僕と精霊〜The last magic〜

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エピローグ

卵焼き!

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白夜家 

 無事に帰ってきたパンプ達を迎える為に白夜家で大きなパーティを開催していた。

「うわぁ!本当にパンプとアスモンだ!」
「お前、カナメか!大きくなったなぁ」

「ママ、人間界の食べ物はジェリーの口に合いますかのです?」
「アスモンは好きだったからジェリー達にも合うと思うのだ」

「はいみんな、出来たわよふわふわ卵焼き!」
「アミィの卵焼きだぁ!みんな、これが人間界で1番美味い食べ物だぞ」
「本当なのです?」
「「「本当?」」」

「ジェリー、あーんだ!あーん!」
「ボルパ達も口を開けるのだ」

「ははっ、お前らもすっかり親だな」
「ジャンだって」
「それもそうだな」

「ばぁばの卵焼きだ」
「美味い美味い」
「あっー!ちょっとロクス!ルナがとってたのに!」
「さっさと食わないからだぞ」
「はいはい、喧嘩しないのみんなの分ちゃんとあるんだから」

「賑やかなもんだな。お前達もいっぱい食べるんだぞ...お日様園に帰ってからお腹すいたなんて言っても何もないからね」
「「「はーい!」」」

 大勢で囲んだ食卓、楽しく騒がしい食事は続いた。中でも1番人気の料理はやはり、アミィの卵焼きであった。






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