僕と精霊〜The last magic〜

絶海の孤島編

通信アリ

1ヶ月前　
　ジャン達が行方不明になってから2日が経った。唯一河川敷で見つかったカナメは川に流されていく姉達の姿を見てから寝込んでしまっている。バーン家と白夜家からは生気が全く感じられない


　アドロンの部屋

「たくっ、どうすりゃ良いんだよ...ジャン君達、生きてるのかな？...馬鹿野郎！アイツらがそう簡単に...そんなに強く言わなくても...あ、すまねぇ」
「あ！姉ちゃんコレ！」
スカルドはおもちゃ箱から宝石を取り出す

「それって確かパンプさんと連絡ができる」
「なんだって！？」
「早速試してみようっと！」
スカルドは宝石を軽く振ってから耳に当ててみる


『ザ...ザザ....ス.....ド....ああー！ス...ルド‼️』
どこかに繋がったと思うと宝石が砕けた
「マジか...波の音がするね」

「うーん、海？」
「とにかくみんなに伝えてみるか」
アドロン達は宝石で掴んだ情報をアミィ達に伝えた