僕と精霊〜The last magic〜

最後の魔法編

第168話その2 最強生物の悪夢

「なっ！？コイツ！スカルドの技を！」
「ギュラァァ❗️」
日本刀のように鋭い尾がアドロンの左腕を斬り落とす。

「クソッ！」
「「「ギュギュギュラァ」」」
「ま、まずい！ぐわぁ❗️」
咄嗟に右手を盾に変形させ、攻撃を防ごうとしたが死角から右腕を切り落とされる。

「シャア❗️」
「があぁ❗️」
デストロイヤー達の尾がアドロンを串刺しにする。

「シュギュラー‼️」
「キェェェェ‼️」
負傷したアドロンを狙うデストロイヤー達をツイスターが吹き飛ばす。

「ガァァァ❗️」
スカルドの息がアドロンの欠損した部位をくっ付ける。
「すまねぇ2人共...どうしようかな、結構強いのが群れで連携をとってくる」

(アドロンさん！)
「えっ！ツイスター！？...その状態で話せるのか！？」
(今はそんな事言ってる場合じゃないぜ)

(この敵、おそらく前にパンプが言っていた島のバケモノだと思います)
(俺もそんな気がする。特徴似てるし)

「て事は弱点でもあるのか」
(確か...スゲェ強くなって強い技でドーン！..？だっけ？)
(正確にはドーンではなく、ドゴーンですね)

「うーん、ちょっと難しいかも...だが俺らもたまにはド派手な技をやってみるか。いくぞお前らこっから、そのドゴーンとやらを決めてやろうぜ！」
「キエェェェ‼️」
「ガアァァァ‼️」
2人の雄叫びと共にアドロンの皮膚が鎧へと変形を始める。