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青春忘却編 5月11日〜5月17日
第49話 変わらぬ者達
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ザルはパンプに殴り飛ばされる
「テメー!何しやがる!」
ザルは怒鳴る
「うるさい❗️」
パンプの一言に教室は一気に静かになる
「お前ら❗️オレとジャンのことを本当に忘れちゃったのかよ❗️あんなに仲良くしてたのに何であんな酷いことをが出来るんだよ❗️」
パンプは泣きそうな声で叫ぶがパンプの気持ちなど誰にも響かなかった
「なぁ!ザル!メイデン!白夜!ローズ!みんな!何で平気な顔をしてオレらを忘れちまうんだよ!オレらを無かった事にしないでくれよ...」
パンプの声はだんだん弱々しくなる、しかし教室の一同は不思議そうな顔でパンプを見つめている
「お前らみんな、バカだ!バカだ、バガァなんだよー!」
パンプは泣きながら教室を後にする
「ゔわーん!みんなバカだ!アミィもバカだ何で、何でオレらを忘れちゃうんだよー!」
パンプは大泣きしながらジャンを追う
「アドロンさん、流石に今日は休みましょうよ」
「そうだぜアドロン、かなりダメージを喰らってるぜ」
ツイスターとスカルドはボロボロのアドロンを服を引っ張りながら止める
「いーや!行かなきゃ駄目だ、今日は大切な話があるってウリエラが言ってたからな」
アドロンは二人の静止を無視して前に歩く
「ゔわーん!」
泣いているパンプがアドロンを横切る
(ん?今のはパンプか?またウィリム先生にでも怒られたのか)
アドロンは気にせず教室へ入る
「みんな、すまねぇな色々あって遅れたぜ」
河川敷
「なぁジャン...オレらどうなっちまうんだよ」
パンプはジャンに抱きつきながら聞く
「今は生きる事だけを考えよう...」
ジャンは座り込んで顔を伏せている
ジャン達が落ち込んでいると笛の音が聞こえてきた
「ジャン、この笛の音は!」
パンプは笛の音がする方へ向かおうとする
「もういいよ!どうせ、生徒会長も僕らのことを忘れてるよ!」
ジャンはパンプをがっしり掴んで止める
「ジャン...オレ...寂しいよ...」
パンプは涙をポロポロ流す
「帰ろう、あの研究所に...僕らの居るべき場所はもうあそこしかないよ...」
ジャンは震えた声でとんでもない事を言い出す
「何言ってんだよ!そんな事したら世界がめちゃくちゃになっちゃうんじゃないのか!」
「じゃあどうしろってんだよ!僕らを覚えてる人なんて誰も居ないし...ごめん」
ジャンは泣きながらパンプを抱きしめる
「ジャン!パンプ!」
ジャンとパンプは声がする方を振り向くとアドロンがいた
「アドロン!僕らのことを覚えてるの!」
ジャンは驚く
「覚えてるも何も忘れてすらないぜ...そうですよ忘れる訳がないじゃないですか」
アドロンはジャン達に笑顔を見せる
「アドロンさーん待ってくださいよー」
ツイスターとスカルドも後から来た
「ツイスター!スカルド!お前も来たのか!」
パンプはツイスター達の方へ向かった
「パンプさん、ご無事でしたか」
ツイスターは微笑む
「今まで何処行ってたんだよ」
スカルドがパンプの背中を叩く
「お前らもうオレ達を覚えていてくれたのか!」
パンプは笑顔になる
「ええ、一度は忘れてしまいましたが、アドロンさんのおかげで思い出せました」
ツイスターはアドロンに指差しながら言う
「そんなことができたのアドロン?」
ジャンは期待をする目でアドロンを見つめる
「いや、できたと言っても俺らがパートナーだったからってだけだよ」
アドロンがそう言うとジャンは少し残念そうな顔をする
「まぁ、気持ちは分からんでもない、ところで二人はこれからどうするんだ...察するに行くあてが無さそうですが」
アドロンは二人の顔を見て尋ねる
「まだ決めてない..」
「それなら、家に来てくださいよ、歓迎しますから」
アドロンはジャン達を家へ招待する
「え!いいの?」
「もちろん、私達は...俺達は友達だろ」
「二人ともアドロンの家を見たら驚くぜ」
スカルドはクスクス笑う
「テメー!何しやがる!」
ザルは怒鳴る
「うるさい❗️」
パンプの一言に教室は一気に静かになる
「お前ら❗️オレとジャンのことを本当に忘れちゃったのかよ❗️あんなに仲良くしてたのに何であんな酷いことをが出来るんだよ❗️」
パンプは泣きそうな声で叫ぶがパンプの気持ちなど誰にも響かなかった
「なぁ!ザル!メイデン!白夜!ローズ!みんな!何で平気な顔をしてオレらを忘れちまうんだよ!オレらを無かった事にしないでくれよ...」
パンプの声はだんだん弱々しくなる、しかし教室の一同は不思議そうな顔でパンプを見つめている
「お前らみんな、バカだ!バカだ、バガァなんだよー!」
パンプは泣きながら教室を後にする
「ゔわーん!みんなバカだ!アミィもバカだ何で、何でオレらを忘れちゃうんだよー!」
パンプは大泣きしながらジャンを追う
「アドロンさん、流石に今日は休みましょうよ」
「そうだぜアドロン、かなりダメージを喰らってるぜ」
ツイスターとスカルドはボロボロのアドロンを服を引っ張りながら止める
「いーや!行かなきゃ駄目だ、今日は大切な話があるってウリエラが言ってたからな」
アドロンは二人の静止を無視して前に歩く
「ゔわーん!」
泣いているパンプがアドロンを横切る
(ん?今のはパンプか?またウィリム先生にでも怒られたのか)
アドロンは気にせず教室へ入る
「みんな、すまねぇな色々あって遅れたぜ」
河川敷
「なぁジャン...オレらどうなっちまうんだよ」
パンプはジャンに抱きつきながら聞く
「今は生きる事だけを考えよう...」
ジャンは座り込んで顔を伏せている
ジャン達が落ち込んでいると笛の音が聞こえてきた
「ジャン、この笛の音は!」
パンプは笛の音がする方へ向かおうとする
「もういいよ!どうせ、生徒会長も僕らのことを忘れてるよ!」
ジャンはパンプをがっしり掴んで止める
「ジャン...オレ...寂しいよ...」
パンプは涙をポロポロ流す
「帰ろう、あの研究所に...僕らの居るべき場所はもうあそこしかないよ...」
ジャンは震えた声でとんでもない事を言い出す
「何言ってんだよ!そんな事したら世界がめちゃくちゃになっちゃうんじゃないのか!」
「じゃあどうしろってんだよ!僕らを覚えてる人なんて誰も居ないし...ごめん」
ジャンは泣きながらパンプを抱きしめる
「ジャン!パンプ!」
ジャンとパンプは声がする方を振り向くとアドロンがいた
「アドロン!僕らのことを覚えてるの!」
ジャンは驚く
「覚えてるも何も忘れてすらないぜ...そうですよ忘れる訳がないじゃないですか」
アドロンはジャン達に笑顔を見せる
「アドロンさーん待ってくださいよー」
ツイスターとスカルドも後から来た
「ツイスター!スカルド!お前も来たのか!」
パンプはツイスター達の方へ向かった
「パンプさん、ご無事でしたか」
ツイスターは微笑む
「今まで何処行ってたんだよ」
スカルドがパンプの背中を叩く
「お前らもうオレ達を覚えていてくれたのか!」
パンプは笑顔になる
「ええ、一度は忘れてしまいましたが、アドロンさんのおかげで思い出せました」
ツイスターはアドロンに指差しながら言う
「そんなことができたのアドロン?」
ジャンは期待をする目でアドロンを見つめる
「いや、できたと言っても俺らがパートナーだったからってだけだよ」
アドロンがそう言うとジャンは少し残念そうな顔をする
「まぁ、気持ちは分からんでもない、ところで二人はこれからどうするんだ...察するに行くあてが無さそうですが」
アドロンは二人の顔を見て尋ねる
「まだ決めてない..」
「それなら、家に来てくださいよ、歓迎しますから」
アドロンはジャン達を家へ招待する
「え!いいの?」
「もちろん、私達は...俺達は友達だろ」
「二人ともアドロンの家を見たら驚くぜ」
スカルドはクスクス笑う
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