僕と精霊〜The last magic〜

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旅人の残火編

第74話 大大大バトル‼️

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 ジャン達は人気の無い町で暴れてた

「オラァ❗️」
「フンッ❗️」
「アッチャァ❗️」
特にパンプ、イグニート、アスモンは張り切って建物を破壊していた

「あんまりにやり過ぎるなよ!もし人が居たら大変なんだから!」
そう言いながらもジャンは火球を投げて敵を炙り出そうとしている

「穏やかじゃないな、僕らは違う方法で探そうか」
「☆÷\#€」
モニーは自分の周囲に特殊な音波を飛ばし始める

「ん?ジャン君!攻撃を中止してくれ!何か来る!」
「え!?あっはい!」
何かを察知したモニーは全員に攻撃をやめさせる

『発見!』
空からジェットエンジンを噴射しながら人型の機械兵が10機舞い降りて来た

「げっ、いきなり10かよ」
「パンピー!アイツ生き物か?」
「あれは機械って言う、ヘンテコな生き物だ」

「正確には生き物じゃないよ、父さんがよく作るヤツと同じだよ」
「おお!お友達ロボットか!」
「気を付けろよ、アイツらオレらを倒すつもりだぞ!」
「任せるのだ!」
アスモンは張り切り体からオーラを迸らせる

『スキャン...対象ジャン・バーン、精霊パンプ、モニーフォルテ、他3体データ無し』
『データ採集モード開始』
『戦闘開始』
機械兵達は頭部の眼のような赤いカメラを輝かせ、フォーメーションを組む

「メル!」
「☆☆!」
メルはモニーの首に掛けている笛に入り込むと剣に変形する

「よーし!いっくぞー!」
パンプは拳を合わせる
「主人の炎を食らった我の怒りを味わうが良い‼️」
イグニートは全身の炎をたぎらせる
「暗気活性❗️キャハハ!」
アスモンは周囲に固体化させたオーラを舞わせる
「魔刀」
ジャンは魔刀を構える

『フォーメンションA』
機械兵達はジャン達を包囲するようにアクロバットな動きをする

「音弾」
モニーが剣を振るうと無数の音を放つ空気の弾丸が宙を舞い始める

「うわぁ綺麗」
「それに触ったらダメだぞアスモン」
音弾を触ろうとしたアスモンをパンプは止める

「ブースト!」
ジャンは居合いの構えを取り、筋肉を膨張させる
「ナックルジュエル❗️」
パンプの宝石の拳が機械兵を捻り潰す

「キャーー!パンピーカッコいいー!」
『作戦変更捕獲モード』
1機の機械兵が腕の銃口から網を発射し、アスモンを捕らえる

「アスモン!」
「なんだお前?アスモンに触るな!」
怒ったアスモンは翼を肥大化させて網を切り裂き、口から光線を発射する
『ジジジジシ...』

「ハァ!」
魔刀が機械兵の鋼鉄ボディを簡単に切り裂いてしまう
「ノイズクラッシュ❗️」
モニーが剣を指揮棒のように振るうと音弾が鋭い破裂音と共に爆発をする

「メテオジャブ❗️」
イグニートは拳から繰り出されるラッシュが機械兵を粉々に砕く

『ジジジ..ジジジジシ!』
「なんだコイツらそんなに強くないぞ!」
「油断するなよ!」

「ラスト❗️」
『学習完了』
「!?」
パンプの剛腕を最後の機械兵が受け止めた

「アイツパンピーの攻撃止めたのだ!生意気!」
「まずい!時間をかけるとこっちが不利になる!」
「動きが良くなっても体が硬くなったわけではなかろう、この屑鉄が❗️」
イグニートは全身の炎を顔に集中させて機械兵を噛みちぎる

「我が糧となれ!ムハハハハ❗️」
自身の火力をさらに高めながらイグニートは低い声で唸り笑う
「あーあ、ソイツからパンピー達の友達の事を聞けばよかったのに」

「はっ!確かに....流石は夫人、我の不覚」
「ナハハハ!良いのだ!アスモンはイグニンのお姉ちゃんだもん!」
「イグニン?」
「名前が長いからな!アスモンはイグニンの事はイグニンと呼ぶのだ!」
「まぁ悪くはないな」
イグニートは照れて少し小さくなる

「まだだ!まだ来るよ!」
(€€÷○=)
モニーの言う通り、先程までとは色が違う機械兵が空から直立で落ちて来た

『やっと見つけたよ』








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