僕と精霊〜The last magic〜

七大悪魔復活編

アドロンの夢

河川敷

「いい天気だな」
「そうですね」
「ZZZzzz」

「もうスカルドったら」
「良いじゃないか、こんなに気持ちよければ少し寝たくも...ツイスターも寝てみる？」

「私は大丈夫ですよ」
「ツイスターは真面目ね、昔からそうなの？」
「長女として弟達の面倒をみていましたからね」

「え、スカルドの他にも弟居たの？」
「ええ、スカルドを合わせて弟が5人、妹が3人です」

「凄いな」
「そんな事ありません、我々の種族の中では少ない方ですよ」

「でも楽しそうだな」
「はい、良く皆で夢について語ったものです」

「夢？」
「はい、未来の自分がどうなっているのかみんなで想像するのが楽しかったんですよ、アドロンさんにはどんな夢があるんですか？」

「夢か...あんまり考えた事ないなぁ」
「なんでも良いんですよ」

「そうだな俺は...私は......」
「えっ！」

「んあ？寝てた、どうしたんだ2人とも。何の話だ？」
「「秘密」」
「ああ、そうZzzz」

　私はこの日、アドロンさんの願いがいつか叶うようにお星様にお祈りしました