僕と精霊〜The last magic〜

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七大悪魔復活編

第23話 ブルーインパクト

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 (ジャンさん!)
「パンプ...」
2人は安心して気絶する


「パンプは2人を!」
「おう!」
パンプは緑の宝石を作り出す

「させるブベェ‼️」
「2度も同じ手をくらうか、今回は確実に殺す」
「へ?ブッ!」
ジャンはベルゴンドの顎を蹴り上げて魔銃の弾丸をぶち込む

「もうこれ以上お前に友達を殺されてたまるか、覚悟しろよ」
魔銃は魔力に反応してショットガン形状に変化する

「コレはコレは...本気を出すかなフンッ!」
ベルゴンドからオーラの嵐が吹き荒れる
「パンプ!」
2人の精霊石が青く輝き始める

「2人の治療は終えたみたいだな」
「ああ、こっからだぞ」
姿を変えた2人は構えを取る
暗気極拳あんきごっけん
ベルゴンドも構える

「「風林火山‼️」」
ジャンは高速移動、分身、攻撃、溜めを同時に行なう。パンプは4つの宝石を同時に砕いてベルゴンドに攻撃を与える

「何!?動けん!」
ツタと風の力でベルゴンドの動きが止まる
「リバース❗️」
拳に魔力を集中させる

「ウラアァ‼️」
「あっそうだ!すうぅ!あんこうビーウ‼️」
一瞬の判断で口から真っ黒な光線が放たれる

(マズイ!)
「フルチャージ‼️」
ジャンも咄嗟の判断で魔銃に全魔力を注ぎ出す

「ハイパーブラスト‼️」
互角、2つの光線は引くことを知らず互いに押し合う

「負けるかぁ!」
「パンプ!」
「ハイジュエルショット❗️」
パンプの放った宝石はベルゴンドの腹に大きな穴を開ける
「グボォ...!」

「今だぁ!」
体制を崩したベルゴンドに鉄槌を下すように極太の光線が降り注ぐ

「ぬおぉぉぉぉ‼️」
大勝利だ。悪魔は完全に消えた

「よし!勝った!やった!」
「やったぞジャン!見たか!今の技!」
「ああ!やったな!」
2人はグータッチをして元の姿に戻る

「まだだぁ‼️また体を復活させて今度こそテメェらをぶっ殺..!?」
飛び出したベルゴンドの魂はそのまま光の矢で射抜かれる

「ガ..ガガガゴ、クソ天使が!」
「そこまでです、怠惰のベルゴンド..消えなさい」
「俺をその名で......」
ウリエラが放った光線でベルゴンドの魂は消滅する

「ウリエラさん」
「皆さん、怪我はありませんか?」
「僕らは大乗だけど白夜さん達が」
「白夜達の怪我なら治したぞ!」
白夜とローズはまだ目を覚さない

「白夜さん達は僕らが家に届けておくよ、それよりウリエラさんちょっと頼みがあるんだけど」
ジャンは気を失った2人を背負いながら聞く

「何でしょうか?」
「この悪魔の皮膚を貰っても良いかな?」
「皮膚だけなら別に構いませんが何に使うんですか?」
「ちょっとね、貰ってくよ!」
ジャン達はそのまま帰る

「ガブリラ、仇は取りましたよ」



「ごめんくださーい」
ジャンとパンプは大きな屋敷の扉をノックすると中から小さな女の子が出てきた。白夜の妹カナメだ

「あっ!ジャンお兄ちゃんにパンプ!それにお姉ちゃん!?それにローズも!お母さーん!」
カナメは母を呼びに奥の方へ行ってしまう

 しばらく待つと奥から白夜の母親とお手伝いさんが何人かやって来た
「まぁジャン君、ありがとうね。あとはこっちに任せてちょうだい」

「怪我の方はパンプが治しておいたので少し寝かせておけばすぐに起きると思います」
「パンプ凄~い!」
「くすぐったいぞカナメー!」
パンプはカナメと遊んでいる

「なんてお礼を言ったら...」
「良いんですよ、あっそうだ!モニー先輩居ますか?」
「モニーなら今日は休みですよ」
「そうですか、ではまた今度。ほら行くぞパンプ」

「えー!せっかくだから遊んでいこうぜ」
「パンプ耳ピョーン!」
「あはははは!くすぐったい!」

「今日はもう遅いからまた今度、カナメちゃんもそれで良い?」
「うん!また今度遊ぶ!約束」
「うん、約束」
ジャンはカナメと小指を結ぶ

「ではお邪魔しました」
「気をつけて下さいね」
「バイバーイ!」
2人は門を潜り、家に帰る


「今日の事師匠が知ったら褒めてくれるかな!」
「うん、絶対に褒めてくれるよ」
「アドロン達も絶対に喜ぶぜ!」
「そうだね」
2人のお腹が大きな音を立てる

「腹減った!」
「家で母さんが夕飯を作ってるはずだ。よーし、家まで競走でもするか!よーいドン!」
「あ!ジャン!ズルいぞ!」
久しぶりに競争をして家に帰った。いつも通り母さんがいっぱい料理を食卓に並べて「おかえり」って言ってくれる。そう思ってたけど違った


「アドロンが倒れた!?」
どうやらアドロンは家に帰ってきてすぐに倒れてしまったらしい。心臓や脈が元々無い為、何処が悪いのか分からない。ツイスターとスカルドには特に影響が出ていない事からそこまで深刻なものではないと考えられるがアドロンはそのまま3週間ほど目を覚さなかった





科学軍の国

「隊長!センザン部隊から応答あり!」
「繋げ」

『隊...こちら....ザン部隊...ただ..避...うわ..ああ...あああ..あああ‼️』
「どうした!何があった!応答せよ!」

「ダメです。通信が切れました!」
「センザン部隊が居た地点のカメラ映像をつけろ!」

「はい!」
隊長の指示通りにカメラの映像が映し出された。そこには巨大なクレーターが映っており、かつて町があったとはとても想像できない。

















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