49 / 747
七大悪魔復活編
第17話 目覚める悪魔、眠る天使
しおりを挟む
人間、精霊合わせて16人、3-Aが揃った。久しぶりという事もあり皆浮かれていた。だが、この油断が皆の運命を大きく変えるという事は誰も知らない
放課後、皆で一緒に河川敷に遊びに行く事にした
「ウリエラ返してくれよー!オレの宝物なんだよー!」
パンプはウリエラに黒い宝石を没収されていた
「ダメです!悪魔が封じられた物を下界の者達が持ってはなりません!危険すぎます!こちらで処分させていただきます!」
「そんなぁ!酷いぞ!返してくれよー!」
「諦めろパンプ、今度美味いもん食わしてやるから我慢だ」
駄々をこねるパンプをジャンは取り押さえる
「なら我慢する...」
「アンタがそんなに警戒するって事はその石相当ヤバいもんなの?」
白夜と手を繋いで歩くローズは質問する
「ええ、悪魔は恐ろしいですからね」
「でもオレらが倒したしたぞ!」
「悪魔は1体だけではありません、それにこの中に入っているのはおそらく中級」
「中級?ていうともっと上のがいるの?」
謎がどんどん増えてくる
「下級、中級、上級が基本ですがその上を行く悪魔の頂点、七大悪魔。通称七つの大罪」
「あー確か1年の時に聞いたな、お前ら天使はソイツらを完全に倒すために下界に来たんだっけ?」
ザルの言葉でジャンとアドロンペア以外の皆が思い出す
「なるほど、そういえばあれから2年ですね」
「確かに時期的にもちょうどだな」
「そうと分かればチャチャっと倒しちまおうぜ!」
「今の僕らなら楽勝だよ!」
皆のテンションに置いていかれるジャンとアドロン
「ねぇアドロン、なんの話してるか分かる?」
「いや全く...私も、でもパンプ達は乗り気みたい」
士気を高める皆の中に紛れるパンプ、スカルド、ツイスター。この2人は状況を全く理解していないが周りに流されて気合を入れている
「一体なんの話をしてるんだ?」
「さぁ?だが敵はぶっ倒せば良いんだろう?」
「まぁそうなるよね」
状況は理解しきれていないがとりあえず話に参加する2人
異変は意外とすぐに起きた。ウリエラが持っていた黒い石が何かに共鳴するかのように動き始める
『あーあ!下等な人間風情がよ!調子乗ってっとぶっ殺すぞ!』
「コレは!皆さん離れてください!」
ウリエラは咄嗟の判断で石を空に投げる
石は割れ、バッツールが再び姿を現す
「ふぅいぃ~、まさか俺を封印するとは、許せねぇな!テメェらにはとっておきの絶望をプレゼントしてやるよ❗️」
空を舞うバッツールの右腕に膨大なエネルギーが溜まりだす
「な、なんだ!?このエネルギー!」
「これで中級だと!ふざけるなよ!」
「白夜!」
「ええ!」
全員戦闘態勢に入る
「させません!ホーリーブラスト‼️」
「遅い❗️」
ウリエラが放った光の波動は禍々しいオーラに掻き消される
「ようこそ❗️絶望の世界へ❗️お目覚めください❗️ベルゴンド様ぁ‼️」
バッツールの全生命力を使ったエネルギーが地面に放たれる
川は暴れ、地割れと地震で大地も荒れ始める。
「うぉわ!」
「立ってられねぇ!」
「何が起きてんだ」
「ジュエルシールド❗️」
「ホーリーカーテン」
パンプとガブリラは咄嗟に皆を守る為に壁を作り出す
「伏せろ!」
「「「「うわぁああ‼️」」」」
異変は収まった。嵐が去ったかのように河川敷が静まり返った。
「怪我はありまs....!?」
皆に声を掛けようとしたが声が出ない。皆が何故か私を恐れるような目で見ている。...?何故私の腹から血が...
「ガブリラァ❗️」
突然現れた頭に角を生やした猿のバケモノがガブリラの腹を壁ごと拳で貫いていた
「ガハァ...!」
ガブリラは大量の血を体中から吹き出して倒れた
「当たり!おっと人間じゃねぇな!天使だ!ラッキー!」
ガブリラの血を浴びてケタケタ笑い出す猿のバケモノ
「パンプ❗️」
「おう!」
あまりの衝撃で動けなくなる者達の中、ジャンとパンプだけは動いていた
「今治す!ヒーリング!」
「させるかぁ❗️」
緑色の宝石を作ろうとするパンプに殴りかかるバケモノ
「テメェの敵は俺だ❗️」
バケモノの拳を止めたジャンの髪は赤く変化していた
「お前人間のくせにやるな!だが...」
ジャンはそのまま堤防の法面に蹴り飛ばされる
「弱い...弱すぎる」
「パンプとガブリラを守れ❗️」
アドロンの号令でやっと動き始める一同
「ウヘヘヘ❗️」
「ウギャ!」
バケモノはパンプを殴り飛ばしガブリラの傷口を踏みつける
「アッ...があぁ...離せ....」
弱々しい光で抵抗するガブリラだがバケモノには全く通用しない
「その足をどけやがれ❗️」
「ウラァ❗️」
「フンッ❗️」
「ハァ❗️」
アドロン、ザル、ラート、レートの同時攻撃。武器、水、氷、風が一斉に飛び交う
「あ~はいはい、ふぅ~」
4人の一斉攻撃は適当な吐息でかき消されてしまう
「「「「なっ!」」」」
「おらよ」
バケモノはガブリラを蹴り飛ばしてザル達にぶつける
「ガブリラ!」
ウリエラは瀕死のガブリラが地面にぶつかるギリギリでキャッチをする
「ウリエ..ラ.すまない.......」
仲間が1人死んだ
放課後、皆で一緒に河川敷に遊びに行く事にした
「ウリエラ返してくれよー!オレの宝物なんだよー!」
パンプはウリエラに黒い宝石を没収されていた
「ダメです!悪魔が封じられた物を下界の者達が持ってはなりません!危険すぎます!こちらで処分させていただきます!」
「そんなぁ!酷いぞ!返してくれよー!」
「諦めろパンプ、今度美味いもん食わしてやるから我慢だ」
駄々をこねるパンプをジャンは取り押さえる
「なら我慢する...」
「アンタがそんなに警戒するって事はその石相当ヤバいもんなの?」
白夜と手を繋いで歩くローズは質問する
「ええ、悪魔は恐ろしいですからね」
「でもオレらが倒したしたぞ!」
「悪魔は1体だけではありません、それにこの中に入っているのはおそらく中級」
「中級?ていうともっと上のがいるの?」
謎がどんどん増えてくる
「下級、中級、上級が基本ですがその上を行く悪魔の頂点、七大悪魔。通称七つの大罪」
「あー確か1年の時に聞いたな、お前ら天使はソイツらを完全に倒すために下界に来たんだっけ?」
ザルの言葉でジャンとアドロンペア以外の皆が思い出す
「なるほど、そういえばあれから2年ですね」
「確かに時期的にもちょうどだな」
「そうと分かればチャチャっと倒しちまおうぜ!」
「今の僕らなら楽勝だよ!」
皆のテンションに置いていかれるジャンとアドロン
「ねぇアドロン、なんの話してるか分かる?」
「いや全く...私も、でもパンプ達は乗り気みたい」
士気を高める皆の中に紛れるパンプ、スカルド、ツイスター。この2人は状況を全く理解していないが周りに流されて気合を入れている
「一体なんの話をしてるんだ?」
「さぁ?だが敵はぶっ倒せば良いんだろう?」
「まぁそうなるよね」
状況は理解しきれていないがとりあえず話に参加する2人
異変は意外とすぐに起きた。ウリエラが持っていた黒い石が何かに共鳴するかのように動き始める
『あーあ!下等な人間風情がよ!調子乗ってっとぶっ殺すぞ!』
「コレは!皆さん離れてください!」
ウリエラは咄嗟の判断で石を空に投げる
石は割れ、バッツールが再び姿を現す
「ふぅいぃ~、まさか俺を封印するとは、許せねぇな!テメェらにはとっておきの絶望をプレゼントしてやるよ❗️」
空を舞うバッツールの右腕に膨大なエネルギーが溜まりだす
「な、なんだ!?このエネルギー!」
「これで中級だと!ふざけるなよ!」
「白夜!」
「ええ!」
全員戦闘態勢に入る
「させません!ホーリーブラスト‼️」
「遅い❗️」
ウリエラが放った光の波動は禍々しいオーラに掻き消される
「ようこそ❗️絶望の世界へ❗️お目覚めください❗️ベルゴンド様ぁ‼️」
バッツールの全生命力を使ったエネルギーが地面に放たれる
川は暴れ、地割れと地震で大地も荒れ始める。
「うぉわ!」
「立ってられねぇ!」
「何が起きてんだ」
「ジュエルシールド❗️」
「ホーリーカーテン」
パンプとガブリラは咄嗟に皆を守る為に壁を作り出す
「伏せろ!」
「「「「うわぁああ‼️」」」」
異変は収まった。嵐が去ったかのように河川敷が静まり返った。
「怪我はありまs....!?」
皆に声を掛けようとしたが声が出ない。皆が何故か私を恐れるような目で見ている。...?何故私の腹から血が...
「ガブリラァ❗️」
突然現れた頭に角を生やした猿のバケモノがガブリラの腹を壁ごと拳で貫いていた
「ガハァ...!」
ガブリラは大量の血を体中から吹き出して倒れた
「当たり!おっと人間じゃねぇな!天使だ!ラッキー!」
ガブリラの血を浴びてケタケタ笑い出す猿のバケモノ
「パンプ❗️」
「おう!」
あまりの衝撃で動けなくなる者達の中、ジャンとパンプだけは動いていた
「今治す!ヒーリング!」
「させるかぁ❗️」
緑色の宝石を作ろうとするパンプに殴りかかるバケモノ
「テメェの敵は俺だ❗️」
バケモノの拳を止めたジャンの髪は赤く変化していた
「お前人間のくせにやるな!だが...」
ジャンはそのまま堤防の法面に蹴り飛ばされる
「弱い...弱すぎる」
「パンプとガブリラを守れ❗️」
アドロンの号令でやっと動き始める一同
「ウヘヘヘ❗️」
「ウギャ!」
バケモノはパンプを殴り飛ばしガブリラの傷口を踏みつける
「アッ...があぁ...離せ....」
弱々しい光で抵抗するガブリラだがバケモノには全く通用しない
「その足をどけやがれ❗️」
「ウラァ❗️」
「フンッ❗️」
「ハァ❗️」
アドロン、ザル、ラート、レートの同時攻撃。武器、水、氷、風が一斉に飛び交う
「あ~はいはい、ふぅ~」
4人の一斉攻撃は適当な吐息でかき消されてしまう
「「「「なっ!」」」」
「おらよ」
バケモノはガブリラを蹴り飛ばしてザル達にぶつける
「ガブリラ!」
ウリエラは瀕死のガブリラが地面にぶつかるギリギリでキャッチをする
「ウリエ..ラ.すまない.......」
仲間が1人死んだ
応援ありがとうございます!
9
お気に入りに追加
16
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる