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絶海の孤島編
第135話 システムオールグリーン‼️
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戦艦で繰り広げられた攻防戦も落ち着いてきた。アドロン達の活躍で船内のバケモノは全て倒す事ができた。
「やっと片付いたな...疲れたぁ」
「全くです!」
ツイスターは泣きながらアドロンに抱きつく
「どうしたの?そんなに顔赤くして...怪我でもしたか?」
「アドロンさーん!聞いてくださいよ~!クラムさんが~!」
「おいおいクラム、姉ちゃんに何したんだ?」
「別に、俺何もしてないけどいきなり泣き始めた」
「本当かぁ?まぁ一回交代だな。アドロン!俺次クラムの方に行く」
スカルドはクラムの肩に乗る
「ユウスケ様、船から少し離れた場所に異様な気配がします」
「ああ、お前の言う通りレーダーがヤベェもんに反応したみてぇだ」
ユウスケのレーダーは巨大な生物の反応をキャッチしていた
「セバス、俺は操縦席に向かう。お前は外を見張ってろ。コレで何か変化があったら教えろ」
「承知しました」
ユウスケはセバスに通信機を渡して走り出す
「あっ!お待ちをユウスケ様」
「あ?なんだ?どうした?」
「使い方を教えてください」
「ああ、そうだったな」
通信機の使い方を指導してから二手に分かれた
煙突の上に立ち、セバスは周りを見渡す
「やはり、霧の向こうに何かいる」
「セバス!俺らも手伝うぞ」
「アドロン様は待機していて下さい。この霧、ただの霧ではありません」
「んなこたぁ分かってるぜ...前だってみんなが寝ちゃった時に戦ったもん!」
「何ですって!?..ですが今回はかなりの大物、危険ですので下がって下さい」
「危険だからこそみんなで強力した方が良いだろ!」
「戦力は私だけで充分❗️私は番犬!貴方様をお守りするのが使命!無駄に貴方様を戦地へ送り出しはしません!」
「なっ!」
セバスはアドロンを船内に放り込んでドアノブを開かないようにぐんにゃりと曲げる
「ユウスケ様、敵の位置は掴めました。恐らくヤツが霧を作り出した存在でしょう。近づけますか?」
『了解!そーれ!面舵いっぱいっと!』
船は碇を引き上げ、再び動き出す
『敵反応へ進路変更!主砲展開!』
船の先端が大きく割れ、中から巨大な主砲が姿を現す
『戦艦全エネルギー供給❗️セバス!敵の動きを止めろ❗️』
「承知しました!ヘビーモード❗️」
セバスの筋肉が大きく膨れ上がる
「きゃあ何!地震!?灯りも消えちゃったわ!」
「停電か!」
「停電って何よ!」
「うえーん!まんまー❗️」
「ルナちゃん、ママから離れちゃダメよ」
避難所はパニックになっていた
『さぁ姿を現しやがれ!ブッ放してやるぜ❗️』
遂に霧の海から巨大なクジラが飛び出してきた
「やっと片付いたな...疲れたぁ」
「全くです!」
ツイスターは泣きながらアドロンに抱きつく
「どうしたの?そんなに顔赤くして...怪我でもしたか?」
「アドロンさーん!聞いてくださいよ~!クラムさんが~!」
「おいおいクラム、姉ちゃんに何したんだ?」
「別に、俺何もしてないけどいきなり泣き始めた」
「本当かぁ?まぁ一回交代だな。アドロン!俺次クラムの方に行く」
スカルドはクラムの肩に乗る
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「ああ、お前の言う通りレーダーがヤベェもんに反応したみてぇだ」
ユウスケのレーダーは巨大な生物の反応をキャッチしていた
「セバス、俺は操縦席に向かう。お前は外を見張ってろ。コレで何か変化があったら教えろ」
「承知しました」
ユウスケはセバスに通信機を渡して走り出す
「あっ!お待ちをユウスケ様」
「あ?なんだ?どうした?」
「使い方を教えてください」
「ああ、そうだったな」
通信機の使い方を指導してから二手に分かれた
煙突の上に立ち、セバスは周りを見渡す
「やはり、霧の向こうに何かいる」
「セバス!俺らも手伝うぞ」
「アドロン様は待機していて下さい。この霧、ただの霧ではありません」
「んなこたぁ分かってるぜ...前だってみんなが寝ちゃった時に戦ったもん!」
「何ですって!?..ですが今回はかなりの大物、危険ですので下がって下さい」
「危険だからこそみんなで強力した方が良いだろ!」
「戦力は私だけで充分❗️私は番犬!貴方様をお守りするのが使命!無駄に貴方様を戦地へ送り出しはしません!」
「なっ!」
セバスはアドロンを船内に放り込んでドアノブを開かないようにぐんにゃりと曲げる
「ユウスケ様、敵の位置は掴めました。恐らくヤツが霧を作り出した存在でしょう。近づけますか?」
『了解!そーれ!面舵いっぱいっと!』
船は碇を引き上げ、再び動き出す
『敵反応へ進路変更!主砲展開!』
船の先端が大きく割れ、中から巨大な主砲が姿を現す
『戦艦全エネルギー供給❗️セバス!敵の動きを止めろ❗️』
「承知しました!ヘビーモード❗️」
セバスの筋肉が大きく膨れ上がる
「きゃあ何!地震!?灯りも消えちゃったわ!」
「停電か!」
「停電って何よ!」
「うえーん!まんまー❗️」
「ルナちゃん、ママから離れちゃダメよ」
避難所はパニックになっていた
『さぁ姿を現しやがれ!ブッ放してやるぜ❗️』
遂に霧の海から巨大なクジラが飛び出してきた
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