お互い気を付けようぜ」
「ああ。せっかくだから、今一度、気を引き締めよう」
2人のやり取りが時を忘れさせる。
そんな忘れた時間の間でも足は動かしていたから、気付けばかなり標高の高い位置に来ていた。
岩山の足場の悪さが、体幹を不安定にする。
「やっぱ雪山での狩りは止めよう!」
視界が悪く、獲物が見つからない状況に煮えを切らしたユーリが、声を大にして訴える。
「そうだな。こうも視界が悪いと、獲物を見つけても奴らは耳や臭いで先に俺達を感知する分、俺達が見つけるより先に逃げられる」
「そうと決まれば麻袋に雪詰めて、さっさと帰ろうぜ?」
「そうしよう。だが、雪を詰めるのは雪山の出口付近でだ。今から詰めて持っていくのは危険度が増すだけだからな」
「確かに。んじゃ、戻ろうぜ」
「ああ…」
「…っと!うわっ!?」
言っているそばから、ユーリの驚嘆が。
その後、雪を滑り落ちていく音が、長く響き、遠退いていった。
「ウソだろ?ユーリ…?」
シャーが相棒の名を呼ぶも、空しく吹雪の音に掻き消される。
「自分で注意しておきながら、アイツは…ったく!」
幸い、雪崩は起きていない様だ。
しかし、あの山男が居る雪山だ。
親友の身に危険を察するや否や、シャーは何とか下に降りる道を探した。
足を踏み外したユーリは、滑落中に気を失い、成すすべなく崖下へと落ちて行ったのだった。
外は快晴の様で、薄暗い窓から煌々とした朝日が部屋の片隅に降り注ぐ。
何やら1階でエリーゼとハンプの話し声が聞こえる。
その声に不思議な安心感を覚えながら、目を覚ました。
「早くアイツら起きてこねぇかな」
微かに聞き取れたハンプの声。
どうやら、ユーリ達を待ってる様だ。
隣で寝ていたシャーを起こし、急ぎ気味に階段を降りた。
「おう、ユーリ!死ににいく覚悟はできたか?」
人間らしい思考を得ても、ハンプの頭の中は洋画のマフィアか何かを思わせる。
「ハハッ。死ににいくつもりは無いよ」
苦笑いで応えるが、実はユーリもこういうやり取りが嫌いではない。
「シャーはまだ?」
「んー、もうすぐ降りてくると思う」
「そう。シャーが降りてきたら、ご飯の前にハンプから話があるらしいわよ?」
「え?そうなん?」
エリーゼの言葉に、何か含みを感じてハンプに問い掛ける。
「あー。まあ楽しみにしてろや」
ハンプが座る尻の下に、何やら見え隠れしているものがあるが、ここは突っ込まない方が良いだろうか。
そんな思案を巡らせていると、最後の一人が漸く階段を降りてきた。
「…ん?皆、何かあったのか?メシ食うなら地下のダイニングだろ?こんな迎撃フロアで何してるんだ?」
1番遅く来て、開口一番にこの言い方。
だが、本人は悪気は無い。
「んだと?こっちは良い知らせを用意して、お前を待ってやったんだぜ?」
ハンプも、シャーに悪気が無いのは解っていながら、ちょっとイラッとしたから、ワザと角が立ちそうな返答をした。
「そうか。待たせてすまないな」
そしてさらに、シャーはそういうトゲのある言葉が全く通用せず、普通の会話として応答する、少し感覚がずれたヤツだった。
「ま、いーわ!んじゃ、4人揃った所で、皆に見せたいものがある!」
ハンプも肝の小さいヤツじゃないから、シャーが普通に返したらハンプも小さいことを気にせず、無かった事にして流す。
そんな感じで、変な形と変な形が不思議としっかり噛み合っていた。
「でな?俺が朝まで見張りをしてた時、色んな国の軍服を組み合わせて着てた、ちょっと洒落たサバゲオタクみてーなゾンビが来たんだ…」
何時もより少し声のトーンを落として、珍しく真面目な顔で語るハンプ。
「やだ、なんか怖い話?」
エリーゼがその雰囲気に、怪談かと思って両肩を抱く。
「ちげーよ!」
「オーケー、続きを」
ハンプを制して、シャーが先を促す。
「あー。そんでな?そいつのベストにコイツが入ってたんだよ!」
そう言って、尻の下からとポケットから、本と玉入りマガジンを3つ取り出した。
「うお!マジ!?」
それらを見て真っ先に反応したのはユーリだった。
「マジだぜ!?マガジン1つで弾が15発入ってるから、3つで45発!それに、この本!薄くて半分に降り曲がってるが、コイツぁサバイバルブックで、特集がクロスボウのレシピだ!」
「なに!?じゃあとうとうクロスボウが皆の基本装備にできるな!?」
レシピにはシャーも乗りに乗った。
「ああ!これで、ウッドボウともオサラバだ!基本装備が底上げできる!」
シャーは興奮冷めやらず、次から次へと語り続けた。
「銃火器は強力だが、玉に希少な火薬を使うから、量産があまりできない。だが、弓矢やボウガンの矢なら、鳥の羽根も、木材も、石もそこらで山程手に入るから、大量生産が可能だ!これでエリーゼにもウッドボウより強力で、狙いを定めやすい武器を装備させてやれる!」
「そしたら私、探索とかの手伝いもできる?」
「ああ!しかも、いきなり主力投入だ!」
「命中率とかは普通に個人の感覚だから、弓の様に突っ張る腕で狙いを定めるより、銃みたいに構えて狙う方が手ブレは少ないだろうからな!」
「撃った後の反動に備える力の入れ方だけでいいから、扱い易いと思うよ!」
後半はユーリとシャーの勢いに、ハンプが若干の気後れをしたが、皆が喜ぶ顔を見て、笑みを溢した。
「ま、そーゆーこった!んで、クロスボウのクラフトについてだが、当面は俺が皆の分を作ってやる!今のところ、この中では俺が一番、狩猟武器のクラフトスキルが高いから、品質もお前らが作るより高いはずだからな」
「ああ!クラフト系はハンプに頼む!よろしくな!」
「頼んだ!」
「お願いね!」
「任せろ!」
そうして話がまとまり、棚からぼた餅的に思いがけない幸運が、早朝未明にもたらされていたのだった。
朝食を終えた4人は、ハンプにクロスボウのレシピを託し、ユーリとシャーの2人で、雪山へ冷蔵庫の雪集めをメインに狩りや探索に向かっていた。
「雪山は、切り株の中とか、木のうろとかに、生存してた人が持ちきれなくなったアイテムを隠してたりするって理由設定で、アイテムが入ってる事があるから、よく見て行こうな」
「ユーリ。そんなに俺をデビュー扱いしないでくれ」
「ゴメンゴメン。そういえば、前にも教えたっけ」
「教えても貰ったが、自分でそれなりに調べたりもしてるからな。それより、山男のゾンビについては、まだ戦わない方が良さそうか?」
「1匹に2人がかりで挑むなら、挟んで弓で交互に攻撃していけば、矢じりも鉄にした今なら倒せると思うぜ。前に遭遇した時は石矢で、しかもハンティングスキルもレベル低かったから、ダメージ低く過ぎて、何事も無かった様に突っ込んで来られたからな。逃げながら戦うと、そのうち別の個体とエンカウントするから、まともに戦えなくなって逃げてたけど、今ならダメージも与えられて、攻撃すればヨロめいたり、攻撃された方に標的を変えたりして、近寄らせない様に倒す事ができるはずだ」
「なるほどな。…しかし、相変わらず吹雪で視界が悪い」
「視界が悪いと言えば、雪山では崖に気を付けろよ?」
「またか。それも前に来た時に聞いたぞ。視界の悪さで足下の崖を見落としやすいって話だろ?」
「そ、そうそう。ま、お互い気を付けようぜ」
「ああ。せっかくだから、今一度、気を引き締めよう」
2人のやり取りが時を忘れさせる。
そんな忘れた時間の間でも足は動かしていたから、気付けばかなり標高の高い位置に来ていた。
岩山の足場の悪さが、体幹を不安定にする。
「やっぱ雪山での狩りは止めよう!」
視界が悪く、獲物が見つからない状況に煮えを切らしたユーリが、声を大にして訴える。
「そうだな。こうも視界が悪いと、獲物を見つけても奴らは耳や臭いで先に俺達を感知する分、俺達が見つけるより先に逃げられる」
「そうと決まれば麻袋に雪詰めて、さっさと帰ろうぜ?」
「そうしよう。だが、雪を詰めるのは雪山の出口付近でだ。今から詰めて持っていくのは危険度が増すだけだからな」
「確かに。んじゃ、戻ろうぜ」
「ああ…」
「…っと!うわっ!?」
言っているそばから、ユーリの驚嘆が。
その後、雪を滑り落ちていく音が、長く響き、遠退いていった。
「ウソだろ?ユーリ…?」
シャーが相棒の名を呼ぶも、空しく吹雪の音に掻き消される。
「自分で注意しておきながら、アイツは…ったく!」
幸い、雪崩は起きていない様だ。
しかし、あの山男が居る雪山だ。
親友の身に危険を察するや否や、シャーは何とか下に降りる道を探した。
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