僕と精霊〜The last magic〜

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最後の魔法編

第183話その2 母の怒り

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「アミィ様❗️」
「ファイアボール❗️」
杖から放たれた火球がニューロンに直撃し、大爆発を起こす。
「グルギャァォォ‼️」
巨大なクレーターと共にニューロンが爆散、消滅する。

「ぐっ!ギリギリ...また魔力を上げられましたね」
アミィは深呼吸をし、元の姿に戻る。
「結構抑えたけどやっぱりコントロールが難しいわ。セバスさん」
「はい」
セバスはアミィの首にアクセサリーを付ける。

「さてと、スカルドちゃん。そこで見てるんでしょ」
「いっ!..ごめんなさい」
「良いの良いの頑張ったわね。アドロン達の所に案内してくれる」
「こっちだ」
スカルドは2人をアドロン達の下へ案内する。

「なぁ今のってどんな魔法なんだ?」
「ただのファイアボールよ」
「え!嘘だ!ファイアボールってジャンがよく使ってるのと全然違ったぞ」
「ジャン様とは魔力の出力が違いますからね」
「あの子も大人になったら同じ事が出来るわ」

「俺、アイツの足止めで精一杯だったのに..凄いなぁ」
「何言ってるの。スカルドちゃんは強いわ。アドロンとツイスターちゃんを守って、あのザーナも助けたんでしょ?充分よ。強くなったわね」

「サラに鍛えてもらった」
「お姉ちゃんったら、また知らないうちに子供達に修行をつけたのね。まぁ今回は良いか」
アミィはスカルドの頭を優しく撫でる。
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