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悪魔の産声
第12話 一難去ってまた一難
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魔獣のボス?を倒したがまだまだ校内には生徒達を喰らう魔獣が蔓延っている
「俺らもさっさと行く...ぞ?」
「おう!全部まとめ...て、あれ?戻っちゃった」
ジャンとパンプの共鳴が解けてしまう。体力を使い果たしたのだろう
「ちょっと!アンタら今共鳴が解けたらマズイんじゃないの!?」
「無理もありません、お二人は昨日から任務で家に帰ってすらいません、相当疲れが溜まっています。私がサポートします!」
そう言ってツイスターはジャンの体に入り込む
「連戦が続いたからな、パンプ少し休んでろ。白夜さん、パンプの頼むよ」
「分かりました」
「やだ!オレも一緒に...」
パンプのお腹を鳴らしてぐったりする
「たくっだらしないんだから。白夜行くわよ」
「ええ」
「ジャン..コレ....zzzz」
パンプは残る力で小さな宝石を作り出し、眠ってしまう
「ゆっくり寝てろよパンプ、起きたら腹一杯ご飯食べようぜ!」
「それではジャンさん、ツイスター、気をつけてくださいね」
「そっちもね」
それぞれ暴れる魔獣を止めるために走り出す
「ツイスター!全力でいくよ!」
ジャンはパンプから受け取った宝石を自分に埋め込み体内の魔力を活性化させる
(はい!)
更にツイスターの力で体に電気を纏う
「アドロン達はどこら辺だ?」
(精霊石は西の方に反応しています!)
「了解!」
虎型、蜘蛛型、牛型、様々な種類の魔獣を一撃で確実に仕留めながらジャンは前へ進む
「ジャン様!ツイスターさん!ご無事ですか!」
窓からドーベル犬の顔をした人型の精霊が現れる
(セバスさん!?)
「セバス!来てくれたんだ」
アミィの精霊にしてバーン家の番犬セバスの登場だ
「ジャン様の匂いを辿ってきたのですが、どうやらパンプさんは別行動のようですね。代わりにツイスターさんが行動をしている。察するに今はアドロン様とスカルドさんをお探しのようですね」
セバスはジャンと一緒に魔獣を倒しながら推理を進める
「流石、よく分かったね。とりあえずセバスは周辺の魔獣を全滅させてくれ。あっ!生徒を守るのを優先で」
「承知いたしました!」
セバスはジャンの命令通りに行動を開始する
(やはり同じ精霊として尊敬できますね)
「僕もよくセバスの強さには憧れるよ、さっ!どんどん進むよ!」
(はい!)
「キリがねぇな!どんだけ湧いて出てきやがるんだよ!」
(おいアドロン!空が晴れたぞ!)
(やった!とりあえず魔獣の進行が止まったのかな?)
「会長~!見つけたー!」
女子生徒が銃火器で魔獣を蹴散らしながらアドロンの元にやってきた
「ランパ!無事だったか!」
「はい!こちら側の生徒の避難は完了しました!」
生徒会メンバーのミラク・ランパ。2年生で入学した頃から生徒会にスカウトされた優秀な生徒の1人
「か、会長、一体なんの騒ぎなの?」
ランパが持つ銃火器が宙を舞い喋り出す
「キャルルか、とんでもねぇバケモンが魔獣界から次元の壁を突き破りやがったんだ」
キャルル。ランパのパートナーで妖精族の精霊、いろんな物に変身する力を持っている
「じゃあ会長がそのバケモノを倒したんですね!」
「いや俺らは倒せなかった...今は白夜さんが時間を稼いでくれています」
アドロンの返答にランパは不安そうな顔になる
「失礼ですが。会長でも倒せなかった相手を白夜先輩達が足止めできるんですか?」
「安心しろ、倒すと足止めじゃ意味が違う。それにあの2人は俺らより普通に強いぞ...さぁ私達も行きましょ」
「はい!」
魔獣の数は確実に減っている
(ああもう!キリがない!ジャンさん魔銃を!)
「は、はい!」
痺れを切らしたツイスターの指示でジャンは慌ててホルスターから魔銃を抜く
「失礼します!」
ツイスターは魔銃の中に入り込む
「コレは初めてだ、さてどうなるか...セット❗️」
ジャンは正面の魔獣の群れに向けて狙いを定める
「ツイスター、後で痛いって言っても知らないからね!」
(はい!)
「フルバースト‼️」
「ハァァァ❗️」
引き金を引くと炎を纏ったツイスターが雷が如く魔獣を貫いていく
「ふぅ...よし!ツイスター大丈夫か?」
「だいじょぶれ~す...」
ツイスターは目を回して壁にめり込んでいる
「あちゃ~。後でアドロンになんか言われるなコレ...」
多分ツイスターのダメージがアドロンにも響いた
「針千本!」
ローズは無数の釘を魔獣に向けて投げまくる
「呪鎌踊斬!」
白夜は釘で怯んだ魔獣の首を舞いながら鎌で斬り落としていく
「ごめんオレ全然役に立てない」
パンプはローズのポケットからひょこっと顔を出す
「良いからアンタは寝てなさいよ!疲れんででしょ?」
「私達の事はお気になさらずゆっくりしていてください」
「分かった....」
パンプの大きなお腹の音が鳴る
「仕方ないわね、ほら...」
ローズはパンプにキャンディを渡す
「キャンディ❗️うまいぞ!」
「ちょっと!そん中でヨダレとかたらさないでよ」
「ありがとう!ローズ!よーし!」
キャンディ1粒分の力を使ってパンプは2つの宝石を作り出す
「ヤバくなったら、自分に打ち込んで....みろ...Zzzz」
「忙しいやつね。まぁありがと」
ローズはパンプと宝石をポケットの中に引っ込めて戦いを再開する
「俺らもさっさと行く...ぞ?」
「おう!全部まとめ...て、あれ?戻っちゃった」
ジャンとパンプの共鳴が解けてしまう。体力を使い果たしたのだろう
「ちょっと!アンタら今共鳴が解けたらマズイんじゃないの!?」
「無理もありません、お二人は昨日から任務で家に帰ってすらいません、相当疲れが溜まっています。私がサポートします!」
そう言ってツイスターはジャンの体に入り込む
「連戦が続いたからな、パンプ少し休んでろ。白夜さん、パンプの頼むよ」
「分かりました」
「やだ!オレも一緒に...」
パンプのお腹を鳴らしてぐったりする
「たくっだらしないんだから。白夜行くわよ」
「ええ」
「ジャン..コレ....zzzz」
パンプは残る力で小さな宝石を作り出し、眠ってしまう
「ゆっくり寝てろよパンプ、起きたら腹一杯ご飯食べようぜ!」
「それではジャンさん、ツイスター、気をつけてくださいね」
「そっちもね」
それぞれ暴れる魔獣を止めるために走り出す
「ツイスター!全力でいくよ!」
ジャンはパンプから受け取った宝石を自分に埋め込み体内の魔力を活性化させる
(はい!)
更にツイスターの力で体に電気を纏う
「アドロン達はどこら辺だ?」
(精霊石は西の方に反応しています!)
「了解!」
虎型、蜘蛛型、牛型、様々な種類の魔獣を一撃で確実に仕留めながらジャンは前へ進む
「ジャン様!ツイスターさん!ご無事ですか!」
窓からドーベル犬の顔をした人型の精霊が現れる
(セバスさん!?)
「セバス!来てくれたんだ」
アミィの精霊にしてバーン家の番犬セバスの登場だ
「ジャン様の匂いを辿ってきたのですが、どうやらパンプさんは別行動のようですね。代わりにツイスターさんが行動をしている。察するに今はアドロン様とスカルドさんをお探しのようですね」
セバスはジャンと一緒に魔獣を倒しながら推理を進める
「流石、よく分かったね。とりあえずセバスは周辺の魔獣を全滅させてくれ。あっ!生徒を守るのを優先で」
「承知いたしました!」
セバスはジャンの命令通りに行動を開始する
(やはり同じ精霊として尊敬できますね)
「僕もよくセバスの強さには憧れるよ、さっ!どんどん進むよ!」
(はい!)
「キリがねぇな!どんだけ湧いて出てきやがるんだよ!」
(おいアドロン!空が晴れたぞ!)
(やった!とりあえず魔獣の進行が止まったのかな?)
「会長~!見つけたー!」
女子生徒が銃火器で魔獣を蹴散らしながらアドロンの元にやってきた
「ランパ!無事だったか!」
「はい!こちら側の生徒の避難は完了しました!」
生徒会メンバーのミラク・ランパ。2年生で入学した頃から生徒会にスカウトされた優秀な生徒の1人
「か、会長、一体なんの騒ぎなの?」
ランパが持つ銃火器が宙を舞い喋り出す
「キャルルか、とんでもねぇバケモンが魔獣界から次元の壁を突き破りやがったんだ」
キャルル。ランパのパートナーで妖精族の精霊、いろんな物に変身する力を持っている
「じゃあ会長がそのバケモノを倒したんですね!」
「いや俺らは倒せなかった...今は白夜さんが時間を稼いでくれています」
アドロンの返答にランパは不安そうな顔になる
「失礼ですが。会長でも倒せなかった相手を白夜先輩達が足止めできるんですか?」
「安心しろ、倒すと足止めじゃ意味が違う。それにあの2人は俺らより普通に強いぞ...さぁ私達も行きましょ」
「はい!」
魔獣の数は確実に減っている
(ああもう!キリがない!ジャンさん魔銃を!)
「は、はい!」
痺れを切らしたツイスターの指示でジャンは慌ててホルスターから魔銃を抜く
「失礼します!」
ツイスターは魔銃の中に入り込む
「コレは初めてだ、さてどうなるか...セット❗️」
ジャンは正面の魔獣の群れに向けて狙いを定める
「ツイスター、後で痛いって言っても知らないからね!」
(はい!)
「フルバースト‼️」
「ハァァァ❗️」
引き金を引くと炎を纏ったツイスターが雷が如く魔獣を貫いていく
「ふぅ...よし!ツイスター大丈夫か?」
「だいじょぶれ~す...」
ツイスターは目を回して壁にめり込んでいる
「あちゃ~。後でアドロンになんか言われるなコレ...」
多分ツイスターのダメージがアドロンにも響いた
「針千本!」
ローズは無数の釘を魔獣に向けて投げまくる
「呪鎌踊斬!」
白夜は釘で怯んだ魔獣の首を舞いながら鎌で斬り落としていく
「ごめんオレ全然役に立てない」
パンプはローズのポケットからひょこっと顔を出す
「良いからアンタは寝てなさいよ!疲れんででしょ?」
「私達の事はお気になさらずゆっくりしていてください」
「分かった....」
パンプの大きなお腹の音が鳴る
「仕方ないわね、ほら...」
ローズはパンプにキャンディを渡す
「キャンディ❗️うまいぞ!」
「ちょっと!そん中でヨダレとかたらさないでよ」
「ありがとう!ローズ!よーし!」
キャンディ1粒分の力を使ってパンプは2つの宝石を作り出す
「ヤバくなったら、自分に打ち込んで....みろ...Zzzz」
「忙しいやつね。まぁありがと」
ローズはパンプと宝石をポケットの中に引っ込めて戦いを再開する
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