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最後の魔法編
第159話 親と子
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アドロンの部屋
アミィは3人に夜食を届けに来たはずだったが部屋にアドロン達は居なかった。窓は全開で机に紙が置いてあった。
『ごめんなさい』
「嘘...どうして」
数十分後
「なぁジャン、アドロン達探さなくて良いのか?ふわぁ~」
「Zzzz...」
「アドロン達なら大丈夫でしょ...あっ」
「どうした!探しにいくのか!」
「トイレ行ってなかった..先行ってて」
ジャンは階段を降りていく
「えー!アスモン、起きろー」
「Zzzz..」
パンプはアスモンを抱えながら部屋へ向かう
「ふぅ、スッキリ..さぁ寝よう...ん?」
階段を登ろうとすると今から話し声が聞こえてきた
「母さん、まだ起きてたの?」
アミィとユウスケ、セバスが何かを話していた。しかし、楽しそうな話ではなさそうだ。
「おう、起きてたか」
「早く寝なさい、何時だと思ってるの?」
「アドロンの事?」
「あなたには関係ありません」
アミィにハッキリと言われ、ジャンは少しイラついてしまった
「なんだよそれ、家族の事だろ。なんで隠すんだよ!」
「ジャン様!」
「いいから寝なさい!子供は何もしなくて良いの!」
「アミィ!」
セバスはジャンをユウスケはアミィを止めに入る
「子供だからなんだ!家族には隠し事しないって言ったのは母さんだろ!また嘘つくのかよ!」
「ジャン様!落ち着いてください!」
「くっ..分かったわ、話してあげるからこっちへいらっしゃい」
アミィは体の力を抜いていつもの笑顔を見せる
「うん」
言われるがまま近づいたジャンの頭にアミィは手を添えた
「アミィ様!」
「おいアミィ!馬鹿な事はやめろ!」
「え?」
「リフレイド」
母さんは僕に何をしているのだろうか。なんだろうこの光...なんかどうでも良くなってきた...あれ、なんだっけ、えっと僕は..
「はっ!母さん!何すんだよ」
我にかえったジャンは力強くアミィの腕を握る
「なんで!コレは!?」
アミィの手の先には宝石があった
「アミィ、今ジャンに何しようとしたんだ」
「パンプちゃん」
「パンプ!」
「答えろアミィ!頭がガンガンしたぞ!」
「今のは..」
「アミィ様..リフレイド、記憶を改変する魔法です」
「セバスさん」
セバスはアミィから顔を逸らす
「母さん」
「アミィ、嘘だろ!」
パンプは驚きと同時に怒りが湧き始め、牙が鋭く唸り始める
「アミィ❗️オレらはもう誰にも忘れられたくないし、忘れたくないのに❗️バーカ‼️」
パンプはジャンを引っ張って外へ飛び出してしまう
「待って2人とも!私はそんなつもりじゃ!」
「アミィ、お前は頭を冷やせ」
「そんなユウスケさんまで!離して!2人まで居なくなっちゃう!」
「落ち着いてください、今のアミィ様は明らかにおかしいです」
「私は普通よ!おかしいのはあの子達よ!なんであそこまでして戦おうと..っ!?」
ユウスケのビンタをくらい、アミィはやっと冷静になる
「ユ、ユウスケさん..わた、わた、私..どうすればいいの.かな」
アミィは3人に夜食を届けに来たはずだったが部屋にアドロン達は居なかった。窓は全開で机に紙が置いてあった。
『ごめんなさい』
「嘘...どうして」
数十分後
「なぁジャン、アドロン達探さなくて良いのか?ふわぁ~」
「Zzzz...」
「アドロン達なら大丈夫でしょ...あっ」
「どうした!探しにいくのか!」
「トイレ行ってなかった..先行ってて」
ジャンは階段を降りていく
「えー!アスモン、起きろー」
「Zzzz..」
パンプはアスモンを抱えながら部屋へ向かう
「ふぅ、スッキリ..さぁ寝よう...ん?」
階段を登ろうとすると今から話し声が聞こえてきた
「母さん、まだ起きてたの?」
アミィとユウスケ、セバスが何かを話していた。しかし、楽しそうな話ではなさそうだ。
「おう、起きてたか」
「早く寝なさい、何時だと思ってるの?」
「アドロンの事?」
「あなたには関係ありません」
アミィにハッキリと言われ、ジャンは少しイラついてしまった
「なんだよそれ、家族の事だろ。なんで隠すんだよ!」
「ジャン様!」
「いいから寝なさい!子供は何もしなくて良いの!」
「アミィ!」
セバスはジャンをユウスケはアミィを止めに入る
「子供だからなんだ!家族には隠し事しないって言ったのは母さんだろ!また嘘つくのかよ!」
「ジャン様!落ち着いてください!」
「くっ..分かったわ、話してあげるからこっちへいらっしゃい」
アミィは体の力を抜いていつもの笑顔を見せる
「うん」
言われるがまま近づいたジャンの頭にアミィは手を添えた
「アミィ様!」
「おいアミィ!馬鹿な事はやめろ!」
「え?」
「リフレイド」
母さんは僕に何をしているのだろうか。なんだろうこの光...なんかどうでも良くなってきた...あれ、なんだっけ、えっと僕は..
「はっ!母さん!何すんだよ」
我にかえったジャンは力強くアミィの腕を握る
「なんで!コレは!?」
アミィの手の先には宝石があった
「アミィ、今ジャンに何しようとしたんだ」
「パンプちゃん」
「パンプ!」
「答えろアミィ!頭がガンガンしたぞ!」
「今のは..」
「アミィ様..リフレイド、記憶を改変する魔法です」
「セバスさん」
セバスはアミィから顔を逸らす
「母さん」
「アミィ、嘘だろ!」
パンプは驚きと同時に怒りが湧き始め、牙が鋭く唸り始める
「アミィ❗️オレらはもう誰にも忘れられたくないし、忘れたくないのに❗️バーカ‼️」
パンプはジャンを引っ張って外へ飛び出してしまう
「待って2人とも!私はそんなつもりじゃ!」
「アミィ、お前は頭を冷やせ」
「そんなユウスケさんまで!離して!2人まで居なくなっちゃう!」
「落ち着いてください、今のアミィ様は明らかにおかしいです」
「私は普通よ!おかしいのはあの子達よ!なんであそこまでして戦おうと..っ!?」
ユウスケのビンタをくらい、アミィはやっと冷静になる
「ユ、ユウスケさん..わた、わた、私..どうすればいいの.かな」
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