190 / 747
摩訶不思議!精霊界編
第64話 憤怒の悪魔
しおりを挟む
イチゴを食べてしまったサンドーガは泥酔をし、ツタに縛り上げられる。
「うぐぅ....」
「作戦は成功だな、皮肉なものだカーバンクルになったばかりにこうなるとはな、今度こそ..今度こそ貴様の命、頂戴する」
ザンパは盾と剣を合わせて巨大な剣を作り出し、サンドーガの心臓むかって斬りかかる
「ハアァァ‼️」
「なんてな❗️」
「何っ!」
泥酔は演技だった!サンドーガは口から光線を吐き出してザンパを吹き飛ばす
「ぐぬわぁぁ‼️」
「兄ちゃん!」
「まだ終わってねぇ!」
皆は再び戦闘体制に入る
「よーく理解させてもらったよ、どうやら人間は精霊と手を組まねば力を発揮できないようだな」
サンドーガは黒い渦を作り出す
「まさか!?みんな!何かに掴まれ!」
ジャンは咄嗟に叫ぶが反応しきれない、渦は成長して辺りの物を吸い込み始めた
「渦よ!精霊共を吸い込め❗️」
「「う、うわぁ❗️」」
「「きゃあ❗️」」
「「うぎゃあ❗️」」
なんと渦は精霊達のだけを吸い込んでいく
「うー!きゃ!」
「リベラ!」
リベラも地面に根を張り、踏ん張ったが渦の中へと消えていく
「ジャン❗️」
「パンプ‼️」
「うわああぁジャーン‼️」
パンプはジャンのホルスターにしがみ付くが魔銃と一緒に渦の中へと吸い込まれてしまった
「くそ!みんな何処にやった!」
全員の共鳴が解け絶望的な状況の中、サンドーガはツタを引きちぎり、高笑いをする
「強力な一撃を与えれば良かったものの、まさか供物を渡すとは実に愚かなものだ...どれ、1人ずつじっくり絶望させてじわじわと殺してやる」
サンドーガは巨大な剣を宝石で作り出す
「パンプ達を何処にやった‼️」
「ジャン!落ち着け!」
「答えろぉ‼️」
ジャンは魔刀を握りしめて飛びかかる
「まずは貴様からだぁ!」
「うるせぇ!」
2人の激しい鍔迫り合いが始まる
「あいつ、素であんな力を」
「無理だ...もう勝てないよ」
「皆さん!ここで諦めてはいけません!」
絶望の中、膝から崩れ落ちる者も居たがウリエラは激励の言葉を唱え続ける
(おいおい俺の力、使わなくて良いのか?)
「お前は今出てくるな!」
(へいへい、まぁ危なくなったら切り替わってやるよ)
「むぅ...!何処からそんな力を!」
「パンプ達を返せ!」
ジャンは魔刀に全ての魔力を込め刀身を巨大化させる
「ジャンさん、私も!」
「おい待て白夜!」
白夜も鎌を持って走り出す
「おい!俺らもいくぞ❗️」
白夜に遅れを取らんと皆で走り出す
「フルスラーッシュ‼️」
「次元斬‼️」
お互いの斬撃がお互いの胸元に大きな切り傷を付ける
「ぐぅ...!」
「がはぁっ❗️」
ジャンは大量の血を流しながら落ちる
(おいおい、俺の体でもあるんだから大切にしろよな...しゃーねぇな)
「ジャン❗️ウリエラ!頼む!」
「はい!」
ウリエラはジャンをキャッチする
「ジャンさん!しっかりしてください!」
「さてと..足掻きといきますか」
「え?」
突然ジャンが黒炎を放つ
「きゃあ!ジャンさん!急に撃たないでくださいよ!」
「...」
「!今ので完全に意識が!」
「貴様らがどう足掻こうがあのガキには及ばない❗️ウルウァア‼️」
ザル達に攻撃しようとしたサンドーガの傷口に黒炎が直撃する
「ギャアア‼️ウルギャアア‼️アアァァァ‼️」
黒炎がみるみる広がっていき、サンドーガは悶絶をする
「やったのか..!?」
「ほとんど1人でやっちまいやがった...」
「まだよ!アレを見て!」
白夜が指差す方には黒い宝石があった
「まだ死なんぞ❗️」
宝石は肥大化していき、雷鳴が轟き始める
「んん...ここ何処だろ?」
パンプは魔銃を抱きながら目を覚ます。辺りは真っ暗で右も左も分からない場所だった
「暗いな、ライトジュエル...あっ!ローズ!」
光を出す宝石を作り、ローズを見つけることができた
「パンプ...良かった、アンタと同じ場所に飛ばされたみたいね」
「ここ何処なんだ?」
「こっちが知りたいわよ。あの渦に吸い込まれて...ああ、うまく思い出せないわ。とにかくみんなを探しましょ、きっといるはずだから」
2人は迷子にならないように手を繋いで歩く
数分後
「あの光は!」
ボノムとグライドも見つかった
さらに数分後
「姉ちゃん!パンプ達見つかったよ!」
「良かったです!」
ツイスターにスカルドも
さらにさらに数分後
「やはり、我々精霊だけみたいですね」
「リベラは半分精霊だからかな?」
メイデンとリベラも見つかった。これで全員
「これで全員か?」
「兄ちゃんがまだだ!」
「それはいけません!ザンパさんは瀕死のはず、急がないと!」
「ハァハァ...やっと見つけた、お前ら無事か...!」
瀕死のザンパがふらつく足でやってきた
「無事って!アンタが1番やばいじゃないの!」
「兄ちゃん!今治すから待ってろ!」
緑色の宝石を打ち込み、ザンパの傷を完全に治す
「兄ちゃん、ここ何処?」
「おそらく、此処は暗黒空間」
「暗黒空間?」
「昔、母さんによく言われてたんだ。悪い子は暗黒空間に連れられて永遠に出られないと」
「永遠...?」
「ちょ、ちょっと、冗談よねソレ?」
ローズの問いにザンパは真剣な顔で首を横に振る
「うぐぅ....」
「作戦は成功だな、皮肉なものだカーバンクルになったばかりにこうなるとはな、今度こそ..今度こそ貴様の命、頂戴する」
ザンパは盾と剣を合わせて巨大な剣を作り出し、サンドーガの心臓むかって斬りかかる
「ハアァァ‼️」
「なんてな❗️」
「何っ!」
泥酔は演技だった!サンドーガは口から光線を吐き出してザンパを吹き飛ばす
「ぐぬわぁぁ‼️」
「兄ちゃん!」
「まだ終わってねぇ!」
皆は再び戦闘体制に入る
「よーく理解させてもらったよ、どうやら人間は精霊と手を組まねば力を発揮できないようだな」
サンドーガは黒い渦を作り出す
「まさか!?みんな!何かに掴まれ!」
ジャンは咄嗟に叫ぶが反応しきれない、渦は成長して辺りの物を吸い込み始めた
「渦よ!精霊共を吸い込め❗️」
「「う、うわぁ❗️」」
「「きゃあ❗️」」
「「うぎゃあ❗️」」
なんと渦は精霊達のだけを吸い込んでいく
「うー!きゃ!」
「リベラ!」
リベラも地面に根を張り、踏ん張ったが渦の中へと消えていく
「ジャン❗️」
「パンプ‼️」
「うわああぁジャーン‼️」
パンプはジャンのホルスターにしがみ付くが魔銃と一緒に渦の中へと吸い込まれてしまった
「くそ!みんな何処にやった!」
全員の共鳴が解け絶望的な状況の中、サンドーガはツタを引きちぎり、高笑いをする
「強力な一撃を与えれば良かったものの、まさか供物を渡すとは実に愚かなものだ...どれ、1人ずつじっくり絶望させてじわじわと殺してやる」
サンドーガは巨大な剣を宝石で作り出す
「パンプ達を何処にやった‼️」
「ジャン!落ち着け!」
「答えろぉ‼️」
ジャンは魔刀を握りしめて飛びかかる
「まずは貴様からだぁ!」
「うるせぇ!」
2人の激しい鍔迫り合いが始まる
「あいつ、素であんな力を」
「無理だ...もう勝てないよ」
「皆さん!ここで諦めてはいけません!」
絶望の中、膝から崩れ落ちる者も居たがウリエラは激励の言葉を唱え続ける
(おいおい俺の力、使わなくて良いのか?)
「お前は今出てくるな!」
(へいへい、まぁ危なくなったら切り替わってやるよ)
「むぅ...!何処からそんな力を!」
「パンプ達を返せ!」
ジャンは魔刀に全ての魔力を込め刀身を巨大化させる
「ジャンさん、私も!」
「おい待て白夜!」
白夜も鎌を持って走り出す
「おい!俺らもいくぞ❗️」
白夜に遅れを取らんと皆で走り出す
「フルスラーッシュ‼️」
「次元斬‼️」
お互いの斬撃がお互いの胸元に大きな切り傷を付ける
「ぐぅ...!」
「がはぁっ❗️」
ジャンは大量の血を流しながら落ちる
(おいおい、俺の体でもあるんだから大切にしろよな...しゃーねぇな)
「ジャン❗️ウリエラ!頼む!」
「はい!」
ウリエラはジャンをキャッチする
「ジャンさん!しっかりしてください!」
「さてと..足掻きといきますか」
「え?」
突然ジャンが黒炎を放つ
「きゃあ!ジャンさん!急に撃たないでくださいよ!」
「...」
「!今ので完全に意識が!」
「貴様らがどう足掻こうがあのガキには及ばない❗️ウルウァア‼️」
ザル達に攻撃しようとしたサンドーガの傷口に黒炎が直撃する
「ギャアア‼️ウルギャアア‼️アアァァァ‼️」
黒炎がみるみる広がっていき、サンドーガは悶絶をする
「やったのか..!?」
「ほとんど1人でやっちまいやがった...」
「まだよ!アレを見て!」
白夜が指差す方には黒い宝石があった
「まだ死なんぞ❗️」
宝石は肥大化していき、雷鳴が轟き始める
「んん...ここ何処だろ?」
パンプは魔銃を抱きながら目を覚ます。辺りは真っ暗で右も左も分からない場所だった
「暗いな、ライトジュエル...あっ!ローズ!」
光を出す宝石を作り、ローズを見つけることができた
「パンプ...良かった、アンタと同じ場所に飛ばされたみたいね」
「ここ何処なんだ?」
「こっちが知りたいわよ。あの渦に吸い込まれて...ああ、うまく思い出せないわ。とにかくみんなを探しましょ、きっといるはずだから」
2人は迷子にならないように手を繋いで歩く
数分後
「あの光は!」
ボノムとグライドも見つかった
さらに数分後
「姉ちゃん!パンプ達見つかったよ!」
「良かったです!」
ツイスターにスカルドも
さらにさらに数分後
「やはり、我々精霊だけみたいですね」
「リベラは半分精霊だからかな?」
メイデンとリベラも見つかった。これで全員
「これで全員か?」
「兄ちゃんがまだだ!」
「それはいけません!ザンパさんは瀕死のはず、急がないと!」
「ハァハァ...やっと見つけた、お前ら無事か...!」
瀕死のザンパがふらつく足でやってきた
「無事って!アンタが1番やばいじゃないの!」
「兄ちゃん!今治すから待ってろ!」
緑色の宝石を打ち込み、ザンパの傷を完全に治す
「兄ちゃん、ここ何処?」
「おそらく、此処は暗黒空間」
「暗黒空間?」
「昔、母さんによく言われてたんだ。悪い子は暗黒空間に連れられて永遠に出られないと」
「永遠...?」
「ちょ、ちょっと、冗談よねソレ?」
ローズの問いにザンパは真剣な顔で首を横に振る
8
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界で世界樹の精霊と呼ばれてます
空色蜻蛉
ファンタジー
普通の高校生の樹(いつき)は、勇者召喚された友人達に巻き込まれ、異世界へ。
勇者ではない一般人の樹は元の世界に返してくれと訴えるが。
事態は段々怪しい雲行きとなっていく。
実は、樹には自分自身も知らない秘密があった。
異世界の中心である世界樹、その世界樹を守護する、最高位の八枚の翅を持つ精霊だという秘密が。
【重要なお知らせ】
※書籍2018/6/25発売。書籍化記念に第三部<過去編>を掲載しました。
※本編第一部・第二部、2017年10月8日に完結済み。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
とあるおっさんのVRMMO活動記
椎名ほわほわ
ファンタジー
VRMMORPGが普及した世界。
念のため申し上げますが戦闘も生産もあります。
戦闘は生々しい表現も含みます。
のんびりする時もあるし、えぐい戦闘もあります。
また一話一話が3000文字ぐらいの日記帳ぐらいの分量であり
一人の冒険者の一日の活動記録を覗く、ぐらいの感覚が
お好みではない場合は読まれないほうがよろしいと思われます。
また、このお話の舞台となっているVRMMOはクリアする事や
無双する事が目的ではなく、冒険し生きていくもう1つの人生が
テーマとなっているVRMMOですので、極端に戦闘続きという
事もございません。
また、転生物やデスゲームなどに変化することもございませんので、そのようなお話がお好みの方は読まれないほうが良いと思われます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる