506 / 747
最後の魔法編
第159話 親と子
しおりを挟む
アドロンの部屋
アミィは3人に夜食を届けに来たはずだったが部屋にアドロン達は居なかった。窓は全開で机に紙が置いてあった。
『ごめんなさい』
「嘘...どうして」
数十分後
「なぁジャン、アドロン達探さなくて良いのか?ふわぁ~」
「Zzzz...」
「アドロン達なら大丈夫でしょ...あっ」
「どうした!探しにいくのか!」
「トイレ行ってなかった..先行ってて」
ジャンは階段を降りていく
「えー!アスモン、起きろー」
「Zzzz..」
パンプはアスモンを抱えながら部屋へ向かう
「ふぅ、スッキリ..さぁ寝よう...ん?」
階段を登ろうとすると今から話し声が聞こえてきた
「母さん、まだ起きてたの?」
アミィとユウスケ、セバスが何かを話していた。しかし、楽しそうな話ではなさそうだ。
「おう、起きてたか」
「早く寝なさい、何時だと思ってるの?」
「アドロンの事?」
「あなたには関係ありません」
アミィにハッキリと言われ、ジャンは少しイラついてしまった
「なんだよそれ、家族の事だろ。なんで隠すんだよ!」
「ジャン様!」
「いいから寝なさい!子供は何もしなくて良いの!」
「アミィ!」
セバスはジャンをユウスケはアミィを止めに入る
「子供だからなんだ!家族には隠し事しないって言ったのは母さんだろ!また嘘つくのかよ!」
「ジャン様!落ち着いてください!」
「くっ..分かったわ、話してあげるからこっちへいらっしゃい」
アミィは体の力を抜いていつもの笑顔を見せる
「うん」
言われるがまま近づいたジャンの頭にアミィは手を添えた
「アミィ様!」
「おいアミィ!馬鹿な事はやめろ!」
「え?」
「リフレイド」
母さんは僕に何をしているのだろうか。なんだろうこの光...なんかどうでも良くなってきた...あれ、なんだっけ、えっと僕は..
「はっ!母さん!何すんだよ」
我にかえったジャンは力強くアミィの腕を握る
「なんで!コレは!?」
アミィの手の先には宝石があった
「アミィ、今ジャンに何しようとしたんだ」
「パンプちゃん」
「パンプ!」
「答えろアミィ!頭がガンガンしたぞ!」
「今のは..」
「アミィ様..リフレイド、記憶を改変する魔法です」
「セバスさん」
セバスはアミィから顔を逸らす
「母さん」
「アミィ、嘘だろ!」
パンプは驚きと同時に怒りが湧き始め、牙が鋭く唸り始める
「アミィ❗️オレらはもう誰にも忘れられたくないし、忘れたくないのに❗️バーカ‼️」
パンプはジャンを引っ張って外へ飛び出してしまう
「待って2人とも!私はそんなつもりじゃ!」
「アミィ、お前は頭を冷やせ」
「そんなユウスケさんまで!離して!2人まで居なくなっちゃう!」
「落ち着いてください、今のアミィ様は明らかにおかしいです」
「私は普通よ!おかしいのはあの子達よ!なんであそこまでして戦おうと..っ!?」
ユウスケのビンタをくらい、アミィはやっと冷静になる
「ユ、ユウスケさん..わた、わた、私..どうすればいいの.かな」
アミィは3人に夜食を届けに来たはずだったが部屋にアドロン達は居なかった。窓は全開で机に紙が置いてあった。
『ごめんなさい』
「嘘...どうして」
数十分後
「なぁジャン、アドロン達探さなくて良いのか?ふわぁ~」
「Zzzz...」
「アドロン達なら大丈夫でしょ...あっ」
「どうした!探しにいくのか!」
「トイレ行ってなかった..先行ってて」
ジャンは階段を降りていく
「えー!アスモン、起きろー」
「Zzzz..」
パンプはアスモンを抱えながら部屋へ向かう
「ふぅ、スッキリ..さぁ寝よう...ん?」
階段を登ろうとすると今から話し声が聞こえてきた
「母さん、まだ起きてたの?」
アミィとユウスケ、セバスが何かを話していた。しかし、楽しそうな話ではなさそうだ。
「おう、起きてたか」
「早く寝なさい、何時だと思ってるの?」
「アドロンの事?」
「あなたには関係ありません」
アミィにハッキリと言われ、ジャンは少しイラついてしまった
「なんだよそれ、家族の事だろ。なんで隠すんだよ!」
「ジャン様!」
「いいから寝なさい!子供は何もしなくて良いの!」
「アミィ!」
セバスはジャンをユウスケはアミィを止めに入る
「子供だからなんだ!家族には隠し事しないって言ったのは母さんだろ!また嘘つくのかよ!」
「ジャン様!落ち着いてください!」
「くっ..分かったわ、話してあげるからこっちへいらっしゃい」
アミィは体の力を抜いていつもの笑顔を見せる
「うん」
言われるがまま近づいたジャンの頭にアミィは手を添えた
「アミィ様!」
「おいアミィ!馬鹿な事はやめろ!」
「え?」
「リフレイド」
母さんは僕に何をしているのだろうか。なんだろうこの光...なんかどうでも良くなってきた...あれ、なんだっけ、えっと僕は..
「はっ!母さん!何すんだよ」
我にかえったジャンは力強くアミィの腕を握る
「なんで!コレは!?」
アミィの手の先には宝石があった
「アミィ、今ジャンに何しようとしたんだ」
「パンプちゃん」
「パンプ!」
「答えろアミィ!頭がガンガンしたぞ!」
「今のは..」
「アミィ様..リフレイド、記憶を改変する魔法です」
「セバスさん」
セバスはアミィから顔を逸らす
「母さん」
「アミィ、嘘だろ!」
パンプは驚きと同時に怒りが湧き始め、牙が鋭く唸り始める
「アミィ❗️オレらはもう誰にも忘れられたくないし、忘れたくないのに❗️バーカ‼️」
パンプはジャンを引っ張って外へ飛び出してしまう
「待って2人とも!私はそんなつもりじゃ!」
「アミィ、お前は頭を冷やせ」
「そんなユウスケさんまで!離して!2人まで居なくなっちゃう!」
「落ち着いてください、今のアミィ様は明らかにおかしいです」
「私は普通よ!おかしいのはあの子達よ!なんであそこまでして戦おうと..っ!?」
ユウスケのビンタをくらい、アミィはやっと冷静になる
「ユ、ユウスケさん..わた、わた、私..どうすればいいの.かな」
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
まったく知らない世界に転生したようです
吉川 箱
ファンタジー
おっとりヲタク男子二十五歳成人。チート能力なし?
まったく知らない世界に転生したようです。
何のヒントもないこの世界で、破滅フラグや地雷を踏まずに生き残れるか?!
頼れるのは己のみ、みたいです……?
※BLですがBがLな話は出て来ません。全年齢です。
私自身は全年齢の主人公ハーレムものBLだと思って書いてるけど、全く健全なファンタジー小説だとも言い張れるように書いております。つまり健全なお嬢さんの癖を歪めて火のないところへ煙を感じてほしい。
111話までは毎日更新。
それ以降は毎週金曜日20時に更新します。
カクヨムの方が文字数が多く、更新も先です。
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。
なつめ猫
ファンタジー
田中一馬は、40歳のIT会社の社員として働いていた。
しかし、異世界ガルドランドに魔王を倒す勇者として召喚されてしまい容姿が17歳まで若返ってしまう。
探しにきた兵士に連れられ王城で、同郷の人間とパーティを組むことになる。
だが【勇者】の称号を持っていなかった一馬は、お荷物扱いにされてしまう。
――ただアイテムボックスのスキルを持っていた事もあり勇者パーティの荷物持ちでパーティに参加することになるが……。
Sランク冒険者となった事で、田中一馬は仲間に殺されかける。
Sランク冒険者に与えられるアイテムボックスの袋。
それを手に入れるまで田中一馬は利用されていたのだった。
失意の内に意識を失った一馬の脳裏に
――チュートリアルが完了しました。
と、いうシステムメッセージが流れる。
それは、田中一馬が40歳まで独身のまま人生の半分を注ぎこんで鍛え上げたアルドガルド・オンラインの最強セーブデータを手に入れた瞬間であった!

史上最強魔導士の弟子になった私は、魔導の道を極めます
白い彗星
ファンタジー
魔力の溢れる世界。記憶を失った少女は最強魔導士に弟子入り!
いずれ師匠を超える魔導士になると豪語する少女は、魔導を極めるため魔導学園へと入学する。しかし、平穏な学園生活を望む彼女の気持ちとは裏腹に様々な事件に巻き込まれて…!?
初めて出会う種族、友達、そして転生者。
思わぬ出会いの数々が、彼女を高みへと導いていく。
その中で明かされていく、少女の謎とは……そして、彼女は師匠をも超える魔導士に、なれるのか!?
最強の魔導士を目指す少女の、青春学園ファンタジーここに開幕!
毎日更新中です。
小説家になろう、ノベルピア、カクヨムでも連載しています!

迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜
サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる