657 / 747
最後の魔法編
第201話 瞬き過ぎ、瞬き倒す
しおりを挟む
パンプはアスモンとサラを置いて、飛び去るルシファードを追う。
「ガルディバルめ!何をしている!..がはっ❗️」
「待て!」
精霊石を通じてガルディバルのダメージに怯むルシファードに対し、パンプは容赦無く宝石を飛ばす。
ガルディバルと合流さえすれば!このダメージも無くなるなるはずだ!だがまずはあの精霊を何とかしなければ!
「ジュエルバースト‼️」
「フッ!バカめ!どこを狙っている!」
「バカはお前だよ!バーカ!」
「ぐっ!...な、何ぃ!?」
ヤツの光線は躱した。何に翼を焼かれた!?反射?いや違う!明らかに性質が違う。まさか第三者からの狙撃か!
「だ、誰だ!?」
「遅ぇよ」
「!?」
翼を焼かれ、落下するルシファードの背中にジャンが立っていた。
「いけ」
「ジュエルスパイク❗️」
「なっ!ぐはぁ❗️」
パンプはジャンとすれ違い、ガルディバルに強烈な蹴りをくらわせる。
「な、何!パンプ!?」
「龍神様!」
「うむ❗️」
龍神は鎧から元の姿に戻り、ガルディバルを空へと打ち上げる。
「この愚弟がぁ❗️」
「さぁお前もいけ❗️」
ジャンはルシファードを蹴り飛ばしてガルディバルにぶつける。
「くそっ!何をしているこの腑抜けが!」
「なんだと!この雑魚が!」
「パンプ!合わせろ!」
「おう!」
2人は空中で同じ構えを取る。
『いいかジャン、この技を使えるようになったらお前はアタシを超えた事になる』
『サラ姉より強くなるなんて無理だよ』
『そりゃまだ8歳のお前じゃ無理かもしれない。でもいつか越える時が必ず来る。アタシはそう思っている』
サラ姉、今なんだよね。今がその時なんだよね。準備なら出来てる。その為に練習してきたんだから。
『師匠!今のどうだった!』
『違う!でも惜しい!』
『えぇー!難しいよ!』
『難しくて当たり前だよ。この技が使えるようになる事はアタシの弟子にとっての最大の壁になるからね。簡単に越えられたら凹むよ』
『壁?』
『ま、でも時間の問題だよ。きっとパンプちゃんならすぐに出来ちゃうかもね』
『本当!』
『ああ!』
師匠!師匠はオレの事を最高の弟子って言ってくれたけど、オレはジャンと一緒が良い!だから2人で完成させるよ!
2人の動きが完全にシンクロする。
「「瞬過」」
同時に2人は強欲と黒龍を過ぎる。
「小癪な‼️」
「下等生物が‼️」
反撃の構えは無かった。2人は既に倒されている。
「「瞬倒」」
2つの邪な輝きを放つ精霊石は砕かれた。
「ガルディバルめ!何をしている!..がはっ❗️」
「待て!」
精霊石を通じてガルディバルのダメージに怯むルシファードに対し、パンプは容赦無く宝石を飛ばす。
ガルディバルと合流さえすれば!このダメージも無くなるなるはずだ!だがまずはあの精霊を何とかしなければ!
「ジュエルバースト‼️」
「フッ!バカめ!どこを狙っている!」
「バカはお前だよ!バーカ!」
「ぐっ!...な、何ぃ!?」
ヤツの光線は躱した。何に翼を焼かれた!?反射?いや違う!明らかに性質が違う。まさか第三者からの狙撃か!
「だ、誰だ!?」
「遅ぇよ」
「!?」
翼を焼かれ、落下するルシファードの背中にジャンが立っていた。
「いけ」
「ジュエルスパイク❗️」
「なっ!ぐはぁ❗️」
パンプはジャンとすれ違い、ガルディバルに強烈な蹴りをくらわせる。
「な、何!パンプ!?」
「龍神様!」
「うむ❗️」
龍神は鎧から元の姿に戻り、ガルディバルを空へと打ち上げる。
「この愚弟がぁ❗️」
「さぁお前もいけ❗️」
ジャンはルシファードを蹴り飛ばしてガルディバルにぶつける。
「くそっ!何をしているこの腑抜けが!」
「なんだと!この雑魚が!」
「パンプ!合わせろ!」
「おう!」
2人は空中で同じ構えを取る。
『いいかジャン、この技を使えるようになったらお前はアタシを超えた事になる』
『サラ姉より強くなるなんて無理だよ』
『そりゃまだ8歳のお前じゃ無理かもしれない。でもいつか越える時が必ず来る。アタシはそう思っている』
サラ姉、今なんだよね。今がその時なんだよね。準備なら出来てる。その為に練習してきたんだから。
『師匠!今のどうだった!』
『違う!でも惜しい!』
『えぇー!難しいよ!』
『難しくて当たり前だよ。この技が使えるようになる事はアタシの弟子にとっての最大の壁になるからね。簡単に越えられたら凹むよ』
『壁?』
『ま、でも時間の問題だよ。きっとパンプちゃんならすぐに出来ちゃうかもね』
『本当!』
『ああ!』
師匠!師匠はオレの事を最高の弟子って言ってくれたけど、オレはジャンと一緒が良い!だから2人で完成させるよ!
2人の動きが完全にシンクロする。
「「瞬過」」
同時に2人は強欲と黒龍を過ぎる。
「小癪な‼️」
「下等生物が‼️」
反撃の構えは無かった。2人は既に倒されている。
「「瞬倒」」
2つの邪な輝きを放つ精霊石は砕かれた。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる