僕と精霊〜The last magic〜

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最後の魔法編

第204話その2 5つの魂

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「僕こそが新たな魔王。マモン」
ドランの魂を取り入れたマモンの体は肥大化し、更にオーラが増す。

「「確かに強くなったようだがまだまだ俺の敵じゃないぜ」」
だが、アイツの技は厄介だな。たしか..ドーズで吸い込んでグリーズで吐き出すんだったかな?飛び道具は控えた方がいいな。

「グリーズ❗️」
マモンが指を鳴らすと空間の穴が現れ、先に吸い込んでいたジャンプの炎が噴き出す。

「「リフレクトジュエル❗️」」
ジャンプは炎を更に跳ね返し、穴に押し戻す。
「反射は当然使えるか」

「「反射だけじゃないぜ。ジュエル..」」
目の前に1つの宝石が現れると同時にジャンプは拳を構える。
「宝石を殴り飛ばす気だな。そんな大雑把な構えでバレバレだ」

「「イリュージョン‼️」」
ジャンプの拳が宝石を介して、マモンの顔面に炸裂する。
「な、拳だけが瞬間移動だと!?」

「「ジュエルウィング!」」
宝石の翼を背中に形成し、ジャンプは空を舞い始める。
「「ブーストジュエル❗️フルパワースラッシュ‼️」」

「増殖ならば僕も!ラーズ❗️」
マモンは空間の穴から大量の自分自身を呼び寄せる。
「次元斬❗️」
「ティアサンダー❗️」
「グリノリアの大口..グオワァァァ‼️」
マモンの分身達は他の悪魔の力を扱い、ジャンプの斬撃を受け止める。

「「ん?しまった本体がどっかに行った...」」
「相手は俺だ」
「僕の力を試されてくれ」
「ダメダメ逃がさないよ」
逃げた本体を探すべくジャンプの前に分身達が立ちはだかる。

 アイツが行く場所...さっきの技。サンドーガとレヴィアン...あとはまぁ他の悪魔の技だろうな。他の悪魔..大悪魔の力をヤツは取り込んでいた...しまった!

「「どけぇ❗️アスモン!待っていろ!今行く❗️」」
分身達を瞬殺しながらジャンプはアスモンの下へと移動を始める。



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