僕と精霊〜The last magic〜

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最後の魔法編

第165話その2 傲慢な悪魔

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「人間の分際で我の前に立つか..その愚かさ捻り潰してくれる」
「やれるもんならやってみな❗️」
2人の拳がぶつかり合うがすぐサラが押し勝つ

「何?」
「手加減なんてしてたらすぐに殺すから、チャチャッと本気出しなよ」
サラは余裕の表情でルシファードを挑発する

「後悔するなよ!フンッ‼️」
ルシファードの体から膨大な量のオーラが漏れ始める
「このオーラ、近付くだけでおかしくなりそうです!」
「空が荒れ始めた...」

「やりゃできんじゃん!さてと、おふたりさんは危ないので!」
「え!?」
「きゃあ!」
これから始まる戦いに巻きむまいとサラはレート達を空へと投げ飛ばす

「敵は他にいる!君達はそっちを頼んだぞー!」
「うわぁぁ‼️」
「きゃああ‼️」
すぐに2人の姿が見えなくなってしまった

「喝❗️私もいくよ!ブースト❗️」
サラも戦闘体制に入る
「後悔しても遅いぞ人間!」

「後悔ならする気は無いね!」
「ハァ❗️」
ルシファードの拳がサラを貫く

「残念そっちは残像だよーん。ウラァ‼️」
サラの強烈な蹴りのカウンターがルシファードの脳天にヒット!そしてサラが一気に増えだす

「また残像か、本体は」
「「「「残念!今度は全部本物!」」」」
「なっ!」
サラの分身がそれぞれルシファードの急所に攻撃を与える

「どういう事だ...」
「魔法はイメージの力、そして私は魔力を体内に巡らせまくる事である程度自在に攻撃が出来るんだよ。こんな風に」
サラの腕が伸び縮みし始める

「なんだ...親玉もこの程度か、なんかがっかり」

「ぐっ!ならばこれでもどうだ❗️」
ルシファードの胸から巨大な宝石が浮かび上がり、禍々しく輝き出す






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