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摩訶不思議!精霊界編
第52話 母ちゃん
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「ヴェアハハハハ...ハ..はは」
暴れるだけ暴れたジャンは動きを止め、元の姿に戻り始めていた
パンプの精神世界
「兄ちゃんのその宝石、なんか温かい...ほっとするし」
(パンプ...パンプや)
「あっ!夢で聞いた声だ!」
「夢?」
パンプの世界に懐かしい声が響き渡る。母ペルナの声だ、ペルナが2人の前に幻影として現れた
「もしかして母ちゃん?」
「母さん...」
(あなたにそう呼ばれるなんて...ああパンプ、こんな愚かな母を許しておくれ)
「オレも謝らなきゃ!母ちゃんはオレのせいで死んじゃったんだろ?」
(あなたのせいじゃない、全ては私の責任。だからあなたが罪を背負う事はありませんよ)
「でも!」
(これはね、母ちゃんが選んだ事なの。だから気にしないでちょうだい)
「うぅ...」
「母さんだけじゃない、俺にもちゃんと責任がある」
「ごめん....」
「謝るな、お前は立派に今まで生きてきた...もっと自分を誇るんだ」
「パンプ」
ジャンもパンプの世界に介入していた
「ジャン!」
「ごめんなパンプ、また勝手に怒ってお前を巻き込んじゃったな」
「良いんだ!今回はオレも怒っちゃったんだ」
「良いじゃないか、こうして2人は元に戻れたのだし」
(そうです、時に感情に任せて失敗してしまう事もあります...人間、それにパンプ、これからあなた達は楽しい事、辛い事、沢山の事を経験するでしょう...その中でどうしても耐えられない気持ちになった時はお互いの事を考えなさい)
「お互いを?」
(そう、お互いの気持ちを考えていれば大丈夫...幸い2人にはその精霊石があるでしょ?)
「そっか!」
(私も昔、人間のパートナーが居ました)
「母ちゃんにもパートナーが居たのか?」
「そんな話してくれなかったじゃないか!」
(ええ、パートナーはもう何百年も前に死んじゃって、もう精霊石はないんだけどね)
「母ちゃんのパートナーはどんなヤツだったんだ?」
(女の子だったわ...泣き虫で気弱で自分の気持ちを上手く表す事ができない子でいつも私が慰めていたわ...でも、誰よりも優しくて勇気のある子でもあったわ)
「初めて聞いた..母さんのその話」
(あなたにも今、大事にすべくパートナーがいる)
「ああ!ジャンがいる!」
(ですが人間の寿命は短い、我々の10分の1もありません)
「でもオレはジャンとずっと一緒が良い!」
(そうね、ちょっと難しい話をしちゃったみたいね...さてと、母さんは息子達の顔を見れたし、そろそろ帰りましょうか)
「え?待ってよ!まだ話したい事が!」
(人間、パンプの事を頼みましたよ)
「..はい」
「母さーん!」
「はっ!」
パンプが目覚めた時、元の姿に戻る事ができていた
「うぅ..なんだ、寝ちまってたのか?...!パンプ!」
ザンパも目を覚ましてすぐにパンプの下へ駆けつける
「いててて、なんか体が痛むな。何がどうなってるだ?」
ジャンも起きて辺りを見渡すと戦いの跡が残った更地が広がっていた
「コレは...はっ!そうだ!パンプ!早くみんなの所に行かなきゃ!」
「ああ!そうだ!まだ怪我してるヤツが居たぞ!」
「ピンプ達の気配なら感じ取れる一緒に行くぞ」
ザンパは巨大な宝石で自分達を包み込み、空高く飛び始める
「どうやって動かしてるんだコレ?」
「ピンプ達の気配を追ってこの宝石は動き続ける」
「ヘぇ!今度やってみよ...えっと名前は...追いかける宝石だから...なぁジャンなんか良いのないか?」
パンプはジャンの肩をポンポン叩く
「うーん...ホーミングジュエルでどうだ?」
「おお!それだ!ホーミングジュエルだ!えへへ!」
小さな宝石を自身の周りに漂わせてパンプはワクワクを抑えるようにニヤける
「そろそろ着くぞ、衝撃に備えろ」
巨大な宝石は地面に突き刺さり、砕け散る
「おしっと、この洞穴の中だな」
「おーい!居るかー!」
ザンパは洞穴に向かって呼びかける
「ザンパお兄ちゃん!」
すぐにプキンを抱いたピンプが飛び出してきた。プキンは泣き疲れてぐっすり眠っていた
「無事だったか..良かった」
「無事なんかじゃないよ、刀を持った変なヤツが家を斬っちゃうし、白夜さんの足を切り落としちゃうし、本当に死ぬかと思った...」
今度はピンプが泣き出してしまう
「大丈夫だ、ソイツはパンプ達が倒した」
「パンプちゃんが?」
「ね、姉ちゃん?」
「パンプちゃん!」
「んぐうぅ!苦しいよ...」
「んん...!」
ピンプはプキンごとパンプを強く抱きしめる
「良かったー!凄く心配したんだから!」
「ごめん..姉ちゃん、オレ姉ちゃんにも父ちゃんにも酷い事言っちゃったよ」
「良いの!お姉ちゃん達の方がもっと酷い事したんだから!」
パンプは記憶には無いが懐かしさに涙が溢れた
「うぅ...姉たま苦しいよ~....うわぁ!パンプ!離れろ!離れろ!」
「こーらプキンちゃん、パンプちゃんはあなたのお兄ちゃんなんだから」
「パンプの弟なんてヤダー!」
「お前はオレの弟2号だ!」
「なんで2号なんだよ!1号が良い!」
「ほら弟が良いんじゃないの?」
「姉たま!今の違うー!」
こうして僕らの精霊界での戦いが終わった?
暴れるだけ暴れたジャンは動きを止め、元の姿に戻り始めていた
パンプの精神世界
「兄ちゃんのその宝石、なんか温かい...ほっとするし」
(パンプ...パンプや)
「あっ!夢で聞いた声だ!」
「夢?」
パンプの世界に懐かしい声が響き渡る。母ペルナの声だ、ペルナが2人の前に幻影として現れた
「もしかして母ちゃん?」
「母さん...」
(あなたにそう呼ばれるなんて...ああパンプ、こんな愚かな母を許しておくれ)
「オレも謝らなきゃ!母ちゃんはオレのせいで死んじゃったんだろ?」
(あなたのせいじゃない、全ては私の責任。だからあなたが罪を背負う事はありませんよ)
「でも!」
(これはね、母ちゃんが選んだ事なの。だから気にしないでちょうだい)
「うぅ...」
「母さんだけじゃない、俺にもちゃんと責任がある」
「ごめん....」
「謝るな、お前は立派に今まで生きてきた...もっと自分を誇るんだ」
「パンプ」
ジャンもパンプの世界に介入していた
「ジャン!」
「ごめんなパンプ、また勝手に怒ってお前を巻き込んじゃったな」
「良いんだ!今回はオレも怒っちゃったんだ」
「良いじゃないか、こうして2人は元に戻れたのだし」
(そうです、時に感情に任せて失敗してしまう事もあります...人間、それにパンプ、これからあなた達は楽しい事、辛い事、沢山の事を経験するでしょう...その中でどうしても耐えられない気持ちになった時はお互いの事を考えなさい)
「お互いを?」
(そう、お互いの気持ちを考えていれば大丈夫...幸い2人にはその精霊石があるでしょ?)
「そっか!」
(私も昔、人間のパートナーが居ました)
「母ちゃんにもパートナーが居たのか?」
「そんな話してくれなかったじゃないか!」
(ええ、パートナーはもう何百年も前に死んじゃって、もう精霊石はないんだけどね)
「母ちゃんのパートナーはどんなヤツだったんだ?」
(女の子だったわ...泣き虫で気弱で自分の気持ちを上手く表す事ができない子でいつも私が慰めていたわ...でも、誰よりも優しくて勇気のある子でもあったわ)
「初めて聞いた..母さんのその話」
(あなたにも今、大事にすべくパートナーがいる)
「ああ!ジャンがいる!」
(ですが人間の寿命は短い、我々の10分の1もありません)
「でもオレはジャンとずっと一緒が良い!」
(そうね、ちょっと難しい話をしちゃったみたいね...さてと、母さんは息子達の顔を見れたし、そろそろ帰りましょうか)
「え?待ってよ!まだ話したい事が!」
(人間、パンプの事を頼みましたよ)
「..はい」
「母さーん!」
「はっ!」
パンプが目覚めた時、元の姿に戻る事ができていた
「うぅ..なんだ、寝ちまってたのか?...!パンプ!」
ザンパも目を覚ましてすぐにパンプの下へ駆けつける
「いててて、なんか体が痛むな。何がどうなってるだ?」
ジャンも起きて辺りを見渡すと戦いの跡が残った更地が広がっていた
「コレは...はっ!そうだ!パンプ!早くみんなの所に行かなきゃ!」
「ああ!そうだ!まだ怪我してるヤツが居たぞ!」
「ピンプ達の気配なら感じ取れる一緒に行くぞ」
ザンパは巨大な宝石で自分達を包み込み、空高く飛び始める
「どうやって動かしてるんだコレ?」
「ピンプ達の気配を追ってこの宝石は動き続ける」
「ヘぇ!今度やってみよ...えっと名前は...追いかける宝石だから...なぁジャンなんか良いのないか?」
パンプはジャンの肩をポンポン叩く
「うーん...ホーミングジュエルでどうだ?」
「おお!それだ!ホーミングジュエルだ!えへへ!」
小さな宝石を自身の周りに漂わせてパンプはワクワクを抑えるようにニヤける
「そろそろ着くぞ、衝撃に備えろ」
巨大な宝石は地面に突き刺さり、砕け散る
「おしっと、この洞穴の中だな」
「おーい!居るかー!」
ザンパは洞穴に向かって呼びかける
「ザンパお兄ちゃん!」
すぐにプキンを抱いたピンプが飛び出してきた。プキンは泣き疲れてぐっすり眠っていた
「無事だったか..良かった」
「無事なんかじゃないよ、刀を持った変なヤツが家を斬っちゃうし、白夜さんの足を切り落としちゃうし、本当に死ぬかと思った...」
今度はピンプが泣き出してしまう
「大丈夫だ、ソイツはパンプ達が倒した」
「パンプちゃんが?」
「ね、姉ちゃん?」
「パンプちゃん!」
「んぐうぅ!苦しいよ...」
「んん...!」
ピンプはプキンごとパンプを強く抱きしめる
「良かったー!凄く心配したんだから!」
「ごめん..姉ちゃん、オレ姉ちゃんにも父ちゃんにも酷い事言っちゃったよ」
「良いの!お姉ちゃん達の方がもっと酷い事したんだから!」
パンプは記憶には無いが懐かしさに涙が溢れた
「うぅ...姉たま苦しいよ~....うわぁ!パンプ!離れろ!離れろ!」
「こーらプキンちゃん、パンプちゃんはあなたのお兄ちゃんなんだから」
「パンプの弟なんてヤダー!」
「お前はオレの弟2号だ!」
「なんで2号なんだよ!1号が良い!」
「ほら弟が良いんじゃないの?」
「姉たま!今の違うー!」
こうして僕らの精霊界での戦いが終わった?
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