僕と精霊〜The last magic〜

摩訶不思議！精霊界編

最高の召使い

　白夜家

「モニー君、洗濯物お願い」
「はい！奥様！」

「モニーさん、この汚れの取り方を」
「はい！」

「モニーさん」
「モニーさん」
「モニーさん！」

「はい」
「はい」
「はい！」


昼休み

「モニーさんって器用ですよね」
「そんな事無いですよ」

「またまた謙遜しちゃって」
「僕はまだまだですよ、この前もお嬢様を怒らせてしまいましたし」

「カナメお嬢様は少しわがままなんだよな～」
「そんな事は！」

「ほらほら、休憩終わり。行くわよ」
「「「はーい」」」

「....？お嬢様、いらしたんですか？」
「モニー、カナメわがまま？」

「そんな事ありませんよ」
「良い子にするから居なくならないでよ！カナメ、モニーじゃなきゃヤダー！」

「大丈夫ですよ、僕は居なくなったりしませんよ」
「良い子にするから！」

「あらら」
カナメは自分の泣き声でモニーの声が聞こえていなかった