僕と精霊

一般人

文字の大きさ
上 下
169 / 193
英雄誕生伝編 6月20日〜6月30日

第96話 更なる共鳴

しおりを挟む
 竜の里

「お母さん!黒い竜だ!」
女の子が遠くにいるケンザキを指差す
「見ちゃダメよ!黒い竜は災いをもたらすのよ」
女の子の母は女の子と一緒に防空壕へ移動する


「さぁどうするのかな?今の私にとっては貴様らなどアリ同然だね~」
ケンザキはジャン達を踏み潰そうとする

「アリだって結構やるんだぜ、フレイムボール‼️」
「バーストジュエル‼️」
ジャンとパンプはケンザキの足を避けて攻撃するが全く効いていない

「アリなら物を運ばなきゃね~」
ケンザキは次に倒れているユウスケ達を踏み潰そうとする
「風❗️」
ジャンはスピードを上げ、3人を回収する

「ハァハァ!驚かせやがって」
ジャンは息を切らす
「ハッハッハ!中々のスピードだ!だがその程度では私に傷を負わせることすらできんぞ❗️」
ケンザキは鋭い爪を振り落とす

「うわぁ‼️」
ジャンは風圧で飛ばされる
「しまっ..!父さん!」
ジャンは離してしまったユウスケを掴もうとする

「させるか❗️」
ケンザキは黒い息を吐く
(終わった...)
ジャンは諦めようとしたその時

「風❗️」
パンプが投げた宝石が砕けると突風が吹き、黒い息を跳ね返す

「何!?」
ケンザキは自分の息に焼かれる
「グォォ‼️前が見えん‼️」
ケンザキは目を抑えながら腕を振る 

「ジャン!こっちだ❗️」
ジャンはその隙にユウスケを回収し、パンプの下へ行く

「すまないパンプ」
「良いってことよ!それよりもコレなーんだ!」
パンプは対魔の剣を持っていた

「それはゼノが使っててた!いつの間に」
「コッソリ取ってきたぞ!この剣凄い魔力で溢れてるぞ!コレならケンザキを!」
パンプは剣をジャンに渡す

「うお❗️なんだコレ!?剣に魔力を...吸われる!」
ジャンは剣を握ると剣と2人の精霊石が輝き出す

「よし、少しずつコントロールできてきたぞ」
「ジャン!その剣での長期戦は無理だ!行こうぜ!」
「ああ!」
ジャン達はユウスケ達を置いて再びケンザキの下へ向かう

「何処へ行った❗️ジャン・バーン❗️」
ケンザキは激しい炎を吐きながら、翼を羽ばたかせ竜巻を飛ばす

「パンプ!サポートを!」
「おう❗️」
パンプはジャンを宝石に乗せて飛ばす

「うおりゃゃ‼️」
ジャンは魔力を纏った剣でケンザキの右足を斬り付ける

「ヌッ❗️何故貴様ら如きに❗️」
ケンザキは跪く
「スッゲー!切れ味抜群だな!」
ジャンは宝石を乗りこなしながら剣身を触り言う

「よし戻れ❗️」
パンプは指示をし、ジャンが乗っている宝石を自分の方へ戻す

「ガルルル‼️ゴオォォォ‼️」
ケンザキは怒りで理性を失う

「アイツ、自分の力を制御できてないぞ!」
パンプは暴れるケンザキを見て笑う
「言ってる場合か!あの強さで理性が無いって事はここら一帯を破壊し尽くすまで止まらないぞ!」
ジャンは焦る

「ドオォォォ‼️」
ケンザキの体中に電気が走り始める
「何か溜めてるぞアイツ!」
「マズイ!あっちは里の方だ!パンプ行くぞ❗️」
ジャンはパンプに乗り里の方まで猛スピードで移動する

「ボォオウ‼️」
ケンザキは口から高密度の魔導砲を放つ

「ジャン❗️全力でいくぞ❗️」
「ああ‼️」
2人の精霊石は剣の輝きに共鳴するかのように輝きを増す

 2人はお互いを感じ合い、何も言わずに里へ向かう魔導砲の前に立ち塞がる

(いけるなパンプ...)
(ああ、もちろんだ...)
剣と2人の精霊石の光が魔導砲とぶつかり合う


「...んっ!此処は!」
ノックは目を覚まし、周りを見渡すとすぐに巨大な黒龍が目に入った
「おい!おい!」
ノックはユウスケとクランクを起こす

「...イテテ、やっぱりダメだったな」
ユウスケは頭を抑えながら目を覚ます
「あんな化け物初めてだぜ」
クランクは拳を握る

「おい!何だあれは!?」
ノックは里の方で輝く光を指差す

「これはどこかで感じた魔力、だが何かが違う」
クランクは考える
「ジャンの魔力か!ジャンの魔力の中に何かをさらに感じるぞ!」
ユウスケは光の方へ走り出す

「おい!待てよ!」
2人もユウスケの後を走る


しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

貧弱の英雄

カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。 貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。 自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる―― ※修正要請のコメントは対処後に削除します。

エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~

シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。 主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。 追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。 さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。 疫病? これ飲めば治りますよ? これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。

sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。 目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。 「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」 これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。 なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

好きでした、さようなら

豆狸
恋愛
「……すまない」 初夜の床で、彼は言いました。 「君ではない。私が欲しかった辺境伯令嬢のアンリエット殿は君ではなかったんだ」 悲しげに俯く姿を見て、私の心は二度目の死を迎えたのです。 なろう様でも公開中です。

ユーヤのお気楽異世界転移

暇野無学
ファンタジー
 死因は神様の当て逃げです!  地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

処理中です...