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再燃する戦火編
第30話 分かり合えぬ壁
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「チャルゴン!」
血を流し倒れるチャルゴンは既に死に体が灰になりかけていた。
「嘘だ嘘だ!チャルゴン!待つのだ!目を覚ますのだ!」
アスモンテスの必死の叫びももう届かない
「なんでジジイが死ぬんだよ...」
「コイツは許すわけにはいかねぇな」
ザルとラートの怒りが爆発する。しかし、ジャンはもっと怒っていた
「出てきやがれぇ❗️どこのどいつだ‼️」
ジャンとパンプの精霊石が青く輝き、爆共鳴を始める
「ヒーット!ナイスショット!さすが俺」
茂みの方からライフル銃を持った男が現れた
「貴様か!」
「逃がしまへん!」
すかさずメイデンとボノムは男を捕らえる
「おいおい、何するんだよ。せっかくお前らを助けてやったのによ」
「その武器、テメェ科学軍の人間だな?誰が助けろと頼んだ!」
ザルは男の顔を思い切り蹴る
「ソイツ悪魔だろ?どうよ俺の新兵器は!悪魔だろうが一撃でぶっ殺す事ができるんだぜ!次はそのガキを..!?」
「よくも、よくも!チャルゴンを!貴様など!貴様など...大嫌いだぁーーー‼️‼️」
アスモンテスは男に向かって口から光線を発射する
「やべっ!」
ラートはザル達を担いで光線を躱す
「ま、待て!ヌワァァ!」
地面を抉りながら光線は地平線の彼方へ消える
「うわーん!チャルゴンが死んじゃったよー!パンピー!治してー!」
「死んだヤツは無理だ」
「お願いパンピー!チャルゴンが死んだらアスモンはどうすればいいのだ!1人は嫌なのだ!」
アスモンテスはボロボロ涙を流しながらパンプに抱きつく
「アスモン、でも」
「うわぁーん❗️チャルゴーン❗️」
泣き叫びながらアスモンテスは何処かへ飛んで行ってしまう
「あっ!アスモン!」
「待て!テメーら、せっかく俺が助けてやったってのによ~、この扱いはないんじゃ無いのか?」
光線で右腕を失った男はパンプに銃を向ける
「オラァ❗️」
「ギャバァ!」
すかさずジャンは男を蹴り飛ばす
「お前が勝手に勘違いしてるだけだ、余計な事しやがって!」
「あの爺さんは悪いヤツじゃなかった、なのに..クソ!」
「お前ら...どうやら悪魔に洗脳されちまったようだな?」
「何?」
立てるはずの無い体だが妙に強気の男に対し、ジャン達は警戒をする
「悪魔の手先は俺が殺す」
男はそう言い腕の切断面に何かを埋め込む
「ぐぬぅ!うわぁぁぁァォァァ‼️」
男の体はみるみる肥大化していき、人とはいえない獰猛なケダモノに変貌する
「自分を改造した!?」
「コイツ、イカれてやがる」
「ご主人、一気にいきますぜ!」
「ザル様!気を抜かないで下さい!」
4つの精霊石が一斉に輝き出す
「ザル様!お乗りを!」
普通の馬と同じ大きさに変身したメイデンはザルを乗せて空を駆ける
「徹底的にやるぞ、ボノム」
「ハイな」
角が肥大化し、鬼になるラート、氷の巨人ボノム
「パンプ!行け!お前はあの子を追いかけろ!」
「で、でもジャン!」
「良いから行け!」
「う、うう...ごめん!」
パンプは急いでアスモンをを追いかける
「待てぇ!」
ケダモノはパンプに向かって、光線を吐き出す
「おっと」
ザルは水の刃でケダモノのワニのような口を串刺しにして抑える
「むぐぅ!」
「「鬼のくしゃみ‼️」」
ラートとボノムが作り出した巨大な鬼の幻影から放たれた冷気がケダモノを凍らせる
「ブルーバレット❗️」
青い火球が氷像を粉々に砕く
「なんでこうなるんだよ....クソ!」
ジャンは元の姿に戻るとチャルゴンの墓を作り始める
森林 奥地
パンプはアスモンテスを追っているうちに迷子になってしまった
「あれ?さっきも此処に来たよな、おーい!アスモーン!何処だー!」
「うぐっ!ひぐっ!...う、う、チャルゴーン!」
木々の間から幼女の泣き声が聞こえてきた
「アスモン!そこか!」
パンプが見つけたアスモンテスはうずくまって1人で泣いていた
「パンピー...アスモン、1人ぼっちになっちゃったのだ、なんでチャルゴンが死なねばいけなかったのだ?」
「アスモン...」
「人間なんて大嫌いだ!」
「違うんだ、人間は悪いヤツらじゃない。悪いのはアイツだけだ」
「嘘だ!パンピーと一緒にいた人間だって、きっといつかパンピーを殺すに決まっている」
「ジャンはそんな事しない!絶対に」
「人間など信じたくない!アスモンもいつか...ふあーん!こわいよー!寂しいよー!」
パンプはアスモンテスの背中をさすりながらしばらく話を聞いた
「アスモンにはオレらがいるだろ?1人ぼっちなんかじゃない」
「...そうなのか?パンピー?」
パンプの一言で泣き止むアスモンテス
「ああ!だってオレら友達なんだろ?」
「ちーがーう!夫婦!」
「そっか!じゃあ家族なんだな!やったな!」
パンプは新しい家族が出来た事を喜び、アスモンテスに抱きつく
「じゃあアスモンは1人じゃないのか?」
「ああ!1人ぼっちになんて寂しいだけだからな、アスモンの事はオレが絶対に1人にさせないぞ」
「パンピー...本当?」
「本当だ!だから一緒に帰ろうぜ!」
「何処に?」
「家!」
パンプはアスモンテスを背負って自宅の方へ勢い良く飛んで行く
血を流し倒れるチャルゴンは既に死に体が灰になりかけていた。
「嘘だ嘘だ!チャルゴン!待つのだ!目を覚ますのだ!」
アスモンテスの必死の叫びももう届かない
「なんでジジイが死ぬんだよ...」
「コイツは許すわけにはいかねぇな」
ザルとラートの怒りが爆発する。しかし、ジャンはもっと怒っていた
「出てきやがれぇ❗️どこのどいつだ‼️」
ジャンとパンプの精霊石が青く輝き、爆共鳴を始める
「ヒーット!ナイスショット!さすが俺」
茂みの方からライフル銃を持った男が現れた
「貴様か!」
「逃がしまへん!」
すかさずメイデンとボノムは男を捕らえる
「おいおい、何するんだよ。せっかくお前らを助けてやったのによ」
「その武器、テメェ科学軍の人間だな?誰が助けろと頼んだ!」
ザルは男の顔を思い切り蹴る
「ソイツ悪魔だろ?どうよ俺の新兵器は!悪魔だろうが一撃でぶっ殺す事ができるんだぜ!次はそのガキを..!?」
「よくも、よくも!チャルゴンを!貴様など!貴様など...大嫌いだぁーーー‼️‼️」
アスモンテスは男に向かって口から光線を発射する
「やべっ!」
ラートはザル達を担いで光線を躱す
「ま、待て!ヌワァァ!」
地面を抉りながら光線は地平線の彼方へ消える
「うわーん!チャルゴンが死んじゃったよー!パンピー!治してー!」
「死んだヤツは無理だ」
「お願いパンピー!チャルゴンが死んだらアスモンはどうすればいいのだ!1人は嫌なのだ!」
アスモンテスはボロボロ涙を流しながらパンプに抱きつく
「アスモン、でも」
「うわぁーん❗️チャルゴーン❗️」
泣き叫びながらアスモンテスは何処かへ飛んで行ってしまう
「あっ!アスモン!」
「待て!テメーら、せっかく俺が助けてやったってのによ~、この扱いはないんじゃ無いのか?」
光線で右腕を失った男はパンプに銃を向ける
「オラァ❗️」
「ギャバァ!」
すかさずジャンは男を蹴り飛ばす
「お前が勝手に勘違いしてるだけだ、余計な事しやがって!」
「あの爺さんは悪いヤツじゃなかった、なのに..クソ!」
「お前ら...どうやら悪魔に洗脳されちまったようだな?」
「何?」
立てるはずの無い体だが妙に強気の男に対し、ジャン達は警戒をする
「悪魔の手先は俺が殺す」
男はそう言い腕の切断面に何かを埋め込む
「ぐぬぅ!うわぁぁぁァォァァ‼️」
男の体はみるみる肥大化していき、人とはいえない獰猛なケダモノに変貌する
「自分を改造した!?」
「コイツ、イカれてやがる」
「ご主人、一気にいきますぜ!」
「ザル様!気を抜かないで下さい!」
4つの精霊石が一斉に輝き出す
「ザル様!お乗りを!」
普通の馬と同じ大きさに変身したメイデンはザルを乗せて空を駆ける
「徹底的にやるぞ、ボノム」
「ハイな」
角が肥大化し、鬼になるラート、氷の巨人ボノム
「パンプ!行け!お前はあの子を追いかけろ!」
「で、でもジャン!」
「良いから行け!」
「う、うう...ごめん!」
パンプは急いでアスモンをを追いかける
「待てぇ!」
ケダモノはパンプに向かって、光線を吐き出す
「おっと」
ザルは水の刃でケダモノのワニのような口を串刺しにして抑える
「むぐぅ!」
「「鬼のくしゃみ‼️」」
ラートとボノムが作り出した巨大な鬼の幻影から放たれた冷気がケダモノを凍らせる
「ブルーバレット❗️」
青い火球が氷像を粉々に砕く
「なんでこうなるんだよ....クソ!」
ジャンは元の姿に戻るとチャルゴンの墓を作り始める
森林 奥地
パンプはアスモンテスを追っているうちに迷子になってしまった
「あれ?さっきも此処に来たよな、おーい!アスモーン!何処だー!」
「うぐっ!ひぐっ!...う、う、チャルゴーン!」
木々の間から幼女の泣き声が聞こえてきた
「アスモン!そこか!」
パンプが見つけたアスモンテスはうずくまって1人で泣いていた
「パンピー...アスモン、1人ぼっちになっちゃったのだ、なんでチャルゴンが死なねばいけなかったのだ?」
「アスモン...」
「人間なんて大嫌いだ!」
「違うんだ、人間は悪いヤツらじゃない。悪いのはアイツだけだ」
「嘘だ!パンピーと一緒にいた人間だって、きっといつかパンピーを殺すに決まっている」
「ジャンはそんな事しない!絶対に」
「人間など信じたくない!アスモンもいつか...ふあーん!こわいよー!寂しいよー!」
パンプはアスモンテスの背中をさすりながらしばらく話を聞いた
「アスモンにはオレらがいるだろ?1人ぼっちなんかじゃない」
「...そうなのか?パンピー?」
パンプの一言で泣き止むアスモンテス
「ああ!だってオレら友達なんだろ?」
「ちーがーう!夫婦!」
「そっか!じゃあ家族なんだな!やったな!」
パンプは新しい家族が出来た事を喜び、アスモンテスに抱きつく
「じゃあアスモンは1人じゃないのか?」
「ああ!1人ぼっちになんて寂しいだけだからな、アスモンの事はオレが絶対に1人にさせないぞ」
「パンピー...本当?」
「本当だ!だから一緒に帰ろうぜ!」
「何処に?」
「家!」
パンプはアスモンテスを背負って自宅の方へ勢い良く飛んで行く
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