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絶海の孤島編
第142話 島の破壊者
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「うほぉぉぉ❗️すっごーーい❗️」
セバスに投げ飛ばされたゼルべは抵抗する事もできず、ただ一直線に大海原を進んでいた。
「ふぅ、付け焼き刃ですがなんとなりましたかね」
セバスは元の姿に戻り、船内に戻る
「流石セバス」
「カッコいいです!」
「スゲェ」
クラムを引き留めていたアドロン達が迎え入れてくれた
「ちぇ!終わっちゃったのかよ」
「そんな事言うんもじゃありませんよ、クラムさん」
「だって俺もアイツと戦いたかった~」
「では私がお相手しましょうか?」
「え!マジで!」
「ええマジですよ」
2人は再び外に出てしまう
「まったくもう!でもセバスさんが居るし大丈夫ですね」
「さてと、ロアの為にもさっさと飯食うか...うぅまだズキズキする」
無人島
ジャン達はマモンについて考えていた
「アスモン、アイツについて何か知らないか?」
「マモンかぁ~うーんと、みんな嫌ってた!アスモンも嫌い!」
呑気に答えるアスモンを見てジャンは不安になる
「なんか弱点とかは無いの?」
「弱点?え~アスモンより強いから分かんない」
「あの空間に穴を開ける技、アレを突破できなければ勝ち目はありませんね」
「あんなのズルよ!」
作戦会議というより、ただの愚痴みたいになってきた。結局今はマモンを倒す事よりもこの島を脱出することの方が大事だ
「...❗️ジャン!ヤバい!何か来てる!」
パンプが何者かの気配を感じ取った。反応からサバイバーレベルの敵が来てる事が分かる
「ズルルルオォォ‼️‼️」
明らかに何かが近づいて来ている
「スフール!ローズ!アスモン!逃げろ!此処は僕達でどうにかする」
ジャンは魔刀に魔力を込め、パンプと共に前に出る
「イグニートは力を使い果たしてる。僕らだけでなんとかするよ!」
「おう!」
2人の精霊石が微かに輝きを取り戻す
「ギュルラム‼️」
木々を燃やし尽くしながらサバイバーが帰ってきた
「またかよ、この❗️」
生まれ変わったサバイバーに魔刀は効かなかった。簡単に刃を折り、ジャンを殴り飛ばした
「だぁ..ぐっ!コイツ、強くなってる..!?」
「ジャン!くそぉ!くらえジュエルシュート❗️」
力を取り戻したパンプは宝石を飛ばすが軽く避けられる
「シャァ❗️」
「うわっ!」
サバイバーの尻尾がパンプを吹き飛ばす
(おい!何やってんだ。代わってやるか?)
「いいよ...いつまでもお前に頼ってられるかよ」
(けっ!いつまでいじけんてんだよ。そんなんだから俺がまだ存在してるんだろ?)
「何言ってやがるんだ」
ジャンは体を起こし、血まみれの体を折れた魔刀で支えていた。
セバスに投げ飛ばされたゼルべは抵抗する事もできず、ただ一直線に大海原を進んでいた。
「ふぅ、付け焼き刃ですがなんとなりましたかね」
セバスは元の姿に戻り、船内に戻る
「流石セバス」
「カッコいいです!」
「スゲェ」
クラムを引き留めていたアドロン達が迎え入れてくれた
「ちぇ!終わっちゃったのかよ」
「そんな事言うんもじゃありませんよ、クラムさん」
「だって俺もアイツと戦いたかった~」
「では私がお相手しましょうか?」
「え!マジで!」
「ええマジですよ」
2人は再び外に出てしまう
「まったくもう!でもセバスさんが居るし大丈夫ですね」
「さてと、ロアの為にもさっさと飯食うか...うぅまだズキズキする」
無人島
ジャン達はマモンについて考えていた
「アスモン、アイツについて何か知らないか?」
「マモンかぁ~うーんと、みんな嫌ってた!アスモンも嫌い!」
呑気に答えるアスモンを見てジャンは不安になる
「なんか弱点とかは無いの?」
「弱点?え~アスモンより強いから分かんない」
「あの空間に穴を開ける技、アレを突破できなければ勝ち目はありませんね」
「あんなのズルよ!」
作戦会議というより、ただの愚痴みたいになってきた。結局今はマモンを倒す事よりもこの島を脱出することの方が大事だ
「...❗️ジャン!ヤバい!何か来てる!」
パンプが何者かの気配を感じ取った。反応からサバイバーレベルの敵が来てる事が分かる
「ズルルルオォォ‼️‼️」
明らかに何かが近づいて来ている
「スフール!ローズ!アスモン!逃げろ!此処は僕達でどうにかする」
ジャンは魔刀に魔力を込め、パンプと共に前に出る
「イグニートは力を使い果たしてる。僕らだけでなんとかするよ!」
「おう!」
2人の精霊石が微かに輝きを取り戻す
「ギュルラム‼️」
木々を燃やし尽くしながらサバイバーが帰ってきた
「またかよ、この❗️」
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「だぁ..ぐっ!コイツ、強くなってる..!?」
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力を取り戻したパンプは宝石を飛ばすが軽く避けられる
「シャァ❗️」
「うわっ!」
サバイバーの尻尾がパンプを吹き飛ばす
(おい!何やってんだ。代わってやるか?)
「いいよ...いつまでもお前に頼ってられるかよ」
(けっ!いつまでいじけんてんだよ。そんなんだから俺がまだ存在してるんだろ?)
「何言ってやがるんだ」
ジャンは体を起こし、血まみれの体を折れた魔刀で支えていた。
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