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摩訶不思議!精霊界編
第58話 応急処置❗️
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白夜達は戦地にたどり着いた。そこには神殿があった形跡すら残っておらず、巨大なクレーターが2つ出来ていた
「酷い...」
生き物の気配が全くしない
「お兄ちゃーん!パンプちゃーん!いたら返事して!」
「ジャンさん!アドロン!」
「ツイスター!スカルドー!」
3人は必死に叫んで皆を探す
「ハァ...ハァハァ....」
血まみれのザンパが瓦礫を退かして出てくる
「お兄ちゃん!」
「うぅ...!ハァハァ、ピンプ...」
ザンパは気を失っているパンプをピンプに手渡す
「パンプちゃん!」
「何がどうなってるの!なんでお兄ちゃん達がいてこんな事に...」
「聞きてぇのは...こっちだぜ...うっ!」
そのままザンパも倒れる。よく見ると胸のの宝石が砕け、大量に出血していた
「凄い怪我!すぐに治さなきゃ!」
ピンプは緑色の宝石をザンパに5回打ち込む。ザンパの傷口はみるみると塞がっていく
「後は私の血も少し」
今度は赤い宝石を打ち込む
「パンプ!ちょっと!起きなさい!」
ローズはパンプの頬を叩く
「んん...ローズ」
「良かった!ねぇパンプは大丈夫みたい」
「じゃあジャンさんも!」
「ええ!無事のはずよ」
「あ!ジャン❗️」
パンプは小さい体からは想像できない怪力で瓦礫を退かしていく。その中でアドロン達が見つかっていく
「アドロン!スカルド、ツイスターも!」
「イテテテ」
「はわわわ」
ツイスターとスカルドは目を回した状態で体が伸びている
「ちょっと2人ともしっかりしてよ」
「ふぅ...ひでぇ目にあったぜ」
アドロンは腕や脚のパーツを探してくっ付けている
「ジャン!ジャン!ジャン!」
パンプは気にせずどんどん瓦礫を投げ飛ばしていく
「ポルターガイスト!」
ローズも大量の瓦礫を宙に浮かせて、ジャンを探し始める
(うう...ここ何処だ?確かサンドーガの攻撃で...)
(あーあ、俺に任せておけば)
(またお前か..お前は誰なんだ)
(それはお前が1番分かってるはずだろ?ずっーと昔から俺はお前の中でお前と一緒に生きてきたんだからよ)
(目的はなんだ?)
(みんなを守るだろ、忘れたのか?)
(そんな事、言われてないぞ)
(そりゃアレだ、お前が忘れてるだけだ)
(忘れてる?)
(ああ、さっきも言った通り、俺はお前がチビの頃から存在してる。お前がチビの頃に俺が約束してやった)
(....)
(どうした?)
(とにかく!お前はもう出てくるな)
(へいへい、黙って見てますよ。まぁ困ったら呼んでくれよ)
(誰が呼ぶか!)
(あっ!そうだ、そろそろ迎えが来るぞ)
「え?」
「ジャン❗️」
気付くと目の前にはパンプが居た。どうやら僕は死にかけていたようだ。みんなの反応を見ればなんとなく分かる
「パンプ...」
「やっどみづがっだよ~❗️」
パンプが泣きながら抱き着いてきた。鼻水が付いて汚い
(?僕は今何を...なんで嬉しいより汚いが先に出た)
「ジャン?」
「僕のためなんかにありがとう」
「何言ってんだよ!当たり前だろ!」
「ごめん、ちょっとボッーとしちゃう」
「パンプ!アンタ早く手当てしないとジャンが死んじゃうわよ!」
「あれ?宝石が上手く作れない!」
「私が治します!」
「姉ちゃん!お願い!」
「私も!」
「白夜!私も手伝う!」
みんなが僕の為に...でもなんか、意識が....
「ジャン?ジャン❗️」
「脈が止まってる...」
「そんな...!」
「おい!ジャン!...ジャンさん!」
「はっ!」
目が覚めたのか?さっきのは夢だったのか?僕は死んだのか?
「ジャン!やっと見つかった❗️」
「パ、パンプ」
パンプに抱きつかれ、ジャンは先程までの光景は夢だったと確信をする
(どうだった?俺が考えた最悪の未来は?感想はまた聞かせてくれ...)
「不謹慎なヤツ」
「ジャン?」
「...パンプ、ありがとう。イチチ..!ごめん、腕治せる?」
「ああ!今治してやる!」
パンプはジャンの今にも千切れそうな腕を治そうと手を合わせる
「ヒーリングジュエル❗️...アレ?ヒーリングジュエル❗️..?出ない」
何度も手を合わせて、宝石を作ろうとしたが何かの力に阻まれて作れなかった
「パンプちゃん、どうしたの?」
「姉ちゃん!どうしよう!宝石が作れなくなっちゃった!」
「落ち着いて、お姉ちゃんが治してあげるから」
ピンプは緑と赤の宝石を作り、ジャンの腕に打ち込む
「..っ!ありがとう、治ったみたい」
「わぁ!ありがとう姉ちゃん!」
「このくらいなんて事..ふわぁ~」
ジャンの怪我を治してすぐにピンプが倒れる
「姉ちゃん!」
「ごめんごめん、お姉ちゃんちょっと貧血みたい」
「今治す!..やっぱり作れない!なんでだ!」
「何やってんのよ!白夜!」
ローズはパンプを退かせて白夜に治療をさせる
「なんで作れないんだよ...」
パンプは自分が哀れに感じたのか泣き始めてしまう
「パンプ、気にするな。そんな事もあるよ、お前は悪くない」
ジャンはパンプを抱きしめて慰める
「ジャン...」
「おい、お前らもいつまで伸びてるつもりだ?」
アドロンはツイスターとスカルドの足を持ってブラブラ振る
「あ、あれ~?アドロンさん」
「おはよう~」
「そろそろ到着ですよ!」
「だいぶ荒れてんな、メイデン!ジャン達はこっちでいいのか!」
「はい!」
空からザル達がやって来る
「酷い...」
生き物の気配が全くしない
「お兄ちゃーん!パンプちゃーん!いたら返事して!」
「ジャンさん!アドロン!」
「ツイスター!スカルドー!」
3人は必死に叫んで皆を探す
「ハァ...ハァハァ....」
血まみれのザンパが瓦礫を退かして出てくる
「お兄ちゃん!」
「うぅ...!ハァハァ、ピンプ...」
ザンパは気を失っているパンプをピンプに手渡す
「パンプちゃん!」
「何がどうなってるの!なんでお兄ちゃん達がいてこんな事に...」
「聞きてぇのは...こっちだぜ...うっ!」
そのままザンパも倒れる。よく見ると胸のの宝石が砕け、大量に出血していた
「凄い怪我!すぐに治さなきゃ!」
ピンプは緑色の宝石をザンパに5回打ち込む。ザンパの傷口はみるみると塞がっていく
「後は私の血も少し」
今度は赤い宝石を打ち込む
「パンプ!ちょっと!起きなさい!」
ローズはパンプの頬を叩く
「んん...ローズ」
「良かった!ねぇパンプは大丈夫みたい」
「じゃあジャンさんも!」
「ええ!無事のはずよ」
「あ!ジャン❗️」
パンプは小さい体からは想像できない怪力で瓦礫を退かしていく。その中でアドロン達が見つかっていく
「アドロン!スカルド、ツイスターも!」
「イテテテ」
「はわわわ」
ツイスターとスカルドは目を回した状態で体が伸びている
「ちょっと2人ともしっかりしてよ」
「ふぅ...ひでぇ目にあったぜ」
アドロンは腕や脚のパーツを探してくっ付けている
「ジャン!ジャン!ジャン!」
パンプは気にせずどんどん瓦礫を投げ飛ばしていく
「ポルターガイスト!」
ローズも大量の瓦礫を宙に浮かせて、ジャンを探し始める
(うう...ここ何処だ?確かサンドーガの攻撃で...)
(あーあ、俺に任せておけば)
(またお前か..お前は誰なんだ)
(それはお前が1番分かってるはずだろ?ずっーと昔から俺はお前の中でお前と一緒に生きてきたんだからよ)
(目的はなんだ?)
(みんなを守るだろ、忘れたのか?)
(そんな事、言われてないぞ)
(そりゃアレだ、お前が忘れてるだけだ)
(忘れてる?)
(ああ、さっきも言った通り、俺はお前がチビの頃から存在してる。お前がチビの頃に俺が約束してやった)
(....)
(どうした?)
(とにかく!お前はもう出てくるな)
(へいへい、黙って見てますよ。まぁ困ったら呼んでくれよ)
(誰が呼ぶか!)
(あっ!そうだ、そろそろ迎えが来るぞ)
「え?」
「ジャン❗️」
気付くと目の前にはパンプが居た。どうやら僕は死にかけていたようだ。みんなの反応を見ればなんとなく分かる
「パンプ...」
「やっどみづがっだよ~❗️」
パンプが泣きながら抱き着いてきた。鼻水が付いて汚い
(?僕は今何を...なんで嬉しいより汚いが先に出た)
「ジャン?」
「僕のためなんかにありがとう」
「何言ってんだよ!当たり前だろ!」
「ごめん、ちょっとボッーとしちゃう」
「パンプ!アンタ早く手当てしないとジャンが死んじゃうわよ!」
「あれ?宝石が上手く作れない!」
「私が治します!」
「姉ちゃん!お願い!」
「私も!」
「白夜!私も手伝う!」
みんなが僕の為に...でもなんか、意識が....
「ジャン?ジャン❗️」
「脈が止まってる...」
「そんな...!」
「おい!ジャン!...ジャンさん!」
「はっ!」
目が覚めたのか?さっきのは夢だったのか?僕は死んだのか?
「ジャン!やっと見つかった❗️」
「パ、パンプ」
パンプに抱きつかれ、ジャンは先程までの光景は夢だったと確信をする
(どうだった?俺が考えた最悪の未来は?感想はまた聞かせてくれ...)
「不謹慎なヤツ」
「ジャン?」
「...パンプ、ありがとう。イチチ..!ごめん、腕治せる?」
「ああ!今治してやる!」
パンプはジャンの今にも千切れそうな腕を治そうと手を合わせる
「ヒーリングジュエル❗️...アレ?ヒーリングジュエル❗️..?出ない」
何度も手を合わせて、宝石を作ろうとしたが何かの力に阻まれて作れなかった
「パンプちゃん、どうしたの?」
「姉ちゃん!どうしよう!宝石が作れなくなっちゃった!」
「落ち着いて、お姉ちゃんが治してあげるから」
ピンプは緑と赤の宝石を作り、ジャンの腕に打ち込む
「..っ!ありがとう、治ったみたい」
「わぁ!ありがとう姉ちゃん!」
「このくらいなんて事..ふわぁ~」
ジャンの怪我を治してすぐにピンプが倒れる
「姉ちゃん!」
「ごめんごめん、お姉ちゃんちょっと貧血みたい」
「今治す!..やっぱり作れない!なんでだ!」
「何やってんのよ!白夜!」
ローズはパンプを退かせて白夜に治療をさせる
「なんで作れないんだよ...」
パンプは自分が哀れに感じたのか泣き始めてしまう
「パンプ、気にするな。そんな事もあるよ、お前は悪くない」
ジャンはパンプを抱きしめて慰める
「ジャン...」
「おい、お前らもいつまで伸びてるつもりだ?」
アドロンはツイスターとスカルドの足を持ってブラブラ振る
「あ、あれ~?アドロンさん」
「おはよう~」
「そろそろ到着ですよ!」
「だいぶ荒れてんな、メイデン!ジャン達はこっちでいいのか!」
「はい!」
空からザル達がやって来る
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