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七大悪魔復活編
第21話 備える者達
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ガブリラが葬儀から1週間が経った。しばらく任務は中止になり、急遽3年生も座学という形になった。
しかし、この1週間でジャンとパンプが学園に行ったのは葬儀の時のみだ。
先生の居ない教室ではアドロン達が雑談をしていた
「それでジャンさんとパンプはここ最近ボロボロになって...ありゃひでぇ怪我だぜ」
「ふーん、それでアイツらは最近ここに来ない訳ね」
「あのサラさんのガチトレーニングかぁ、想像しだけで恐ろしいぜ」
「あの人は次元が違いますからね」
「なぁもうサラさんに悪魔を倒して貰えば良いんじゃないのか?」
ラートの発言で教室が静まりかえる
「あれ?なんか俺変なこと言ったか?」
「その事なんですが、サラさん自身はジャンさんとパンプさんに強くなってほしいから自分は戦いに参加しないとの事で」
ツイスターがそう説明するとラートは残念そうな顔をする
「そ、そんな顔しないでくださいよ!ジャンさん達強くなってますから!魔法を使った状態のサラさんと3分は戦える程には」
「は!?あの人と3分間も戦えるのかよ!やべぇな」
ツイスターのフォローは皆を驚愕させる
「しかもアイツらあの青くなるヤツもマスターしたんだぜ」
「アレはなんだったんですかい?授業で習ってないし、ただの共鳴でもなさそうですぜ」
ボノムはスカルドに質問する
「サラが言うには爆共鳴つって、普通の共鳴よりも出力が倍以上になる代わりに消耗が激しくなる状態らしいんだ」
「共鳴より上の状態..僕らもそれを身につければ!」
「ですができるものなのでしょうか?」
新たな情報に期待を膨らませるレート達
「サラが言うには共鳴は気持ちや息を合わせるもので、爆共鳴は感覚や感情を合わせる事でできるものらしい」
「やってみるか!行くぞ!ボノム!」
「はいな!」
「僕らもやってみようよ!」
「はい!マスター」
スカルドの助言を聞くとベクトル兄弟達はすぐに教室を飛び出す
「そう簡単に出来るものなんですか?」
白夜は疑問を抱く
「俺らは無理だった...何回か試したんですけど」
「やはり4人同時に感覚と感情を合わせるというのは...」
「まぁ俺らには向いてないって感じだな」
「いいなぁみんな、リベラにも精霊が居たら共鳴が出来たのかな?」
「仕方ないわ、アンタはハーフなんだから。リベラにはリベラなりの強くなる方法があるはずよ」
ローズは落ち込むリベラを励ます
「あの、ところでザルさんとウリエラは何処に?」
白夜の言う通り、最初からザルとメイデン、ウリエラが居なかった
「ザルはまたどっかでトレーニングだろ、ウリエラは学園長に呼ばれて精霊の間に行ってるはずだ俺らも今からトレーニングするがお前らもどうだ?」
「私達も行こ!ね!白夜!」
ローズは白夜の手を引っ張る
「う、うん...」
「リベラもお花さん達にお水をあげてから行く!」
リベラは指からツタを伸ばして窓から外に出る
「よし、行くか」
教室には誰も居なくなった
「よしみんな、授業でも...またか」
ただ1人虚しい先生
「実は私まだ悩んでるんです、ガブリラが死んでから自分は戦いについて行けるのか...死ぬのが怖いんです」
白夜はうつむきながら本心を告げる
「白夜...ごめん気付けなかった」
「ローズは悪くないわ」
「私だって死ぬのは嫌、だからみんなと一緒に強くなって生き延びるの...それに何もしないで他のヤツらが死んでくのは見てられないしな」
「悩んでいる暇があったら動いてみようぜ!」
「そうです!案外簡単に答えが出るかもしれませんよ」
アドロン達は真剣に白夜の悩みに向き合った
「どうする白夜?私はあなたがしたいようにする」
少し間が空き、白夜の口が開く
「ローズ、ごめん!みんながこんなにやる気になってるって時に!さぁやりましょうか!」
白夜は髪飾りを大鎌に変形させる
「やっといつもの顔つきに戻ったな...これでジャンさんに1つ恩が返せたかな?」
アドロンも左腕を剣に変形させる
「おいお前ら!俺らは違う形で次の段階に行くぞ!足引っ張るなよ?」
「はい!」
「おう!」
ツイスターとスカルドはアドロンの体に入り込む
「白夜、私達はその爆共鳴とか言うやつを身につけましょ」
「えぇ、感覚と感情だったかしら。あなたに合わせるわ」
大鎌の刃が円を描きだす
「そうね、じゃあ恨みでどう?」
ローズの体から禍々しいオーラが溢れ出す
「OK!」
ローズのオーラが鎌に巻き付く。白夜の髪が黒から紫、そして桃色に変化する
「ローズ!」
そう叫ぶとローズの肉体がオーラに変化し、白夜のドレスになった
「マジか...一発で成功させるなんて、なんかショック」
(私達はいつも通り)
(基本からだ!)
アドロンの胸に埋め込まれた2つの精霊石が輝き出す
(アドロンさん!私良い事思いつきました!)
(流石姉ちゃん!)
体内のツイスターは右腕の方へスカルドは左腕に移動し、獣の巨大な爪に変形する
「なるほど、翼を無くして攻撃防御の性能を上げるか、名前はっと...堕天の鎧❗️」
新たな姿になったアドロンと白夜。2人の特訓が始まる
しかし、この1週間でジャンとパンプが学園に行ったのは葬儀の時のみだ。
先生の居ない教室ではアドロン達が雑談をしていた
「それでジャンさんとパンプはここ最近ボロボロになって...ありゃひでぇ怪我だぜ」
「ふーん、それでアイツらは最近ここに来ない訳ね」
「あのサラさんのガチトレーニングかぁ、想像しだけで恐ろしいぜ」
「あの人は次元が違いますからね」
「なぁもうサラさんに悪魔を倒して貰えば良いんじゃないのか?」
ラートの発言で教室が静まりかえる
「あれ?なんか俺変なこと言ったか?」
「その事なんですが、サラさん自身はジャンさんとパンプさんに強くなってほしいから自分は戦いに参加しないとの事で」
ツイスターがそう説明するとラートは残念そうな顔をする
「そ、そんな顔しないでくださいよ!ジャンさん達強くなってますから!魔法を使った状態のサラさんと3分は戦える程には」
「は!?あの人と3分間も戦えるのかよ!やべぇな」
ツイスターのフォローは皆を驚愕させる
「しかもアイツらあの青くなるヤツもマスターしたんだぜ」
「アレはなんだったんですかい?授業で習ってないし、ただの共鳴でもなさそうですぜ」
ボノムはスカルドに質問する
「サラが言うには爆共鳴つって、普通の共鳴よりも出力が倍以上になる代わりに消耗が激しくなる状態らしいんだ」
「共鳴より上の状態..僕らもそれを身につければ!」
「ですができるものなのでしょうか?」
新たな情報に期待を膨らませるレート達
「サラが言うには共鳴は気持ちや息を合わせるもので、爆共鳴は感覚や感情を合わせる事でできるものらしい」
「やってみるか!行くぞ!ボノム!」
「はいな!」
「僕らもやってみようよ!」
「はい!マスター」
スカルドの助言を聞くとベクトル兄弟達はすぐに教室を飛び出す
「そう簡単に出来るものなんですか?」
白夜は疑問を抱く
「俺らは無理だった...何回か試したんですけど」
「やはり4人同時に感覚と感情を合わせるというのは...」
「まぁ俺らには向いてないって感じだな」
「いいなぁみんな、リベラにも精霊が居たら共鳴が出来たのかな?」
「仕方ないわ、アンタはハーフなんだから。リベラにはリベラなりの強くなる方法があるはずよ」
ローズは落ち込むリベラを励ます
「あの、ところでザルさんとウリエラは何処に?」
白夜の言う通り、最初からザルとメイデン、ウリエラが居なかった
「ザルはまたどっかでトレーニングだろ、ウリエラは学園長に呼ばれて精霊の間に行ってるはずだ俺らも今からトレーニングするがお前らもどうだ?」
「私達も行こ!ね!白夜!」
ローズは白夜の手を引っ張る
「う、うん...」
「リベラもお花さん達にお水をあげてから行く!」
リベラは指からツタを伸ばして窓から外に出る
「よし、行くか」
教室には誰も居なくなった
「よしみんな、授業でも...またか」
ただ1人虚しい先生
「実は私まだ悩んでるんです、ガブリラが死んでから自分は戦いについて行けるのか...死ぬのが怖いんです」
白夜はうつむきながら本心を告げる
「白夜...ごめん気付けなかった」
「ローズは悪くないわ」
「私だって死ぬのは嫌、だからみんなと一緒に強くなって生き延びるの...それに何もしないで他のヤツらが死んでくのは見てられないしな」
「悩んでいる暇があったら動いてみようぜ!」
「そうです!案外簡単に答えが出るかもしれませんよ」
アドロン達は真剣に白夜の悩みに向き合った
「どうする白夜?私はあなたがしたいようにする」
少し間が空き、白夜の口が開く
「ローズ、ごめん!みんながこんなにやる気になってるって時に!さぁやりましょうか!」
白夜は髪飾りを大鎌に変形させる
「やっといつもの顔つきに戻ったな...これでジャンさんに1つ恩が返せたかな?」
アドロンも左腕を剣に変形させる
「おいお前ら!俺らは違う形で次の段階に行くぞ!足引っ張るなよ?」
「はい!」
「おう!」
ツイスターとスカルドはアドロンの体に入り込む
「白夜、私達はその爆共鳴とか言うやつを身につけましょ」
「えぇ、感覚と感情だったかしら。あなたに合わせるわ」
大鎌の刃が円を描きだす
「そうね、じゃあ恨みでどう?」
ローズの体から禍々しいオーラが溢れ出す
「OK!」
ローズのオーラが鎌に巻き付く。白夜の髪が黒から紫、そして桃色に変化する
「ローズ!」
そう叫ぶとローズの肉体がオーラに変化し、白夜のドレスになった
「マジか...一発で成功させるなんて、なんかショック」
(私達はいつも通り)
(基本からだ!)
アドロンの胸に埋め込まれた2つの精霊石が輝き出す
(アドロンさん!私良い事思いつきました!)
(流石姉ちゃん!)
体内のツイスターは右腕の方へスカルドは左腕に移動し、獣の巨大な爪に変形する
「なるほど、翼を無くして攻撃防御の性能を上げるか、名前はっと...堕天の鎧❗️」
新たな姿になったアドロンと白夜。2人の特訓が始まる
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