僕と精霊〜The last magic〜

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最後の魔法編

第164話 疾風迅雷❗️

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「進めー❗️」
「俺らの町をあんなヤツらの好きにさせるかー‼️」
「裏切り者とその仲間共を蹴散らせー‼️」
悪魔達の攻撃が始まってから2時間が経った。町民達もただやられたままで黙っている訳ではない。町に残った大人達は生まれ育った故郷の為に前へと出たのだ。

「中々しぶとい...おい人間」
「は、はい!」
「すぐに始末しろ不快だ。アレを使っても構わない」
「しかし、アレは...」
「私の命令が聞けぬのか?」
「は、はいぃぃ‼️」
悪魔に命令をされた科学軍の人間は拳銃を取り出し、引き金を引いた。

「な、体が溶けるぅー‼️」
「うわぁぁ‼️」
「た、助け」
弾丸を撃ち込まれた者達が次々と溶けていき、あっという間に骨になってしまう。

「カカカッ!愉快愉快!次はアレを行け」
「ひ、ひぃ~!」
「虫ケラが」
「うわぁぁ‼️」
逃げようとした科学軍の者は石にされ、粉々に砕かれた。

「次はもっと苦しむ事になるぞ。さぁ行け」
「は、はい」
悪魔に命令され、3人が腹に爆弾を巻き付けて魔法軍の者達へと突撃をし、爆散する

「絶景絶景、人間もやれば出来るではないか。よし次」
「も、もう嫌だぁー❗️」
「チッ」
「うわぁ!」

「プラズマインパクト❗️」
「があアァ❗️」
男が殺されかけたその時、悪魔に天罰が下る。

「お前は!天使か!」
「天使ではありません。私は魔法国の..この町を守る1人の人間です!」
男を救ったのはウリエラだ

「嘘をつくな。わざわざ下等生物のフリをするのは見苦しいぞ。まぁ天使も下等生物だがな」
「えぇ、でも貴方は今からその下等生物に跡形も無く消されてしまうのですよ」
「言わせておけば!」

「ボルテック‼️」
ウリエラは拳に雷を纏わせ、悪魔の腹に貫く
「ガアッ❗️どこにそんな力が...」

「私、実は科学についても少し勉強をしてるんですよ。今の攻撃は磁力というものを使ってみました。SとNでしたっけ?最初の一撃であなたにSを埋め込んで、私の拳にNの力...あら?死にましたか。では」
ウリエラが放った雷が悪魔を消し去る

「よし...まだみたい」
「よくも兄者を!このクソ人間ガァ‼️」

「ラァ‼️」
ウリエラに奇襲をかけようとした悪魔が飛んできた剣に貫かれ死んだ

「間に合った。怪我はない?ウリエラ」
「レートさん!お久しぶりです。グライドも」
「久しぶり」
「お久しぶりですね」
以前とは少し雰囲気が変わった2人。レートのツノは少し大きく、グライドは翼に傷を負っていた。

「此処はもう大丈夫みたいだね」

「そうかな?」
レート達の前にルシファードが現れた







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