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七大悪魔復活編
第22話 リベンジ
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放課後
アドロン達は白夜達と一緒に帰っていた
「白夜~もうダメ歩けないー!」
「はいはい」
白夜はローズを抱える
「こんなに疲れたのは久しぶりだ、ちょっと今日は長めに寝るかな」
アドロンは大きなあくびをして体を伸ばす
「たまには良いですね」
「俺も寝る!」
「あなたはいつも寝てるでしょ」
「ではここで、また明日」
「じゃあな」
ここで別れる
「生徒会の活動もしばらく休止、大人は意地でも俺らに関与させないようにしてるな」
「仕方ありません、今回ばかりは規模が違います」
「まぁ俺らが手も足も出ないって事でこうなったからな」
石ころを蹴飛ばしため息を吐くアドロン
「さぁ今日はもうゆっくり休みましょう」
「そうだな....」
「はっ!はっ!はっ!」
「ねぇ白夜、そろそろ休んだ方が良いんじゃないの?」
「もう少しだけ、あと少し」
日が沈んだ後も白夜は鍛錬を続けていた
「でも少しは休んだ方が...!?何か来る!」
何か異様な空気を察知するローズ
「来たのね、どこに出たの!」
白夜は棍を投げ捨ててローズの肩を掴む
「ダメよ!今行ったら確実にやられる!アンタだってヘトヘトでしょ?」
「いいから!」
「でも!」
「早く!」
あまりの押しの強さに折れるローズ
「わ、分かったわよ、でも約束して!危なくなったら絶対に逃げるって!どんなに被害が出たとしても絶対よ!」
ローズは泣きそうな顔でそう告げる
「......分かった」
「あっち」
白夜はローズを抱いて走り出す
学園付近
「弱すぎる、この数千年で人間はより弱くなった。よく見りゃ戦争もしてない、当然の結果だ」
ベルゴンドの周りには大量の死体に崩れた家が
「アイツね!」
「待って白夜!この人達、学園長が呼んだ対悪魔部隊じゃないの?」
ローズの言う通り辺りに散らばる生首は対悪魔部隊の男だった
「白夜!やっぱり逃げましょうよ!絶対に無理よ!」
「最初から諦めてどうするのいくわよ!」
「あー!もう!どうなっても知らないわよ!」
2人は新しい力でベルゴンドを迎え討つ
「よーし!今日はこの辺にしとく!帰って飯でも食うぞ!」
「押忍!」
「よし、今日はいつもより早くいけたな」
血と汗でヘトヘトのジャンとパンプは今日もサラの地獄の修行を乗り越えた
「なぁ師匠!オレら強くなった?なぁなぁ!」
「うーん、1週間前に比べれば見違える程強くなったな」
「ぅわーい!やったー!」
「でも油断しちゃダメだぞ、2人はまだまだ強くなれる。変に浮かれてモチベーションを下げるなよ」
「押忍!...あれ?どうしたんだジャン?」
喜ぶパンプの後ろでジャンは何かを考えていた
「パンプ、なんか感じないか?凄く嫌な気配だ」
「う?んー!あっ!ホントだ!学園の方だ行くぞ!」
「うん!」
「ちょっと待てぇい!」
学園に向かおうとする2人をサラは止める
「今の状態で戦って勝てるわけが無いだろ!」
「でも師匠!オレら強くなったんだろ?」
「そうだよ、今ならアイツに勝てる」
「だが、今のお前らはヘトヘトだ!腹が減っては戦はできぬという言葉もあるだろ?」
「今は食べてる場合じゃないぞ」
「焦るな、焦るな」
サラは2人の頭に手を添える
「ハアァ‼️」
2人の体内に膨大な魔力が駆け巡る
「あわわわわ!」
「うおっ!」
「どうだ?」
「スッゲェ!疲れも傷も無くなった!」
「よし!行k」
「生まれ変わった弟子達の初陣だ!あたしが送ってやる!」
「「うわあぁぁ‼️」」
ジャンが何かを言い終える前にサラは2人を掴んで跳び上がる
「へぇ、ちょっとは手応えあるじゃんこの前の青髪と青チビと同じぐらいだな」
「フンッ!ハア❗️」
ベルゴンド、白夜、拳と鎌がぶつかり合う
「満月桜花‼️」
満月を描く輝く鎌の刃から呪力が桜の花びらのように乱れる
「おほっ!良いじゃん良いじゃん!俺もやるぞ!えっと....暗黒パーンチ❗️」
ベルゴンドは溢れる禍々しいオーラが一点に集めブン殴る
「ぐうぅ!」
「うへへへへ!」
双方魔力とは違う力がぶつかり合い、空気が歪みだす
(白夜...そろそろ限界)
「「キャア!」」
ガス欠で2人は元の姿に戻り、地面に転がる
「なんだよ良い所なのによ!つまんないの。あっそうだ!今良い技思い出した」
ベルゴンドの口にエネルギーが溜まる
「ふがふが!あんこうビーウ❗️」
「「キャアアア‼️」」
放たれたドス黒い光線が2人を吹き飛ばす
「やばい...死ぬ..」
「ごめん、ローズ..あなたの言う事さえ聞いてれば...」
2人は涙を流しながら力を振り絞り血だらけの手と手と掴み合う
「良いのよ...アンタと死ねるなら..」
「ごめん..なさい」
覚悟を決めて目を閉じる
「今のもう1回!暗黒...すぅ!ビーウ‼️」
先の倍以上の威力の光線が発射される
(こんなにあっさり死ぬなんて...私は馬鹿だ、ローズまで巻き込んで....)
白夜の脳内に走馬灯が流れ始める
(ジャンさん、最後に、最後にあなたの顔を見たかった)
「フルバースト‼️」
白夜達に向かってくる光線は消えた
「ギリギリ、ホントにギリギリ間に合った。さぁいくぞ!」
「おう!」
アドロン達は白夜達と一緒に帰っていた
「白夜~もうダメ歩けないー!」
「はいはい」
白夜はローズを抱える
「こんなに疲れたのは久しぶりだ、ちょっと今日は長めに寝るかな」
アドロンは大きなあくびをして体を伸ばす
「たまには良いですね」
「俺も寝る!」
「あなたはいつも寝てるでしょ」
「ではここで、また明日」
「じゃあな」
ここで別れる
「生徒会の活動もしばらく休止、大人は意地でも俺らに関与させないようにしてるな」
「仕方ありません、今回ばかりは規模が違います」
「まぁ俺らが手も足も出ないって事でこうなったからな」
石ころを蹴飛ばしため息を吐くアドロン
「さぁ今日はもうゆっくり休みましょう」
「そうだな....」
「はっ!はっ!はっ!」
「ねぇ白夜、そろそろ休んだ方が良いんじゃないの?」
「もう少しだけ、あと少し」
日が沈んだ後も白夜は鍛錬を続けていた
「でも少しは休んだ方が...!?何か来る!」
何か異様な空気を察知するローズ
「来たのね、どこに出たの!」
白夜は棍を投げ捨ててローズの肩を掴む
「ダメよ!今行ったら確実にやられる!アンタだってヘトヘトでしょ?」
「いいから!」
「でも!」
「早く!」
あまりの押しの強さに折れるローズ
「わ、分かったわよ、でも約束して!危なくなったら絶対に逃げるって!どんなに被害が出たとしても絶対よ!」
ローズは泣きそうな顔でそう告げる
「......分かった」
「あっち」
白夜はローズを抱いて走り出す
学園付近
「弱すぎる、この数千年で人間はより弱くなった。よく見りゃ戦争もしてない、当然の結果だ」
ベルゴンドの周りには大量の死体に崩れた家が
「アイツね!」
「待って白夜!この人達、学園長が呼んだ対悪魔部隊じゃないの?」
ローズの言う通り辺りに散らばる生首は対悪魔部隊の男だった
「白夜!やっぱり逃げましょうよ!絶対に無理よ!」
「最初から諦めてどうするのいくわよ!」
「あー!もう!どうなっても知らないわよ!」
2人は新しい力でベルゴンドを迎え討つ
「よーし!今日はこの辺にしとく!帰って飯でも食うぞ!」
「押忍!」
「よし、今日はいつもより早くいけたな」
血と汗でヘトヘトのジャンとパンプは今日もサラの地獄の修行を乗り越えた
「なぁ師匠!オレら強くなった?なぁなぁ!」
「うーん、1週間前に比べれば見違える程強くなったな」
「ぅわーい!やったー!」
「でも油断しちゃダメだぞ、2人はまだまだ強くなれる。変に浮かれてモチベーションを下げるなよ」
「押忍!...あれ?どうしたんだジャン?」
喜ぶパンプの後ろでジャンは何かを考えていた
「パンプ、なんか感じないか?凄く嫌な気配だ」
「う?んー!あっ!ホントだ!学園の方だ行くぞ!」
「うん!」
「ちょっと待てぇい!」
学園に向かおうとする2人をサラは止める
「今の状態で戦って勝てるわけが無いだろ!」
「でも師匠!オレら強くなったんだろ?」
「そうだよ、今ならアイツに勝てる」
「だが、今のお前らはヘトヘトだ!腹が減っては戦はできぬという言葉もあるだろ?」
「今は食べてる場合じゃないぞ」
「焦るな、焦るな」
サラは2人の頭に手を添える
「ハアァ‼️」
2人の体内に膨大な魔力が駆け巡る
「あわわわわ!」
「うおっ!」
「どうだ?」
「スッゲェ!疲れも傷も無くなった!」
「よし!行k」
「生まれ変わった弟子達の初陣だ!あたしが送ってやる!」
「「うわあぁぁ‼️」」
ジャンが何かを言い終える前にサラは2人を掴んで跳び上がる
「へぇ、ちょっとは手応えあるじゃんこの前の青髪と青チビと同じぐらいだな」
「フンッ!ハア❗️」
ベルゴンド、白夜、拳と鎌がぶつかり合う
「満月桜花‼️」
満月を描く輝く鎌の刃から呪力が桜の花びらのように乱れる
「おほっ!良いじゃん良いじゃん!俺もやるぞ!えっと....暗黒パーンチ❗️」
ベルゴンドは溢れる禍々しいオーラが一点に集めブン殴る
「ぐうぅ!」
「うへへへへ!」
双方魔力とは違う力がぶつかり合い、空気が歪みだす
(白夜...そろそろ限界)
「「キャア!」」
ガス欠で2人は元の姿に戻り、地面に転がる
「なんだよ良い所なのによ!つまんないの。あっそうだ!今良い技思い出した」
ベルゴンドの口にエネルギーが溜まる
「ふがふが!あんこうビーウ❗️」
「「キャアアア‼️」」
放たれたドス黒い光線が2人を吹き飛ばす
「やばい...死ぬ..」
「ごめん、ローズ..あなたの言う事さえ聞いてれば...」
2人は涙を流しながら力を振り絞り血だらけの手と手と掴み合う
「良いのよ...アンタと死ねるなら..」
「ごめん..なさい」
覚悟を決めて目を閉じる
「今のもう1回!暗黒...すぅ!ビーウ‼️」
先の倍以上の威力の光線が発射される
(こんなにあっさり死ぬなんて...私は馬鹿だ、ローズまで巻き込んで....)
白夜の脳内に走馬灯が流れ始める
(ジャンさん、最後に、最後にあなたの顔を見たかった)
「フルバースト‼️」
白夜達に向かってくる光線は消えた
「ギリギリ、ホントにギリギリ間に合った。さぁいくぞ!」
「おう!」
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