僕と精霊

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青春忘却編 5月11日〜5月17日

第68話 ケンザキの実力

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 ローズは元隊長の前に立つ
「白夜、サポートは頼んだわよ」
「ええ、任せて!」
白夜はローズに呪力を送る

「真・呪術纏い❗️」
ローズから景色が歪むほどの不気味なオーラが放たれる

「コロス、ケンザキ!」
元隊長は巨大な腕をローズに叩きつける
「...遅いわね」
ローズは攻撃をひらりと躱し、ハイヒールで強烈な蹴りをお見舞いする

「グボオォ❗️」
元隊長の腕は吹き飛び、紫色の血が飛び散る
「いくわよ❗️」
ローズはハンマーと2m程の釘を作り出し、釘を投げつける

「グボォ❗️」
元隊長の胸に釘が突き刺さり、体内に呪力が流れ込む

丑ノ刻うしのこくスマッシャー‼️」
ローズは跳び上がりハンマーで釘を打つ

「ググクググッ‼️ケン....ザキィ‼️」
 元隊長の体は莫大な呪力が流れ込み、爆散する

「どお、私の実力は?」
ローズは鼻を高くしながら白夜の下へ戻る
「ふふっ、お疲れ様」
白夜とローズはハイタッチする

「いやぁ~相変わらず役立たずでしたね~」
ケンザキが白夜達に現れる

「あなた、何者かしら?」
白夜は鎌をケンザキに向ける

「僕ちゃんは~、ダイドウ・ケンザキ~、超天才科学者で~す」
ケンザキは陽気に挨拶をする
「ジャン・バーンを~こちらに引き渡してくださ~い」
ケンザキは白夜に指差す

「ふざけないで!」
白夜はケンザキに斬りかかる

「はぁ~、まぁこうなるとは思っていましたよ」
ケンザキは鎌の刃を掴み、粉々に砕く

「なっ!?」
ケンザキは白夜の顔を掴もうとする
「白夜❗️」
ローズは白夜を投げ飛ばし、ケンザキを蹴る

「何ですかその蹴りは?」
ケンザキはローズの足を掴む
「キャーー❗️」
ローズに電流が走る

「あなた!科学者なのに何故、魔法を!?」
白夜は立ち上がりながら言う

「何故って、私はジャン・バーン君と同じハーフだからねぇ」
ケンザキは巨大な魔弾を白夜に放つ

「あ、ああ」
魔弾は白夜に直撃し、爆発を起こす
「白夜ー‼️」
白夜はボロボロになり、その場に倒れる

「さぁ、次はあなたですよ」
「ひっ...!」
ローズは腰を抜かし、動けなくなる

「大人しくしていれば苦しまずにすみますよ~」
ケンザキはローズに魔弾を放つ

「イ、イヤ...」
ローズは涙を流す

「フン❗️」
爆発が起こる

ローズは恐る恐る目を開けるとそこにはモニーが立っていた

「生徒会長さん!」
「お前が黒幕か?」
「○:〆☆*」
メルはモニーの笛に憑依する

「ほぉ、あなたは確か河川敷の男ですねぇ、データはもうありますので帰っていただけると嬉しいですねぇ~」
ケンザキは火球を放つ

 キュリーン
火球はモニーに斬られると同時に音が鳴る
「これ以上、お前を生かしておくとウチの生徒達が危ないんでね、ここで始末させてもらうよ」
モニーは剣を構える


 ジャン

「ジャン、いつになったら起きてくれるんだよ」
パンプはジャンの横に座り、じっとしている

ドーーーーン‼️

「あっちは白夜達が行った方じゃないか!
もージャン!早く起きてくれよ!」
パンプはジャンの体を揺さぶる

「う、パンプ...」
ジャンは目を覚ます

「ジャン!やっと起きた!さぁ行くぞ!」
パンプはジャンの手を引っ張る
「う、うん」
ジャンは言われるがままにパンプについて行く





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