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摩訶不思議!精霊界編
第42話 古傷
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『なんでお前が生きている!』
『お前は一族の恥だ!』
『近寄らないで!』
『お姉..ちゃん...』
ローズについて行き、ジャン達はドール族の里に到着した。
ドールの里
「なんかもっと暗い所をイメージしてたけど案外明るいんだね」
「呪いを使うけど、みんな優しいのよ」
日差しが強く、多くのドール達が畑で汗水を垂らしながらも爽やかに生活をしていた
「白夜、手を繋いでも良い?」
「良いわよ..!どうしたの?」
白夜の手を掴むローズは震えていた
「大丈夫、気にしないで。私の家はこっち...」
震える足で前へ進む
「何だ?」
「なんか変だぞ」
ジャンとパンプは異変に気付く。ローズの姿を見たドール達が不快な顔をして家にこもってしまった
「気にしないで..いつもの事だから、此処が私の家よ」
ローズは家の扉を恐る恐る開け、ジャン達と一緒に入る
「ただいま」
ローズの声が玄関に反響する
「入って、土足で良いわよ」
「「お邪魔します」」
「ローズの家って広いなー」
「此処が私の部屋....こうなるわよね...」
ローズが開けた扉の先は物置きになっていた
「これがローズの部屋か?」
「パンプ、しっ!」
「気にしないで」
ローズの震えがまた激しくなる
「酷い...」
凍りついた空気の中で扉が開く音がした
「誰か来るぞ」
「家の人かな?」
ローズ達の前に一体のドールが立っていた
「何だ、帰って来ていたのか」
「パパ...ただいま」
「その、なんだ茶でも飲んでいけ」
ローズの父は居間の方へ歩いて行く
「何だ、意外と良いヤツだな」
「どうだかね、きっと裏があるに決まってる」
疑心を抱きながらも居間は移動する
「ちょっとどうしたの!?」
怯えていたローズの感情は一瞬にして心配に変化した
「ママは痩せこけてるし、部屋はすっごく汚いし私が居ない間何があったの!」
ローズの母はローズの質問に答える事なく4人分のお茶を用意する
「話は私がしよう、まず最初に謝らせてくれローズ。今までお前にしてきた仕打ちを愚かな私達の行為を」
「パパ?」
「どういう事?」
「ジャン、このジュース苦いぞ」
「パンプ、静かに」
「あの、何があったんですか?私はローズのパートナーのスフールと申します」
「おお、あなたがローズのパートナーですか、娘...いやローズがいつもお世話になっています」
「このドールの里に来てから思っていたのですが、何故この里のドール達はローズを恐れているように見えたんですけど...」
白夜はローズの手を優しく握りながら質問をする
「これも全て我々が原因なのです。あれはローズがまだ幼い頃の事です」
120年前
この里には1000年に1度、太陽の力を持つドール、太陽の子が生まれるという言い伝えがありました。
ただのおとぎ話だと思っていたのですが、私達の息子がその太陽の子だったのです。
「お姉ちゃん!タッーチ!」
その太陽の子はローズの弟、名はナージャ
「キャア!ナージャったらまた足が早くなったわね」
ナージャは他のドールと違い、とにかく明るい子でした。ローズとは毎日かけっこをしては泥だらけになって帰ってきていました
「お姉ちゃん!綺麗な花あげる!」
「まぁ綺麗、でも生きてるお花を千切っちゃダメよ」
「はーい!お花さんごめんなさい!」
「良い子ね」
太陽の子は言い伝えによると、里を脅かす厄災からドール達を救う希望。里の者にとってみれば神のような存在でした。それは我々に親にとってもそうでした
「まぁ!ナージャ様ったらこんなに泥だらけになって!」
「えへへ!お姉ちゃんといっぱい遊んだんだ!」
ナージャが楽しそうにローズと遊んだ事を話す度に私と妻はローズに強く当たりました
「ローズ!何故貴様はナージャ様を危険な目に合わせる!ナージャ様に何かあったらどうする!」
「で、でも私達は姉弟よ!どう遊ぼうが私達の勝手でしょ!」
あの時、ローズだけはナージャを太陽の子では無く、1人の弟として接していました。
「第一、パパもママもおかしいよ!太陽の子だか何だか知らないけどナージャに様って付けて!」
「この罰当たりが‼️」
私はあの時、ローズの顔を殴ってしまった。これが家庭崩壊の始まりだった
「もういい...もういい‼️こんな家出てってやる‼️」
ローズは家を飛び出しました。ローズを追いかけたのはナージャだけでした。
走って家を飛び出すナージャ、これが最後に見たあの子の姿でした。
血塗れのローズが泣きながら家に帰ってきました。本来ならば何があったのかを聞くべきでした。しかし、我々は何も聞かずにナージャが死んだのだと察してローズをまた殴ってしまいました。罵声を浴びせ、部屋に閉じ込めました。1番辛いのはローズだと分かっていたのに
この時、完全に家族という繋がりが途絶えてしまった。もう直す事できない、我々のせいだ。
「ジャン、コイツらイヤなヤツだな。なんでローズをイジメるんだ?」
「パンプ...!」
「ふざけないでちょうだい❗️」
ローズは父の言動に不満があったのか、机を叩いて怒鳴る
『お前は一族の恥だ!』
『近寄らないで!』
『お姉..ちゃん...』
ローズについて行き、ジャン達はドール族の里に到着した。
ドールの里
「なんかもっと暗い所をイメージしてたけど案外明るいんだね」
「呪いを使うけど、みんな優しいのよ」
日差しが強く、多くのドール達が畑で汗水を垂らしながらも爽やかに生活をしていた
「白夜、手を繋いでも良い?」
「良いわよ..!どうしたの?」
白夜の手を掴むローズは震えていた
「大丈夫、気にしないで。私の家はこっち...」
震える足で前へ進む
「何だ?」
「なんか変だぞ」
ジャンとパンプは異変に気付く。ローズの姿を見たドール達が不快な顔をして家にこもってしまった
「気にしないで..いつもの事だから、此処が私の家よ」
ローズは家の扉を恐る恐る開け、ジャン達と一緒に入る
「ただいま」
ローズの声が玄関に反響する
「入って、土足で良いわよ」
「「お邪魔します」」
「ローズの家って広いなー」
「此処が私の部屋....こうなるわよね...」
ローズが開けた扉の先は物置きになっていた
「これがローズの部屋か?」
「パンプ、しっ!」
「気にしないで」
ローズの震えがまた激しくなる
「酷い...」
凍りついた空気の中で扉が開く音がした
「誰か来るぞ」
「家の人かな?」
ローズ達の前に一体のドールが立っていた
「何だ、帰って来ていたのか」
「パパ...ただいま」
「その、なんだ茶でも飲んでいけ」
ローズの父は居間の方へ歩いて行く
「何だ、意外と良いヤツだな」
「どうだかね、きっと裏があるに決まってる」
疑心を抱きながらも居間は移動する
「ちょっとどうしたの!?」
怯えていたローズの感情は一瞬にして心配に変化した
「ママは痩せこけてるし、部屋はすっごく汚いし私が居ない間何があったの!」
ローズの母はローズの質問に答える事なく4人分のお茶を用意する
「話は私がしよう、まず最初に謝らせてくれローズ。今までお前にしてきた仕打ちを愚かな私達の行為を」
「パパ?」
「どういう事?」
「ジャン、このジュース苦いぞ」
「パンプ、静かに」
「あの、何があったんですか?私はローズのパートナーのスフールと申します」
「おお、あなたがローズのパートナーですか、娘...いやローズがいつもお世話になっています」
「このドールの里に来てから思っていたのですが、何故この里のドール達はローズを恐れているように見えたんですけど...」
白夜はローズの手を優しく握りながら質問をする
「これも全て我々が原因なのです。あれはローズがまだ幼い頃の事です」
120年前
この里には1000年に1度、太陽の力を持つドール、太陽の子が生まれるという言い伝えがありました。
ただのおとぎ話だと思っていたのですが、私達の息子がその太陽の子だったのです。
「お姉ちゃん!タッーチ!」
その太陽の子はローズの弟、名はナージャ
「キャア!ナージャったらまた足が早くなったわね」
ナージャは他のドールと違い、とにかく明るい子でした。ローズとは毎日かけっこをしては泥だらけになって帰ってきていました
「お姉ちゃん!綺麗な花あげる!」
「まぁ綺麗、でも生きてるお花を千切っちゃダメよ」
「はーい!お花さんごめんなさい!」
「良い子ね」
太陽の子は言い伝えによると、里を脅かす厄災からドール達を救う希望。里の者にとってみれば神のような存在でした。それは我々に親にとってもそうでした
「まぁ!ナージャ様ったらこんなに泥だらけになって!」
「えへへ!お姉ちゃんといっぱい遊んだんだ!」
ナージャが楽しそうにローズと遊んだ事を話す度に私と妻はローズに強く当たりました
「ローズ!何故貴様はナージャ様を危険な目に合わせる!ナージャ様に何かあったらどうする!」
「で、でも私達は姉弟よ!どう遊ぼうが私達の勝手でしょ!」
あの時、ローズだけはナージャを太陽の子では無く、1人の弟として接していました。
「第一、パパもママもおかしいよ!太陽の子だか何だか知らないけどナージャに様って付けて!」
「この罰当たりが‼️」
私はあの時、ローズの顔を殴ってしまった。これが家庭崩壊の始まりだった
「もういい...もういい‼️こんな家出てってやる‼️」
ローズは家を飛び出しました。ローズを追いかけたのはナージャだけでした。
走って家を飛び出すナージャ、これが最後に見たあの子の姿でした。
血塗れのローズが泣きながら家に帰ってきました。本来ならば何があったのかを聞くべきでした。しかし、我々は何も聞かずにナージャが死んだのだと察してローズをまた殴ってしまいました。罵声を浴びせ、部屋に閉じ込めました。1番辛いのはローズだと分かっていたのに
この時、完全に家族という繋がりが途絶えてしまった。もう直す事できない、我々のせいだ。
「ジャン、コイツらイヤなヤツだな。なんでローズをイジメるんだ?」
「パンプ...!」
「ふざけないでちょうだい❗️」
ローズは父の言動に不満があったのか、机を叩いて怒鳴る
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