119 / 193
青春忘却編 5月11日〜5月17日
第67話 白夜のけじめ
しおりを挟む
ケンザキはカメラを通してジャン達を監視している
「う~ん、宝石の壁が邪魔で見えませんね~そうだ~!お前ら~行け~!」
研究室の魔獣達はケンザキの命令に従い、ジャン達を襲撃しに行く
「ジャン、いつになったら起きるんだよ」
パンプはジャンの顔をペチペチ叩く
「パンプ、少しは落ち着きなさいよ、ジャンはしっかり生きてるんだから、そのうち起きるわよ」
ローズはパンプの背中を叩く
「うん、分かって...何か来るぞ!」
パンプは魔獣の気配を感じ取る
「おい!ジャン!早く起きろ!」
パンプはジャンの腹の上で跳ねるがジャンは目を覚さない
「ここはわたくし達で何とかします!あなたはここでジャンさんを見守っていてください!」
白夜は立ち上がり、黒スーツを破り捨てワイシャツになる
「オレも戦うぞ!」
パンプも行こうとするが白夜に止められる
「あなたがダメージを受ければジャンさんにもダメージが通ってしまいます、そうすれば本当にジャンさんは死んでしまいます」
「そ、そうか」
パンプはしょんぼりしながらジャンの下へ戻る
「じゃあ、一瞬だけ開けるぞ」
パンプは宝石の壁の一部を一瞬だけ開け、白夜達はそこから外へ出る
「ローズ、私達はここでジャンさん達に恩を返さなくてはいけないわ、死んでもここは守るわよ!」
「ええ!」
二人の精霊石が輝き出す
「これは!?」
「私達にもこの時がきたようね、行くわよ白夜❗️」
「共鳴❗️」
精霊石の輝きと共に二人に変化が起きる
白夜の髪は紫色になり、服装がドレスに変化する。ローズは背丈と髪が伸び、より人間に近いフォルムになる
「げぎゃ!」「ガルル!」「フシュー!」
「ヴィー!」
数えきれぬ程の魔獣が一斉に攻め込んで来る
おそらくこの魔獣達もケンザキによって変貌されられた研究員達なのだろう
「ちょうど良い物を持ってて良かったわ」
白夜は持っていた棒に呪力を込め、大鎌に変化させる
白夜は勢い良く大鎌を地面に突き刺す
「大怨念...!」
莫大な呪力が鎌を通して地面に流れ込み、地震が起きる
「がしゃ髑髏‼️」
白夜の背後から恐ろしく巨大な骸骨が地面を割りながら姿を現す
「ガッシャーン‼️」
がしゃ髑髏は身震いする程の雄叫びを上げ、次々と魔獣を食い散らかす。食べられた魔獣達は骨に突き刺さる
「う~ん、これも予想外ですね~仕方ありませんあなたにも~行ってもらいま~す」
ケンザキは元隊長に注射器を打ち込む
「グルァァ‼️」
元隊長は目が真っ赤になり、筋肉が膨張すると研究所の壁を突き破り、白夜の方へ飛んで行く
「さぁ~これがこの薬品の最終テストですよ~」
ケンザキは不快な笑みを浮かべる
「白夜、すごい技ねコレ、私の出番がないわ」
ローズはやれやれとがしゃ髑髏を見上げる
「ふふっ、ごめんなさい」
白夜は笑う
「ガシャシャシ...ガシャーーーーン‼️」
がしゃ髑髏も笑っていると何者かに粉々にされた
「何!」
白夜は鎌を地面から離し、構える
「ウボ、ごご...ケンザ...キ...」
砂煙の中から元隊長の姿が現れる
「白夜!気をつけて!この魔獣、他の奴らとレベルが違う!」
「ええ、そのようね」
「ケンザキ!コロシテヤルー❗️」
元隊長は雄叫びを上げる
「なっ!?」
「あの魔獣!今喋ったわよ」
「これは一筋縄じゃいかなそうね」
「いえ、私に任せて!」
ローズが前に出る
「う~ん、宝石の壁が邪魔で見えませんね~そうだ~!お前ら~行け~!」
研究室の魔獣達はケンザキの命令に従い、ジャン達を襲撃しに行く
「ジャン、いつになったら起きるんだよ」
パンプはジャンの顔をペチペチ叩く
「パンプ、少しは落ち着きなさいよ、ジャンはしっかり生きてるんだから、そのうち起きるわよ」
ローズはパンプの背中を叩く
「うん、分かって...何か来るぞ!」
パンプは魔獣の気配を感じ取る
「おい!ジャン!早く起きろ!」
パンプはジャンの腹の上で跳ねるがジャンは目を覚さない
「ここはわたくし達で何とかします!あなたはここでジャンさんを見守っていてください!」
白夜は立ち上がり、黒スーツを破り捨てワイシャツになる
「オレも戦うぞ!」
パンプも行こうとするが白夜に止められる
「あなたがダメージを受ければジャンさんにもダメージが通ってしまいます、そうすれば本当にジャンさんは死んでしまいます」
「そ、そうか」
パンプはしょんぼりしながらジャンの下へ戻る
「じゃあ、一瞬だけ開けるぞ」
パンプは宝石の壁の一部を一瞬だけ開け、白夜達はそこから外へ出る
「ローズ、私達はここでジャンさん達に恩を返さなくてはいけないわ、死んでもここは守るわよ!」
「ええ!」
二人の精霊石が輝き出す
「これは!?」
「私達にもこの時がきたようね、行くわよ白夜❗️」
「共鳴❗️」
精霊石の輝きと共に二人に変化が起きる
白夜の髪は紫色になり、服装がドレスに変化する。ローズは背丈と髪が伸び、より人間に近いフォルムになる
「げぎゃ!」「ガルル!」「フシュー!」
「ヴィー!」
数えきれぬ程の魔獣が一斉に攻め込んで来る
おそらくこの魔獣達もケンザキによって変貌されられた研究員達なのだろう
「ちょうど良い物を持ってて良かったわ」
白夜は持っていた棒に呪力を込め、大鎌に変化させる
白夜は勢い良く大鎌を地面に突き刺す
「大怨念...!」
莫大な呪力が鎌を通して地面に流れ込み、地震が起きる
「がしゃ髑髏‼️」
白夜の背後から恐ろしく巨大な骸骨が地面を割りながら姿を現す
「ガッシャーン‼️」
がしゃ髑髏は身震いする程の雄叫びを上げ、次々と魔獣を食い散らかす。食べられた魔獣達は骨に突き刺さる
「う~ん、これも予想外ですね~仕方ありませんあなたにも~行ってもらいま~す」
ケンザキは元隊長に注射器を打ち込む
「グルァァ‼️」
元隊長は目が真っ赤になり、筋肉が膨張すると研究所の壁を突き破り、白夜の方へ飛んで行く
「さぁ~これがこの薬品の最終テストですよ~」
ケンザキは不快な笑みを浮かべる
「白夜、すごい技ねコレ、私の出番がないわ」
ローズはやれやれとがしゃ髑髏を見上げる
「ふふっ、ごめんなさい」
白夜は笑う
「ガシャシャシ...ガシャーーーーン‼️」
がしゃ髑髏も笑っていると何者かに粉々にされた
「何!」
白夜は鎌を地面から離し、構える
「ウボ、ごご...ケンザ...キ...」
砂煙の中から元隊長の姿が現れる
「白夜!気をつけて!この魔獣、他の奴らとレベルが違う!」
「ええ、そのようね」
「ケンザキ!コロシテヤルー❗️」
元隊長は雄叫びを上げる
「なっ!?」
「あの魔獣!今喋ったわよ」
「これは一筋縄じゃいかなそうね」
「いえ、私に任せて!」
ローズが前に出る
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
好きでした、さようなら
豆狸
恋愛
「……すまない」
初夜の床で、彼は言いました。
「君ではない。私が欲しかった辺境伯令嬢のアンリエット殿は君ではなかったんだ」
悲しげに俯く姿を見て、私の心は二度目の死を迎えたのです。
なろう様でも公開中です。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
だから聖女はいなくなった
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
「聖女ラティアーナよ。君との婚約を破棄することをここに宣言する」
レオンクル王国の王太子であるキンバリーが婚約破棄を告げた相手は聖女ラティアーナである。
彼女はその婚約破棄を黙って受け入れた。さらに彼女は、新たにキンバリーと婚約したアイニスに聖女の証である首飾りを手渡すと姿を消した。
だが、ラティアーナがいなくなってから彼女のありがたみに気づいたキンバリーだが、すでにその姿はどこにもない。
キンバリーの弟であるサディアスが、兄のためにもラティアーナを探し始める。だが、彼女を探していくうちに、なぜ彼女がキンバリーとの婚約破棄を受け入れ、聖女という地位を退いたのかの理由を知る――。
※7万字程度の中編です。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる