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あの世見学
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時代は便利になったものだ。個人で遠くの人と通話ができ、世界中の人々に情報を発信したり、空を飛ぶ車にetc..etc....
特に私が便利だと感じるようになったのは自殺が自由になった事だ
今や、誰がどう死のうが誰も文句は言わない。まぁ死んだヤツにとって自分の居ない世界などどうでも良いだろうが...
私も今、集団自殺ツアーのバスに乗っている所だ。死ぬ前に色んな景色を見て、世界の尊さに包まれながら皆で首を吊る。まさに芸術ではないか?
失礼、恥ずかしながら私は画家である。まぁ、名も知れぬ全てを失った哀れな男だがな
そんな自分とも今日でさよならだ。次の人生はどんな人間として生まれ変わることができるのか......
「うぅ、いかんいかん寝ていた。せっかくの最後の日だというのに...」
「お目覚めですか、ご気分はいかがですか?」
「うわぁ❗️」
目を覚ますと目の前に人とは言えないが人型の何かが私に向かって頭を下げていた
「えっと、あなたは?」
「失礼紹介が遅れました、私案内人でございます」
案内人?そうか、ツアーの場所に着いたのか
「案内人か、他のツアー参加者は何処ですか?どうやら寝ていたみたいで」
「はて?お連れの方は居ませんでしたが」
何を言っているんだ?
「それはおかしいです、私はバスに乗っていたのですから」
「バス?あー!なるほど、どうやら迷い人のようですね」
迷い人?
「まぁ落ち着いて聞いてください、此処はあの世でございます」
「は?」
意味が分からない
「あの、ふざけてる場合では...というお顔をしていますね。ご安心ください、ちゃんとあの世ですよ」
案内人は当たり前かのように笑顔を振る舞うが恐怖でしかない
「つまり私は死んだのか?」
「惜しいです。先ほども言った通りあなたは迷い人。生きてもいますし、死んでもいます」
「えっと仮死状態って事ですか?」
「ええ、理解が早くてありがたいです」
「いやいや、理解してないから全然受け入れてませんよ」
「そうですか、しかしまぁ此処に来たのも何かの縁。どうですか見学でも」
見学?
「見学って何を見学するんですか~っというお顔をしていますね」
「煽ってるんですか?」
「失礼、久しぶりの客人でしたので..」
とことん不気味なヤツだ
「話を戻しましょう、此処では下界の生物がどのようにして生まれるのかを見学する事ができます」
「つまりこの先に全生物が孕んでいるというのか?」
私の脳内では芸術的光景が浮かび上がる
「残念ながらあなたが思うような地獄絵図ではございません」
「は?」
「つまりですね、全生物の魂がどのように作られているのかを見ることができるのですよ」
何を言って..!?
「工場?いつの間に!」
今更ながら私は夢を見ているのか?目の前に何故工場が現れた?
「ではご案内いたします」
「うわぁ!」
案内人が深々く頭を下げると工場の大きな門が開かれ私は吸い込まれた
「練ろ!もっとだ!もっと練りまくれー!」
「スピード上げろー!」
「サボるなー!」
なんだコレは...良く本で見るような人魂がベルトコンベアーを囲んで何かを加工している
「此処では全生物の魂の素を練っています。死んだ生物の魂はまず最初に此処へ送られます。この素なんと!練れば練るほどより優れた物になるんです!」
「魂の素?まさか...と言うよりあの世ってヤツはこんなに殺風景なものなのか?」
「殺風景かどうかは分かりませんが、一度下界に降りた時に聞いた天国地獄などと言うくだらぬものありません」
「でもアンタさっき地獄絵図って..」
「アレは人間の言葉を借りたまでです。コミュニケーションには必要な事でございます」
「さいですか...」
「では次の工程へ」
案内人が指を鳴らすと違う部屋に移る
「此処では魂を注ぐ生物の型を決めています。主に大型、中型、小型と分け、その次に知能の高さでございます」
先程の部屋で作られた魂の素がクッキー作りぐらいの感覚で型抜きをされていく
「良く練られた魂からは良質な生物が生まれます。あなた方人間の中にも天才という部類がいるでしょ?」
「なんか悲しくなってきたよ」
「あー!型ミスった!」
「はー?適当にそこら辺に注いどけ!」
人魂達がおそらく失敗作を適当に注ぐ
「あんな適当で良いのか?」
「良いんですよ、不細工と呼ばれたり出来損ないというものがいるおかげで輝ける存在がいるんですから」
「そんな可哀想だろ...」
「ええですからああいう、いわゆる○○○は戒めとして近親相姦をした母体に宿します」
今サラッとエグいこと言わなかったか?
「ええ、下界で学びましたからね。あまり敵を作らぬよう人間には分かりづらい言葉で言わせていただきました」
不気味な笑顔が本当に怖い
「何故、近親相姦の母体に宿すんだ?」
「それはこの方法を許可してしまうと魂の生産が間に合わなくなってしまいますからね。ですから生物の禁忌として上の方でルールを作ったのです」
まるで会社だな、だが理にかなっている
「だが近親相姦以外にも..」
「それはコチラのミスです。お許しを」
案外軽いな...まぁコイツらにとっては人間なんて1生物に過ぎないのか
「では次です、此処からは少し分岐します。まぁあなたは人間ですから人間のコーナーへ」
また次の部屋に移る
「えっと!コレはコッチ!コレはあっち!えっと!あっ!間違った!」
ベルトコンベアーから流れる魂を次々と仕分ける人魂がいた
「アレは何を」
「こちらは性別を仕分ける部屋でございます」
「たった1匹でやっているのか?」
「はい、ですからたまに男でも女の格好をする人間や、女が男の格好をする人間が生まれてしまうのですよ。まさかこのような些細な違いで差別が生まれてしまうとはこちらの不備で申し訳ございません」
「そう思うんなら、人員を増やしたらどうなんだ?」
「それが作業員の人数的にコレが限界なのでございます」
あの世も中々ブラックだな
「まぁ人間の魂の性別を見分けるのはプロでも至難の技ですからね」
これは仕方ないな。そういう性別にも芸術を感じるので私は構わないが
「では次で最後でございま...失礼、通信が」
そう言い案内人は携帯電話を取り出す。おいおい、携帯電話ってバリバリ人間の発明品じゃないか。しかもガラパゴス!何百年前だよ
「何!そうですか...それは残念でございます」
案内人が電話を切ると私に向かって深々と頭を下げてきた
「申し訳ございません、人間を製造する為の装置の大事な部品が損傷してしまったようです」
「え!それって..」
「はい、装置が直るまで新規の人間を製造させる事はできません」
「製造中止って事かよ」
「さようでございます」
マジかよ.....
「幸い、今完成している人間は500年分は在庫がありますが、装置の修理が完了するまで1000年かかってしまいます」
おいおい
「それって!人間はあと600年いくかどうかで絶滅するって事か!」
「はい、装置が直ったとしても人間がいない状態で人間を作り出すのはルール違反で減給をくらってしまいますからね」
意外と軽いな!
「しかし、これではウチの儲けが!...まぁ人間ルートが無くなる事で新たな生物ルートが誕生するので良しとしましょう」
「お、おい!なんとか直す方法はないのか!」
「ええ、ありますよ」
取り乱す案内人は一瞬で調子を取り戻す
「その生物生産ルートに対応した生物の熟した魂でございます」
「熟した魂?」
「ええ、ですがこれがとても貴重なもので天誅を全うした生物からしか取れないのです、数百年前までは簡単に取れたのですが..最近の人間が自殺を自由にしたばっかりに」
「確かに最近は天誅を全うしただけでニュースに取り上げられるぐらいになってしまったからなぁ...」
昔の人間はこの事態を本能的に察知していたのだろうか、とにかく私に考える時間はない
「私が天誅を全うしてみせよう」
「え?よろしいのですか?あなたは確か自殺ツアーに参加を」
「良いんですよ、元は次はもっとマシな人間に生まれ変わりたくて自殺を考えていたのですから...人間に生まれ変われないと分かったしまった今、私に死ぬ理由はありません」
「おお、これは助かります。おっと時間のようです...では数十年後、あなたの○○○魂を」
「えっなんて......」
気がつくと私は樹海に立っていた。周りにはツアーに参加して人間だった者達が吊られていた
生きねばならぬ。私が失敗したとしても良いように先の事を皆に伝えねばならない
男はあの見学で見た物を皆に伝えた。絵、歌、本、寸劇、出来ることは尽くした。だが自殺は止まらない。
そうだよな、常人ならばそんな事実を知ってしまえば、こんな種など捨ててしまおうと考えてしまうよな。死んだ後などどうでも良いよな
あぁなんともどかしいのだ....
この国では自殺が多い。特に無理矢理生かされる事に限界を感じて自殺する者が多いというデータがあるとか...
特に私が便利だと感じるようになったのは自殺が自由になった事だ
今や、誰がどう死のうが誰も文句は言わない。まぁ死んだヤツにとって自分の居ない世界などどうでも良いだろうが...
私も今、集団自殺ツアーのバスに乗っている所だ。死ぬ前に色んな景色を見て、世界の尊さに包まれながら皆で首を吊る。まさに芸術ではないか?
失礼、恥ずかしながら私は画家である。まぁ、名も知れぬ全てを失った哀れな男だがな
そんな自分とも今日でさよならだ。次の人生はどんな人間として生まれ変わることができるのか......
「うぅ、いかんいかん寝ていた。せっかくの最後の日だというのに...」
「お目覚めですか、ご気分はいかがですか?」
「うわぁ❗️」
目を覚ますと目の前に人とは言えないが人型の何かが私に向かって頭を下げていた
「えっと、あなたは?」
「失礼紹介が遅れました、私案内人でございます」
案内人?そうか、ツアーの場所に着いたのか
「案内人か、他のツアー参加者は何処ですか?どうやら寝ていたみたいで」
「はて?お連れの方は居ませんでしたが」
何を言っているんだ?
「それはおかしいです、私はバスに乗っていたのですから」
「バス?あー!なるほど、どうやら迷い人のようですね」
迷い人?
「まぁ落ち着いて聞いてください、此処はあの世でございます」
「は?」
意味が分からない
「あの、ふざけてる場合では...というお顔をしていますね。ご安心ください、ちゃんとあの世ですよ」
案内人は当たり前かのように笑顔を振る舞うが恐怖でしかない
「つまり私は死んだのか?」
「惜しいです。先ほども言った通りあなたは迷い人。生きてもいますし、死んでもいます」
「えっと仮死状態って事ですか?」
「ええ、理解が早くてありがたいです」
「いやいや、理解してないから全然受け入れてませんよ」
「そうですか、しかしまぁ此処に来たのも何かの縁。どうですか見学でも」
見学?
「見学って何を見学するんですか~っというお顔をしていますね」
「煽ってるんですか?」
「失礼、久しぶりの客人でしたので..」
とことん不気味なヤツだ
「話を戻しましょう、此処では下界の生物がどのようにして生まれるのかを見学する事ができます」
「つまりこの先に全生物が孕んでいるというのか?」
私の脳内では芸術的光景が浮かび上がる
「残念ながらあなたが思うような地獄絵図ではございません」
「は?」
「つまりですね、全生物の魂がどのように作られているのかを見ることができるのですよ」
何を言って..!?
「工場?いつの間に!」
今更ながら私は夢を見ているのか?目の前に何故工場が現れた?
「ではご案内いたします」
「うわぁ!」
案内人が深々く頭を下げると工場の大きな門が開かれ私は吸い込まれた
「練ろ!もっとだ!もっと練りまくれー!」
「スピード上げろー!」
「サボるなー!」
なんだコレは...良く本で見るような人魂がベルトコンベアーを囲んで何かを加工している
「此処では全生物の魂の素を練っています。死んだ生物の魂はまず最初に此処へ送られます。この素なんと!練れば練るほどより優れた物になるんです!」
「魂の素?まさか...と言うよりあの世ってヤツはこんなに殺風景なものなのか?」
「殺風景かどうかは分かりませんが、一度下界に降りた時に聞いた天国地獄などと言うくだらぬものありません」
「でもアンタさっき地獄絵図って..」
「アレは人間の言葉を借りたまでです。コミュニケーションには必要な事でございます」
「さいですか...」
「では次の工程へ」
案内人が指を鳴らすと違う部屋に移る
「此処では魂を注ぐ生物の型を決めています。主に大型、中型、小型と分け、その次に知能の高さでございます」
先程の部屋で作られた魂の素がクッキー作りぐらいの感覚で型抜きをされていく
「良く練られた魂からは良質な生物が生まれます。あなた方人間の中にも天才という部類がいるでしょ?」
「なんか悲しくなってきたよ」
「あー!型ミスった!」
「はー?適当にそこら辺に注いどけ!」
人魂達がおそらく失敗作を適当に注ぐ
「あんな適当で良いのか?」
「良いんですよ、不細工と呼ばれたり出来損ないというものがいるおかげで輝ける存在がいるんですから」
「そんな可哀想だろ...」
「ええですからああいう、いわゆる○○○は戒めとして近親相姦をした母体に宿します」
今サラッとエグいこと言わなかったか?
「ええ、下界で学びましたからね。あまり敵を作らぬよう人間には分かりづらい言葉で言わせていただきました」
不気味な笑顔が本当に怖い
「何故、近親相姦の母体に宿すんだ?」
「それはこの方法を許可してしまうと魂の生産が間に合わなくなってしまいますからね。ですから生物の禁忌として上の方でルールを作ったのです」
まるで会社だな、だが理にかなっている
「だが近親相姦以外にも..」
「それはコチラのミスです。お許しを」
案外軽いな...まぁコイツらにとっては人間なんて1生物に過ぎないのか
「では次です、此処からは少し分岐します。まぁあなたは人間ですから人間のコーナーへ」
また次の部屋に移る
「えっと!コレはコッチ!コレはあっち!えっと!あっ!間違った!」
ベルトコンベアーから流れる魂を次々と仕分ける人魂がいた
「アレは何を」
「こちらは性別を仕分ける部屋でございます」
「たった1匹でやっているのか?」
「はい、ですからたまに男でも女の格好をする人間や、女が男の格好をする人間が生まれてしまうのですよ。まさかこのような些細な違いで差別が生まれてしまうとはこちらの不備で申し訳ございません」
「そう思うんなら、人員を増やしたらどうなんだ?」
「それが作業員の人数的にコレが限界なのでございます」
あの世も中々ブラックだな
「まぁ人間の魂の性別を見分けるのはプロでも至難の技ですからね」
これは仕方ないな。そういう性別にも芸術を感じるので私は構わないが
「では次で最後でございま...失礼、通信が」
そう言い案内人は携帯電話を取り出す。おいおい、携帯電話ってバリバリ人間の発明品じゃないか。しかもガラパゴス!何百年前だよ
「何!そうですか...それは残念でございます」
案内人が電話を切ると私に向かって深々と頭を下げてきた
「申し訳ございません、人間を製造する為の装置の大事な部品が損傷してしまったようです」
「え!それって..」
「はい、装置が直るまで新規の人間を製造させる事はできません」
「製造中止って事かよ」
「さようでございます」
マジかよ.....
「幸い、今完成している人間は500年分は在庫がありますが、装置の修理が完了するまで1000年かかってしまいます」
おいおい
「それって!人間はあと600年いくかどうかで絶滅するって事か!」
「はい、装置が直ったとしても人間がいない状態で人間を作り出すのはルール違反で減給をくらってしまいますからね」
意外と軽いな!
「しかし、これではウチの儲けが!...まぁ人間ルートが無くなる事で新たな生物ルートが誕生するので良しとしましょう」
「お、おい!なんとか直す方法はないのか!」
「ええ、ありますよ」
取り乱す案内人は一瞬で調子を取り戻す
「その生物生産ルートに対応した生物の熟した魂でございます」
「熟した魂?」
「ええ、ですがこれがとても貴重なもので天誅を全うした生物からしか取れないのです、数百年前までは簡単に取れたのですが..最近の人間が自殺を自由にしたばっかりに」
「確かに最近は天誅を全うしただけでニュースに取り上げられるぐらいになってしまったからなぁ...」
昔の人間はこの事態を本能的に察知していたのだろうか、とにかく私に考える時間はない
「私が天誅を全うしてみせよう」
「え?よろしいのですか?あなたは確か自殺ツアーに参加を」
「良いんですよ、元は次はもっとマシな人間に生まれ変わりたくて自殺を考えていたのですから...人間に生まれ変われないと分かったしまった今、私に死ぬ理由はありません」
「おお、これは助かります。おっと時間のようです...では数十年後、あなたの○○○魂を」
「えっなんて......」
気がつくと私は樹海に立っていた。周りにはツアーに参加して人間だった者達が吊られていた
生きねばならぬ。私が失敗したとしても良いように先の事を皆に伝えねばならない
男はあの見学で見た物を皆に伝えた。絵、歌、本、寸劇、出来ることは尽くした。だが自殺は止まらない。
そうだよな、常人ならばそんな事実を知ってしまえば、こんな種など捨ててしまおうと考えてしまうよな。死んだ後などどうでも良いよな
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